令和5年1月5日 市長記者会見
出席者
市長、総務部長、企画調整部長、市民生活部長、商工観光部長、上下水道部長
内容
発表事項
- 令和5年の市政運営について
- ユネスコ創造都市ネットワーク メンバーシップモニタリングレポートの評価結果について
- 令和4年度 第43回山形市民文化賞の受賞者について
- FIS女子スキージャンプワールドカップ2023蔵王大会の開催について
- 「第14回 さくら咲くやまがた 冬のさくらキャンペーン2023」の開催について
- 旧千歳館エリア・リノベーション事業基本構想の策定および本設計業務に係る公募型プロポーザルの実施について
- 「住民税試算・申告書作成サービス」の運用開始について
- 山形市マイナンバーカード申請&生活応援キャンペーンについて
- コンビニ交付サービスに係る証明書発行手数料の減額について
- 物価高騰対策 上下水道経由生活者等支援事業について
資料のみ
- 山形市創業アワード2022決勝大会(公開プレゼン)の出場者の決定について
- 令和5年山形市消防出初式の開催について
会見内容
映像
発表内容(※要点筆記としておりますので、あらかじめご了承ください。)
市長
明けましておめでとうございます。
年頭にあたりまして、今年の市政運営について申し上げたいと思います。
振り返ってみますと、昨年はワクチン接種など新型コロナウイルス感染症対策を徹底しながら、様々なイベントを開催し、社会活動・経済活動を新しい形で再開する試みを行ってまいりました。
また、公立学校の中では全国にみても先進的な設備を備えた山形市立商業高等学校の新校舎や、障がいのある、なしにかかわらず、すべての子どもたちがともに遊ぶことができ、建築としても数々の賞を受賞している「シェルターインクルーシブプレイスコパル」、文化創造都市やまがた市の活動拠点「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」など、これまで計画・整備を進めてきた戦略的拠点施設が次々と完成した年でもありました。
今年は引き続き感染症対策を講じながら、こうした戦略的拠点施設を効果的に活用してまいります。また、今年12月には、山形の魅力を発信し、人の流れを生み出すことをコンセプトとした道の駅、仮称ではございますが、道の駅「やまがた蔵王」をオープンいたします。こうした施設を有機的に連携させながら、まちに更なる賑わいをもたらすよう、取り組んでまいります。
そして、山形市を「持続的発展が可能なまち」にしていくため、引き続き地域公共交通の利便性向上に取り組むとともに、中心市街地においては、「歩くほど幸せになるまち」という中心市街地グランドデザインのコンセプトに基づいた取組を推進いたします。今日はそのまちづくりのイメージについての動画をご覧いただきたいと思います。
<動画放映>
これは「粋七」といいまして、七日町の御殿堰沿いで進めているプロジェクトのイメージ映像になります。水の町屋 七日町御殿堰と七日町ルルタスの更に東側上流部分を様々な形で土地交換などを行いまして、御殿堰の脇を歩けるようなまちづくりをしたいということで地権者の皆様と話をしております。これは、その出来上がりのイメージで、塞がれている部分の御殿堰の蓋を開けて、両脇に小道があって、それを歩けるようにし、両側にも楽しめるお店があるといった形です。
ちょうど幹線道路の拡幅工事も行う予定でありますが、そこから一本入ったところに、こうした小道があるというイメージです。御殿堰は水の町屋から寺町の方までずっと続いておりますが、現在両側に建物が迫っていて通れなかったり、完全に蓋がされていたりと、横を歩くことができない状態になっておりますので、地権者の方々と色々な土地交換をしながら、両脇を歩けるようにしたいということです。そして、山形市中心市街地の回遊性を高めていく、そんな試みであります。
このエリアは、料亭四山楼さんをはじめ、山形市の歴史を感じられる風情などもございますので、そうしたところをしっかりと生かしてまちづくりをしていきたいと考えております。御殿堰自体は、非常に長い歴史を誇る山形市の歴史的財産でありますので、これをより生かしたまちづくりをしていくということであります。
このようなコンセプトで、御殿堰の景観を活かしたまちづくりをしてまいりたいと思っております。当然、非常にたくさんの地権者の皆様が関わる話で、鋭意話し合いを進めているところでありますけれども、ご理解を得て、なんとか進めてまいりたいと思っているところでございます。先ほど「歩くほど幸せになるまち」がコンセプトと申し上げましたが、これもそうしたコンセプトを実現する具体的な手法の一つだと捉えていただければと思います。
