山形市とソフトバンク株式会社との連携協定締結発表記者会見

出席者

市長、副市長、企画調整部長、企画調整課長

ソフトバンク株式会社

常務執行役員　法人事業副統括　三宅　富男氏

法人事業統括　公共事業推進本部　本部長　柏木　陸照氏

公共事業推進本部　公共事業推進統括部　東北・四国エリア担当部長　宮入　謙氏

内容

発表事項

山形市とソフトバンク株式会社の協定についての概要

• 発表事項に関する配布資料 （PDF 616.2KB）

会見内容

映像

発表内容（※要点筆記としておりますので、あらかじめご了承ください。）

市長

　本日は大変お忙しい中、この連携協定締結発表記者会見にお越しいただきましてありがとうございます。まずもってソフトバンク株式会社の皆様に御礼申し上げたいと思います。三宅常務さんをはじめ、本日は大変お忙しい中、山形市までお越しいただきましてありがとうございます。また、このたび、山形市政に対し、多大なるご理解をいただき、山形市のDX推進、そしてICT活用におけるいわゆる地方創生、また、市民サービスの向上、こうした分野でお力をお貸しいただけることとなりました。心より感謝を申し上げます。ありがとうございます。

　さて、山形市におきましては、「健康医療先進都市」そして「文化創造都市」の実現に向けて、様々な取り組みを進めております。

　令和5年度は、山形市の多彩な地域資産と伝統文化の融合による「新たな価値の創造」と、個別最適な学習の提供と創造性を育む教育の進展による「教育情報化の推進による未来を担う人材の育成」、また、MaaSの活用をはじめとした「持続可能な地域公共交通の形成」など、様々な取り組みを進め、持続可能なまちづくりを進めているところでございます。

　こうした中、最先端のテクノロジーを活用し、労働生産性向上、社会の変化への適応を可能とする様々なコンテンツを提供されるとともに、各自治体にデジタル人材を派遣し、地域における数々の変革を後押しされているソフトバンク様からお声がけをいただきました。ソフトバンク様と山形市が、自治体DX及びICTを活用した地方創生の推進などについて連携して取り組んでいくことを盛り込んだ、県内で初となる連携協定を締結させていただけることとなり、大変心強く、大きな期待をしているところであります。

　また、今回の協定締結に合わせ、4月からデジタルに精通した専門人材の派遣も行っていただくことになっております。ソフトバンク様の知見・ノウハウを山形市にご提供いただきながら、庁内及び民間企業のDX化の推進に取り組んでいくため、商工観光部内に新設する「働きやすさ追求室」に、企業DX推進官としてお迎えする準備を進めているところです。

　今後、ソフトバンク株式会社様が保有する行動ビッグデータを分析するツールの活用による市民サービスの向上や、行政実務の改革・最適化のほか、地域経済の活性化に向けても、今後ぜひ強力なお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

　結びになりますが、この連携を契機として、山形市が心豊かに暮らせる、持続可能なまちになりますこと、そして、その力となっていただきますソフトバンク株式会社様がますます発展されますことを祈念申し上げ、協定締結にあたってのご挨拶とさせていただきます。

　本日は、どうぞよろしくお願いいたします。

 

ソフトバンク株式会社　常務執行役員　法人事業副統括　三宅　冨男様

 

　皆さんおはようございます。今回は、私どもがご指名いただきまして、誠にありがとうございます。この場を借りて御礼を申し上げたいと思います。

　市長様、副市長様には、1月の下旬に竹芝にお越しいただいて、私どものビルでどういう働き方をしているのかというのを見ていただくと同時に、EBC（Executive Briefing Center）というのがございまして、そこで新しいメタバースだとか、デジタルツインだとか、データの活用だとかそういうのを紹介するセンターも見ていただき、それらをご縁にですね、今回連携協定を結ぶという運びとなりました。

　4月から私どもの人間も出向でおじゃますることになっています。何分我々は住民様とのタッチポイントでは、LINE、Yahoo!、PayPayなどがグループにあります。そういうタッチポイントを活用して、行政サービスのDXを、共にご支援申し上げたいと考えております。

　また、我々も自身で、ペーパーレスも含めて、働き方改革というのをずっとやってきましたので、そういった知見も合わせて、グループ総力を挙げてご支援申し上げたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。