令和2年12月21日 市長記者会見

ページ番号1002060  更新日 令和3年9月27日

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写真:記者会見をする市長

出席者

市長、総務部長、企画調整部長、福祉推進部長、商工観光部長、教育部長

内容

発表事項

  1. 尾花沢市・大石田町との山形連携中枢都市圏連携協約の締結について
  2. 「東北絆まつり山形プレミアムアートコレクション」の開催について
  3. SL×藤 アニメ鬼滅の刃を契機とした第二公園イルミネーション
  4. 「第12回さくら咲くやまがた 冬のさくらキャンペーン2021」の開催について
  5. 第6回ウインターフェスティバル 山形冬の花火大会in霞城公園
  6. 蔵王樹氷まつり2021(第56回)の開催について
  7. 山形市指定文化財への指定について
  8. 市有施設における新しい生活様式に対応したスポーツ・文化イベント等の開催に係る会場使用料の減免について
  9. 年末の生活相談、事業者への金融支援について
    • 生活困窮に係る「年末生活電話相談」の実施について
    • 年末における事業者金融支援等の実施について
    • (12月23日折込)山形市からのお知らせ 新型コロナウイルス感染症関連

資料のみ

  1. 山形市新型コロナ感染予防・経済活動両立支援一覧
    (12月22日以降速やかに行うもの、12月21日現在実施しているもの、終了済のもの)
  2. 令和3年 山形市公設地方卸売市場「初市行事」概要
  3. 年末年始の業務について
    • 年末年始のごみの収集・持込み及びし尿の収集受付について
    • 山形市立病院済生館の年末年始における臨時開院について
    • 山形市伝統的工芸産業後継者育成対策プロジェクトガバメントクラウドファンディングの経過について

