令和4年12月19日 市長記者会見

ページ番号1010589  更新日 令和5年2月14日

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写真:記者会見をする市長

出席者

市長、総務部長、企画調整部長、環境部長、福祉推進部長、商工観光部長

内容

発表事項

1 「省エネ家電買い替えキャンペーン」について
2 山形市球技場のネーミングライツパートナーの募集について
3 山形市初市の開催について
4 第8回ウインターフェスティバル~山形冬の花火大会 in 霞城公園~
5 蔵王樹氷まつり2023(第58回)の開催について
6 年末の生活相談、事業者への金融支援について
 ・生活困窮に係る「年末生活電話相談」の実施について
 ・年末における事業者金融支援等の実施について

資料のみ

  • 旧千歳館 冬のライトアップの実施について
  • 令和5年 山形市公設地方卸売市場「初市行事」概要
  • 年末年始の業務について
    ・年末年始の家庭系ごみ及びし尿の収集について
    ・山形市立病院済生館の年末年始における臨時開院について

会見内容

映像

発表内容

市長

 まず最初に、「省エネ家電買い換えキャンペーン」について発表いたします。

 既にプレスリリースでお知らせしておりますとおり、原油価格、物価高騰等の影響で、家庭におけるエネルギー費用負担が増大していることから、光熱費等の軽減を図るとともに、CO2削減によるゼロカーボンシティの実現に向けた取組を推進するため、省エネ性能の高い家電への買い換えを促進するキャンペーンを実施しております。

 来年2月14日までの期間内、市内のキャンペーン協力店で対象家電を購入し、自宅に設置した市民の方を対象に、購入した製品の価格に応じて、賞品をプレゼントいたします。

 対象家電は、省エネ効果の高い、「統一省エネラベル」の評価が3つ星以上の冷蔵庫、エアコン、テレビ、LED天井照明、電気便座、エコキュートの6品目といたします。

 賞品は、蔵王温泉の宿泊施設やお店、各ロープウェイ・リフトで使用できる「蔵王温泉満喫券」や、「山形交響楽団定期演奏会ペアチケット」、「地域連携ICカードヤマコウチェリカ」、「つや姫」と総額1千万円分を準備しており、賞品のプレゼントによる地域経済の活性化も図ってまいります。

 プレゼントは先着順とし、予算枠に達し次第受付終了となりますので、ぜひお早目にご検討いただきたいと思います。

 

 続きまして、山形市球技場のネーミングライツパートナーの募集について発表いたします。

 薬師町にあります山形市球技場は、「旧山形市陸上競技場」を改修し、平成27年4月4日より供用を開始いたしました。全面人工芝の屋外運動広場であり、サッカーやラグビー、グラウンド・ゴルフをはじめ、様々な大会等の会場としてスポーツやレクリエーションに広く利用されております。

 山形市では、これまでも積極的にスポーツ施設へのネーミングライツを導入してまいりましたが、このたび、山形市球技場の更なる魅力向上のため、ネーミングライツパートナーを募集することといたしました。

 募集期間は、明日12月20日から来年1月13日までの25日間とし、希望契約金額は年額で税抜き150万円以上、契約期間は令和5年4月1日から最大5年間といたします。パートナーの決定は、1月下旬を予定しております。

 スポーツ少年団や部活動社会人チーム、地元町内会などから広く利用されているほか、大会開催時には多くの観客が来場され、大きなPR効果が期待できる施設でありますので、ぜひ多くのご応募をいただければと思っております。

 

 続きまして、山形市初市、第8回ウインターフェスティバルの開催について発表いたします。

 山形市初市は、江戸時代から約400年の歴史をもつ、山形市の新年を飾る伝統行事であります。昨年は、感染症対策を講じ、文翔館の前庭で開催されましたが、今年は例年に近い形での開催となります。

 1月10日火曜日の午前10時から午後5時まで、十日町・本町・七日町の国道112号線に、商業の株を象徴する「かぶ」や長寿を表す「白ひげ」、さらに初あめ、だんご木といった縁起物、また臼、杵、まな板などの木工品など、約150軒もの露店が立ち並びます。

