令和6年10月24日 市長記者会見

ページ番号1014925  更新日 令和6年10月24日

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写真:記者会見をする市長

出席者

市長、総務部長、文化スポーツ部長、市民生活部長、健康医療部長、環境部長、商工観光部長

内容

発表事項

1.鏡 優翔 選手への山形市スポーツ栄誉賞の授与式について
2.日本一の観光案内所の機能具現化に向けたトライアル事業「やまがた秋のハレとケまつり」について
3.「令和6年度(第61回)三浦記念賞」受賞者の決定について
4.山形市伝統的工芸産業後継者育成対策プロジェクトガバメントクラウドファンディング(GCF)の実施について
5.令和6年度(第51回)山形市伝統的工芸産業技術功労者褒賞について
6.令和6年度山形市ふるさと納税推進事業フルーツ・新米先行予約(令和7年産)の実施について
7.山形市創業アワード2024の開催について
8.市政施行135周年記念事業「第7回やまがた検定」について
9.猫の不妊・去勢手術費補助金交付金事業ガバメントクラウドファンディングの実施について
10.市有施設へのオープン型宅配ボックスの設置拡大について

資料のみ

・職員の通年ノーネクタイの実施について

会見内容

映像

発表内容(※要点筆記としておりますので、あらかじめご了承ください。)

市長

 はじめに、鏡優翔(かがみゆうか)選手への山形市スポーツ栄誉賞の授与について発表いたします。

 パリ2024オリンピックレスリング女子76キログラム級において、金メダルを獲得した、山形市出身の鏡優翔選手への山形市スポーツ栄誉賞の授与式を11月24日の日曜日、午後4時からホテルメトロポリタン山形において行います。

 市民の方からもご参加いただきますよう、先着200名を募集いたしますので、事前にお申し込みくださるようご案内いたします。市民の皆様と共に一緒にスポーツ栄誉賞の授与と副賞の贈呈を行い、お祝いいたします。

 また、授与式後に公益財団法人山形市スポーツ協会主催の山形市スポーツ懇談会において、鏡選手による講演会を開催いたします。初出場したオリンピックでの試合の状況なども交え、金メダリストとしての今後のご活動についても講演いただきますので、ぜひこちらもご参加ください。

 鏡選手のこれからのご活躍を期待し、市民の皆様とともに、今後もエールを送っていきたいと思います。

 

 続きまして、日本一の観光案内所の機能具現化に向けたトライアル事業「やまがた秋のハレとケまつり」について発表いたします。

 「やまがた秋のハレとケまつり」につきましては、昨年まで「やまがた舞子と花小路秋まつり」として開催していたイベントを拡充し、山形駅周辺に設置を目指す新観光案内所と、現在リノベーション事業を進めている旧千歳館との連携を図りながら、本市の交流人口拡大と、伝統文化の関係人口拡大をねらいとして、山形駅と旧千歳館・花小路を繋いで体験コンテンツ等を提供し、中心市街地の回遊を促進するイベントであります。

 開催日は、11月9日の土曜日と、10日の日曜日の2日間です。イベント名にあります「ハレ」、「と」、「ケ」という言葉とそれぞれのエリアについてですが、「ハレ」は儀式やお祭りなどの非日常であり、山形での特別な体験ができるエリアとしており、「ケ」は普段の生活である日常であり、日々営まれている暮らしにおいて、氣(け)が充実し活気に満ちている職人さんが行う伝統工芸などの体験ができるエリアとしております。そして、「と」については、回遊する場所であり、「ハレ」と「ケ」エリアを徒歩やバス、コミュニティサイクルなどで中心市街地の観光地を巡りながら行き来するエリアとしております。

 具体的な内容といたしましては、「ハレ」の場では、やまがた舞子の演舞をはじめとする華やかな賑わいを、「ケ」の場では、伝統工芸体験など、「と」の場では、観光地を巡るスタンプラリーなどを行います。

 会場は、山形駅周辺と旧千歳館及び花小路エリア、そしてこの2つのエリアを結ぶ中心市街地の3つのエリアです。

 それぞれのエリアの移動の際には、ぜひ、コミュニティサイクル及びベニちゃんバスをご利用いただきたいと思います。なお、コミュニティサイクルについては、イベント来場者等の利便性向上を図るため、旧千歳館南側に臨時のサイクルポートを設置いたします。設置期間は11月1日の金曜日から11月30日の土曜日の1か月間です。

 紅葉色づく街なかで、芸妓(げいぎ)文化をはじめとする様々な文化を継承する人たちとの触れ合いを通じて、市民や観光客の皆様に、多種多様な文化に富んだ山形の秋を、存分に楽しんでいただきたいと考えておりますので、お越しいただきたいと思います。

 

 続きまして、令和6年度第61回三浦記念賞受賞者の決定について発表いたします。

 公益財団法人三浦新七博士記念会は、故三浦新七博士が生前、念願してやまなかった山形市の産業経済の発展を図るため、産業経済の向上に功績があった個人又は団体に対する「三浦記念賞」の授与をはじめ、商工業振興に関する調査研究や講演会の開催等の事業を行い、本市の産業経済の発展に寄与することを目的とし、昭和38年3月15日に設立された団体であります。