また、今年の課題として、旧大沼や旧千歳館の利活用の方策を本格的に定めていくということもございます。さらに、少し先にはなりますが、新しい市民会館の建設につきましても、中心市街地の活性化と市民の文化芸術活動の新たな拠点として、まちの賑わいを創出することができるよう、具体的に検討を進めてまいります。こうしたまちづくりをしっかりと進めてまいりたいと思います。
さらに、近年定着してきたテレワークやワーケーションといった新しい生活様式の進展に合わせ、山形市がワーケーションや移住先として選ばれるよう、山形ブランドや観光資源を活用した魅力の発信を行い、移住人口、関係人口、交流人口の増加に向けた取組を進めます。
そのほか、コロナ禍により、以前にも増して迅速かつ的確な行政運営が求められていることから、スピード感を持って各種施策を実行してまいります。また、産業振興による雇用の創出、ICTを活用した教育の充実、子育て環境の更なる充実等を図り、地域経済の回復と市民生活の向上に努めてまいります。
山形市は、引き続き「健康医療先進都市」、「文化創造都市」の2大ビジョンのもと、持続可能なまちづくりを推進するとともに、山形連携中枢都市圏の中枢都市として、医療や教育、雇用など都市機能の受け皿となり、「人口のダム機能」の役割を果たしてまいります。
こうした考えのもと、引き続き「市民目線の行政」、そして「チャレンジする山形市政」を心がけながら、全国、世界の皆様に「選ばれるまち」になるべく、職員一丸となって全力を尽くしてまいりたいと思います。
それでは、資料に沿って定例の案件について発表させていただきます。
はじめに、ユネスコ創造都市ネットワークの加盟都市として本部に提出しておりました、同ネットワークメンバーシップモニタリングレポートの評価結果が通知されましたので、その内容についてご報告いたします。
ユネスコ創造都市に加盟した都市は、4年に1度、その活動報告と次の4年間の取組の方向性を記載する「モニタリングレポート」を提出することが義務付けられております。山形市は、一昨年11月に、加盟後初めてのモニタリングレポートを提出しておりました。
これに対し、昨年12月に、ユネスコ本部より映画分野における他の加盟都市の評価を取りまとめた結果が届き、山形市は、総合評価で5段階中最高の「Excellent、非常に優れている」の評価をいただきました。
これは、市民の皆様が育んできた文化資産に磨きをかけ、映画を軸とした「文化・創造の力」を活用することで、持続的発展が可能な都市を目指す山形市の取組が、世界から評価されたものと考えております。特に、山形市の強みである「山形国際ドキュメンタリー映画祭」の国際的な活動のみならず、都市間連携や文化の創造性を活用した「創造都市推進事業」、そして創造都市やまがたの拠点施設「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」の整備が高い評価につながりました。
こうした評価を得ることができましたのも、市民の皆様、また、事業者、文化団体、教育機関など関係者の皆様のご支援・ご協力の賜物であり、そうしたご尽力に心より感謝を申し上げます。今後もより多くの方々に関わっていただくとともに、ネットワークを活用し、国内外の都市と連携することで創造性を高めながら、「文化創造都市の推進」を図ってまいります。引き続き多くの皆様からお力添えを賜りますよう、お願い申し上げます。
続きまして、令和4年度第43回山形市民文化賞の受賞者について発表いたします。
山形市民文化賞は、山形市の文化活動の振興を図るため、長年その道一筋に精励し、又は伝統を継承し、そのご功績が顕著である方々を表彰するものであります。
このたびの受賞者は、配付資料のとおり、4名の方々に決定いたしました。
まず、舞踏分野から、洋舞・バレエに長年精励され、山形市児童劇団での舞踏部門チーフとして指導されるなど、洋舞の普及発展に大きく貢献されました、鈴木 栄美様です。
次に、音楽分野から、長年にわたり生田流筝曲に精励し、箏を通じ伝統文化の魅力を若い世代に伝えるなど、邦楽の普及発展に貢献されました、大村 侑子様です。
続きまして、華道分野から、これまで多くの花展への出展のほか、いけばなボランティアとして「草月流こどもいけばな教室」での指導に取り組まれるなど、華道の発展に寄与されました、草月流の齋藤 久美子様です。
最後に、茶道分野から、日本三大茶会に数えられる鈍翁茶会や市民茶会などでも積極的に茶席を担当され、茶道の普及発展に寄与されました、玉川遠州流の秋山 幸子様です。
