令和3年5月24日 市長記者会見

ページ番号1002033  更新日 令和3年9月27日

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写真:記者会見をする市長

出席者

市長、総務部長、企画調整部長、健康医療部長、農林部長、山形ブランド推進課長

内容

発表事項

  1. 山形市出身選手の東京2020オリンピック水球日本代表選出について
  2. 第2期新型コロナワクチン接種の予約方法の変更について
  3. 山形市LINE公式アカウントのリニューアルについて
  4. 令和3年度山形ブランドメンバーズ事業の開始について
  5. 山形市地産地消の店 認定証等のリニューアルについて

資料のみ

  • 第20回 紅花の山形路物産と観光展「横浜髙島屋展」開催概要

会見内容

映像

発表内容

市長
はじめに、山形市出身選手の東京オリンピック日本代表 選出について申し上げます。
このたび、水球の鈴木 透生選手、三浦 里佳子選手が、東京オリンピック日本代表に選出されました。誠におめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。
出場が既に決定されておりますボクシングの岡澤 セオン選手、また、既に内定しておりますパラ水泳の東海林 大選手を含めますと、山形市出身の選手は合計4名となります。
4名もの市出身選手が東京オリンピック・パラリンピックに出場されることは、山形市民に夢と希望、勇気と元気をもたらしてくれるものであります。
東京オリンピックという舞台で、鈴木選手、三浦選手が持てる力を存分に発揮して活躍されることを大いに期待しております。

続きまして、第2期新型コロナワクチン接種の予約方法の変更について申し上げます。
5月12日から新型コロナワクチン接種の予約を開始しましたが、WebやLINEでの予約はスムーズであった一方、コールセンターに電話がつながらず、予約しようとした皆様に多大なるご迷惑をおかけしました。改めまして、心よりお詫び申し上げます。
5月26日からの第2期では、スムーズに予約できるよう、予約方法を変更して対応いたします。
1回目の方の予約方法については、コールセンターへの電話か、医院受付での申込となります。コールセンターでの予約では、より重症化リスクの高い、年齢が上の方から順に予約を開始いたします。あくまで予約受付の開始日を設けるものですので、1度開始となった方は、翌日以降も予約することが可能であります。
また、電話回線については26日から48回線に増やしますが、今後更に64回線に増設させるとともに、コールセンターへの電話の分散を図ることで、スムーズな予約につなげたいと考えております。なお、医院受付については、年齢制限は設けません。
また、2回目の予約については、1回目に接種した医療機関での受付を基本といたします。1回目の接種を受けた医療機関で、予約を取っていただくということになります。
この予約方法の変更を周知するため、本日、お手元のチラシを65歳以上の対象者全員に郵送で発送したところであります。明日には、新聞全紙にこのチラシを折り込むほか、テレビCMも放送して、周知を図ってまいります。
対象者の皆様におかれては、ご自身の予約開始日や、チラシに記載している各医療機関の予約方法などを、よくご確認いただきますようお願い申し上げます。

続きまして、山形市LINE公式アカウントのリニューアルについて発表いたします。
令和2年2月1日から運用を開始し、現在、2万5千人以上の方々にご登録をいただいております山形市LINE公式アカウントを、6月1日からリニューアルいたします。
主なリニューアルの内容としましては、全ての情報を登録者全員に配信するという形で情報発信を行っておりましたが、今後は登録者の皆様それぞれ選択し、欲しい情報のみを受け取ることが可能となります。
また、電話やメールで受け付けておりました道路や公園、河川などの損傷個所や不法投棄についても、LINEで位置情報や損傷個所の写真を添付し、簡単に通報できるようにすることで、通報後のよりスムーズな対応につなげてまいります。
さらに、ごみの名称を入力すると自動で分別方法を応答する機能についても、これまでの200種類から、800を超える種類のごみに対応します。
このほか、アンケートをとる機能や、申請を受け付ける機能も備えておりますので、市民生活の向上に向け、活用してまいりたいと考えております。
山形市では、今後も、市民の皆様が安心して利用できるLINEの運用に努め、的確かつ効果的な情報発信と市民サービスの向上につなげてまいります。

