令和2年9月3日 市長記者会見

ページ番号1002056  更新日 令和3年9月30日

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写真:記者会見をする市長

出席者

市長、総務部長、財政部長、企画調整部長、健康医療部長、保健所長、福祉推進部長、こども未来部長、商工観光部長、教育部長、市立病院済生館事務局長、選挙管理委員会事務局長

内容

発表事項

  1. 9月市議会定例会 提出議案について
    • 令和元年度決算の概要
    • 山形市新型コロナ感染予防・経済活動両立支援 第四弾
    • ほか令和2年度9月補正予算の概要
    • 令和2年9月市議会定例会提出議案
  2. 山形まるごとマラソン2020 ONLINE関連イベントの開催について
  3. 第13回山形市民スポーツフェスタの開催について
  4. 蔵王ジャンプ台のネーミングライツパートナー募集について
  5. 山形市創業アワード2020の開催について
  6. GCF「山形市×山響 音楽でまちを元気に」の経過報告について(報告)

資料のみ

  • 第70回山形市植樹祭の開催について
  • GCF『「にゃんこ」と「私」の共同宣言 不妊・去勢でにゃんとかすっべ』の経過報告について(報告)

会見内容

映像

市長発表内容

市長
それでは、9月市議会定例会の提出議案の概要について発表いたします。会期は、9月10日木曜日から10月2日金曜日までの23日間の予定です。
はじめに、一般会計、特別会計及び企業会計の決算認定に係る議案についてです。
令和元年度一般会計の決算状況でありますが、歳入につきましては、市税では、地域経済及び景気の状況から、市民税については、給与及び雇用環境の改善が続き、固定資産税については、家屋の新築・増築の増となり、それぞれ増収となったため、前年に比べ約4億800万円の増となりました。
また、地方交付税は、普通交付税の基準財政需要額の算定において、中核市への移行に伴い保健衛生費や社会福祉費が増となったことなどから、全体で約7億2,900万円の増、国庫支出金は、幼児教育・保育の無償化に伴う施設型給付費等負担金の増などにより、約12億5,800万円の増となっております。県支出金につきましても、同様の理由により、約2億4,600万円の増となりました。
さらに、ふるさと納税につきましては、フルーツをはじめとする返礼品の充実や体験型返礼品の拡充などにより、前年度を約12億1,900万円上回る約31億6,300万円の寄附をいただいたことにより、歳入全体では、1.5%の増の、約1,010億5,000万円となりました。
歳出につきましては、山形市発展計画の最終年度として、健康医療先進都市の実現に向けた取組を推進するとともに、市民目線による不断の見直しを行ったことにより、前年度より0.8%増の約982億2,400万円となり、令和2年度への純繰越額は、約19億8,300万円となっております。
また、企業会計におきましては、水道事業会計で約9億5,800万円、公共下水道事業会計で約9,600万円の純利益となりましたが、市立病院済生館事業会計では、収益は前年度より改善したものの、医療機器の整備・更新から費用が大きく増加したことにより、約3,200万円の純損失となっております。
次に、一般会計補正予算について御説明申し上げます。
はじめに、補正予算のうち「新型コロナ感染予防・経済活動両立支援第四弾」について発表いたします。