 また、納豆汁のふるまいや、ぬいぐるみ劇などのイベントも行われ、幅広い年齢層の方々に楽しんでいただける内容となっております。ぜひお越しいただきたいと思います。

 

 さらに、その夜には「第8回ウインターフェスティバル山形冬の花火大会in霞城公園」が開催されます。

 花火の打ち上げは、午後6時30分から霞城公園にて行い、今年度は3年ぶりに桟敷席を設けます。霞城公園内の最上義光像周辺に無料の特別桟敷席をご用意し、先着で1,000名の方に開放するとともに、「街なか全部が桟敷席」のコンセプトのもと、観覧される方それぞれが感染対策を行い、思い思いの場所から花火を楽しんでいただければと思っております。

 また、花火の打ち上げの様子をYouTubeでライブ配信するとともに、中心市街地の一部の飲食店と連携し、配信映像を店内で見ながら食事を楽しめるようにいたします。

 そのほか、当日は、霞城公園東大手門周辺にて、中心商店街の協力店で使用できるクーポン券も配布いたします。

 初市、ウインターフェスティバルともに、街なかを会場とした山形の冬を盛り上げるイベントでありますので、多くの皆様から足を運んでいただき、街なかで楽しいひと時を過ごしていただきたいと思っております。

 

 続きまして、蔵王樹氷まつり2023の開催について発表いたします。

 今回で58回目となります「蔵王樹氷まつり」が、蔵王温泉スキー場において、12月24日から来年2月27日まで開催されます。

 樹氷まつりでは、公募したスキーヤーがLED照明を掲げ夜のゲレンデを滑走する「1,000人松明(たいまつ)滑走」や、竜山ゲレンデで打ち上げる「冬のHANABI」、スキー場や冬ならではの車を展示する「冬の働く車大集合」などのイベントが行われます。

 また、2月末までの夜間には樹氷ライトアップを行いますので、昼夜で一変する幻想的な樹氷の表情をご堪能いただきたいと思います。

 蔵王温泉では、昨年度に引き続き、多くの宿泊施設や観光施設のリニューアルが進んでおります。また、リフト券やスキー・スノーボード用具のレンタルなどにおけるDX化も、地域一体となって進めており、その魅力がますます向上しております。

 今シーズンは、山形市において、来年1月10日から15日までの期間で、リフト4時間券の半額割引クーポンを発行するなどの「蔵王温泉スキー場市民Welcome半額キャンペーン」も実施いたしますが、その申込も明日から始まります。

 皆様には、ぜひこの機会に新たな魅力を備えた蔵王へと足を運んでいただき、世界的に知られる自然の芸術「樹氷」や、開湯1900年を超える温泉を擁し、国内最大級の規模を誇る蔵王温泉スキー場を満喫していただきたいと思っております。

 

 まず、今年も生活困窮に対応する「年末生活電話相談」を実施いたします。

 新型コロナウイルス感染症の影響が長期化していることに加え、昨今の物価高騰による経済状況の悪化を踏まえて、12月29日と30日の2日間、午前9時から午後3時まで、食糧支援の相談を含めた、生活に関する電話相談を行います。市役所の代表電話番号での受け付けとなりますので、食事や住まいなど、生活にお困りの際は、ぜひご相談いただきたいと思います。

 

 また、同じく12月29日と30日の午前9時から午後3時まで、事業者金融支援などを実施いたします。

 今なお厳しい経営環境にある市内事業者の年末年始の資金需要に対応するため、山形市の融資制度を取り扱う金融機関からの融資認定申請等を市役所の雇用創出課で受け付けます。

 また、これに併せて、市内事業者の方が資金繰りについて相談できる窓口を開設し、山形市の融資制度の説明や相談内容に応じた関係機関の紹介等を行ってまいりますので、ぜひご活用いただきたいと思います。

 

 発表は以上となりますが、お手元には、市民生活に関わる年末年始の家庭系ごみなどの収集や、済生館の臨時開院についての資料なども配付しておりますので、ぜひご確認くださいますようお願い申し上げます。

 