会見内容

映像

発表内容

市長
発表に先立ちまして、昨日お知らせしました山形市豪雪対策本部の設置について申し上げます。
先週から日本海側各地で雪が降り続き、新潟県や群馬県などでは、12月としては記録的な豪雪となっているところもあり、山形市におきましても、昨日午後2時に積雪深が51センチに達しました。このため、山形市克雪対策総合推進計画に基づき、昨日午後3時に「山形市豪雪対策本部」を設置いたしました。本部の設置は、一昨年以来となります。
本部の設置に伴い、12月21日午後1時から馬見ヶ崎川千歳橋付近右岸及び市球技場左岸の2カ所を排雪場に追加いたします。併せて、児童遊園を除く公園への排雪もできることとなりましたので、ぜひご活用ください。
また、町内会自治会による除排雪への報奨金交付や、高齢者・障がい者及び母子世帯の雪下ろし・間口処理への補助、希望する方への屋根雪下ろし、間口処理等協力事業者の紹介など除雪に関する支援も拡大いたします。
加えて、農業被害防止のため、幹線農道の除雪や農道の除雪支援事業等も実施します。
今後とも、豪雪に対する市民の安全と安心を確保し、被害を最小限に抑制するため、降雪状況に応じて、随時必要な対策を講じてまいります。
また、今後の飲食事業者等の皆様への緊急支援について申し上げます。
冬に入り、全国的に新型コロナウイルスが感染拡大し、山形市におきましても多くの新規感染者が確認されております。また、GoToトラベル等につきましても、年末年始の期間は適用が停止されることとなりました。
こうした状況から、山形市内においても忘年会など人の集まる機会や旅行客が激減し、市内の飲食事業者の方や宿泊業など観光事業者の方、タクシーや運転代行などの交通事業者の方は、再び大きな影響を受けることが想定されます。
このような中、山形市では現在、こうした事業者の皆様に対し、これまで数次にわたり実施してきた「山形市新型コロナ感染予防・経済活動両立支援」による更なる緊急支援を検討しているところです。この緊急支援策につきましては、至急内容をとりまとめ、年内をめどに発表させていだだく予定であります。
また、議会にも年明けの臨時会の開催をお願いし、その後直ちに実施できるよう進めてまいります。
山形市では、今回の緊急支援の実施後につきましても、感染拡大や市内経済の状況、国の第3次補正予算の動向等を見極めながら、迅速にきめ細かな支援策を講じてまいります。
それでは、各案件の発表に移ります。
はじめに、尾花沢市、大石田町との山形連携中枢都市圏連携協約の締結について発表いたします。
連携中枢都市圏は、中核市などの圏域の中心となる都市が近隣の市町と、圏域全体の経済成長、生活関連サービスの向上などについて連携し、人口減少・少子高齢社会にあっても圏域全体で活力ある社会経済を維持するための制度です。
山形連携中枢都市圏は、本年4月に6市6町でスタートし、様々な連携事業を展開してきたところですが、これと並行して尾花沢市、大石田町の令和3年度からの参加について協議を重ねてまいりました。そしてこのたび、山形連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結について、山形市、尾花沢市、大石田町の各市町の12月議会において議決を得ましたため、尾花沢市、大石田町も参加することとなりました。これにより、山形連携中枢都市圏は村山地域全域の7市7町に拡大いたします。
連携協約締結式は来年1月12日火曜日に開催し、今回連携協約を締結する山形市、尾花沢市、大石田町の首長が会し、また、既に連携している市町の5市6町の首長もリモートで参加して、連携協約を締結いたします。
今後は、村山地域の結び付きをさらに強固なものとし、それぞれの市町が持つ強みを融合させてまいりたいと思います。山形連携中枢都市圏が手を携えて魅力ある圏域づくりに努め、エリアとして発展していくことを目指し、取り組んでまいります。
続きまして、9月の定例記者会見においても本市の支援を発表いたしました「東北絆まつり山形プレミアムアートコレクション」の開催について、発表いたします。
現在、来年度の開催を目指して準備を進めております「東北絆まつり」につきましては、感染防止対策を講じた新たな開催方法が課題となっております。そこで、このたび観光庁の『「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業』の採択を受け、新たな切り口の関連イベントを行うこととなりました。
この催しは、来年1月8日金曜日から11日月曜日まで、霞城セントラル1階アトリウムにて開催いたします。
新型コロナウイルスの感染防止対策を講じたうえで、東北絆まつりの山車や楽器・多彩な衣装を一堂に展示し、アート作品を鑑賞するような体験をしていただく内容となっております。