続きまして、令和3年度山形ブランドメンバーズ事業の開始について発表いたします。
近年、非常に多くの皆様からふるさと納税によるご寄附をいただいております。ふるさと納税を通じて山形市に関心をお寄せいただいており、いわゆる関係人口ともいえる皆様に、市の特産品や観光地、イベント、歴史・文化等をさらに知っていただき、実際に体験いただくことで、全国の寄附者の皆様との関係性を高めるとともに、山形ブランドの認知度及びブランド力の向上、そして地域経済の活性化につなげられるよう、山形ブランドメンバーズ事業を開始いたします。
具体的には、8月1日に公開予定のスマートフォンアプリで山形の魅力を発信したり、山形ブランドに関するクイズやミニゲーム等でポイントを集めた方に、特産品や宿泊券をプレゼントいたします。また、プレミアム会員を設定し、山形ブランドを体験いただくモニターや、山形市内の店舗・施設をお得に利用できるプレミアムチケットのプレゼントなどを通じて、山形市への興味・関心を引き出し、コロナ収束後の訪問の契機を創出するものとなっております。
まずは、明日から令和3年度のプレミアム会員の募集を開始いたします。対象となる方は、昨年度、今年度と2年連続で寄附された方、又は今年度に5万円以上のご寄附をいただいた方で、定員は500名となります。全国の皆様からのお申込みをお待ちしております。
なお、アプリにつきましては、内容が固まり次第、改めてお知らせいたします。

続きまして、山形市地産地消の店 認定証等のリニューアルについて発表いたします。
山形市では、山形市産の農産物を積極的に活用して料理を提供している飲食店等を、「山形市地産地消の店」として認定しております。この事業は平成22年度から開始し、現在の認定店舗数は、100店舗となっております。
このたび、「地産地消の店」をより効果的にPRするために、東北芸術工科大学に制作依頼し、認定証等のリニューアルを行いました。
認定店舗には、今月中に新しい認定証や看板、のぼり等のPR資材を配付し、ご活用いただく予定となっております。
今後につきましても、このデザインで「地産地消の店」認定店舗の増加に取り組み、山形市産農産物等のPR及び消費拡大を図ってまいります。

最後に、現在の新型コロナウイルスの感染状況に関しまして、一言申し上げます。
山形市の新規感染者については、5月14日から19日までの間は2桁の日もございましたが、その後は本日も含め、1桁台で推移しているところであります。しかしながら、感染力の強い「N501Y」変異株にウイルスが置き換わっていることから、全県的には新規感染者が多く、引き続き警戒が必要な状況であります。市民の皆様におかれましては、感染予防効果の高い不織布マスクを正しく着用するなど、感染防止に努めていただきますようお願い申し上げます。
山形市では、今後の感染状況を注視するとともに、引き続き、市保健所を中心として、ワクチン接種など感染防止対策に全力を尽くしてまいります。

時事通信
山形市のLINE公式アカウントのリニューアルについてお伺いします。今回、リニューアルされるということで、これと併せて登録者を増やす広報の取り組みや更なる利便性の向上について、今後の方針などがあればお聞かせください。

総務部長
今回のLINEのリニューアルにつきましては、本来であれば4月から実施する予定でございましたが、LINEの公式アカウントに関しての個人情報の取り扱いが問題になったことから、国の方でLINEの利用ガイドラインを示した経緯があります。それに沿って、今回個人情報を取り扱わないなどの確認を進め、問題ないことが確認できたため、リニューアルを進めたものでございます。
リニューアルの内容ですが、これまでは全ての情報を登録者全員に発信しておりましたが、登録者が欲しい情報を選択できるようになります。山形市としましても、更に発信の内容を充実させ、それぞれの情報を欲しい方に届けられるようにしていきたいと考えております。また、新たに道路の損傷個所などの通報機能も設けますので、基本的には市内の方、そして市政一般情報は市外の方も含めて、5月23日時点で登録者が2万5,508人となっておりますが、それを増加させていく対策を検討していきたいと思います。