全国の1日あたりの新型コロナウイルスの新規感染者は、7月29日に初めて千人を超え、8月7日には、これまでで最大の1,595人にまで増加しました(※厚生労働省HPによる)。現在は、少しずつ減ってきているものの、4月中旬の第一波ピーク時と同程度の数値で推移しております。また、イベント開催における参加人数についても、9月末まで緩和が見送られております。
山形市におきましても、8月19日に3か月半ぶりに新規感染者が確認され、8月29日にも確認されるなど、改めて気を引き締め、感染防止対策を徹底していく必要があります。
このように、新型コロナウイルスとの戦いが続く中で、市民の皆様の声に応えるとともに、国や県の動きに対応し、今行うべき対策をとりまとめたものであります。
まず、はじめに、山形市の独自施策でございます。
一つ目は、子育て世帯の生活を支援する「新生児子育て応援特別給付金」についてです。
同感染症が市民にもたらす影響の長期化が見込まれる中、不安を抱え感染予防に留意しながら出産や産後の育児をする世帯を応援するために、国の特別定額給付金の基準日の翌日である令和2年4月28日から令和3年4月1日までに生まれたお子さんの母親に対して、対象児童1人につき10万円の特別給付金を支給します。
二つ目は、感染症対策についてです。
JR山形駅東口のバスプールは、路線バスや都市間バスなど、多くのバスが発着するため、バスを待つ利用者が密の状態になっております。山形駅におけるバス発着場所を東口と西口に分散させることにより、密状態を改善できるだけでなく、バスプールの飽和状態の解消と、利便性の向上も見込まれることから、山形駅西口にバスベイを整備いたします。
また、市立図書館においては、感染症対策として、分散や非対面等に対応するため、閉館中でも予約本の受取が可能となる「予約本24時間受取ボックス」を設置いたします。
さらに、選挙における感染症対策として、来年予定されている県知事選挙及び県議会議員補欠選挙において、投票に来られる市民の皆様の分散を促し、感染リスクの軽減を図るため、期日前投票所の拡充や手指消毒液等の資材の購入等を行います。
三つ目は、「東北絆まつり2021プレイベント」についてです。
今年開催を予定していた「東北絆まつり2020山形」は、感染症の拡大に鑑み、来年に延期となっておりますが、来年度の開催に向けては、感染防止対策を講じた新たな開催方法が課題となっております。そこで、東北絆まつり実行委員会が「新しい生活様式」に則ったまつりの実証事業としてプレイベントを予定しており、その資金について、山形市として無利子で貸付を行います。なお、この事業につきましては、観光庁の事業を活用する予定です。
次に、国・県と連携した施策です。
一つ目は、中小企業・小規模事業者への支援についてです。
市内に本社のある中小企業・小規模事業者が、感染拡大防止や緊急時における事業継続対策として、在宅勤務やWeb商談会等を可能とするテレワーク環境の整備を行う場合、その整備等に要する費用に対して支援を行います。
二つ目は、障がい者の就労継続支援事業所への支援についてです。
障がい者の就労や訓練等の機会を提供する就労継続支援事業所は、感染症の拡大等により、販売機会や受注の減少など、生産活動に大きな影響を受けています。
このため、就労継続支援事業所の生産活動存続に必要となる固定経費等の費用や、通販などの販路拡大に係る費用などに対する支援で下支えを行い、障がいのある方の働く場と、利用者の賃金・工賃の確保を図ってまいります。
三つ目は、保育への支援についてです。