山形新聞

 山形市球技場のネーミングライツパートナーの募集についてお伺いします。これまでも市内のスポーツ施設で何件かネーミングライツ契約をしているということですが、今ネーミングライツ契約している施設を教えて下さい。

 

企画調整部長

 これまでの山形市におけるスポーツ施設のネーミングライツは、4つの施設でネーミングライツパートナー契約を結ばせていただいております。まず、一番大きいのは蔵王にありますスキーのジャンプ台、総合スポーツセンターにあります野球場のきらやかスタジアム、山形市グラウンドゴルフ場と今年度春から契約させていただきました、あかねヶ丘陸上競技場の4カ所でございまして、今回が5カ所目ということになります。

 

山形新聞

 初市について、今年は例年に近い形ということなのですが、これは3年ぶりということでよろしいでしょうか。

 

商工観光部長

 3年でございます。例年に近いといいますのが、例年四方山会さんでやっていただいている餅つきなどはしないということで、そういったところが若干違っております。

 

毎日新聞

 ネーミングライツの関係ですが、山形を入れてほしいなど、そういう縛りのようなものを設けていますか。

 

企画調整部長

 法令遵守観点から一定の基準条件はつきますけれども、基本はなるべく施設が市民の方にわかりやすいようにということと、ネーミングライツですので、ご提案いただく事業者の御意向を最大限配慮するような形で募集していきたいと思っていまして、あまり条件をつけない形で考えています。

 

毎日新聞

 千歳館ライトアップについて、11月にも一回やっていたかと思うのですが、秋にあったものと今回の違いがあれば、簡単に教えてください。

 

商工観光部長

 一番の違いは、館内は開放しないというものでございます。外観から中庭も照らしますが、外からご覧いただくことになります。また、11月のイベントの際は、ちょうど紅葉のシーズンだったので、紫や赤や黄色等いろいろな色でライトアップさせてもらいましたが、今回はほぼ単色の白系で統一させていただいて、雪景色と見合った形で、落ちついた形にさせていただきます。
 土日のイベント来場者が約3,000人いらっしゃいまして、ライトアップだけでも1週間で2000人と好評を得ましたので、そういった形にさせていただきました。

 

毎日新聞

 2,000人、3,000人という数字は当初の目標みたいなものを上回ったのでしょうか。

 

商工観光部長

 初めての試みだったので、目標人数まで設定していなかったのですが、主催者側としては、ライトアップとともに千歳館の旧料亭をできるだけ多くの方にご覧いただくことが目標でしたので、当初の設定の見込みよりはだいぶ好評だったと認識しております。

 

YBC

 山形市の初市が例年に近い形で3年ぶりに開催されることについて、まだコロナが収束しない状況ですが、どのように市民にいらっしゃってほしいか、開催することへの想いを教えて下さい。

 

市長

 間もなくコロナ禍と言われてから丸3年となりますけれども、今年からはウィズコロナという形で、感染症対策をしながらなるべく経済活動を社会活動はやっていこうと、そんな基本的な考えのもとで、山形花笠まつりをはじめ、これまでさまざまな行事を従来に近い形で行ってきたところであります。
 そうしたノウハウを生かしながら、我々としてもなるべく安心して買い物できるような形で開催をしていきたいと思いますので、市民の皆様におかれましても、基本的な感染対策等をしっかりしていただきながら、大いにこの山形の伝統的な行事であります初市を楽しんでいただきたいと思っております。

 

YBC

 例年に近い形でということですが、この出店数150店というのも例年とほぼ同じ数になるのでしょうか。

 

商工観光部長

 直近は202件ということでしたので、若干下回っているところです。その原因につきましては、コロナ禍、高齢化に伴う露天商の業態転換が主であると捉えております。

 

山形新聞

 先日の12月議会で次期市長選に出馬されるというご意思を表明されましたけれども、それに関して、この度表明に至った理由も含めまして、改めて意気込みをお聞かせいただければと思います。

 

