令和3年7月13日 市長記者会見

ページ番号1007632  更新日 令和3年9月30日

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写真:記者会見をする市長

出席者

市長、総務部長、企画調整部長、健康医療部長、商工観光部長

内容

発表事項

  1. 7月市議会臨時会に提出する議案について
    令和3年7月市議会臨時会提出議案
  2. 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた山形市の応援事業について
  3. 令和3年度第1回 街なかマルシェについて
  4. 猫の不妊・去勢手術費補助金交付事業ガバメントクラウドファンディングの実施について

資料のみ

  • 千年和鐘打鍾式について
  • 第59回 花笠まつりについて

会見内容

映像

発表内容

市長
まず、7月21日水曜日に開催されます、市議会7月臨時会の提出議案について申し上げます。
議第94号から議第96号までの3議案は、いずれも本年9月1日に施行される「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」の改正に伴うものであり、個人番号カードの再交付手数料を廃止するほか、規定の整備をしようとするものです。
7月臨時会に提出する議案については以上でございます。

続きまして、定例の案件について発表いたします。
はじめに、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた山形市の応援事業について発表いたします。
山形市では、間もなく開幕します東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の期間中の応援事業として、当初「コミュニティライブサイト」と「応援村」という集客型の応援イベントを予定しておりました。しかしながら、ホストタウンの事前合宿も中止となり、また、依然として感染リスクがあることから、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点で抜本的な見直しを行いまして、そうしたことを避ける形で、3つの事業を実施することといたしました。
一つ目が、「アスリート応援モザイクアートプロジェクト」です。
事前合宿の際に予定していた交流など、直接応援する機会が失われてしまったということから、山形市出身のオリンピアン・パラリンピアンをはじめ、タイ・台湾・サモアの選手たちに対する市民の応援の気持ちを伝えるため、皆さんから集めた応援写真をモザイクアートにし、選手の皆さんにお渡しするものです。併せて、中心市街地の旧大沼山形本店、山形市役所、きんこん館の3か所にて展示を行い、応援の機運を高めてまいります。
こちらがそのモザイクアートになります。
7月16日(金曜)には、メインの場所となる旧大沼山形本店において、シャッターに展示する形での「お披露目会」を開催いたします。ボクシング男子ウェルター級代表の岡澤セオン選手のお母様にもご出席いただく予定となっておりますので、ぜひ取材していただければと思っております。
二つ目の「ホストタウン応援メッセージ動画の贈呈」についても、これまでホストタウン交流に関わっていただいた方々の想い・応援コメントをメッセージ動画にして、タイ・台湾・サモアの選手たちに贈呈しようとするものです。動画完成の際には、改めてお知らせいたします。
三つ目の「山形市アスリート応援ポータルサイト」は、山形市ゆかりの選手のプロフィールやメッセージ、最新情報などをお届けするために開設し、6月16日から順次公開中でございます。東京2020大会は、ご自宅でのテレビ観戦が主になることから、このポータルサイトで山形ゆかりの選手の出場日程などをチェックしていただいて、応援していただきたいと思っております。

次は、街なかマルシェについてでございます。
7月22日(木曜)から7月25日(日曜)までの4日間、旧大沼のセットバック部分を中心にして、令和3年度 第1回街なかマルシェを開催いたします。今回のマルシェは、「交流」をテーマとし、オリンピック・パラリンピックに出場するホストタウンや山形市出身選手の紹介コーナーを設置するほか、友好姉妹都市である台南市のフルーツや特産品の販売、ベニちゃんコーナーなど様々な企画を予定しております。他にも、七日町御殿堰と隣接する商業施設「ルルタス」のオープニングセールや「ぐるっと廻って七日町」など、多数のイベントが同時期に開催されます。感染防止対策を徹底したうえで実施いたしますので、是非、多くの皆様からお越しいただきたいと考えております。