山形県の補正予算に対応し、保育所や放課後児童クラブ等の児童関係施設職員の皆様が、感染リスクを伴いながら継続して保育を行い、強い使命感を持って子どもの居場所の確保に従事されていることに対し、慰労金として、一人あたり5万円を支給いたします。
以上が「新型コロナ感染予防・経済活動両立支援 第四弾」の概要であります。
補正予算といたしましては、このほか、感染症の拡大の影響により売上が減少した事業者への無利子融資制度の実施に伴う利子補給金を新たに計上するとともに、保証料補給金を増額いたします。
また、同じく売上げが減少した花き生産者に対し、次期の種苗費用を支援いたします。
次に、災害復旧関連です。令和2年7月豪雨により被災した農地及び農業用施設等の復旧に係る経費について補助を行います。また、法面崩壊や路面が削られるなどの被害を受けた林道、護岸崩壊や土砂で塞がれるなどの被害を受けた河川、土砂崩れや路肩の欠損等の被害を受けた道路などについて、早急に復旧工事を行います。
さらに、障がい者福祉施設の充実に資するため、障がい者支援施設が行う給湯設備等の大規模修繕に対して支援を行います。
都市の活動を支える基盤整備といたしましては、市民の生活環境の更なる向上を図るため、側溝等の維持補修や道路の舗装修繕に係る費用について増額計上いたします。
また、感染症の拡大に伴い、既に今年度の中止や延期等の判断がなされている「山形大花火大会」をはじめとする各種事業について、減額補正を行います。
さらに、前年度決算に伴う繰越金につきましては、地方財政法の規定に基づき財政調整基金への積立てを行います。
そのほか、税制改正等に対応するための基幹システムの改修及び国外転出者によるマイナンバーカード等の利用に対応するための住民記録システムの改修を行います。
また、感染症の拡大に伴い、相次ぐキャンセル等により利用料収入に大きな影響が生じている山形国際交流プラザについて、今後、資金繰りが困難となることが想定されることから、指定管理料の増額を行います。
予備費につきましては、災害への対応及び感染症の状況等を踏まえ、必要な対策を速やかに行えるよう増額いたします。
債務負担行為といたしましては、先ほど申し上げました「新生児子育て応援特別給付金」の令和3年度受付分に係る経費や、税制改正に対応するための電算システムの改修に係る経費について、所要の予算措置を講じます。
以上が一般会計の補正の概要ですが、補正に必要な財源としては、国・県支出金、市債及び前年度繰越金などを計上しており、補正額は、23億5,200万3千円となっております。
また、特別会計の補正予算につきましては、病院事業会計において、感染症に関する医療の提供に伴い、患者と接する医療従事者や職員等に対し慰労金を給付するほか、感染症の長期化や感染拡大に対応するため、必要な医療機器や設備を整備するものであります。一般会計と合わせた補正予算の総額は、25億7,578万5千円となっております。
以上が9月議会に提案いたします決算認定及び補正予算の概要であります。
続きまして、9月議会事件決議、条例の議案の概要について申し上げます。事件決議が2件、条例が1件でございます。
議第74号の議案は、除雪車1台について、金2,728万円をもって、コマツ山形株式会社山形支店から購入しようとするものです。
議第75号の議案は、市道楯山停車場立谷川線道路橋整備工事のうち下部工事について、金2億1,450万円をもって、渋谷建設・小笠原建設建設工事共同企業体と請負契約を締結しようとするものです。
議第76号の議案は、新型コロナウイルス感染症に係る防疫作業に従事する職員に対する防疫手当の特例について規定しようとするものです。
9月議会に提出する議案について、私からの発表は以上でございます。

