令和4年10月17日 市長記者会見

ページ番号1010200  更新日 令和4年10月17日

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写真:記者会見をする市長

出席者

市長、総務部長、福祉推進部長、こども未来部長、商工観光部長、消防長、情報企画課長

内容

発表事項

1 「令和4年度(第59回)三浦記念賞」受賞者の決定について
2 「山形市聴こえくっきり事業」の開始について
3 「山形市手続きガイド」の運用開始について
4 「やまがた舞子と 花小路 秋まつり」の開催ついて
5 「やまがた消防フェスティバル2022」の開催について
6 山形市創業アワード2022の開催について
7 令和4年度(第51回)山形市技能功労者褒賞について
8 山形市伝統的工芸産業後継者育成対策プロジェクトガバメントクラウドファンディングの実施について
9 令和4年度山形市ふるさと納税推進事業フルーツ・新米先行予約(令和5年産)の実施について

資料のみ

なし

会見内容

映像

発表内容

 はじめに、令和4年度第59回三浦記念賞受賞者の決定について発表いたします。

 公益財団法人三浦新七博士記念会は、故三浦新七博士が、生前念願してやまなかった山形市の産業経済の発展を図るため、昭和38年に設立された団体です。本市産業経済の向上に功績があった個人又は団体に対し「三浦記念賞」を授与するほか、商工業振興に関する調査研究や講演会を開催しております。

 第59回となります本年度の三浦記念賞受賞者は、株式会社塚田会計事務所代表取締役社長の中山 眞一様、株式会社マルナカ中村商店代表取締役会長の中村 恒一様のお二人でございます。それぞれのご功績の概要等につきましては、お手元の資料をご覧ください。

 受賞者の皆様には、引き続き山形市の地域産業経済の発展にご尽力いただきたいと考えております。

 表彰式は、12月7日水曜日午後5時より、山形グランドホテルにて執り行う予定です。

 

 続きまして、「山形市聴こえくっきり事業」の開始について発表いたします。

 近年、難聴が認知症の最大の発症リスクになることが明らかになっております。また、難聴は、全国的に65歳から急激に増加し、75歳以上は約7割とされる中、山形市においても、今年度75歳と80歳の方へ実施したアンケート調査で、会話が聞き取りにくいといった回答が多く、聞き取る能力が衰えるヒアリングフレイルへの対策が急務となっております。

 こうした状況に対応するため開始する「山形市聴こえくっきり事業」は、目指す健康医療先進都市の確立に向けて、山形大学医学部、山形市医師会、山形県言語聴覚士会、日本補聴器販売店協会、ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社の医・産・学・官が連携し、ヒアリングフレイルの予防、早期発見及び早期対応を行う、全国でも先駆的で効果的なヒアリングフレイル対策です。「聴こえ」の状態を改善することで、コミュニケーションや社会活動への参加を促し、高齢者の社会的孤立を防ぐほか、介護予防や認知症予防、ひいては健康寿命の延伸につなげてまいります。

 主な流れといたしましては、普及啓発や、早期発見のための、民間アプリを活用した語音聴力チェックを実施し、結果に応じて言語聴覚士が補聴器相談医への受診勧奨を行います。その後、補聴器が必要と診断された場合、認定補聴器専門店でご購入いただきますが、住民税非課税の方には一部助成をするほか、長く使用できるようフォローアップも行います。また、事業参加者の聴こえ改善後の行動変容等のデータを山形大学医学部と山形市で分析し、更なる事業展開に結び付けてまいります。

 11月7日月曜日からヒアリングフレイルチェックの申込受付を開始しますので、聴こえに不安のある方や心配されているご家族の方は、ぜひお申込みいただきたいと思います。

 

 続きまして、「山形市手続きガイド」の運用開始について発表いたします。

 山形市では、住民記録や税などの業務を取り扱う基幹システムを更新するにあたり、行政手続きにおける利便性向上を図るため、自治体DXを推進し、「行かない窓口」、「書かない窓口」、「迷わない窓口」の実現に取り組むこととしております。

 この「迷わない窓口」を実現するものとして、転入、転出、結婚、出生、死亡などの際に、市役所に来庁することなく必要な手続きや持ち物などが確認できる、「山形市手続きガイド」の運用を開始いたします。