続きまして、昨年度に引き続き実施する、ガバメントクラウドファンディング『「にゃんこ」と「私」の共同宣言 不妊・去勢でにゃんとかすっべ』について発表いたします。
昨年度につきましては、事業の趣旨にご賛同いただきまして、市内外の多くのご寄付を頂戴し、目標を達成することができました。これを原資として開始した「猫の避妊・去勢手術費補助金交付事業」では、203件という多くの申請をいただき、138万7千円の補助を行っております。
また、これに共鳴した、猫問題に対する活動を行っている方々からご支援・ご協力を賜り、対策への取り組みも広がりました。
こうした相乗効果から、昨年度の苦情は、前年に比べ3割以上減少しているという状況です。繁殖抑制を通じたトラブルの未然防止が図られたものであり、温かいご支援・ご協力を賜りました皆様に、心より感謝を申し上げます。
このように、市民の皆様のご支援による補助を行うとともに、この問題を広く認識していただき、活動されている方々からもご尽力を賜ることで取り組みを推進するため、今年もガバメントクラウドファンディングという形をとらせていただきたいと思います。
募集期間は、7月15日(木曜)から10月12日(火曜)までの90日間で、ご寄付への返礼品はありませんが、「ふるさと納税」と同様の税控除が受けられる仕組みとなっております。
猫の適正飼養の更なる普及啓発や、動物愛護に係る精神の高揚、そして適正に飼養されていない飼い猫や飼い主のいない猫によるトラブル防止のため、是非、皆様からのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

最後に、新型コロナウイルスのワクチン接種に関する現状についてお知らせいたします。
山形市では、国によるワクチン供給量の減少を受け、医療機関での1回目接種の新規予約を停止しておりました。今後の予約再開に向けて、先週6日に30歳から59歳までの方へ、そして9日には17歳から29歳までの方へそれぞれ接種券を発送したところであります。
一方、予約開始日につきましては、ワクチン供給量に一定の見込みがついてきており、現在最終的な調整を行っているところでございます。明日14日のプロジェクトチーム会議で決定して、発表させていただきたいと思っておりますので、もう少々お待ちくださいますようお願い申し上げます。

山形新聞
ガバメントクラウドファンディングについてお伺いします。昨年130万円を超える寄付、お金が集まったということでしたけれども、それで実際、不妊、去勢手術を行った猫の数というのは何頭ぐらいになるでしょうか。

健康医療部長
昨年度の交付実績でございますが、不妊手術につきましては、124件、去勢手術につきましては79件、合わせて203件ということで、138万7,000円の交付実績となってございます。

山形新聞
昨年と目標金額がほぼ同じくらいですが、昨年の138万7,000円という金額を見て、数としてもっと補助できる余力があるのか、それとも申し込み数がこのくらいということなのか、どうお考えでしょうか。

健康医療部長
昨年度の実績として今申し上げました件数、203件となってございます。今年度分としましては、7月12日時点で71件の申請をいただいてございます。
こちらの事業につきましては、継続的に実施することでそういった普及啓発といった効果が期待できるということもございますので、年間を通じた事業実施に向けて、柔軟に対応していきたいと考えているところでございます。

山形新聞
続いてワクチンの現状の説明がありましたけれども、65歳以上の高齢者の方の接種の現状について、現時点でどの程度まで進んでいるのでしょうか。

健康医療部長
ワクチン接種の実績でございますが、7月12日現在で65歳以上の高齢者の方の1回目の接種率が83%ということで全国でも上位の方にいる状況でございます。2回目につきましては何パーセントという数字が手元にございませんので、のちほど回答いたします。
(高齢者の方の2回目の接種率については、のちほど59%と回答。合わせて、市全体は1回目の接種率は44%、2回目の接種率は29%と回答)

山形新聞
この数字をご覧になって、市長の当初の予定、思い描いていた達成率というものと照らし、どうお考えでしょうか。

市長
現在新規予約は停止しているものの、ビッグウイングで2回目の接種が行われており、いわゆるスタートダッシュといいますか、最初は非常に早いペースで進んできたものと思っております。これはやはり、市でさまざまな方面に、接種体制を早く整えたいとお願いしてまいりましたが、それを医療関係者の皆さんをはじめ、多くの関係者の皆様に応えていただいて、早く体制を整え、接種を進めることができたものであり、そうした皆様にまず感謝を申し上げたいと思います。先程申し上げたとおり、これから新規予約を再開し、更に前に進めていきたいと思っておりますが、いわゆる供給制約もあるわけですから、そうした中で最大限ベストを尽くして、なるべく早く希望するすべての市民の皆様に接種できるようにしていきたいと考えております。

山形新聞
今、供給制限がある中でというお話がありましたけれども、そういう打つ方の体制は整っているが、入ってくるものが整わないという事態となっていることから考えますと、よくやっている方だという感想をお持ちでしょうか。