河北新報
同じくLINEの公式アカウントのリニューアルについてですけれども、再度の話になってしまうかもしれませんが、改めてこの6月にリニューアルする理由と今後どのような情報を特に強く発信したいかということをお願いします。

総務部長
山形市の公式LINEアカウントは、令和2年2月1日から開設・運用しております。いわゆるセグメント配信機能がないということで、市が発信した情報を全て受け取らなければならないという形になっておりました。これについて、LINEが令和2年10月12日にセグメント配信機能を含むLINE公式アカウントの追加機能のソースコードを備えたプログラムを自治体向けに無償提供しました。こちらを利用して、山形市としても更に充実した配信、発信などをしていきたいと、4月からリニューアルを実施する予定で進めておりました。ところが、3月頃にLINEでの個人情報の取り扱いが問題になり、国がそれを問題視し、4月30日にLINE利用状況を踏まえた今後のLINEサービス等の利用の際の考え方というガイドラインを示しました。公式アカウントで発信しているような、個人情報を取り扱わない、公表・公開をするような前提の情報については、基本的にLINEサービスの利用については問題ないと確認がとれたことから、若干遅れましたけれども、6月からリニューアルしたものです。

河北新報
このLINEを通じて、具体的にどのような情報を特に強く市民の方に発信したいと考えていますか。

市長
市政情報の発信については、インターネットや広報紙など、本当にさまざまな手段で行っております。LINEだけに限らず、必要な情報、新型コロナの対策をはじめ、市のさまざまな政策、イベントなど幅広く行っていきたいと思っております。ですので、この度の仕組みの改善は、情報がなんでもかんでも通知されすぎて、逆に見なくなっているとか、ちょっと煩わしいという方には、情報を選んで受け取っていただけるという改善でありますので、これを利用される方にはうまくご活用いただいて、情報を取捨選択していただきたいと思っています。
また、もう1つは、逆に市民のみなさんから情報をいただく部分ですが、例えば道路に穴ぼこがあった時などに、お電話などいろいろな手段でご連絡いただくと、担当部署がすぐそれを直しにいくという対応をとっております。電話などよりも、LINEなどの方がより気軽にそうした情報もいただけると思っており、そうした際により活用していただくということを考えております。

読売新聞
引き続きLINEの件で伺います。これまで全情報を届けていたということについて、どういった情報が全部でどのくらいあって、どのように選べるのか、そのあたりの数字を教えていただいてよろしいでしょうか。

総務部長
具体的にいくつの情報ということではなく、こちらからお伝えしたい、お知らせしたい情報を一方的に登録していただいた方全員にお知らせしていたということになります。具体的に分野ごとにお知らせする機能がなかったものですから、今回初めてその機能がつくといくことになります。

市長
全てのジャンルについてお送りしていたのを、ジャンル分けして、そこから必要なジャンルを選んでもらうというような形です。もちろん、全部の情報を受けとることもできます。

読売新聞
市長が先程、申請もできるようになるとお話しされていたと思います。そこをもう少し具体的に伺ってもよろしいでしょうか。アンケート機能や申請の機能など、そのあたりの具体的なところを教えていただければ。

総務部長
今、申し上げられたのは通報機能のことだと思いますが、基本的にこれまで道路関係の穴ぼこがあったり、いわゆる修繕箇所が見つかった場合は、それぞれの担当課に電話連絡なり、市民の方からお話があったりして対応していた状況です。LINEの特徴として、現在地も特定できる、あるいは写真も送れるということで、その穴ぼこが発見された方などに関してはLINEで写真をとって、位置情報を提供しながら、担当課の方に送っていただくと市の方で現場を特定して、すぐに修繕、対応ができるということで、この通報関係、それが公園とか河川とかゴミの不法投棄になんかも使えるということで、当面はこの4つを通報機能としていきたいと思っております。

