令和4年5月10日 市長記者会見

ページ番号1009434  更新日 令和4年5月10日

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写真:記者会見をする市長

出席者

市長、総務部長、企画調整部長、環境部長、福祉推進部長、こども未来部長

内容

発表事項

  1. 特定非営利活動法人フローレンスとの包括連携によるLINE「おやこよりそいチャットやまがた」の開始について
  2. 地域連携ICカード「yamakochericaヤマコウチェリカ」のサービス開始に伴う山形市の取り組みについて
  3. 「第48回蔵王山クリーン作戦」の実施について

資料のみ

  • 第21回 紅花の山形路物産と観光展[横浜髙島屋展]の開催について

会見内容

映像

発表内容

市長

 はじめに、特定非営利活動法人フローレンスとの包括連携によるLINE「おやこよりそいチャットやまがた」の開始について発表いたします。

 山形市では、子育て世帯を応援するため、「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともになんでも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」の実現を目指し、幅広く活動されている特定非営利活動法人フローレンス様と、「子育て世帯に対する支援」の推進に係る包括連携に関する協定を締結しております。

 この協定に基づき、明日5月11日から、身近なコミュニケーションツールであるLINEを活用した、「おやこよりそいチャットやまがた」を開始いたします。

 これは、コロナ禍で気軽に悩みを相談できる機会が減っている中、デジタルで子育て世帯の困りごとを解消し、安心して子育てできる環境を整備するデジタルソーシャルワークという取組で、チャットにおける相談対応については、豊富な実績を持つフローレンス様に行っていただきます。LINEのアカウントにご登録いただくことで、窓口に出向くことなく子育て世帯に役立つ情報を受け取り、暮らしや子育てに詳しい「よりそいスタッフ」に、自宅でチャット相談をすることができます。

 これにより、様々な困りごとに応じた相談窓口の紹介や、具体的な対応方法に関する情報提供が可能になるとともに、寄り添いが必要な子どもの情報をいち早くキャッチし、問題解決につなげていきたいと考えております。

 このほか、更なる支援が必要な世帯には、月1回程度、食品をお届けすることをきっかけにつながりを深め、寄り添いながら支援につなげていく「宅食」も行ってまいります。

 コロナ禍の影響が長期化する中、子育て世帯の皆様がデジタルで気軽に相談できる取組となりますので、ぜひご周知にもご協力いただきたいと思います。多くの市民の皆様にご利用いただければと思っております。

 

 続きまして、地域連携ICカード「ヤマコウチェリカ」のサービス開始に伴う山形市の取組について発表いたします。

 「ヤマコウチェリカ」は、山交バスが5月14日土曜日から導入する地域連携ICカードで、電子マネーの機能を搭載し、バスの運賃支払いはもちろん、定期券としての使用や、買物などにも使えます。

 山形市といたしましても、この「チェリカ」に対応することで、キャッシュレス化による利便性向上や感染防止対策が図られるものと大変期待しております。

 具体的な取組といたしましては、まず、コミュニティバス東部及び西部循環線「ベニちゃんバス」の全車両に「チェリカ」対応機器を導入いたします。キャッシュレス化によりバス利用者が運賃を支払う際の負担を軽減するとともに、乗降時間の短縮を図ることで、より利便性が高く、スムーズな運行を目指してまいります。

 また、70歳以上の高齢者の日常生活を支援し、社会参加を推進するため行っている「山形市高齢者外出支援事業」においても、一部自己負担の上ご購入いただいている「山形市シルバー3カ月定期券」を、紙の定期券から「チェリカ」に変更いたします。この変更に合わせて、7月1日から、運転免許証自主返納者タクシー券の交付を受けている方など、これまで購入できなかった方を対象に加え、より多くの方々にご利用いただけるよう事業を拡充してまいります。

 このほか、各公民館を巡回して実施し、参加者の皆様からご好評をいただいた「バスの乗り方講座」を各コミュニティセンターにも拡大して開催し、「チェリカ」を使ったバスの乗り方や、先ほど申し上げた定期券の変更点などを説明することで、バス利用に係る不安解消と利用促進を図ってまいります。

 こうした取組を通じて、市全体で公共交通が利用しやすく、誰もが快適に移動できる環境を構築していくことで、自家用車に頼らなくてもそれぞれの地域で住み続けられる、持続可能なまちづくりを進めてまいります。

 

 続きまして、「第48回蔵王山クリーン作戦」の実施について発表いたします。

 山形市は、蔵王山の雄大な自然環境と、それが生み出す貴重な動植物や温泉など、豊かな資源の恩恵を受けて発展してきました。また、蔵王山は、観光地としても名高く、四季を通じて多くの観光客にお越しいただいている、日本有数のリゾート地であります。

 「蔵王山クリーン作戦」は、そうした蔵王の良好な自然環境を保全していくため、市内の企業やボランティア団体、市民の皆さんの参加を得て、自然に親しんでいただきながら、ごみを回収する美化活動です。

 また、蔵王山岳インストラクターを配置し、自然の尊さや森林の果たす役割や働きなどを説明することで、蔵王の自然について学び、貴重な観光資源でもある蔵王山を大切にする心を育んでいただく機会としております。

 ここ2年間は、コロナ禍でやむなく中止となりましたが、今年は感染症対策をしっかりと講じた上で、3年ぶりに、6月4日に開催することといたしました。

 特に今年は、8月10日、11日に、山を愛する方々が全国から集う「山の日」全国大会が開催されます。全国からいらっしゃる皆様を、美しい蔵王山でお迎えし、おもてなししたいと考えておりますので、ぜひ、多くの皆様からご参加、ご協力をいただければと思っております。

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