市長
全国共通の目標で、早く接種を進めようとやってきたわけですけれども、その中で上位の方にいるとすれば、それは本当に多くの皆様のご協力のもと、非常にいい結果になったのではないかと思っております。新規予約を止めざるを得なかったということについては、本来はそうならない方がよかったなとは思いますが、現状さまざまな制約の中で、ベストは尽くしており、今度は予約停止などないように、引き続き頑張ってまいりたいと思っております。
7月末に希望する高齢者全員の方にという国の掛け声はあったのですが、ただ、その高齢者の何パーセントまで終えれば完了なのかという定義が示されていないので、これについては評価も難しいのかなと思います。

河北新報
ワクチン接種について、17歳から29歳の方にも接種券を送付しているということですが、昨日県が発表した大規模接種ですと、ファイザーを使うのは12歳からとなっています。その年齢層への接種券送付の目途はどうなっていますか。

市長
12歳から16歳につきましては、現在まだ内部で検討しておりまして、これも直に発表させていただきたいに思っております。まだちょっと今時点では申し上げる段階ではないです。

河北新報
29日の(山形県の集団接種の)予約開始には間に合いますか。

市長
その頃までには、方針としてはお知らせできると思います。

河北新報
ガバメントクラウドファンディングの件で、そもそも税金ではなくクラウドファンディングを使ってこういうことを取り組んでいこうと思ったのはなぜでしょうか。

市長
まず、資金的に非常にプラスになるということはもちろんなんですが、以前、日本一の芋煮会の芋煮鍋のガバメントクラウドファンディングなどを実施し、その経験で思ったのが、より多くの人たちにいろんなテーマについて関心を持っていただけて、また、PR効果もあるということなんです。特にこの猫の問題は、一部の方には深刻な問題でありますので、より多くの市民の皆様に知っていただいて、この取り組みに協力してくれる方自体も増やしていけるのではないかと考え、昨年実施したガバメントクラウドファンディングにより、そういった効果があったと思っております。今年もこのような効果を狙って、ガバメントクラウドファンディングという手法をとらせていただくということになります。

YBC
ワクチン接種について3点お聞きします。
国からのワクチン供給があまりよろしくないというか、思うように来ないということで、それに対して、国への評価、対応はどうされているか教えてください。また、国が自治体へのワクチン供給に対して、県を挟んでワクチン供給をする、県が調整するという考えを決めているみたいですけれども、それをどう評価されているのかということと、市長自身、ワクチン供給に対してこうすればもっとよくなるのではないのかなというご自身のお考えがあればお聞きしたいと思います。

市長
まず、国のワクチン供給の対応については、当初の見込み違いがあったのだろうと思っています。最大の違いとしては、やはりこの接種能力です。最初は1日100万回を目指すと言っていて、それに対していろんな方が100万回は無理だよという論調が多かったと思いますが、現在は実際に100何十万回を超えており、各自治体が相当努力したものと思っています。1700ある市町村が、医療関係者の方をはじめ多くの方に協力していただいて、かなりの接種能力を身に着けましたが、国の方では、そこまでいけるとは当初思っていなかったんだろうなと容易に推測できます。見誤ったという中で、じゃあどうすればよいかとなった時に、3番目の質問と重なるんですが、やはり最初に長期の供給スケジュールを示すことが必要だったんだろうなと考えております。
このワクチン接種の実務をやっていて、なかなか厳しいなと思うのは2回打たなきゃいけないという点です。1回打ったら3週間後に2回目を打たなければならないということになりますので、自治体では当然2回目の確保をしつつ1回目を打たなければなりませんし、医療機関の接種能力についても、1回目と2回目を勘案しなければいけないことから、ちょっと複雑な形になります。そういう意味で、ある程度先の部分までワクチン供給量が分かっていれば、それに合わせて考えていけるのですが、ワクチンがくるかこないかわからないとなると、自分たちで取り置かざるを得ないわけで、一方ではそれが在庫だと批判されるという非常に矛盾した部分がありました。その部分はだいぶ理解が進んだと思っていますが、引き続き、8月まで示されたスケジュールを、9月の分も早く示していただくということが大切かなと思っております。
また、調整を県が行う部分については、国でするよりは、各県の方が各市町村の接種状況なども把握しやすいと思いますし、このやり方で改善すると思っておりますので、県にはしっかりと市町村の実情を把握してもらって、上手く配分していただきたいと思っています。

YBC
最上義光歴史館のところに設置予定のPCR検査センターの予約状況などおわかりでしょうか。

企画調整部長
PCRセンターは12日から予約が開始しておりますが、私共で今時点の状況を把握しておりません。16日に開所式がございますので、そこまでにはきちんと予約状況の方もアナウンスできるように準備したいと思います。
(予約状況については、のちほど23件と回答)