この4名の方々は、長年にわたりそれぞれの分野における活動を牽引し、後輩の指導育成にご尽力いただきました。今後とも、本市の文化芸術を高めるためにお力添えをいただきたいと思っております。
表彰式につきましては、2月4日土曜日11時から、山形グランドホテルで行う予定となっております。
続きまして、FIS女子スキージャンプワールドカップ2023蔵王大会の開催について発表いたします。
今月13日から15日までの3日間、アリオンテック蔵王シャンツェにおいて、FIS女子スキージャンプワールドカップ2023蔵王大会が3年ぶりに開催され、13か国、約60名の選手が蔵王に集うこととなりました。
開催にあたり、多くのスポンサーの皆様からご支援をいただいておりますことに、心より感謝を申し上げます。
個人戦2戦のほか、今大会の目玉として、例年行っている団体戦が、各国2名のチーム戦となる「スーパーチーム」に形を変えて開催されます。髙梨沙羅選手やサマースキージャンプ山形蔵王大会で優勝した伊藤有希選手など、有力選手の参加が予定されており、日本人選手や日本チームの優勝も期待されます。
また、大会期間中は、蔵王樹氷まつりも開催されており、初日、二日目には、大会に合わせて「冬のHANABI」も打ち上げられます。ぜひ多くの皆様にお越しいただき、蔵王の夜空に舞う華麗でダイナミックなジャンプをご覧いただき、蔵王の魅力を満喫していただきたいと思います。
続きまして、「第14回さくら咲くやまがた冬のさくらキャンペーン2023」の開催について発表いたします。
昨年末に山形市ホテル協会様からプレスリリースがありましたとおり、本キャンペーンは、山形の冬の魅力であり、特産の啓翁桜について、より多くの皆様に知っていただくよう、山形市から県内外に発信するとともに、中心市街地の賑わいを創出するため、同協会が中心となって開催しているものです。
1月7日から2月12日までの約1か月間、市役所本庁舎や市内のホテル、水の町屋七日町御殿堰、山形まるごと館紅の蔵などの参加施設において啓翁桜を展示するほか、それぞれ「桜」や「春」をテーマに工夫を凝らしたオリジナル料理を提供いたします。
キャンペーン初日には、午前11時から、霞城セントラル1階アトリウムにおいて「キックオフイベント」を開催し、先着100名様に啓翁桜をプレゼントするほか、嚶鳴女声合唱団のコーラスもお届けする予定となっております。
一足早く、「桜」を“見る”、“香る”、“食べる”をそれぞれ楽しんでいただける内容となっておりますので、ぜひこの機会に、啓翁桜の咲く街なかにお越しいただきたいと思っております。
続きまして、旧千歳館エリア・リノベーション事業基本構想の策定及び本事業基本設計業務に係る公募型プロポーザルの実施について発表いたします。
旧千歳館につきましては、国登録有形文化財である建物を活かしながら、趣のある庭園を都市公園に整備し、観光資源として活用することにより、山形芸妓や料亭といった伝統文化を継承するとともに、街なかの回遊性を高め、持続可能な観光地域づくりを推進していくため、利活用の検討を進めてまいりました。
この度、これまでの庁内プロジェクトチームにおける検討に加え、民間事業者へのサウンディング型市場調査や、関係者との意見交換などを踏まえ、基本的な利活用の考え方をまとめた「旧千歳館エリア・リノベーション事業基本構想」を策定いたしました。
基本構想では、「伝統文化の継承と癒しの空間創造による賑わい創出及び交流人口の拡大」というコンセプトを具現化していくための4つの目標や、整備にあたっての条件等を示しております。
この基本構想に基づく旧千歳館エリア・リノベーション事業について、民間活力を最大限に活用し、迅速に推進していくため、昨年の12月23日から、事業の骨格を形作る「基本設計」を行う事業者を選考する公募型プロポーザルの募集を開始しております。ぜひ多くの皆様からご提案をいただきますよう、お願い申し上げます。
続きまして、「住民税試算・申告書作成サービス」の運用開始について発表いたします。
山形市では、住民記録や税などの業務を取り扱う基幹システムを更新するにあたり、行政手続きにおける利便性向上のためDXを推進し、「行かない窓口」、「書かない窓口」の実現に取り組むこととしております。
これを基幹システムの更新に先駆けて実現するものとして、1月18日水曜日から、「住民税試算・申告書作成サービス」の運用を開始いたします。