 第61回となります本年度の三浦記念賞の受賞者が決まりましたので、ご報告申し上げます。本年度の受賞者は

 七日町商店街振興組合前理事長の岩淵正太郎(いわぶちしょうたろう)氏、

 株式会社KOEI(コーエイ)

の個人1名と企業1団体となります。

 それぞれの功績の概要等については、お手元に配付しております資料をご覧ください。

 受賞者の皆様には、今後とも山形市の地域産業経済の発展にお力添えをいただきたいと思います。

 表彰式は、12月10日の午後5時より、山形グランドホテルにおいて執り行います。よろしくお願いいたします。

 

 続きまして、山形市伝統的工芸産業後継者育成対策プロジェクトガバメントクラウドファンデングについて発表いたします。

 山形市では、本市の伝統的工芸産業の後継者育成のため、平成30年度よりクラウドファンディングを実施し、これまで多くの皆様から温かいご支援・ご協力をいただいてまいりました。

 本年8月に急逝されました和傘職人の故古内清司(ふるうちせいじ)さんのお弟子さんも、本ガバメントクラウドファンディングを活用し、伝統技術の継承をされております。

 しかしながら、伝統工芸における後継者不足は依然として深刻な状況にあることから、今年度も継続して後継者育成の事業を実施するにあたり、クラウドファンディングを実施いたします。

 山形市の伝統的工芸品は、高度な技術を持つ職人たちが、お互いの技を競い、交流し、ひたすら技を磨き続け生み出されてきた職人たちの魂が込められた品々で、これらは人々の日常に潤いと豊かさを与えてくれるものです。これまで数百年もの間続いてきた魂と技術の結晶を絶やすことなく残していかなければなりません。

 いただいたご寄付は、新規雇用などの後継者育成を図る事業者への支援や、職人と学生の交流の機会を創出し、後継者育成の推進を図る事業などに充当し、伝統的工芸産業の技術承継のために活用いたします。

 募集期間は、明日10月25日から令和7年1月22日までとし、ご寄附いただいた方は「ふるさと納税」と同様に税控除が受けられます。

 この取組を通じて、山形市の伝統的工芸産業の振興を図るだけでなく、文化創造都市として山形市のものづくり文化の素晴らしさを県内外に発信し、新たな山形ファンの獲得や誘客促進といった付帯効果も生み出したいと考えております。

 山形市が世界に誇る伝統技術を未来へ繋ぐため、多くの皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いします。

 

 続きまして、令和6年度第51回山形市伝統的工芸産業技術功労者褒賞について、受賞者が決定しましたので、発表いたします。

 山形市では、山形市における伝統的工芸産業技術の保存及び後継者育成を図るため、昭和49年度より技術功労者の褒賞を行っております。

 長年にわたり伝統的工芸産業に従事し、技術・技法の伝承に尽くされ、業界の発展に多大な貢献をされてきた方々を対象としており、昨年度までに28業種・226名の方を褒賞いたしました。

 今年度は、「山形鋳物」、「建具」、「石工」の各業界で活躍されておられます3名の方を受賞者として決定いたしました。

 受賞者の皆様には、今後とも山形市の伝統工芸産業の発展と、後進の育成にも引き続きお力添えをいただきたいと思います。

 なお、褒賞式につきましては、10月25日金曜日、午後4時30分から山形グランドホテルにて執り行いますので、よろしくお願いいたします。

 また、受賞者の作品について、来年1月に、山形まるごと館「紅の蔵」において、2月からは「山形市北部公民館の伝統工芸産業展示室」において10年間展示いたしますので、この機会にすぐれた匠の技をぜひご覧いただきたいと思います。

 

 続きまして、令和6年度山形市ふるさと納税推進事業フルーツ・新米先行予約の実施について発表いたします。

 毎年好評をいただいておりますフルーツ・新米の先行予約ですが、山形のフルーツとお米の魅力を全国にPRするため、今年度も令和7年産のフルーツと新米の先行予約を実施いたします。

 さくらんぼ、ぶどう、桃のほか、新米を含むフルーツ定期便など、合わせて約21万件を超える返礼品を準備させていただきました。いずれも全国に誇る、山形の素晴らしい特産品である果物と新米です。

 先行予約の期間は、11月8日金曜日から来年3月31日月曜日までとなっておりますので、ぜひお申込みいただき、全国の皆様にご賞味いただきたいと思っております。

 なお、今年度は、さくらんぼの高温障害が発生し、品質の良いさくらんぼの収穫量が少なく、一部の寄附者様にさくらんぼの返礼品をお届けすることができませんでした。天候や生育状況により、さくらんぼが代替品になる可能性があることについて、寄附者の皆様にご理解いたくとともに、生産者の方々には高温障害対策を進めていただき、安定した生産ができるよう努めてまいります。

