令和3年6月8日 新型コロナワクチンの大規模集団接種の実施に関する共同記者会見

ページ番号1002034  更新日 令和3年9月27日

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写真:共同記者会見の様子

出席者

市長、山形大学 学長 玉手 英利氏、山形大学 医学部長 上野 義之氏、山形県看護協会 会長 井上 栄子氏、山形市薬剤師会 会長 筒井 伸氏

内容

発表事項

  • 新型コロナワクチンの大規模集団接種の実施について

会見内容

映像

発表・挨拶内容

市長
新型コロナワクチンの大規模集団接種の実施について、発表いたします。
現在、山形市では、山形市医師会をはじめとする関係者の皆様にご協力いただきながら、かかりつけ医による個別のワクチン接種を5月26日から実施しているところであります。これに加えて、更にワクチン接種を加速していくため、個別接種のほか、集団接種を行う準備を進めてまいりました。
先の6月4日金曜日には、山形県、山形大学医学部と山形市が相互に連携・協力しながら、安全・安心かつ効率的な集団接種を実施することを目的として、集団接種の実施に関する協定を締結したところであります。
今回さらに、山形県看護協会、また、山形市薬剤師会の皆様にもご協力をいただき、集団接種の実施の目途が立ちました。ご協力いただきました皆様に、心より感謝を申し上げますとともに、その詳細について、ご説明をさせていただきます。
今回の対象者でありますが、まだ1回目の接種予約が済んでいない65歳以上の高齢者の方で、かつ、1回目、2回目とも集団接種で接種を受けることが可能な方といたします。
この集団接種は、山形ビッグウイングを会場として実施いたします。期間としては、令和3年6月15日火曜日から6月28日月曜日までの14日間で1回目の接種を行い、7月6日火曜日から7月19日月曜日までの14日間で、2回目の接種を行います。1日あたり最大2,160名、14日間合計で最大30,240名に接種することを想定しております。
予約につきましては、6月10日木曜日午前9時から、LINE・Web予約限定で受付を開始いたします。
LINE・Webによる予約が不安な方のために、市内20か所の各コミュニティセンターと市内8か所の公民館で、市の職員が予約をお手伝いいたします。接種券と、スマートフォンをお持ちの方についてはお持ちいただき、会場にお越しください。スマートフォンがない方の予約も支援させていただきますので、お越しいただきたいと思います。また、親戚や友人など身近な方で、スマートフォンの操作に詳しい方がいらっしゃれば、その方にお願いして、予約していただくことも可能でございます。
さらに、接種会場である山形ビッグウイングへの交通手段がない方のために、山形駅、山形市役所、コミュニティセンターと山形ビッグウイングを結ぶ合計7路線の無料送迎バスを運行いたします。なお、福祉タクシー利用券を交付されている、障がいのある方には、その際の移動に使える集団接種支援のタクシー券も交付いたします。
また、キャンセル等への対応でございますが、午前と午後の終了時間30分前に市立学校の教職員が待機し、余剰のワクチンを接種いたします。それでも余る場合に備えて、会場スタッフのほか、至急駆けつけられる保健所職員をはじめとする市民と応対する機会が多い市職員の順で接種する仕組みを構築し、ワクチンの無駄がないよう進めてまいります。
6月10日の予約受付の開始に向けて、全ての高齢者の皆様に行き届くよう、全世帯にチラシを送付するほか、新聞、ラジオ、テレビなど、様々な手段を用いて、できる限りの周知に努めてまいります。
山形市では、集団接種を集中的に実施し、接種を希望する高齢者の皆様ができるだけ早く接種できるようにしてまいりますので、ぜひ、多くの方々に申し込んでいただきたいと思います。
なお、これまで行ってきたコールセンターによる年齢順の個別接種の受付についても、これはこれで、これまでどおり行ってまいります。
こうした取り組みの中で、市民の皆様が安心して生活できる日が1日でも早く訪れるよう、今後も関係機関の皆様と手を携え、集団免疫の獲得に向けて全力で取り組んでまいります。

山形大学学長 玉手 英利氏
6月4日に締結しました、山形市、山形県と山形大学医学部との新型コロナウイルスワクチン集団接種の実施に関する協定に基づき、山形大学では、上野医学部長が中心となり、医学部全体で本件のコロナウイルスワクチン集団接種の実施に協力・連携していくものであります。
本学の医学部附属病院では、これまで特定機能病院として、重症患者をはじめとする新型コロナウイルス感染者の受け入れや、感染指定病院で受けきれない救急患者や重症患者の受け入れ、県民の皆様への新型コロナウイルス感染症に関する情報発信など、パンデミックのもとで地域医療に総力を挙げて取り組んでまいりました。
未だ世界では未曽有の危機にあり、本県においても厳しい状況が続いております。その中で、山形大学としては、山形県に立地する大学として、県民の皆様が一刻も早く日常を取り戻し、普段の生活を送れるよう、できる限りの協力をさせていただきたいという思いで協定を締結させていただきました。
本学における実施体制等については、上野医学部長から説明させていただきますが、医師、看護師、薬剤師、及び既にワクチン接種を完了しました学生にも協力いただき、実施していく予定としております。
山形大学では、県民の皆様が安心・安全な生活を取り戻せるよう医療をはじめ様々な形で協力していきますので、どうかよろしくお願いいたします。

山形大学医学部長 上野 義之氏
このたびは、山形市、山形県、そして山形大学に格段のご高配をいただき、山形大学医学部では、山形市の65歳以上の高齢者の方への大規模接種に参加させていただくこととなりました。
地域貢献を大切にしている私どもとしては、ぜひとも行いたかった社会貢献でございます。在学生に先んじて高齢者の方へ接種することに関し、大学としての全面的なバックアップもいただきました。
今回まずは、重症化の心配な65歳以上の高齢者の接種を一刻も早く完了するということを目標に、個別接種のほかに、大規模接種を行うことで接種を加速し、前倒しするという狙いで行うものであります。
山形大学医学部と山形市保健所、そして山形市役所が連携することで、非常に短期間にスキーム等をつくることができました。この場をお借りして御礼を申し上げます。これから、計画したものを安全に、予定どおりに実行し、一人でも多く県民にワクチンを打てればと思っております。

山形県看護協会会長 井上 栄子氏
このたび、大規模接種等の看護師の派遣について、業務委託を受けたところでございます。6月15日から毎日、15人から20人の看護師を派遣する予定で、資格があっても仕事についていない潜在看護師に対して、接種の担い手や診療補助になってもらうためのセミナー等を開催しております。県民の皆様に安全に、そして安心して接種していただくように、接種のやり方、副反応の対応の確認など、研修を行っているところでございます。
看護職に現場の力になってほしいとのことですので、これからも協会として頑張っていきたいと思っております。

山形市薬剤師会会長 筒井 伸氏
このたび、私たちも山形市から委託を受け、集団接種における新型コロナワクチンの調整を行うこととなりました。ワクチンの管理は特殊なものですから、しっかり研修を受けた職員であたらせていただきたいと思います。

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