 現在、市民が亡くなられた際の各種手続きがワンストップで行える「おくやみ窓口」が好評を得ており、すぐに予約が取れない状況が続いていることから、令和5年2月の本格導入を前に、10月24日月曜日から、先行して「おくやみ手続き」の案内を開始することといたしました。この取組は、県内初のものとなります。

 この手続きガイドは、スマートフォンやパソコンなどから「山形市手続きガイド」のページにアクセスし、表示される質問に回答をしていくことで、必要な手続きとその詳細や、持ち物、担当窓口等が一覧で確認できるものとなっております。手続きが必要な際には、是非ご活用いただきたいと思います。

 なお、令和6年1月の新基幹システム運用開始前に、「行かない窓口」、「書かない窓口」を実現するサービスを導入する予定で準備を進めており、今後も運用開始する際に、随時お知らせしてまいります。

 

 続きまして、「やまがた舞子と花小路秋まつり」について発表いたします。

 山形市では、国登録有形文化財である旧千歳館を中心市街地の観光拠点の一つとすることで、街なかの回遊性を高め、持続可能な観光地域づくりを推進していくため、その建物を活かした山形芸妓や料亭などの伝統文化の継承を目指し、利活用の検討を続けております。現在は、昨年度実施したサウンディング型市場調査の結果を踏まえ、今年度中の基本構想策定を目指し、準備を進めているところです。

 今回のイベントは、やまがた舞子と触れ合う体験を通じて、花街の風情や伝統文化を幅広い年齢層の方にお楽しみいただくとともに、花小路エリアの賑わいを創出するため、実証的な取り組みとして初めて企画したものであります。

 開催日は、11月12日土曜日、13日日曜日の二日間で、やまがた舞子の演舞披露をはじめ、抹茶振る舞いなどのほか、人力車の乗車体験やキッチンカーなど、広く楽しんでいただける内容となっております。

 さらに、エリア全体を盛り上げていく取組として、花笠や和傘をモチーフにした旧千歳館のライトアップと、花小路振興会による飲み歩き、「花あるき」を同時開催いたします。

 いずれのイベントも、感染対策を徹底したうえで実施し、市民や観光客の皆様に、紅葉色づく旧千歳館の風情や、山形市の芸妓文化・料亭文化を存分に味わっていただきたいと考えておりますので、お越しいただければと思っております。

 

 続きまして、「やまがた消防フェスティバル2022」~あつまれ!未来の消防士~の開催について発表いたします。

 「やまがた消防フェスティバル」は、山形市消防本部として初の取組で、子どもから大人まで楽しめるイベントを通じて、広く消防の活動をPRし、市民の皆様の防火・防災意識の向上を図るものです。新型コロナウイルス感染症の影響により、当初開催予定の7月30日から延期しておりましたが、現在の感染状況等を鑑み、11月3日木曜日文化の日に開催することといたしました。

 西消防署の訓練場と市民防災センターを会場とし、午前9時45分から午後3時まで、密を避けるため、午前午後の二部入れ替え制といたします。

 当日は、様々な消防車両の展示をはじめ、はしご車への搭乗体験や、放水の体験、消防職員が日頃行っている各種訓練の実演、消防団音楽隊ミニコンサートなど、来場される方々が楽しみながら消防の活動を広く知ることができる内容としております。

 こうしたイベント・体験を通じて、多くの子ども達が消防に親しみを感じてもらい、防火・防災意識の大切さを学んでいただきながら、未来の消防士、消防団員を目指すきっかけにしていきたいと考えております。

 ぜひ、多くの方にご来場いただき、体験を楽しんでいただきたいと思います。

 

 続きまして、山形市創業アワード2022の開催について発表いたします。

 山形市は、創業支援関係団体のご支援・ご協力のもと、起業を志す方のロールモデルとなる優れた新規起業家を表彰する「山形市創業アワード2022」を今年も開催することとなりました。

 7回目となる今回は、新たに最優秀賞の副賞として、ラジオ番組の出演権が得られるほか、事業を紹介するPR動画を、市公式ホームページに約1年間掲載いたします。

 募集対象は、一般部門、飲食部門ともに、山形市内に主たる事業所をお持ちで、創業後概ね10年以内の個人事業主、中小企業の経営者の方です。明日10月18日から募集を開始し、11月30日まで受け付けいたします。