 なお、ふるさと納税の状況でございますが、今年度も、9月末日現在で約13億2千万円となっております。過去最高額となった一昨年度を超える好調ぶりで、多くの皆様からふるさと納税をいただいております。心より感謝を申し上げたいと思います。

 ふるさと納税は、返礼品を取り扱う事業者の活性化や、関係人口の拡大につながるとともに、寄附金を活用して実施する多くの事業により、山形市をより魅力的なまちにしていくことができる制度でもあります。今後とも、より一層のご支援・ご協力をいただけるよう、工夫して取り組んでまいります。

 

 続きまして、山形市創業アワード2024の開催について発表いたします。

 創業支援関係団体のご支援・ご協力のもと、起業を志す方のロールモデルとなる優れた新規起業家を表彰する「山形市創業アワード2024」を開催することといたしました。

 9回目となる今回も、昨年度に引き続き、最優秀賞となられた方には賞金のほか、副賞として、ラジオ番組の出演権が得られるほか、新たに、ベニちゃんバス車内広告や市内のデジタルサイネージへのPR動画を掲載、受賞結果のCM放送などの特典を用意しております。

 明日10月25日金曜日から募集を開始し、12月3日火曜日まで応募を受け付けます。募集対象など詳細は配付資料をご覧ください。

 一次審査は書類審査とし、決勝大会は、一般公開のプレゼンテーション審査とします。決勝大会は、来年2月8日土曜日、山形市立商業高校の輸誠ホールにて開催し、一般の参加者に加え、高校生にも参加いただきながら、世代を超えた起業家マインドの醸成を目指します。

 山形市では、この創業アワードをはじめ、市民、事業者がチャレンジできる環境を創出することで、飲食店などのスモールビジネスから革新的なベンチャー企業まで、あらゆる起業・創業の機運を高めてまいります。多くの皆様からご応募いただきたいと思っております。

 

 続きまして、「第7回やまがた検定」について発表いたします。

 やまがた検定は、検定を通じて山形市の魅力を発見・再認識してもらうことで、郷土愛の醸成を図るとともに、山形市の魅力を、市内外へ発信できる人材の育成を目的としております。

 7回目となる今回は、令和7年2月15日、土曜日に開催いたします。検定の内容としましては、山形市の歴史や観光、食、時事など幅広い分野に渡る「筆記試験」と、山形市の伝統工芸の一つである焼物の陶芸体験など、山形市の魅力を楽しく体験・実感していただく「体験ツアー」となっております。

 お申し込みは、令和6年11月1日から令和7年1月17日までで、やまがた検定公式ホームページや、ファクスなどでお申込みいただけます。

 多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 

 続きまして、ガバメントクラウドファンディング『「にゃんこ」と「私」の共同宣言~不妊・去勢でにゃんとかすっべ~』第5弾について発表いたします。

 この取組は、令和2年度に開始して以来、市内外の多くの皆様からご賛同と温かいご寄附をいただき、支えられてまいりました。また、猫問題に取り組むボランティアの皆様にもご協力を賜り、活動がさらに広がってきております。

 昨年度、「猫の避妊・去勢手術費補助金交付事業」には、442件の申請があり、354万円の補助を行いました。このうち145万7千円は、皆様からのご寄附で賄われております。ご協力をいただいた皆様に、感謝申し上げます。

 一方、引き続き市民の皆様からは、猫に関する多くの相談が寄せられています。今年度もこの活動を継続し、猫問題への認識をさらに広げるために、8月8日の「世界猫の日」に合わせてクラウドファンディングを開始したところです。

 現在、募集期間が残り2週間となりましたが、まだ目標金額の200万円には達していない状況です。引き続き猫の不妊・去勢手術の促進により、人と猫が安心して生活できる共生社会の実現を目指して参りますので、ご協力をお願いいたします。

 

 続きまして、市有施設へのオープン型宅配ボックスの設置拡大について発表いたします。

 山形市では、宅配便の再配達を削減することで、トラックから排出される二酸化炭素排出量の削減や物流の2024年問題への取組としては、家庭用宅配ボックスの設置に対する補助やオープン型宅配ボックスの設置を行ってまいりました。

 山形市とヤマト運輸株式会社が締結した包括連携協定に基づく取組として、令和6年3月に設置した元木公民館のオープン型宅配ボックスは、9月末までで353件の利用があり、大変好評を得ております。この度、新たに霞城公民館と滝山コミュニティセンターの2箇所に、オープン型宅配ボックスを設置し、10月22日より利用を開始しております。

 オープン型宅配ボックスとは、誰でも利用できるロッカー型の宅配ボックスで、この宅配ボックスを配達先に指定することで、仕事帰りなど自分のライフスタイルに合わせて、好きな時間に受け取ることができます。また、荷物を発送することも可能です。

 受取・発送ともに24時間利用可能であり、利用者負担はございません。ぜひ、オープン型宅配ボックスをご利用いただき、宅配便の再配達を削減することで、地球に優しい生活環境・事業環境を実現し、持続的発展が可能なまちを目指してまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 

 私からの発表は以上です。

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