市長

 来年9月で2期目の任期が終了ということでありますけれども、この2期目、就任して程なくコロナ禍という状況に入りました。そうしたことでコロナ対策が最優先となりましたが、これまでも、第一に市民の皆さんの安心安全のために努力してきたつもりです。それとともに、この山形市がこれからも元気な持続可能なまちであるため、健康医療先進都市の取り組みのほか、文化創造都市の取り組みについても、コロナ禍においてやれる範囲で極力前進をさせてきました。
 そうした中で、今年はさまざまな市有施設も完成して、それぞれがその戦略的役割を果たし始めているというところであります。これから更にこの流れを加速していく、また、アフターコロナにおける山形市の更なる発展、そして持続可能性を高めていく、こうしたあり方について、引き続き山形市のかじ取り役として、しっかりとその役割を果たしていきたいという思いがございまして、この度来年の次期市長選挙の立候補表明をさせていただいたというところでございます。
 課題は山積しておりますけれども、山形市の持っている力、人の力、そして歴史的な先人が作り上げてきた歴史的な遺産を含めまして、山形のさまざまな強みをさらに引き出して、引き続きしっかりと元気な山形市を創っていくというつもりでおります。まず、市民の皆様のこれまでの評価も含めて次の選挙があると思っておりますので、そこで頑張ってまいりたいと思います。

 

山形新聞

 今の話とも関連するかもしれないですけれども、今年1年は春にコパルがオープンして、秋にはQ1がオープンするなど、市有施設等大きい事業も完成しましたけれども、改めて年末ということで、市政情勢も含めてこの1年を振り返っていただければと思います。

 

市長

 先程も申し上げた通り、コロナ3年目になってようやく方向性がおぼろげながら見えてきたところだと思っています。やはり、コロナが完全に消滅するということはなく、ワクチン接種であるとかさまざまな予防対策をしながらも、しっかりとやるべき活動はしていくという方向でいくしかないのだな、ということがわかったのがこの3年目だと思っています。いわば1つの前提条件が変わったということにはなりますけれども、そうした中で、例えばリモートワークの普及であるとか、東京にいなくても地方にいても仕事ができる環境であったり、あるいは過度な密は避けたりした方がいいのではないかという発想も全国的に広まったわけです。
 こうした大きな構造変化も、地方都市である山形市としては逆に生かしていかなければいけない部分もあると思っております。地方に住むことの魅力、山形市に住むことの魅力、これを今一度発信しながら、また、実際にさまざまな施策でその魅力を高めていくことで、また新しい山形市への人の流れを作っていく必要があると思っておりますので、そうしたところを意識しながら、これからも取り組んでまいりたいと思います。
 来年以降も、市民の皆様も企業の皆様もそうしたことを念頭に置いていただいて、こうした状況変化を踏まえた積極的なチャレンジというものをしていくことが大切なのだと思っております。行政としても、引き続きチャレンジする山形市政を掲げて、進んでまいりたいと思います。

 

毎日新聞

 今の山形新聞さんの質問と関連しまして、来年選挙を迎えるにあたって、恐らく重要な課題の1つになるのが中心市街地の活性化だと思います。市の方でも、先ほどの千歳館ライトアップ等のいろいろな取り組みをしていると思いますが、佐藤市長が山形市中心部の活性化についてどのようなお考えを持っているのか、改めてどんなことをしたいのかを述べていただければと思います。

 

市長

 先般、中心市街地活性化戦略本部を開催いたしまして、中心市街地グランドデザインの改定を行いました。これは、平成31年2月に策定してからの初めての大幅改定となりますが、新しいコンセプトとして「歩くほど幸せになるまち」というものを掲げさせていただきました。
 これは、以前の中心市街地活性化グランドデザインの考えをより深化、深掘りしたコンセプトと考えております。ただ単に買い物するだけならば、インターネットなどで好きなものを買えるという時代において、中心市街地では、むしろ身体を動かし歩いて楽しい、歩いていて居心地がいい、また、歩いていて新しい発見がある、そういう街になることがこの中心市街地活性化につながるものと思っております。ですので、商業に加えて、さまざまな子育て環境ですとか、ビジネスですとか、観光、または文化芸術活動の拠点、いろいろな部分で総合的に底上げをしていきたいと思います。また、そうした中で重要になるのは、回遊性を高めることでありますので、これまでの、社会実験として中心市街地に椅子やテーブルを置いたり、いろんな取り組みをしてまいりましたし、そういうものを更に進めてまいります。
 さらに、今進めております山形五堰である御殿堰周辺の再開発でありますとか、大沼デパート跡地の再開発、千歳館の活用、こうした拠点の開発をしっかり前に進めるとともに、先ほど出したようなビジョンをしっかりと示していくことで、さまざまな民間投資が進んでいくような形で中心市街地のまちの価値を高めていきたいと考えております。