河北新報
山形駅西口のバスベイ整備についてお伺いします。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためという目的ですが、完成が2022年、令和4年度の4月1日です。コロナ感染症対策やバス利用者の感染拡大予防について、現段階の取り組みを教えてください。

企画調整部長
これまでの山形市の感染対策は緊急的なものや両立支援といったもので行ってまいりました。ご質問の西口バスベイにつきましては視点が違いまして、東口バスベイでは、現在も、ある一定時点では密になる状態があるのですが、そういった解消と合わせて、政府の方では「新たな日常」という言い方をしていますが、コロナをはじめ、感染症がこれからも起こり得るということで、私どももなるべく密の状態を避けるような方向で考えなければならないと考えております。そういった考え方の下で、少し先を見据えながら、そして直近の今ある密の問題の解消を両方目指しながら西口バスベイの方を解消してまいりたいという考え方でございます。

河北新報
東北絆まつりのプレイベントについて、申請中のプレイベント概要のところにあります絆まつりプレミアムアートコレクションの内容を教えてください。

商工観光部長
仮称ではございますが、東北絆まつりプレミアムアートコレクションという名称で、来年の1月8日から11日までの4日間を予定しております。アートコレクションというと、例えば青森のねぶた祭りですと通常ねぶたの山車はお祭りが終わると解体されてしまうわけですが、こちらの和紙を再利用して照明器具などを展示して国際見本市などに出しているような実例がございます。このアートコレクションに関しましては、お祭りも単なる山車とか衣装等の展示ではなく、こうした照明や彩色といったものと合わせましてアートとして展示できないかということで現在計画しているところでございます。竿灯祭りや花笠まつりなどのアートの展示が可能かということをこれから実行委員で再度検討していくことになりますが、通常の観光資源あるいは文化財や神事という形でのお祭りではなく、そこにもう1つ違った切り口を加えた形での展示をしていきたいと考えております。詳細に関しましては、観光戦略課長の青木から申し上げます。

観光戦略課長
補足しますと、今全国的に地域の伝統的なイベントの開催の在り方ということが課題となっております。そうした中、先日幹事会を開きまして、東北の6つの祭りをどうやって開催し、皆さんに伝えていくか、リアルなイベントとオンラインの共有をどうやって行くかということを、来年6月に延期予定の絆まつりに向けて、実証実験をやってみようと国に申請したところでございます。結果は9月下旬頃に国で採択予定となっており、その結果を見てからということになります。開催に向けて、色々な事例を検討していく予定でございます。

山形新聞
西口のバスベイについて基本的なことをお伺いしたいのですが、バスプールとバスベイという言葉はどういう風に使い分けておられるのかということと、バスベイになったときに例えば現在1日に約660本発着しているということですが、どの程度西側に移すイメージでおられるのかを教えていただきたいと思います。

企画調整部長
まずプールとベイの違いについてですが、プールの方が大規模なものというイメージでとらえていただければよろしいかと思います。ベイの方については、今の想定では西口の霞城セントラルの大きな道路を挟んで南側のところに、バス3台分が発着できるようなものを作りたいと思っています。東口の乗り口は多くありますが、それに比べると規模的に小さいものですのでベイという言い方をさせていただいております。2つ目のご質問ですが、東口バスプールからは今の想定ですけれども1日当たり110便ほどを東から西の方に移したいと思っております。また、貸し切りバスが現在東口バスプールのちょうど中島みたいなところでお客様にご利用いただいておりますが、そちらも危険な場面もあるというご指摘も伺っており、そちらの機能も西口の方に持っていければと現在計画を進めているところです。

朝日新聞
図書館の予約本24時間受取ボックスについては、参考にした先例のような図書館はあるのでしょうか。また、利用者はどのくらいを予想していますでしょうか。さらに、これは分館では行わず本館だけで行うのでしょうか。

教育部長
モデルとして、東根市の図書館に同じようなボックスがございます。そちらは10個の引き出しがあり、山形市においては34個のボックスを用意しております。利用者につきましては、予約本の状況でございますが、30年度に4万9000冊、令和元年度は5万3870冊の予約本の利用がございます。申し込みをしてこの予約本のボックスで受け取りたいと希望する方の数は想定しておりませんが、34個というのがぎりぎりここで使える最大数を準備しておりますので、この中で利用していただければと考えております。
なお、ボックスは本館のみに設置いたします。

市長
それでは、定例の案件に移りたいと思います。
まず初めに、山形まるごとマラソン2020ONLINE関連イベントの開催について発表いたします。
既に開催のお知らせをしております、新しい生活様式に則った「山形まるごとマラソン2020ONLINE」につきましては、大変ご好評いただきまして、申込が定員の4,000名に達したところです。たくさんのエントリーをいただきまして、ありがとうございます。
このオンライン大会を一層盛り上げ、また、山形まるごとマラソンの更なる定着や、山形市の魅力発信を図るため、関連イベントを開催することにいたしました。
まずは、山形まるごとツアーランニングの設定と、川内優輝選手によるPR動画の公開についてです。
「山形まるごとマラソン2020ONLINE」にエントリーされている方にさらに楽しんでいただけるよう、山形まるごとマラソンの大会コースに観光名所を加えたランニングコースを設定いたしました。
9月7日から10月18日まで、スタート地点にはゲートを、コース中の名所にはのぼり等を設置し、大会を盛り上げます。
また、プロランナーの川内優輝選手にご協力いただきまして、コースのPR動画も作成いたしました。
こちらの動画をご覧ください。