SAY
昨日、厚労省から示されたワクチンの供給量について、8月上旬の山形市に関しては14箱だと思いますが、これに関して当初の予定からやはり減ったものとなっているんでしょうか。

市長
ここ最近の山形市は毎回14箱となっておりますので、この14箱は、恐らく人口ですとか、自治体規模に応じて配分される基本枠という部分だと思います。それに、県の調整分がどうなるのかということになりますが、ただ、当初の接種ペースからするとやっぱり少ないなあとは感じております。

SAY
昨日厚労省からワクチンの供給量が示されたことによって、明日のプロジェクト会議で今後の具体的な接種日程を示していただけるということでよろしいでしょうか。

市長
少なくとも8月分まで大体見えており、そういう意味ではかなり先の部分まで見えてきたので、それに基づいて予約再開に向けての最終的な詰めをしているという状況です。

SAY
最後に改めて、65歳以上の接種率について国は当初7月末までに終えるという目標を掲げており、数値としては難しいということですが、市長の手応えとしては達成できたという認識でよろしいでしょうか。

市長
これは本当に難しいところです。当初市で想定していた想定接種率は75%でしたので、そこで考えれば当然達成なんですが、やはりワクチン接種へのニーズが高かったということで、最終的には想定接種率は90%くらいになるのかなと思っています。90%で見ると、恐らく7月末までに1回目は到達すると思われますが、2回目の方はおそらく80数%あたりに落ち着くものと思っておりますので、そういう意味では8月にかかってしまうのかなというところです。それでも全国でも一番早い部類だと思っておりますので、ベストを尽くした結果、そうなったということの評価については、市民の皆様にお任せするしかないかなと思っています。

朝日新聞
オリンピック、パラリンピックのことで、一時サモアなどはオリンピックそのものにも出ないんじゃないかという情報も流れる中で、サモアの3選手のモザイクアートを作成しています。この3選手については、もう出場なさることが決定していて、応援できるということでいいんでしょうか。

企画調整部長
サモアについては、まだ正式決定というところまではいっておりません。サモア国外にいる選手、この資料に載っている選手もなんですが、参加については今サモア側と組織委員会と調整中といった状況の中で、出場できるような方向で調整をしているというお話を伺っているところでございます。
サモア以外の2選手については、出場が決まっておりますので、山形市民みんなで応援を盛り上げられればと思っているところです。

朝日新聞
仮に、サモアの選手が出場しないことになった時には、このモザイクアートの展示はしなくなるということはあるんでしょうか。

市長
いや、そこは応援の気持ちですので、差し替えるということはいたしません。

朝日新聞
大会後のホストタウンとしてどう交流していくかということについて、何か方針があればお聞かせください。

企画調整部長
オリパラの業務をするにあたって、一過性のものにはせず、このオリパラでできたご縁を将来に繋げていくという考えのもとで当初から取り組んでまいりましたし、ホストタウンのそれぞれのお相手にもそういった考え方をご理解いただいて進めてきたところです。従いまして、レガシーというような言い方をされておりますが、そういったことをきちんと将来に渡っていい関係が続くように、それぞれ3つの国、地域でご要望の内容も様々お考えがある中で、いい形で繋げてまいりたいと考えております。

朝日新聞
サモアについては、国として、オリンピックに参加するということについても、まだ最終的に決まっていないということなんですか。

企画調整部長
はい、そのとおりでございます。サモアとしては、今サモア国外にいる選手はぜひ参加させたいといったような強い意向は持っておりますが、参加の可否について、まだ正式に決定していないという段階です。

読売新聞
まちなかマルシェについての確認なんですが、3月に行われたものと同じように、屋台を旧大沼本店の前に出してやるというような形式でよろしかったでしょうか。

商工観光部長
お手元の資料にありますとおり令和3年度第1回となっておりますが、今お話があったのが令和2年度末の3月に実施させていただいたものでございます。その際も地元の商店街の方々ですとか一緒にいろいろな企画をしていただいたんですが、今回も同じようなフレームでさせていただくと。ただ、イベントの中身、商店街の方のイベント等に関しましては前回と違ったようなものもございますので、ぜひ楽しんでいただければと思います。