 

YTS

 まもなく2022年も終わりということで、気になるのが山形市のラーメンの消費量ですけれども、去年単年での消費量日本一にはなりませんでしたが、いろいろな戦略やプロジェクトを立ち上げていらっしゃいます。市長から見て、山形市とラーメンの関係性はどのように見ていますか。

 

市長

 まずは、消費量日本一というデータですけれども、本当に古くからラーメンというものを山形市民が親しんで、そして愛してきた、まさにその数字的な結果だと思っております。よく言われるように、古くからお客さんが来たのでラーメンでもごちそうしようということで出前をとり、それで蕎麦屋でもラーメンを出すようになったというところから始まって、今は本当に多種多様なラーメンがそれぞれ競って非常にレベルの高い状況になっているし、それを作っているのは市民の皆さんのラーメン好きというところで、日ごろの日常会話の中で新しいラーメン屋ができたらすぐ話題になったり、そういうところがまさにレベルアップにつながったりしているのかなと思っています。あるラーメン通の方に聞いたところ、地方都市でここまで非常に多様でかつレベルの高い街は珍しいと聞きまして、私も実際そのように思っております。
 そうした中で、官民さまざまな形で、このラーメン2位転落を機に盛り上げようという動きが出ているのは大変うれしく思っておりまして、確か来年2月ぐらいに今年の総務省家計調査の数字が出ると伺っておりますので、そこではまた1位なれるかなと期待しているところであります。

 

YTS

 なぜ、そこまで強いこだわりを持ってもう一回1位をとろうとなるのでしょうか。言葉を選ばなければ、2位では駄目なのでしょうか。

 

市長

 これだけ市民のラーメン愛が強く、また実際においしいラーメンがたくさんあるにもかかわらず、これまで県外の方から見たときに山形市イコールラーメンというイメージがあるかといえば、これは弱かったと思うんですね。
 普通は、この8年連続消費量日本一だともうかなり全国的にも知られてもおかしくないところだと思いますけれども、そこは山形市としても課題としてずっと捉えており、ここで先ほどのような展開になって、これがきっかけになると思います。市民にとってもそうですが、ラーメンというのは海外の方にも今大変人気なジャンルでありますので、これを機に観光資源として、ラーメンがおいしい街というところを、この山形市のラーメンを全国の皆さん、世界の皆さんに知ってほしいと思っております。その1つで2位になったのは残念なことでありますけれども、1つの大きなチャンスと捉えて、前向きな気持ちで今取り組んでいるということであります。

 

YTS

 今月で恐らく消費量に関しては締め切られると思いますので、あと2週間ぐらいとなり、だいぶ時間がなくなっています。残り数週間、市として意気込みや、市民の方々へメッセージとして、スパートをかけるにあたり、コメントをお願いします。

 

市長

 年間の消費量ですので、今から無理してたくさん食べてくださいということでは無しに、いつも通りこれから年末にかけておいしいラーメンを食べていただいて、そうした市民の一つ一つの思いの中で来年の発表を待ちたいなと思っています。
 本当に美味しいお店ばかりですので、私も含めて、年越しそばプラスラーメンということで食べていただければと思います。

 

河北新報

 先程山形新聞さんの質問の答えの中で、今年も相次いで市有施設を完成してとありました。特にコパルやQ1は新しい発想で注目を集めた施設だと思うのですが、完成後しばらく経っての手応え、また、今後まちづくりにどう生かしていくか、軌道に乗せていくかというところについて、課題があれば教えてください。

 