(ここで、1分10秒程度、PR動画を流しました。)

只今ご覧いただいた動画はこの後6分ほど続きますので、のちほどご覧いただければと思います。このように、川内選手に実際にコースを走っていただき、コース上の観光名所や大会にちなんだ山形名物を紹介する動画となっております。また、コース紹介だけでなく、元公務員ランナー川内選手の、さまざまな表情も見られる動画となっておりますので、大会への参加の有無を問わず、ぜひたくさんの方々にご視聴いただき、実際にこのコースを走っていただきたいと思っております。
また、10月11日には、このコースを利用した「山形まるごとツアーランニング」を開催いたします。
県内在住の方で、100名限定の、山形まるごとマラソン本来の魅力をより体感できる、リアルマラソンイベントとなっております。
歩道を走りながら山形市の名所を巡り、コース沿道の施設や店舗の協力のもと、給食・給水のエイドも楽しんでいただくことで、来年度開催に向け、期待を高めていきたいと思います。
さらに、ランニングコースを蔵王にも設定し、蔵王温泉の観光誘致に加え、高地でのランニングを楽しんでいただくイベントも行います。
10月3日から1泊2日で、ランニングクリニックやツアーランニングを行い、ランニングをとおして蔵王の魅力を満喫していただきます。ゲストランナーは、須磨学園高校時代にスーパー女子高生といわれ、その後北京オリンピック女子5000mにも出場されました小林祐梨子さんです。
県内在住の方で、100名限定となりますが、小林さんに直接ご指導をいただける貴重な機会となっております。
どちらのツアーランニングも、タイムを競うのではなく、楽しく走るイベントです。密を避けるため、人数ごとに時間差でスタートするなど、新しい生活様式に配慮し、また、オンライン大会のルールに則っておりますので、このイベントへの参加をもって、オンライン大会の記録とすることも可能です。
また、これらのイベントはSUKSK健康ポイントの対象事業にもなっておりますので、ぜひ、ご参加いただきたいと思っております。
続きまして、「第13回山形市民スポーツフェスタ」について発表いたします。
今年で13回目となる山形市民スポーツフェスタは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、感染防止対策を実施の上、来場参加型と在宅参加型のイベントに分けて開催することといたしました。
来場参加型プログラムについては、地元アスリートで東京オリンピックのボクシング日本代表である岡澤セオン選手によるトークショーや、モンテディオ山形ファミリーサッカー教室、パスラボワイヴァンズバスケ教室などで、実施可能な参加人数に限定して実施いたします。
在宅参加型プログラムについては、10月5日から11日まで、Youtubeを利用して動画を配信し、いつでもどこでも楽しめるものとなっております。なお、動画については、プロスポーツチームからのチャレンジ動画や、スポーツインストラクター等のハウツー動画などを予定しております。
新型コロナウイルスや熱中症の予防のため運動不足となりがちですので、より多くの方からご参加いただきたいと思います。
続きまして、蔵王ジャンプ台のネーミングライツパートナーの募集について、発表いたします。