NHK
2点お伺いします。
まず、オリンピックの関係で、お隣の宮城県でサッカーを観客を入れて開催する方針だということで、今日仙台市長さんも無観客の要請をなさるというような報道もあります。山形市も宮城に近いということで、お客さんを入れての開催について市長のお考えがあればお聞かせいただければと思います。
もう1つ、熱海の災害についてなんですけれども、県内でもここ数日土砂災害警戒情報がかなり出てたりとか、そういった危険への備えとかも必要だと思うんですが、市独自であの災害を受けて点検ですとか、そういったことのお考えがあればお聞かせください。

市長
はい、まず1つ目のご質問でありますけれども、宮城県の方で対策を実施したうえで開催というような判断があったんだと思いますので、それについていいとかやめろとかいう立場ではありません。これについては、私は基本的にはそうしたものも対策をして、できることはなるべくやった方がよいのではないのかという基本的な考えは持っておりますので、そうした判断をされたのかなと思っています。

総務部長
2つ目のご質問について、災害に関しましては、ちょうど豪雨の季節ということもありまして、今回から警戒レベル、避難レベルが変わった関係で、その警戒レベルの市民の方への周知を徹底しているということでございます。あとは具体的に災害があった時という場合には市の避難所を開設するということになりますけれども、それについても事前に市避難所の担当する職員を集めた、コロナの対策も含めてですけど、開設関係の訓練なども実施したということでございます。

市長
土砂災害等についてはもともと警戒をしているわけですが、この度の災害を踏まえて弱い部分がないかどうかなどの確認はしなければならないと思っておりますので、それはこれからのこととなります。

NHK
今の話のオリンピックの方で、市長のお考えをお伺いして、例えば仙台というか宮城県に首都圏などからたくさんお客さんが来られると、例えば山形にも来たりという可能性もあり、感染拡大にもつながりかねないのかなと思うんですけれども、そのへんのお考えといいますか、いかがですか。

市長
やはりですね、感染抑制対策は、どんな状況であれ、徹底して行わなければなりませんし、山形市も、先般発生したクラスターをはじめ、現在その対応もしているところであります。やはりこれを100%、ゼロに抑えることが望ましいわけですが、何らかの形でそうしたクラスターなども残念ながら起こってしまうこともあると思いますので、ここはベストを尽くすということと、現在進めているワクチン接種をなるべく早く進めていくという対応をとっていきたいと思います。隣県で何かあって感染が広がるということに対しては、宮城県は宮城県でしっかり対策を考えたうえでやられることと思っておりますので、それについて、「ああしろ」「こうしろ」ということは申し上げません。私は、まずは山形市に対して責任を負っておりますので、山形市の中で予防対策を引き続き市民の皆様とともに徹底してやっていきたいと考えております。そのために先般発表いたしました、PCR検査センターなども実施するわけですので、そうしたところを活用いただいて、山形市の防御力を高めていきたいと思っています。

山形新聞
まだ現時点での判断というのは非常に難しいし、まだすべき時期ではないというのは承知しておりますが、山形市は、ワクチン接種が進んできていて、感染状況等を見てもクラスター発生後の収束も比較的早くなってきているのかなという印象を持っています。こうした中で飲食店さんが今まで非常にダメージを受けてきた一方、感染症に県境はなく、首都圏などが治まってこないとなかなか以前のような生活に戻ったり、活発に動いてくださいというメッセージを出したりというのは難しいとは思っております。そのうえで、山形の中でワクチン接種が一定程度進んで、感染状況も非常に落ち着いてきたという段階になった時に、山形市として何かメッセージを発するとかそういったお考えはありますか。国の方針と整合性をとっていかないと難しいところがあるとか、今何かお考えがあれば教えていただききたいです。

市長
現時点で、飲食店で食事をする、お酒を飲むという行為は、禁止されているわけではないんですね。ですので、感染予防のチェックポイントというのは、ほとんどの方がしっかりわかっていらっしゃいますので、ここは市民の皆様の良識と常識の中で対策をして、そうしたところに留意しながら活動していただくということなのかなと思いますが、今時点で政策的にどんどん利用しましょうとか、そこまで踏み込む時期ではないのかなと思っています。やはり、ワクチンの接種、加速が最大の経済対策でありますので、そちらをしっかりと進めるということが、結果としてそうした経済的にもプラスになってくるだろうと思います。先般のビッグウイングの集団接種の中で飲食店の従業員の方も優先接種とさせていただきましたけれども、飲食店の側からも安心でしょうし、お客さんの側からみても安心だというお声もいただいております。後は、今申し上げたように高齢者の接種も目途が立っておりますので、若い人の方をなるべく早くしていくことをしっかりやっていきたいと思います。

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