こちらが新春の最初を飾るイベントとなります。「新しい生活様式」をふまえ、多くの方々に祭りの魅力を楽しんでいただくとともに、今後のイベントの安全・安心な開催に資するよう、ウィズコロナにおける祭りイベント開催方法の1つのモデル構築を目指し、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。
続きまして、第二公園のイルミネーションについて発表いたします。
山形市十日町にある第二公園につきましては、報道でもありましたとおり、アニメ劇場版「鬼滅の刃(無限列車編)」にも登場する列車のモデルとなった機関車と同型の機関車が保存されており、既に多くの市民の皆様が写真撮影等にお越しいただいております。また、同公園には、鬼が嫌うことから結界の役割を果たし、物語の重要な要素となっている「藤」の木がございます。こうした状況を生かし、藤棚に藤の形をしたLEDイルミネーションライトを設置して、フォトジェニックな景観を演出いたします。期間は12月22日火曜日から来年3月31日水曜日までとなっております。
この取組を契機として、「文翔館」あるいは「千歳館」など市内に数多く残るこのアニメの時と同じ時代設定の建物もございますので、こういった建物への周遊につなげ、誘客と中心市街地活性化につなげていきたいと考えております。
ファンの皆様にはぜひお越しいただきまして、「全集中の呼吸」で素晴らしい写真の数々を収めSNSに投稿していただくなど、活用して楽しんでいただければと思っております。
続きまして、「第12回さくら咲くやまがた 冬のさくらキャンペーン2021」の開催について発表いたします。
本キャンペーンは、山形の冬の魅力である啓翁桜をより多くの方々に知っていただくよう県内外に発信するとともに、中心市街地における賑わいの創出につなげるため、山形市ホテル協会が中心となって開催しているものです。
来年1月9日土曜日から2月7日日曜日まで、市庁舎や市内ホテルをはじめ、山形まるごと館紅の蔵、水の町屋七日町御殿堰などの参加施設において、啓翁桜を展示いたします。
また、各参加施設では万全の感染防止対策を図り、桜や春をテーマに工夫を凝らしたオリジナル料理を提供いたします。
コロナ禍においても、冬の街なかで「桜」を“見る”、“香る”、“食べる”を楽しんでいただけますので、啓翁桜咲く中心市街地にぜひお越しいただきたいと思います。
続きまして、第6回ウインターフェスティバルの開催について発表いたします。
来年1月10日日曜日午後6時30分から、初市の開催に合わせ、「第6回ウインターフェスティバル 山形冬の花火大会in霞城公園」を開催いたします。
当日は約1,500発の花火の打ち上げを予定しておりますが、今回は3密回避のため霞城公園を立ち入り禁止にするとともに、市役所の11階大会議室は開放しない形で開催いたします。「街なか全部が桟敷席」のコンセプトのもと、皆様それぞれが感染防止対策を行い、思い思いの場所から花火を楽しんでいただきたいと思います。
また、当日は、初市の会場におきまして、中心商店街の協力店で使用できるクーポン券を配布いたしますので、初市と合わせ、街なかで楽しいひと時を過ごしていただきたいと考えております。
開催にあたっては、各商店街からご支援、ご協賛をいただくとともに、国の商店街にぎわい創出事業補助金を活用することができました。ご協力いただいた皆様に心より感謝を申し上げますとともに、このフェスティバルで現在の閉塞感が少しでも緩和されますことを願っております。
続きまして、蔵王樹氷まつり2021の開催について発表いたします。
今回で56回目を数えます「蔵王樹氷まつり」が、蔵王温泉スキー場において、12月26日土曜日から来年2月28日日曜日まで開催されます。
この樹氷まつりでは、2月6日土曜日にLED照明を掲げ夜のゲレンデを滑走する「1,000人松明滑走」と竜山ゲレンデで打ち上げる「冬のHANABI」が開催されます。このほか、スキー場で使う車や冬ならではの車を展示する「冬の働く車大集合」などのイベントも行われます。
また、2月末までの夜間には樹氷のライトアップを行いますので、昼と夜で一変する樹氷の表情を堪能いただきたいと思います。
この機会に、感染防止対策をとりながら、冬の魅力満載の蔵王温泉へと足を運んでいただきますようお願い申し上げます。そして、世界的に知られる「樹氷」や「蔵王温泉」、国内最大級の蔵王温泉スキー場でのウインタースポーツをお楽しみいただきたいと考えております。
続きまして、山形市指定文化財への指定について発表いたします。
山形市は、11月26日付けで鳥海月山両所宮に伝わる「穀様し」を無形民俗文化財に、「穀様しの版木」を有形民俗文化財にそれぞれ指定いたしました。
