令和2年8月3日 市長記者会見

ページ番号1002053  更新日 令和3年9月30日

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写真:記者会見をする市長

出席者

市長、総務部長、健康医療部長、商工観光部長、教育部長

内容

発表事項

  1. コロナ対策宣言店プレミアムクーポン券の販売開始について
  2. 「日本一の芋煮会フェスティバル代替イベント」について
  3. 猫の不妊・去勢手術費補助金交付事業 ガバメントクラウドファンディングの実施について
  4. 令和3年 第73回 「山形市成人の祝賀式」の延期について

資料のみ

  • 千年和鐘打鐘式について
  • ガバメントクラウドファンディング「山形市×山響 音楽でまちを元気に」の経過について

会見内容

映像

内容要旨(※要点筆記としておりますので、あらかじめご了承ください。)

佐藤市長
はじめに、6月25日の記者会見にてお伝えしました、コロナ対策宣言店プレミアムクーポン券の販売開始について、発表いたします。
新型コロナウイルスの感染拡大により大きな影響を受けている市内飲食店を支援し、地域経済の早期回復と感染拡大防止の徹底を図るために、8月5日から、「コロナ対策宣言店」で利用できるプレミアムクーポン券の販売を開始いたします。
販売価格2千円に1千円分のプレミアムを付与した3千円分のプレミアムクーポン券とし、10万セットを販売する予定であります。
クーポン券は、「コロナ対策宣言店」で、かつ、「プレミアムクーポン券取扱店」のステッカーを貼っている飲食店でお買い求めいただけます。販売は、1店舗につき100セット限定ですが、山形市民に限らず、どなたでも購入することができます。また、同一店舗での購入は1名で最大5セットまでとなっており、購入した飲食店でのみ利用できます。
クーポン券取扱飲食店につきましては、「ベニちゃんの山形応援サイト」等に掲載し、周知してまいります。
なお、販売開始時は混雑が想定されますので、各店舗及び購入希望の皆様におかれましては、それぞれ感染防止対策を徹底していただきますようお願い申し上げます。
続きまして、日本一の芋煮会フェスティバルの代替イベントについて、発表いたします。
今年度は、日本一の大鍋を使用した、日本一の芋煮会フェスティバルは中止となっておりますが、その代替イベントとして、新しい生活様式に即した芋煮会フェスティバルを開催いたします。
題して、「ドライブスルーで芋に恋して」です。
会場を馬見ヶ崎川河川敷から須川河川敷反田橋付近へと変更し、三密を避けるため、完全予約制のオンラインでの申込及び決済、自動車による来場に限定いたします。当日9月20日は、2.3m鍋と2m鍋で調理した芋煮をドライブスルー形式でお渡します。8月7日より予約受付を開始し、提供数は、4食分を1セットとした1,000セット、計4,000食となります。
なお、新型コロナウイルス感染防止対策のため、車以外での来場と受け渡し、会場内での飲食はできません。
また、当日の来場が難しい全国の皆様に向けては、芋煮会フェスティバルで使用する予定であった里芋を「日本一の芋煮会フェスティバル認定里芋」と銘打ち、芋煮セットにして通信販売するなど、芋煮文化を発信してまいります。「日本一の芋煮会フェスティバル認定里芋」は、地元の皆様にも、小売店を通じて販売いたします。
各ご家庭などにおいて芋煮を作っていただき、山形の秋を感じていただきたいと思っております。
続きまして、先日お知らせいたしました猫の不妊・去勢手術費補助金交付事業ガバメントクラウドファンディングについて、改めて発表いたします。
8月1日土曜日から、猫の適正飼養の普及啓発等を目的としたガバメントクラウドファンディング『「にゃんこ」と「私」の共同宣言 不妊・去勢でにゃんとかすっべ』を開始しております。
動物愛護センターわんにゃんポートは昨年4月の開設以来、猫に関する相談が多く寄せられ、昨年度の相談件数730件のうち6割以上となる447件が、ふん尿被害や多頭飼育などのトラブルに関するものでした。
こういったトラブルへの対応については、これまで町内会など地域の皆様とともに、その地域の実情に応じた解決に向けた取組を行っております。
こうした取組の中で、地域の方々から、猫の不妊・去勢手術費の助成制度を求める声が多く寄せられ、市民ニーズが非常に高いということを認識いたしました。
これを踏まえて、山形市では今年度から、猫の不妊・去勢手術費を補助する事業を実施しております。適正に飼養されていない飼い猫や飼い主のいない猫の繁殖を抑制することで、周囲に対する迷惑等の被害を防ぎ、トラブルの解決が図られるものと期待しているところです。
当事業は、継続的に実施することでその効果が高まるものであります。ガバメントクラウドファンディングによって、この問題について市民の皆様に認識をいただきながら、更なる適正飼養の推進を図ってまいります。
皆様のあたたかいご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
なお、現在実施中のガバメントクラウドファンディング「山形市×山響 音楽でまちを元気に」につきましては、現在、550名の皆様から、1,615万2,500円をご寄附いただいております。このほか、山形交響楽団への直接の寄附も増加しており、合計すると4,146万1,500円という状況であります。
これまでご寄附いただいた皆様に、心から感謝を申し上げたいと思います。こちらはまだ続きまして、9月7日月曜日までの予定であります。目標達成に向けて、更なるPRに努めてまいります。ぜひご支援のほどをお願い申し上げます。
続きまして、成人の祝賀式の延期について発表いたします。
現在、首都圏などにおいて、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念され、収束が見通せない状況となっております。こうした中、令和3年1月10日に開催を予定している第73回「山形市成人の祝賀式」の実施の可否について検討を進めてまいりました。
その結果、更なる流行が心配される冬季の式典開催は、寒さや乾燥などにより、感染拡大の危険性が高まることから、新成人の皆様の安全を確保するため、開催時期の延期を決定いたしました。
延期後の日程につきましては、令和3年5月2日日曜日に、山形ビッグウイングで、午前と午後の2回に分けた分散開催とする予定です。式典の開始時間など詳細が決定し次第、改めて、速やかに公表させていただきます。
1月の式典を楽しみにされていました新成人の皆様、ご家族の皆様には、大変申し訳ありませんが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