 一次審査は書類審査とし、決勝大会は、一般公開のプレゼンテーション審査とし、来年2月11日土曜日に、今年新校舎となりました山形市立商業高校の輸誠ホールで行います。

 山形市では、この創業アワードをはじめ、市民、事業者がチャレンジできる環境を創出することで、飲食店などのスモールビジネスから革新的なベンチャー企業まで、あらゆる起業・創業の機運を高めてまいります。多くの皆様からご応募いただきたいと考えております。

 

 続きまして、令和4年度第51回山形市技能功労者褒賞について、受賞者が決定いたしましたので、発表いたします。

 山形市では、技能者の社会的、経済的地位の向上と素晴らしい技能の継承を目的として、昭和47年度より技能功労者の褒賞を行っております。

 長きにわたり同一の職業に従事して、技能の練磨、技術の鍛錬、そして後進の育成に尽力されました市内在住の技能者を対象としており、昨年度までに1,314名の方を褒賞しております。

 今年度は、「建築板金工」、「理容師」、「調理師」など19の各種団体から推薦があり、選考の結果、受賞者名簿に記載の20名の皆様を褒賞することといたしました。

 受賞される皆様には、今後とも産業の振興にご貢献いただきますとともに、後進の育成にもより一層のご尽力を賜りたいと考えております。

 なお、褒賞式につきましては、11月7日月曜日午後4時から、山形グランドホテルにて執り行う予定です。

 

 続きまして、山形市伝統的工芸産業後継者育成対策プロジェクトガバメントクラウドファンデングの実施について発表いたします。

 山形市の伝統的工芸品は、長い歴史の中で、高度な技術を持つ職人たちが競い、交流し、ひたすら技を磨き上げることで生み出し、現代まで受け継がれてきました。数百年もの間続いてきた魂と技術の結晶を絶やすことなく、未来に残していかなければならない品々であります。

 山形市では、本市の伝統的工芸産業の後継者育成のため、平成30年よりクラウドファンディングを実施し、多くの皆様から関心をお寄せいただくとともに、温かいご支援・ご協力をいただいてまいりました。しかしながら、後継者不足が依然として深刻な問題であることから、今年も継続して後継者育成事業を推進するため、クラウドファンディングを実施いたします。

 いただいた寄附金は、新規雇用などの後継者育成を図る事業者への支援や、後継者不足が深刻で、早急に技術承継に取り組むべき業種の修行希望者に対する支援などを実施し、伝統的工芸産業の技術継承を図ってまいります。

 募集期間は、明日10月18日から令和5年1月15日までの90日間です。「ふるさと納税」と同様に税控除が受けられるほか、市外の方には、伝統的工芸品などの返礼品をお選びいただけます。

 この取り組みを通じて、山形市の伝統的工芸産業の振興を図るだけでなく、山形市の「歴史」や「ものづくり」文化の素晴らしさを発信し、新たな山形ファンの獲得や誘客推進といった付帯効果も生み出したいと考えております。山形市が誇る伝統技術を未来へ繋ぐため、多くの皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。

 

 続きまして、令和4年度山形市ふるさと納税推進事業フルーツ・新米先行予約の実施について発表いたします。

 毎年ご好評いただいておりますフルーツ・新米の先行予約ですが、今年度も山形のフルーツとお米の魅力を全国にPRするため、令和5年産のフルーツと新米の先行予約を実施いたします。

 さくらんぼ、ぶどう、もも、フルーツ定期便のほか、つや姫や雪若丸、はえぬき、新米定期便など、約30万件を超えるフルーツと新米を準備させていただきました。いずれも山形の豊穣の果物と新米で、全国に誇る素晴らしい特産品と考えております。

 先行予約の期間は、11月4日から来年3月31日までとなっておりますので、ぜひお申込みいただき、全国の皆様にご賞味いただきたいと思っております。

 なお、ふるさと納税の状況でありますが、9月末日現在で約12億5千万円と、今年度も多くの皆様からふるさと納税をいただいておりますことに、心より感謝を申し上げます。

 ふるさと納税は、返礼品を取り扱う事業者の活性化や関係人口の拡大につながるとともに、寄附金を活用して様々な事業を実施することで、山形市をより魅力的なまちにしていくことができる制度であります。より一層のご支援・ご協力をいただきますよう、お願い申し上げます。

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