「穀様し」は、地下水を利用して農作物の作柄を占う神事であり、毎年稲穂に実が入る8月末から9月上旬の2日間にわたり行われております。一年前に境内に埋めた米や野菜などがどの程度形をとどめているかを10段階で判定し、腐らずに形がよく残っているほど豊作と占われます。江戸時代から続くもので、豊富な地下水を利用したこの「穀様し」は、県内では他の類例をみない貴重な文化財であります。
また、「穀様しの版木」は、占いの結果を書き写す用紙を刷るもので、刷られた用紙は神事に集まった人々に配られたとのことです。神事に用いる道具としては、両所宮に唯一江戸時代から伝わっているもので、江戸時代から「山形」のほか「庄内・秋田・仙台・米沢」も占っていることを示す貴重な文化財であります。
今回の指定により「無形民俗文化財」が7件、「有形民俗文化財」が6件となり、建造物や彫刻等を含めた市指定文化財は、合計で90件となっております。
ここから、新型コロナウイルス対策に関連する発表となります。
まず、市有施設における新しい生活様式に対応したスポーツ・文化イベント等の開催に係る会場使用料の減免について発表いたします。
現在のようなコロナ禍の中でも、スポーツ・文化活動を行う、観るといった機会の確保は、心身ともに健やかに過ごす上で重要であります。このため、市有施設において感染予防や収容人数を制限してスポーツの大会、文化イベント等を開催する場合に、会場使用料を減額いたします。
対象とする施設は、山形市民会館や山形テルサ、山形市総合スポーツセンター、中央公民館ホール等です。
減額する期間は、来年1月1日金曜日から3月31日水曜日までとし、感染状況を見極めながら、減額期間の延長などについても検討してまいります。
なお、会場使用料の減額を受けるには、使用申請手続きのほかに、減免申請手続きが必要となりますので、各施設又は市の担当課にお問合せくださいますようお願い申し上げます。
続きまして、年末の生活相談、事業者への金融支援について発表いたします。
まず、生活困窮に係る「年末生活電話相談」を実施いたします。
新型コロナウイルスの影響が長期化していることに伴い、年越しを前に経済的な理由から生活に不安を感じられる方が増加するものと思われます。こういった皆様が相談できるよう、12月29日火曜日と30日水曜日の2日間、午前9時から午後3時まで生活に関する電話相談を受け付けます。
なお、相談の状況に応じてフードバンクを活用した食糧支援なども実施いたしますので、ぜひご活用ください。
また、冒頭申し上げましたとおり、年明けには様々な緊急支援策を実施する予定ですが、今現在経営状況の悪化が深刻となっている市内事業者様の年末年始の資金需要に対応するため、市の融資制度を取り扱う金融機関からの融資認定申請等を市役所6階雇用創出課で受け付けます。併せて、新型コロナウイルス経済対策相談ダイヤルも開設し、市の融資制度の説明や相談内容に応じた関係機関の紹介などを行ってまいります。
こちらにつきましても、12月29日、30日の両日、午前9時から午後3時までとなっておりますので、ご活用いただければと思います。
発表は以上となりますが、最後に年末年始に向け市民の皆様に呼びかけたいと思います。
山形市におきましても新型コロナウイルスの新規感染者が多く発生しており、最大限の警戒が必要な状況となっております。
冬に入り、ますます感染拡大しやすい状況となりましたので、改めまして、市民の皆様には感染防止対策の徹底をお願いしたいと思います。
特に、年末年始は飲食を伴う接触の機会などもあり、感染のリスクが高まります。12月23日水曜日に新聞に折り込むチラシなどをよくご確認いただき、マスクの着用などしっかりと感染防止対策をとった上で行動をしていただきたいと思います。できるだけ市外の感染多発地域には行かないことや、家庭内の感染拡大事例が多いことを踏まえ、ご家庭に感染が疑われる方がいる場合の、家庭内での感染防止対策の徹底をお願い申し上げます。
新型コロナウイルス感染症は、誰もが感染する可能性がある病気です。感染された方やそのご家族はもとより、医療従事者の皆様に対する差別や偏見、誹謗中傷などの行為は、人権尊重の観点から許されることではありません。絶対に行わないでください。また、このようなことは受診の遅れや感染隠し、医療現場の疲弊などにつながり、結果として更なる感染拡大を招くおそれもあります。
山形市としては引き続き、保健所を中心にしっかりと調査を行うなど可能な限り手を尽くし、感染拡大の防止と市民の皆様の不安解消に向け、全力で取り組んでまいります。
市民一丸となって新型コロナウイルスの感染拡大防止に努め、心穏やかに新年を迎えましょう。