蔵王ジャンプ台のネーミングライツにつきましては、平成27年12月に、株式会社クラレと5年間の契約を締結し、「クラレ蔵王シャンツェ」として皆様に親しまれてきました。しかしながら、今年12月末に契約が満了することから、改めてネーミングライツパートナーを募集するものであります。
このたびの募集期間は、9月11日金曜日から、9月30日水曜日までの20日間です。
蔵王ジャンプ台につきましては、国内で唯一、国際スキー連盟の最新基準に則っており、サマージャンプも行える施設となっております。
ネーミングライツパートナーにとっても、夏、冬と大きなPR効果が期待できる施設でありますので、ぜひ、多くのご応募をいただきたいと思います。
また、山形市とネーミングライツパートナーが連携・協力することで、施設の魅力向上はもとより、「山形・蔵王」の魅力発信と、経済、観光の活性化を図っていきたいと考えております。
続きまして、今回で5回目となる、「山形市創業アワード2020」の開催について、発表いたします。
おおむね5年以内に創業した、優れた起業家を表彰する「山形市創業アワード2020」に出場する新規起業家の方を募集いたします。
対象となるのは、山形市内に主たる事業所をお持ちの、個人事業主、中小企業の経営者の方で、飲食店から特殊な技術を持つベンチャーまで、業態、業種は問いません。
募集は9月7日月曜日から10月13日火曜日までとなっております。一次審査の書類審査、二次審査のプレゼンテーション審査を経て、優秀な成績を収めた起業家の方に、それぞれ最優秀賞として15万円、優秀賞として5万円の賞金を贈呈いたします。
起業の成功事例は、今後山形市内で起業を考える方のモチベーションを高めることにもつながるため、多くの皆様の応募をお待ちしております。
続きまして、ガバメントクラウドファンディング「山形市×山響 音楽でまちを元気に」の寄附状況について申し上げます。
現在、683名の皆様から、2,035万1,500円をご寄附いただいております。このほか、企業版ふるさと納税など企業からの寄附や、山形交響楽団への直接の寄附も増加しており、それらを合計すると約6,200万円という状況であります。
多くの皆様から、思いのこもった応援メッセージやご支援、ご協力をいただき、誠にありがとうございます。心より御礼申し上げます。
受付は9月7日月曜日までと、本日を含めあと5日となっております。市民に身近であり、また、国内有数のクオリティを誇る山形交響楽団を皆様と一緒に応援することで、地元の文化をつなぎ、発展させていきたいと思っております。最後まで、あたたかいご支援をお願いできればと思っております。
発表は以上となりますが、新型コロナウイルスにつきましては、山形市においても、8月19日、29日と立て続けに感染者が確認されている状況にあります。
市民の皆様におかれましては、改めて、新型コロナウイルスへの感染防止の意識を強く持ち、手指消毒やマスク着用、3密の回避など、新しい生活様式の実践を徹底していただきながら、引き続き、活動していただきますようお願い申し上げます。
また、残念ながら山形市の過去事案でも事例がありましたが、感染者の方やそのご家族、医療従事者などに対する差別や偏見、誹謗中傷、いじめなどは、絶対にあってはならないことです。どうか、市民の皆様お一人おひとりが思いやりを持ち、そのような行動は厳に慎んでいただきますよう、重ねてお願い申し上げます。
私からの発表は、以上でございます。