山形新聞
オリンピックの代表選出の関係について、山形市出身ではないかと思いますが、本日パラ競泳で斎藤元希選手、日大山形高校出身の方も代表に内定されたようで、市出身の方が4人、市内の高校を卒業された方も新たにお一人ということで、冒頭にもおっしゃっていましたけれども、関連された方も含めてエールがあればお願いします。

市長
やはり山形市出身、あるいはゆかりのある方がオリンピック、パラリンピックに出場するということは、本当に市民の皆さんにとって元気づけられることだと思っています。身近な方がそうした世界の夢の舞台に立てるということでありますので、市民みんなで応援していきたい、そして、ぜひ各選手それぞれの目標を達成していただきたいと思っておりますので、いろいろな形で市民の皆様と共有して、応援したいと思います。

朝日新聞
発表のあったコロナワクチンの接種方法については、先日21日のプロジェクトチーム会議のあとに発表いただいたものを踏襲していると考えてよろしいですか。その時点から更に何かが変わっていたりとか、付加されたりということはございませんか。

市長
はい、そこで申し上げた内容と変わってはいないと思います。

朝日新聞
地産地消のお店、この認定店舗数が令和3年4月末現在で100店舗とありますが、これは偶然100ということなのか、100と区切って認定したのか、また、今後とも随時申し込みがあれば、認定ということになり得るのか、そのあたりを教えてください。

農林部長
お尋ねの件でございますが、平成22年から順次認定をしてまいりました。この度たまたまということだと思いますけれども、100店舗同時にリニューアルという形になったところでございます。また、現在もさまざまなお店の方からもお問い合わせをいただいておりますので、お問い合わせがあり次第、そちらの方と協議させていただきながら、認定店を増やしていきたいというふうに考えてございます。

SAY
規模縮小して行われた絆まつりが昨日閉幕されました。実際どのくらいの集客があったのかということと、終えての市長からの受け止めを教えていただけますか。

市長
現時点で分かっている部分を申し上げたいと思います。まず、東北6祭りの展示会場、市役所敷地の部分ですけれども、22日と23日合わせて6,600名の方にお越しいただきました。また、学生チャレンジプロジェクトとして、御殿堰と文翔館で行われた「竹あかり」プロジェクトについても、2日間合わせて2,000名会場にお越しいただきました。また、YouTubeでのセレモニー等のライブ配信は、現時点で5万3,000回を超える再生回数となっております。ブルーインパルスについては、市内全域から見ていただいていますので、数は申し上げられませんが、今わかっている数字としてはこのとおりです。
どのような形で開催できるかという観点から、安全な形で行わせていただきましたけれども、東日本大震災の記憶を風化させることなく、次に希望をもって、東北全体として取り組んでいくというきっかけになればという思いで行いました。多くの市民の皆様とその思いは共有できたのではないかと考えており、関係者の皆様には心より感謝を申し上げたいと思います。

河北新報
今回の絆まつりの件で、来年は秋田市での開催になりますが、来年の開催についてはどのような形を期待したいと考えていますか。

市長
今決まっていることはですね、来年秋田市で行うということのみであり、約1年後、特に新型コロナウイルスの状況を含め、この日本がどのような状況になっているかはわからないところですが、やはり、今回残念ながら中止とせざるを得なかったパレードなどができるような形になればいいなと思っております。状況次第かとも思っておりますが、いずれにしましてもこの祭りを始めた主旨、思い、このことはどんな形であれ、秋田市でまた引き継がれていくものと期待しております。

河北新報
今年が東日本大震災から10年ということで、今回の祭りは終わりましたけれども、これから山形市としてどのように記憶を風化させずに伝承させていくのか、何か今の考えとかありますか。