日本経済新聞
今回、観光関連でイルミネーションなど新しいイベントをされるようですが、一方昨日、山形県の方ではGoToイートの自粛や、県民に限定した観光誘客のキャンペーンの一時停止など、かなり厳しい対応をとっています。
経済とコロナの両立の観点から見た場合、県の対応について、市長は理解を示しているのか、またはもう少し他にやり方があったのではないかなど、考えがありましたら教えてください。

市長
GoToトラベル、GoToイート等について制限を設けたり、中止にしたりすることは、全国的な状況の中では理解できることだと思っております。
今日発表いたしました、蔵王や街なかのイベントは、毎年山形市で行っていることが大半で、観光客の方ももちろんですが、市民の皆様、県民の皆様にもお楽しみいただける内容となっております。それによって密集状況が生じるようなイベントではございませんので、市としては、予防対策を徹底した上で、できるだけやっていくよう、いわゆるウィズコロナという観点から判断したものです。
一方、GoToキャンペーンは、基本的には外から人を呼び寄せるものとなっていますので、そういったところを今の時点で抑制するという県の判断も理解できます。
市としては、市民の方に楽しんでいただくという思いから判断したというところでございます。

TUY
山形市豪雪対策本部については、積雪深51センチで立ち上げたというお話でしたが、立ち上げの基準はどういったものですか。

市長
立ち上げについては、積雪深50センチ超という基準がありますので、昨日51センチに達したため、それに基づいて自動的に本部を設置したものです。

TUY
改めて、排雪場の場所を教えてください。

市長
馬見ケ崎川の千歳橋付近の右岸と、同じく馬見ケ崎川の市球技場付近の左岸です。

TUY
市内の公園に排雪できるようになるとのことですが、公園は全部で何か所くらいあるのでしょうか。

総務部長
市内の公園につきましては、簡易的な排雪場ということになります。そこには児童遊園は含まれておりませんで、単純に公園緑地課の所管の公園ということですが、数については把握しておらず、現時点では申し上げられませんので、後程回答させていただきます。
※のちに、126か所と回答しました。

TUY
高齢者などは、除雪に対する手助けなどを考えてらっしゃると思います。一方、除雪車を増やすなど、設備面で追加対策をするということはあるのでしょうか。

総務部長
道路の除排雪につきましては、あらかじめ年度の道路除排雪計画を定め、それに基づいてそれぞれ事業者の方に委託し、状況に応じて出動していただくことになっております。豪雪対策本部を設置しても、除雪車の数などを増やすことはありませんが、きめ細やかに対応してまいります。

NHK
昨日県から、GoToイートを停止する話がありました。山形市では独自でプレミアム観光券を展開されていますが、それに関して、GoToトラベルに合わせる形で、停止するなどの検討はされないのでしょうか。

商工観光部長
プレミアム観光券に関しては、既に完売となっております。利用に関しましても、GoToキャンペーンとは別の、市独自の施策としてやっておりますので、利用を中断する検討はしてございません。

読売新聞
発表資料の(8)の会場使用料の減免については、山形市独自の施策ですか。

市長
山形市独自です。

日本経済新聞
大沼の建物の跡地を取得されましたが、その後不動産関係の方から、利用方法の提案や、市の方で話を進めていることなど、その後の進捗状況を教えてください。

市長
民間事業者からの提案は、今時点で数件ございます。ただ、まだコンセプトなどの提案で、具体的に申し上げることはありません。なるべく幅広くいろいろな話をしていきたいと思っております。

日本経済新聞
開発の手法として、PFIなど様々なやり方があると思います。そういうものを含めて提案を募っているのですか。

市長
前にも申し上げたとおり、長期的な一体開発の部分もそうですし、短期的な建物をどうするかということなど、このどちらも何らかのご提案があればお聞きしたいと思いますし、こちらからも知恵を集めなければいけませんので、働きかけながら、いろいろな方の話をお伺いしたいと思います。

読売新聞
以前の市長記者会見で、大沼については都市振興公社と市で合同プロジェクトチームを作り、具体的な内容をつめていくとおっしゃっていたと思います。例えば、年内中に会合するなど、スケジュール、今後の目途が決まっていたら教えてください。

市長
明日22日に第1回の市の関係部局と都市振興公社でのプロジェクトチームの会合をしたいと思っております。そこで、現状の確認と今後のそれぞれの部署からの論点整理といった内容の予定です。

読売新聞
明日の何時から開催されますか。

市長
14時半です。

SAY
都市振興公社の顧問である市長として、このプロジェクトチームの理想の形とはどんなものですか。

市長
既に市の中心市街地のグランドデザインがありますので、それに資する今後の土地利用の在り方を、プロジェクトチームでしっかりと決めていきたいと思っていますし、スピード感が大事だと思っております。ただ、かなり大きな開発になると思いますので、よりよいアイディアを出すにはそれなりの時間もかかると思われる一方、スピーディーに決めなければいけません。
この両者が矛盾するところですが、その中で最もよい方向で目指すようにと考えています。