山形新聞
いくつか整理させていただきたいのですが、山形まるごとマラソンのツアーランニングコースの設定ということで、公開日時が9月4日となっていますが、この公開日時というのはPR動画の公開が4日だという意味でしょうか。

教育部長
動画の公開が9月4日ということです。

山形新聞
何時ごろから見ることができるのでしょうか。

教育部長
9月4日午前10時を予定しております。

山形新聞
私もこのマラソンを何度か走らせていただいたことがありまして、今コースの方も見させていただきましたが、去年までのコースと、今年新しく設定したコースというのは厳密に言うと違うのでしょうか。

教育部長
違う部分があり、霞城公園の中を通って山銀ホールあたりを通過するというところが、新しく追加している部分です。観光という意味合いも強めているということでございます。

山形新聞
今までも霞城公園の中を走っていると思うのですが、霞城公園の中の通り方が違うということでしょうか。

スポーツ保健課長
大まかには同じなのですが、観光名所を加えるということで、最上義光記念館の銅像の前を走っていただいたり、郷土資料館・旧済生館の所を走っていただいたりということで、部分部分でフォトスポットとなるような所を加えさせていただいております。

山形新聞
蔵王ジャンプ台のネーミングライツパートナーは、複数の応募があった場合はどのような選び方になるのでしょうか。

教育部長
手を挙げていただいた会社をプロポーザルで審査をしまして、順位をつけていくと形になります。

山形新聞
プロポーサルということは、どういった項目で審査をされるのでしょうか。

スポーツ保健課長
審査におきましては、まず当然応募資格があるかどうか、更には名称の適格性が審査されます。その上でネーミングライツ料やその他、期間と表示方法などにつて、総合的に判定をして、優先順位を決定するということになります。

朝日新聞
山響のクラウドファンディングについては、今日を含めてあと5日残っている訳ですが、6,200万という数字が出ました。この数字について、市長としてはどのように受け止めていらっしゃるでしょうか。

市長
クラウドファンディング、いわゆるふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディングということで寄付を呼びかけまして、それについては2,035万円ということでまだ目標には達していないわけですが、その他、いろんな形で企業版ふるさと納税ですとか、山形交響楽団に直接ご寄付をされる方が多く増え、輪が広がって、トータルすると約6,200万円ということになりました。市民の皆様、あるいは県外の方からも相当数のご寄付がありまして、そうした山響ファンの皆様の温かい気持ちに心から感謝を申し上げたいと思っております。山形市という人口25万人の都市規模でこれだけの質の高いオーケストラを維持できているというのは、こうした皆様の熱い想いに支えられてきたものでありまして、山響さんからも非常に励みになっているという話も伺っています。厳しい状況は続きますが、しっかり今後も存続できるように市としても引き続き応援していきたいと考えております。

日本経済新聞
まるごとツアーランニングの関係で、10月11日のイベント、10月3日~4日は泊りがけのイベントということで、いずれも有料なのでしょうか。

教育部長
最初の11日の方は無料になります。10月3日~4日に蔵王で行うまるごとツアーランニングについては、宿泊パックとなっており、有料になります。これは宿泊パッケージとして売り出すということになります。

日本経済新聞
何千円というパンフレットなどはないのでしょうか。

スポーツ保健課長
少し補足させていただきますと、10月11日の市民スポーツフェスタの開催に合わせて行うツアーランニングにつきましては、参加自体は無料ですが、まるごとマラソン2020ONLINEにエントリーしていただくということで、こちらのエントリーが前提となって無料ということです。また、蔵王の方の料金ですが、宿泊されるホテルのグレードなどによって異なっています。GоTоキャンペーンや県の「県民泊まって元気キャンペーン」の割引制度を利用した中で、おおむね1万5,000円~2万円程度に設定しております。具体的には旅行会社さんへお申し込みいただくこととなります。

日本経済新聞
それに関連して、マラソンを今回はオンラインで開くということはいろんな都市でやっていることだとは思いますが、リアルのランニングのイベントが100人という人数とはいえ、それなりの数で尚且つ宿泊まであるということになると、一定のリスクも出てくるかと思います。何もやらないことが行政にとっては一番リスクではないということもあると思いますが、今回、あえてこういうリアルなイベントを開かれるというのは、どのような狙い、例えば、ある程度思い切って踏み出さないと何も始まらないという思いがあるのかお聞かせください。

市長
山形市は様々な大きなイベントが多い街でありまして、多くの市民の皆様が楽しみにしていたものが軒並み中止・延期というような形になっている中で、我々は何ができるかを常に知恵を絞って考えているところであります。そうした中で、これまでも、日本一の芋煮会についてもドライブスルーでありますとか、花笠についてもいろんなデコレーションをしたり、動画などの取り組みをしたりというようなこともやってきましたが、やはりこれも、そうしたいろんな知恵を絞る中で出てきたアイディアであり、それを実行に移すということです。まず参加の方を県内の方限定にする、そしてトータル数100名に絞り、実施の際にも100名の方が重なることがないようなやり方で取り組んでいきたいと思っております。コロナだから何もしないというようなことではなく、何ができるかを考えての取り組みでありますので、当然ながら実施については最大限の対策・配慮をしてまいりたいと思っております。