市長
まず、震災当時には5,000名を超える方がこの山形市に避難者として来られました。そして、500名程度だと思いますが、まだ山形市におられる方がいらっしゃいます。中には、もう山形にずっといるよという方もいらっしゃれば、まだ迷っていらっしゃる、あるいは悩みを抱えていらっしゃる方もおりまして、非常に多様化しているといいますか、いろんな状況があると伺っております。今後もそうした皆様に寄り添うとともに、やはり地震、津波だけでなく、様々な災害リスクが非常に高まっているところでありますから、我々は一度震災を経験したということをベースにして、今後の災害対応などもしっかりしていきたいというふうに思っております。また、震災自体は大変不幸なことでありましたけれども、一方でそこから絆まつりに象徴されるような、東北の中での連携、繋がりがでてきたものと思っておりますので、このコロナ禍を克服した暁には、県境を越えた形で、また一緒にいろいろな取り組みを行っていきたいと考えております。

河北新報
今回の2日間を通して、新型コロナウイルスの感染対策については、どのように徹底されたのか改めて振り返っていただきたいと思います。

市長
まずはマスクの着用が最も大切であるということで、マスクを外す瞬間を作らないイベントと考えました。本来であれば、祭りといえば食べ物、飲み物も一緒に販売して、楽しく飲んだり食べたりという部分があるのですが、今回そのようなことは一切設けませんでした。また、メイン会場には、当然のことながら検温と手指消毒、これを徹底することと、また一度に入る方の人数もカウントしながら、密集をなるべく避けるという対応をさせていただきました。
これについては、国の支援を受けて今年1月に霞城セントラルで行った「東北絆まつり山形プレミアムアートコレクション」で、実験的な感染防止対策を含めた展示のシミュレーションも実施しましたので、それを最大限に活かしながら対策を行ったということであります。

山形新聞
コロナウイルスのワクチンの関係で、集団接種の方針、市としても準備を進めていくということを示されておりますが、現状で先日よりも検討段階として進んでいること、例えば場所の選定や時期の目途、初回やる対象をどのくらいの規模にするかなど、もし検討状況で進んでいる部分があれば教えてください。

市長
現在鋭意検討を進めておりますけれども、まだ場所や開始時期、想定人数等について発表できる段階ではございません。これについては、目途が立ち次第、皆さんに早めにお伝えしたいと思いますが、今日時点ではすみません、お伝えできない状況です。

山形新聞
お隣の宮城県ですと、仙台市、県、東北大学等でタッグを組んで、大規模接種センターというものを作っております。他県の状況などを見ても、やはり都道府県レベルでないとなかなか大規模接種センターのようなものを設けるのは難しい状況なのかなと感じますので、市として県に大規模接種センターのようなものの設置を求める考えや、集団接種以外でさらに接種のスピードを早めていく市独自の取り組みの考えですとか、また、そのうえで県や大学と連携が必要なのかどうかなど、現時点でどのようにお考えなのか教えてください。

市長
高齢者接種の後には高齢者以外の方の接種も待っておりますので、そうした皆様にもなるべくスピーディーにということを考えますと、なんらかの形でも接種の枠を増やせばいいと思っています。宮城県だと仙台市にかなりの人口がかたまっておりますので、山形県の場合は4地方に人が分散していて、ちょっと状況が違うかと思いますけれども、山形市としても、今検討している集団接種に加えて、さらに関係機関などに協力いただいて増やせることがあれば、それに取り組みたいと思いますので、引き続き模索していきたいと思います。

NHK
集団接種で、例えば市の歯科医師会さん、歯医者さんの先生でも接種できるということを伺っています。そういったところに要請するなどのお考えはあるのか教えていただきたいです。また、大沼の関係で、前所有者の方とのやりとりが続いておられると思いますが、動産の部分の取り扱いなどの進捗があれば教えてください。

健康医療部長
まず、歯科医師会への接種のご協力ということでございますが、現在、医療従事者の接種については、歯科医師会の皆様も含めて、全ての方への接種がまだ終わっていないという状況でございます。このような中で、今後どのような協力体制でとっていけるのかということも含めて、内部の方で検討しているところでございます。

市長
次に、元大沼デパートについてであります。まだ建物の中に前所有者の方の動産が残っており、これまであった分もだいぶ運び出していただいておりますけれども、まだ完全に終わってはいないという状況です。引き続き話し合いをしながら必要なものは運び出していただき、運び終わった際には、調査をしっかり行ったうえで、どのような形で活用可能かというところを早急に検討したいと思っています。