SAY
いろいろな問題があると思いますが、スピードというのは、1年2年かかるのか、それとも来年1年以内なのかそういった目途は立っていますか。

市長
やはり短期と長期に分けて考えなければならず、済生館の改築スケジュールに合わせた再開発は当然それなりに時間がかかります。一方で、短期的な、どうやって現在の今の建物を活用していくかについては、商店街、地域のみなさんからもなるべく早くと望まれているところだと思いますので、そうしたところをしっかりと進めていきたいと思います。

SAY
プロジェクトチームには、何部門が入る予定なのでしょうか。

商工観光部長
(各部の所管として)中心商店街というようなことから商工観光部、まちづくりとなるとまちづくり政策部、市長の方からお話があった済生館の改築は済生館事務局と、今人選をしているところでございます。

朝日新聞
12月議会で副市長2人制に係る議案が可決されました。ポストができたことから、前回の話にあったように、これから人選に入ることになるかと思います。進捗状況を教えて下さい。

市長
先般の議会でご承認いただいたということで、これから人選ということになります。今、様々な可能性を探っているところで、現時点で申し上げられることはありませんが、前にも申し上げたとおり、現在ある、これから抱える課題に対応できる体制を目指して、ベストな人材を探していきたいと考えております。

朝日新聞
いつまでに決めたいというお考えはありますか。

市長
これは相手もある話ですので、特に今この日までというのは申し上げられませんが、できる限り早くに決めていきたいと考えております。

NHK
大沼のプロジェクトチームのメンバーについて先ほどお聞きしましたが、商工観光部長の方でおっしゃったメンバーは最低限であり、それよりも増えるかもしれないという理解でよろしいでしょうか。

市長
そのほか、予算面では財政部、全体的な調整は企画調整部など、他にも入ることになるかと思いますが、まだ調整中ですので、はっきりとメンバーまでは申し上げられません。

NHK
あかねケ丘の陸上競技場については、先日県議会で、県の施設としては廃止されました。聞くところによると、市の方で今後管理・運営をしていきたい方針を示しているとのことですが、市長のお考えや今後の進捗、スケジュール感などを教えていただけますか。

市長
県議会で説明のありましたとおりですが、山形市としては、あかねケ丘陸上競技場を山形県から貸与を受けて、令和3年度から市で管理・運営をしていくよう県と調整を図っています。貸付条件についても現在調整中でありますが、12月県議会において吉村知事から貸付料は無償とするということで調整しているとの発言があり、そうした知事の特段のご配慮に感謝申し上げたいと思います。
あかねケ丘陸上競技場については、今後、第三種公認陸上競技場としての公認の更新をしなければなりません。そのためには設備改修が必要となり、それを山形市で実施するという方向で検討している状況です。

NHK
その改修に必要な費用については、市で負担されるということでしょうか。

市長
その方向で調整中です。

NHK
まだこれからの話かもしれないのですが、今の名前のまま、あかねケ丘陸上競技場という名前でいくのか、それとも名前を変えていくのか、どのように考えていらっしゃいますか。

市長
競技場の名前については、長年慣れ親しんだ名前ですので、今のところ変えるという予定はございません。

NHK
新型コロナウイルスの感染確認について、今月に入ってから、コロナ対策宣言店のたから湯さんで発生しました。すでに市長からコロナ対策宣言店に注意喚起をされていらっしゃると思いますが、コロナ対策宣言店は市民のみなさんが安心して利用できるところとなっておりますので、更なる強化や運営の方法、コロナ対策宣言店の在り方の見直しなど、お考えのことがあればお聞きしたいと思います。

市長
コロナ対策宣言店も1000件を超える登録をいただいておりますが、残念ながら、このたび1件発生したということで、すぐに各店舗に対してはチェック項目の徹底ということで、お願いの文書を出させていただきました。どんなに対策を徹底しても、出てしまうことは当然あり得ることではありますが、各コロナ対策宣言店の皆様にはこれをきっかけにして、もう一度基本に立ち返って徹底していただくようお願い申し上げたいと思いますし、また、利用するお客様側も、改めて気をつけて利用していただきながら、引き続き事業を続けていきたいと思っています。
現在も、対策が甘いお店があるという話が市にくることがあり、こうした時には、市からそのお店に対して、指摘がありましたと連絡しております。そうしたこともしっかりとやっていきたいと思います。

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