河北新報
日本一の芋煮会の代替イベントとして、ドライブスルーでの開催ということですが、須川で受け取ったあとはご自宅で楽しんでいただくというような趣向でしょうか。

佐藤市長
芋煮をパッケージしてお渡しするという形になりますので、その場での会場内での飲食などはせず、それぞれのご家庭などで楽しんでいただくという形でお願いしたいと思います。

河北新報
味や種類などは今現在決まっておりますでしょうか。

商工観光部長
ご当地でいろいろ味のものがございますが、今考えているのは山形の芋煮でございます。

山形新聞
プレミアムクーポン券の取扱店舗の数は、何店舗登録されていますでしょうか。

商工観光部長
7月末現在でございますが、プレミアムクーポン券の取扱飲食店という形で申し込みを受けておりますのが250件ほどございます。

山形新聞
芋煮会についてですが、馬見ヶ崎川ではなく須川で行う理由は、何かありますでしょうか。

商工観光部長
交通渋滞の防止ということを考えますと、短時間で配食を行う方法として複数のドライブスルーレーンを設置する必要があります。そうしますと、馬見ヶ崎川ではなく、須川の方がより、スペース等が取りやすいということでございます。

山形新聞
確認ですが、何か所かドライブスルーを設ける、1か所ではなく数か所設けるということでよろしいでしょうか。

商工観光部長
入口と出口は1か所ですが、その後のドライブスルーのレーンを数か所設けて、待機しないように協力をお願いするというプランでございます。

山形新聞
ガバメントクラウドファンディングについてですが、猫の不妊治療1件につき8,000円、去勢手術1件につき5,000円ということですが、一般的に手術代というのはどのくらいの額になりますか。また、8,000円、5,000円というのはどのくらいの割合にあたるのかを教えてください。

