令和6年6月24日 市長記者会見
出席者
市長、総務部長、文化スポーツ部長、消防長
内容
発表事項
1.市制施行135周年記念式典について
2.救急医療情報共有システムの運用開始について
3.「マイナンバーカードを活用した救急業務の迅速化・円滑化」の実証事業について
4.アリオンテック蔵王シャンツェ見学ツアーの実施について
5.楽天イーグルス1軍公式戦の開催について
資料のみ
・山形市制施行135周年記念事業 台南市への市民訪問団派遣について
・山形市制施行135周年記念事業 第39回「山形紅花まつり」の開催概要
・「第28回むらきざわあじさい祭り」の開催概要
・~令和6年度 きれいな川で住みよいふるさと運動~『河川一斉清掃』の実施について
会見内容
映像
発表内容(※要点筆記としておりますので、あらかじめご了承ください。)
市長
初めに、市制施行135周年記念式典について発表いたします。
今年、山形市は、市制施行135周年を迎えました。明治22年4月1日、当時、県庁所在地として政治経済・文化の中心地であった山形の町は、仙台市、大阪市や横浜市などとともに、日本で最初に市制が施行された31市の1つとして山形市となりました。
市制施行135周年の節目にあたり、市制記念日である7月1日に「市制施行135周年記念式典」を挙行いたします。
記念式典は、同日午前10時から山形市中央公民館のホールにて開催し、出席者は600人程度を見込んでおります。記念式典では、これまで市の公益に寄与され市勢の発展に貢献された方々への功労表彰、篤行表彰、善行者ほう賞及び特別職感謝状贈呈の顕彰を行うほか、昨年、日本人3人目となる国際バスケットボール連盟FIBAの殿堂入りを果たし、現在は、バスケットボールチームトヨタ自動車アンテロープスヘッドコーチとして活躍されております、大神雄子(おおがゆうこ)さんによる、「世界に挑戦して学んだこと」と題した記念講演を行います。
なお、資料の市制施行135周年記念事業一覧表にございますとおり、年間を通して様々な記念事業を実施し、市民の皆様と共に135周年を祝うこととしております。
節目となる市制施行135周年を契機として、先人が紡いできた歴史、伝統、文化を大切に受け継ぎながら、「健康医療先進都市」「文化創造都市」の二大ビジョンのもと、今後も様々な施策を展開し、山形市のさらなる発展を目指してまいります。
続きまして、救急医療情報共有システムの運用開始について発表いたします。
山形市では、東北で初となる「救急医療情報共有システム」の運用を、令和6年7月12日より開始いたします。
昨今、救急業務に対する需要は、高齢化の進展等を理由に増加しており、山形市においても、救急出動件数が令和5年に過去最多を更新し、令和6年も昨年を上回るペースで増えております。その結果、救急医療体制がひっ迫し、救急車が現場に到着するまでの時間や搬送する病院が決まるまでの時間が大幅に長くなっています。
そこで、デジタルの力を活用し、救急隊と医療機関の情報共有を効率化する「救急医療情報共有システム」を導入します。
このシステムは、インターネット接続されているタブレット端末を介し、救急の現場と受け入れ先医療機関とで、傷病者の運転免許証やお薬手帳、バイタルサインなどの情報を、リアルタイムに共有することができます。また、受け入れ先の決定に時間を要する場合には、複数の医療機関に一斉に受け入れ照会する機能も備えています。
それではここで、システムの紹介動画をご覧ください。
【動画1分30秒】
動画は以上でございますけれども、今後、このシステムは、山形連携中枢都市圏の7市7町の連携事業として導入し、順次拡大していく予定です。
運用開始日の7月12日金曜日の8時30分から、山形市消防本部で、報道機関の皆様を対象にシステム導入の説明会を行いますので、是非、取材いただきますようお願いします。
続きまして、「マイナンバーカードを活用した救急業務の迅速化・円滑化」の実証事業について発表いたします。