市長

 まず、コパルについては、非常に多くのお子さん連れが来館されておりますが、最初は、残念ながら人数制限や市民の方限定とかなり制約がありました。今、だいぶ緩和もしてまいりましたけれども、今後さらに、このコロナの中でどのように運営をしていくかというところが引き続きの課題かなと思っております。そういう中で、インクルーシブという考え方を内外に発信する非常に重要な拠点と思いますので、山形市の中でインクルーシブという発想をいろんな形で試して他に応用したり、あるいは全国に発信したりということをこれからもしていきたいと思っております。
 Q1につきましても、ちょっと前のデータですでに4万人以上の利用客が来られているという状況です。今度の22日もナイトマルシェがありますけれども、特にイベントの際には非常にたくさんの方にお越しいただいております。若い層の方がかなり多いということで、今まで中心市街地でなかなか捉えきれなかった層の方々がここで1つ集まり始めているのかなと思っています。これから3月いっぱいくらいまでにはほとんどのテナントが埋まるということになろうかと思っていますので、中身を更に充実させて、そのテナントに入っている皆さんのほか、さまざまなワークショップ、イベント、いろいろな展示なども行って、その活動をさらに活発にしていくということを考えております。Q1はそうした動きが必要な施設でありますので、それをいかにああいった場でできるかということがこれからの課題かなと思っています。
 どちらの施設も、整備したからには徹底的に活用するということで頑張っていきたいと思います。

 

河北新報

 市長選に関連しての確認になるのですが、前回、前々回と自民公明の推薦を得て当選されましたが、今回も両党から推薦を受ける考えでよろしいでしょうか。

 

市長

 まだ具体的には先の話になりますけれども、これまで推薦いただいたところには引き続きお願いしたいというように思っておりますし、その時々の政治状況がありますので、その中で判断していきたいと思っています。

 

河北新報

 先日、学校法人清風学園の運営費の不適切使用で行政処分がなされました。あえてお伺いするのですけれども、給付金の使い方について、市が監査をしている中で長期間多額の不適切な出資もあったということで、市の監視体制について何か改善の余地だとか、そういった考えがありますでしょうか。

 

市長

 このたびの支出は、本当に想定していないようなことでありまして、いろいろな情報の中で発覚したというところです。やはり市としても、こうしたことは、なるべく未然に防げればそれに越したことはございませんので、引き続き各園の皆様とのコミュニケーションを良くすることでそうしたことを防いでいく、そのことに改めて努めていかなければいけないと感じているところでございます。

 

共同通信

 先日の会見の中で、ヒアリングフレイルについて発表あったかと思います。12月から公民館等で高齢の方にテストなどを行っており、取材もさせていただきましたが、改めてこの意義と、国の方でも補聴器の補助のような制度がないと聞いているので、国の方にどういう制度を求めていきたいかというところもあわせて伺えればと思います。

 

市長

 私も何人かの参加者の方から、非常によかったというお話を伺ったところであります。これまでなかなか注目されてこなかった部分だと感じたのですけれども、実際には、やはり認知症予防等においては非常に大切な取り組みであるなと実感しているところであります。
 最後の補聴器の購入等については、やはり結構な費用がかかるところでありますので、当然できれば国の支援もより充実すればなという思いはありますので、いろいろなところで国とも意見交換をしていきたいと思いました。

 

共同通信

 港区さんは14万円でしたか、かなり高額にサポートするようなところもあると思います。市の方でも色々あり、なかなかそこまで大きい額というのは難しいのではないかなと想像しますけれども、どういうところにボトルネックがあって、どういうところを改善していくのとさらに費用負担を和らげるような体制をとれるとお考えですか。

 

市長

 まずは、この度の事業を市として始めたばかりでありますので、そこでの実際の市民ニーズですとか、また、実際にかかった費用でありますとか、そうした情報をしっかり収集して、今後の対策のさらなる充実につなげるよう考えていきたいと思います。しかし、やはり何を言っても財源は必要なところでありますので、そうしたところで、先ほどおっしゃったように国からより充実したものがあればありがたいというのは今時点でも思っております。

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