健康医療部長
手術費用につきましては、不妊手術ですと1件につき約10,000円~25,000円、去勢手術については5,000円~15,000円程度となっておりますので、今回の交付事業については一部補助という考え方になっております。

山形新聞
成人式が来年のゴールデンウイークの午前と午後の2回に分けて開催ということでしたが、分け方というのは地区で分けるのかなど、決まっていることがあれば教えてください。

佐藤市長
まだ検討中ですが、例えば山形市北部と南部ですとか、そういった形で考えておりますが、まだ確定はしておりません。

朝日新聞
芋煮の資料の目的の項目に、合わせて観光誘致を図るとございます。会場エリア内には飲食エリアはないということですが、例えば、仙台から山形に来る方などがここへ車で来た場合、県や市外から来た方、要するにすぐ食べられる場所がないお客様への便宜というのは考えていらっしゃるでしょうか。

佐藤市長
ドライブスルーについては、やはり地元中心になると思います。ただ、これまで全国から山形にいらしてくださった方々には、先ほど申し上げました、芋煮セットを通販して楽しんでいただくという準備をしているということでありますので、そうした形でそれぞれ楽しんでいただける工夫をしていきたいと思います。

共同通信
芋煮について、今回使用する鍋が2.3mと2mということですが、例年ショベルカーを使って調理されると思いますが、そういった予定などは決まっておりますでしょうか。

佐藤市長
例年は6.5mの大鍋で馬見ヶ崎川で大規模に行うのですが、今回はそれができないという状況です。もともとある2mの鍋で作る場合は、ショベルカーを使わなくてもできますので、普通に作る予定になっております。

読売新聞
同じく芋煮について何点か質問があります。混雑を回避するために提供時間を予約時に選択するとありますが、その他に混雑の防止について考えていることはございますか。

商工観光部長
まず、予約時に来場時間を選択し、それを守っていただく形で混雑を防止していくということが1点です。このことによりまして、来場台数を調整することも可能になると思います。また、時間ごとの提供数には上限を200セットほど設けて、来場台数を平準化していく予定でございます。また、配食場所ですが、山形中央産業団地内の、通常花火大会で使用する場所でございます。9月20日は日曜日ということで企業さんもお休みですので、こちらの動線を経由するという形でスペースを確保し、合わせて付近の公道に車両が溢れることがないように調整していきたいと思います。併せて、引き換えチケットを前もって送らせていただきますが、会場案内図も同封し、現地における誘導員による誘導等も考えております。

読売新聞
会場エリアに飲食エリアが無いということで、車の中では食べられないとしているのですが、もしも川の端のほうに降りてきて食べたりですとか、車の中におたまを持ってきて食べようとしたところを見つけた場合、注意などをしなければならないと思うのですが、そのあたりはどうお考えでしょうか。

佐藤市長
そういった方はほぼおられないと思いますが、そこは現場の状況を見て対応していきたいと思います。

読売新聞
最後に芋煮の個人向け通信販売についてなのですが、芋煮食材とあるのですが、これは里芋以外にもお肉ですとか、お醤油ですとかそういったものも入っているのでしょうか。

商工観光部長
通常芋煮を作る時の食材等一式が入っているとご理解いただいて結構です。

山形新聞
特別定額給付金について、山形市はまもなく申請締め切りかと思うのですが、最新の給付率を教えていただきたいのと、その数字に対する市長の評価をお聞かせください。

総務部長
7月31日金曜日現在で、申請数は10万3,200世帯でございます。申請率としては99.06%、人口ベースですと給付率は99.21%になります。残り約1,900名になります。世帯数としては、1,482件でございます。この件数は、申請勧奨通知等をさせていただいた数字となっております。