今年度、国が主導で、全国67消防本部の救急隊を対象に、「マイナンバーカードを活用した救急業務の迅速化・円滑化」の実証事業を行うこととなり、山形市でも、令和6年7月12日から8隊全ての救急隊が実証事業に参加いたします。
この実証事業は、傷病者のマイナンバーカードを専用のカードリーダーで読み取ることで、マイナンバーカードに紐づく通院履歴や服薬情報など搬送先医療機関の選定に必要な情報を活用し、搬送先の病院が決まるまでの活動の迅速化や円滑化に向けた効果を検証するものです。なお、こうした傷病者の情報を活用するためには、マイナンバーカードの健康保険証利用登録をしていただくことが必要になります。
7月12日から、傷病者本人の同意を基本として、救急隊がマイナンバーカードの保険証登録内容の閲覧についてお願いする場合がありますので、市民の皆様には、本実証事業へのご協力をよろしくお願いいたします。
続きまして、蔵王温泉にありますスキージャンプ台、アリオンテック蔵王シャンツェ見学ツアーについて発表いたします。
蔵王温泉のグリーンシーズンの観光誘客に資する新たな取組として、女子スキージャンプワールドカップの会場であるアリオンテック蔵王シャンツェの見学ツアーを実施いたします。スロープカーを使って山頂に行き、普段は立ち入ることのできない、ジャンプ台のスタート地点や、スタート直前の待機場所などにご案内いたします。
実施期間は7月1日から9月30日までの3か月間、12時からと14時からの1日2回実施いたします。7月末から8月上旬につきましては、子どもの夏休み期間であることから、日中の回に加え、ナイターでの見学ツアーも実施いたします。
なお、8月の「サマースキージャンプ2024山形蔵王大会」の期間は見学ツアーを休止いたしますが、大会当日となる8月16日、17日には、ぜひジャンプ台にお越しいただき、迫力あるジャンプをお楽しみいただくとともに、選手の皆様への熱い応援をお願いいたします。
見学ツアーの料金は、配布資料のとおりです。
本日午後4時から、申し込みを受け付け開始いたしますので、ぜひ蔵王温泉観光協会公式ホームページにて、お申し込みください。
続きまして、楽天イーグルスの1軍公式戦開催について発表いたします。
6月28日金曜日の午後6時から、きらやかスタジアムで「人が輝く!!敬寿会ナイター東北楽天ゴールデンイーグルス対埼玉西武ライオンズ」戦が開催されます。山形市では2年連続のパ・リーグ公式戦となります。
試合当日は、楽天モバイルパーク宮城と同規模の各種飲食店の出店も予定しており、スタジアムグルメを片手に週末の野球観戦をお楽しみいただけます。
こうした1軍公式戦やイベントの実現は、官民挙げて楽天イーグルスを応援し、野球の力で地域を盛り上げていくために設立いたしました「楽天イーグルス山形市支援協議会」の活動を継続してきた成果であります。引き続き、街なかフラッグの設置や交流イベントの開催などを通じて楽天イーグルスを応援し、1軍公式戦の開催にとどまらず、地域振興とスポーツの活動の隆盛を図ってまいります。
なお山形市では、公共交通の利用を推奨しております。スタジアムに来場の際には、環境への負荷軽減のためにも、できるだけ公共交通機関をご利用ください。最寄り駅である羽前千歳駅からは、スタジアムまでの無料シャトルバスを運行するほか、コミュニティサイクルの台数を増設します。また、今回の1軍公式戦は、SUKSKポイント事業の対象となりますので、歩く機会が増え健康にも役立つ公共交通利用をぜひご検討ください。
現在、1軍公式戦のチケットは、残りわずかとなっておりますので、ご希望の方はお早めにお買い求めください。スタジアムを満員の観客で埋め、両チームをお迎えできるよう、多くの市民の皆様のご来場をお待ちしております。
私からの発表は以上です。
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