NHK
何月までに全部動産を引き上げてほしいといった想定はありますでしょうか。

山形ブランド推進課長
前所有者の方が3月末から動産の運び出しを始めていただいております。残念ながらまだ全てを運び終えてないということでございますので、私共としては、なるべく早く運び出してほしいということを再三伝えている状況です。ただ、我々も中に入れる状況になりましたので、中を見る限りでは、かなり搬出が進んでいると捉えているところです。

読売新聞
絆まつりの来場者数について、展示会場22日、23日で6,600名とお聞きしましたが、これは延べ人数でよろしかったでしょうか。

市長
はい、そうですね。延べということで、受付を通っていただいておりますので、そこで数えた人数ということになります。

読売新聞
「竹あかりプロジェクト」も2日間の延べ人数が2,000名ということでよろしかったでしょうか。

市長
はい、そうです。

SAY
今の絆まつりの件について、祭りが始まった当初の考え方として、持ち回りで各県の経済を動かすという趣旨もあったかと思います。いろいろ難しい状況での開催となった中で、この人数について、経済を回すということも含めて、どのようにみていらっしゃいますか。

市長
いわゆる経済効果につきましては、前回山形市で行った際にも合計26万人の来場者だったと記憶していますが、やはりそれと比べれば、はるかに小さなものだとは思っております。
しかしながら、やはりこの祭りをしっかりと継承して繋いでいくということを重視したものであり、全ての催しものもそうでありますけれども、何ができるかという観点から開催をしていくということで、山形市もこれまでも行ってきました。絆まつりについても、ここで中止ということではなく、これからコロナのワクチン接種のいろいろな取り組みもありますので、やはり祭りを行うことで気持ちをリフレッシュして頑張っていこうと、そんな思いを込めたところであります。そうした意味で、ブルーインパルスは本当に多くの市民の方から非常によかったというお声をいただいておりますし、コロナと戦うすべての皆さんに対して、元気になるような、そんな効果はあったのではないかと思っています。

SAY
最後に、今回の祭りについて、市長として点数をつけるなら何点の出来だったという考えですか。

市長
点数といいますか、それは市民の皆様が判断することだと思いますけれども、今のこの状況の中でできるベストは尽くしたと思っております。

河北新報
先程の大沼の関連で、これから七日町周辺をどのように活性化させるのか、具体的な考えは今のところありますでしょうか。

市長
全体的なことについては、山形市で既に策定しております中心市街地活性化グランドデザインがございますので、これに則って様々進めてまいりたいと思います。一例を申し上げますと、水の町屋御殿堰の再開発がちょうど終わったところで、これから向かい側にお店もオープンしていくというような状況であります。これを皮切りに、いわゆる山形五堰という山形の伝統的な水路がありますけれども、これから順次この五堰周辺を中心に様々な形で気持ちよく歩ける空間に変えていこうということで、今さまざまな取り組みを進めております。
やはり、もともと山形が持っている資源を生かして、地元の方も観光で来た方もそこで楽しく過ごしていただけるような空間にしていきたいと思っております。
その他、Q1プロジェクトでありますとか、いろんなエリアリノベーションでありますとか、様々な新しい動きもございますので、そうしたところをしっかりと推し進めて、魅力ある中心市街地を作っていただきたいと思っております。

河北新報
東京オリンピックとパラリンピック、先程、選手の選出について激励のコメントがありましたけれども、聖火リレーとかが着実に日程が近づいている中で、今の感染状況などで、聖火リレーも無観客で行うなどの報道がありましたが、市長はどのように考えていらっしゃいますか。

市長
聖火リレーの件については、県と市町村で行っていくことになりますけれども、やはり対策が重要と考えています。対策をして可能な範囲で行うということだと思っております。先程から申し上げたとおり、関係する皆さんがしっかりマスクを着用していけば、屋外ということもございますし、大きなリスクであるとは捉えておりません。そうはいっても、万全の対策で臨んで行っていくべきであろうと私は考えております。

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