佐藤市長
そうした状況については、徹底して市民の皆様にお伝えをしていった結果、99%を超える方々に申請をいただいているということで、このコロナ禍で非常に厳しい社会状況によっての申請率ということもあるでしょうし、我々としても徹底して広報していったという2つがあってこれだけ高くなっているのだと思います。まもなく終了ということですが、最後まで1人でも多くの市民の皆様に受け取っていただく努力はしていきたいと思います。

朝日新聞
今回の水害について市長の考えを教えてください。県内で70棟の住宅が浸水しました。山形市内でも20棟くらいの浸水がありました。かなり大規模な水害となったわけですが、県内で亡くなった方はいませんでした。これについて全県的な話で恐縮ですが、山形市長としてこれだけの大雨で死者が出なかったということについては、どういったことが上手くいったからだとお考えですか。

佐藤市長
まずは、被災された皆様にお見舞い申し上げたいと思います。
この度これだけの水害で県内での死者が出なかった、また人的被害も非常に少なく済んだということは、近年全国で続いております災害、特に水害を報道などで、多くの県民の皆様、市民の皆様が、災害というものについてかなり強く意識するようになったからだと思います。それによって、例えば避難行動を早める等、そうしたことが各地で行われた結果なのではないかと思っておりますし、また行政としても様々な避難指示などを早めに出す、避難所の開設を早めにしていく等、これは山形市だけでなく他の自治体においてもそのような対応が取られたものと認識しております。そうしたことが功を奏して、人的被害については非常に少なく済んだということで、これは本当に今後の教訓にもなったと思っております。そして今、各地で被害が出ております。山形市内も日を追うごとに、ここも土砂崩れになっている等の色々な情報がどんどん分かってきております。そうしたところについて、例えば道路が通れなくなったところについても一刻も早く復旧に向けて努力しなければなりません。また、床上浸水・床下浸水についても、これは市の社会福祉協議会でボランティアセンターが立ち上がっておりますが、そうしたところの支援や、あるいは今後農業被害もございますので、情報を整理して市として復旧に全力であたるということで取り組んでまいりたいと思います。また、より深刻な被害に遭った県内の他市町村についても、出来る限り応援してまいりたいと思います。
既に報じられたところでありますが、今回の水害に際して、山形市水道事業において関係自治体あるいは国交省も巻き込んだ形で、早急に集まって水を上手く融通することで断水を最小限にして回避することができたことは非常に良かったと思います。そういう意味で災害時における現場対応が良いケースを我々はこれから実践しなければならないですし、もちろん不十分だったこと、できなかったこともございます。そうした反省を活かして、これからも台風の季節になりますので、気を抜かずに災害対策に取り組んでまいりたいと思います。

YTS
今回の水害の件でもう1つ質問があります。避難所の開設について、早めに手を打っていたという印象がございますが、改めてこちらに対する評価と反省点があれば教えていただけますか。

山形市長
この度の避難所開設では、コロナ対策をしながらの避難所開設という実践としては初めてのケースでありました。予定していた通り、しっかり距離をとって避難をしていただいて、中でも、人がたくさん集まったところについては、近くの避難所を別に開設し、そちらに移動していただいたりということも行いました。おおむね、そうした形ではスムーズにできていたと思いますが、様々な改善点・反省点はありますので、今後も大いにこの教訓を活かしていきたいと考えております。

YTS
今回は水害ということで、エリアが比較的限られていたという印象を持っております。もしもこのような同じ状況で地震が来た場合は、すべての避難所を開けなければいけませんし、3密の対策も取らなければならないと思いますが、そちらについての課題がありましたら教えてください。

佐藤市長
かなり多くの方が避難する必要性が出るという部分が一番の課題だと思います。そうしたケースが山形市については、ここ最近無かったと思いますので、そうした際にどうしていくか、避難所たる場所の確保をどうするかなど、更なる検討も必要になってくると思っています。

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