YBC
市長に改めてお伺いいたします。まるごとマラソンについてなのですが、定員4,000人に達したということですが、PR動画については一般の方も見ることができるということで、改めて、一般の方にも走ってほしいというところをお聞かせください。

市長
4,000名の中には市民・県民の方はもちろん、全国からご応募をいただいた方もいらっしゃいます。全国のランナーの皆様もこういう機会を待っていらっしゃったのかなと感じております。このマラソンを通じて、山形の事も一緒に考えていただければと思っておりますし、完走によって、山形の美味しいものが届いたりということもありますので、大いにそうした形で楽しんでいただければと思います。そうした中で、来年大会が実行される際には山形に行ってみようかと考えていただければ、山形市にとっては非常にありがたいと思っております。

山形新聞
2点市長にお伺いします。一点目は自民党総裁選についてです。様々な動きが出ておりますけれども、どのような所感をお持ちで、どのような人が選ばれれば良いと考えていらっしゃるのか教えてください。もう一点が、今朝、山形新聞で事例を紹介しましたが、介護施設にお勤めの方などで、御子息が修学旅行の指定地域に行った場合仕事を休まなければならないということで、子供が修学旅行に参加できないということがいくつかあるようです。基本的には企業の考え方ですし、行政・教育委員会が立ち入るのはなかなか難しいこともあり、非常に難しい問題だと思いますが、そうした事例が出ていることについて、市長はどのようにお感じか、所感をお聞かせいただければと思います。

市長
まず自民党総裁選についてですが、やはり自民党の総裁は、日本の総理大臣になるであろうということですから、国民・市民にとって極めて重要な決定がなされる総裁選なのかなと思っております。山形市長の立場で申し上げますと、やはり目下のコロナ対策による経済対策も含めてのことでありますけれども、しっかりとリーダーシップを持って取り組んでいただける方が最も望ましいのではないかと考えております。現在、3候補出揃っており、巷では数合わせの報道がたくさんございますけれども、それぞれが政策を訴えると思いますので、その中身が非常に大事だと思っております。それぞれの候補がそれぞれの政策を発表することで、誰に決まろうとも一定の影響を持つと思いますので、これからその議論を見ていきたいと思っているところです。
また、2つ目につきましては、これは極めて難しく、どこが正解か分からない問題だと思います。山形市としては、様々なご意見がある中で、やはり可能な形で子供たちの為にも修学旅行を行う考えでありまして、実際、そのようなお声を保護者の方からもたくさんいただいております。しかし、先ほどおっしゃったようなご事情を抱えている方もいらっしゃるということでありまして、市としては、企業の方針ですとか、そうした事に対して申し上げることはできない訳でありますが、その中でそれぞれの企業がご判断されるということだと思います。私もずっとコロナ対策をしていて思うのですが、こっちを立てればこっちが立たないということが余りにも多くて、常に引き裂かれる思いでおりますけれども、そうした中で市民の想いあるいは両立の実行という観念から選び取っていくということです。しかし100%の方がそれに賛成ということは無いのだろうと思いますが、市民の皆様の為にこれがいいという道を選んでいきたいと思います。

朝日新聞
自民党総裁選についてお尋ねしたいのですが、自民党はこれまでの市長選で市長が支援を受けたということでございますが、今回の総裁選では、全国に党員党友の投票というのは見送られました。これについてコメントをいただけるのであれば、どういった思いで受け止めているかお教え願います。

市長
私自身は自民党籍ではないものですから、ルールの中で決めていくということになると思いますが、各県連単位で独自で投票するという流れがかなり広まっていると聞いておりますので、その意味では党員の皆さんの意見を反映していくのかなと思っています。先ほど申しましたとおり、私は政策の方が大事だと思っておりますので、その政策に注目が集まるようなやり方をしてもらえることを期待したいと思います。

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