このサービスは、これまで多くの問い合わせをいただいておりました個人市民税・県民税の税額や、ふるさと納税控除限度額の確認を、インターネットからご自身ですぐに行うことができ、申告書も手書きすることなく、パソコンなどで作成し、山形市の様式で印刷することができるもので、県内初導入となります。
パソコンなどから「住民税試算・申告書作成サービス」のページにアクセスすることで利用でき、退職所得税額も試算することができますので、ぜひ活用していただきたいと思います。
続きまして、12月議会の補正予算に計上しておりました山形市マイナンバーカード申請&生活応援キャンペーンについて、詳細が決定しましたので発表いたします。
山形市では、マイナンバーカードの普及促進と物価高騰の影響を受ける市民生活の支援を行うため、マイナンバーカードを申請いただいた方へ地場産品や商品券をお送りするキャンペーンを実施いたします。
キャンペーンの対象者は、今月1日から2月15日までの対象期間中にマイナンバーカードを申請いただいた方です。合計5,000名の方に、抽選で「山形市産牛肉」、「山形市産つや姫」のほか、蔵王温泉観光協会と山寺観光協会が発行する「商品券」のいずれか5,000円相当が当たります。
当選された方には、委託業者から商品発送に関する通知書を送付し、それを期限までにご返送いただくことで商品をお受け取りいただくことができます。
国のマイナポイントの付与対象となるカードの申請期限が2月末まで延長されておりますので、この機会に是非、マイナンバーカードを取得いただきたいと思います。
続きまして、コンビニ交付サービスに係る証明書発行手数料の減額について発表いたします。
マイナンバーカードのさらなる普及促進と、DXを推進するサービスの利用を促進するため、今月16日から令和7年12月31日まで、コンビニ交付サービスによる各種証明書発行手数料を、窓口発行の場合と比べ1通当たり100円減額いたします。
これにより、市民の利便性の向上や、市民課窓口等の混雑緩和と待ち時間短縮のほか、感染症対策となる非対面型サービスの推進を図ってまいります。
コンビニ交付サービスは、全国のコンビニ約50,000店舗で、簡単に住民票などを取得できるサービスです。窓口まで足を運ぶことなく、お近くのコンビニで手軽に取得でき、大変便利になりますので、先ほど申し上げたキャンペーンと合わせ、この機会にぜひマイナンバーカードを取得し、ご利用いただきたいと思います。
続きまして、物価高騰対策上水道経由生活者等支援事業について発表いたします。
山形市では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大以降、国及び県の支援策に対応した給付金の支給や、市独自の商品券の発行等により、低所得者や子育て世帯、飲食店等、その影響が特に大きい方への支援を行ってまいりました。
この度、物価高騰の影響を受けている市民及び事業者等を幅広く支援するため、生活及び事業を営む上での基盤である水道の料金を減額することにより、市民及び事業者の経済的負担の軽減を図ります。
こちらも12月議会で議決をいただいた補正予算に計上していたもので、山形市上下水道部と給水契約を締結している全ての方、そして山形市の一部区域で最上川中部水道企業団と給水契約を締結している方については、基本料金等を減額いたします。
今年2月または3月に請求される水道料金について、水道メーターの口径に応じた基本料金等を差し引いた後の金額で請求するもので、市民の皆様の手続は不要となっております。
水道組合等に加入している方についても、利用料金を減額するなど、経済的負担の軽減を図ってまいります。減額となる金額や負担軽減に関する取組内容等がそれぞれ異なりますので、詳細は各水道組合等からの案内をご確認いただければと思います。
山形新聞
ユネスコ創造都市ネットワークメンバーシップモニタリングレポートの評価結果についてなのですが、こちらの評価は加盟都市同士で山形市でも他の市から出されたものを評価するということでよろしいでしょうか。
文化振興課長
加盟認定されている都市は4年に1度提出しますが、それぞれの加盟市が別の加盟市の評価をするということのシステムがありますので、山形市の方でも他の市から提出された申請の方を評価しまして、同じように山形市の提出されたレポートについても、他の市からの評価を得て、それらを本部の方でまとめて最終的な評価ということになっております。
山形新聞
マイナンバーカードの取得促進の取り組みについてですが、直近での山形市のマイナンバーカードの交付率、県内では何番目なのかわかれば教えていただきたいです。
企画調整部長
直近の数字は11月末現在になりますけども、申請率で申し上げますと山形市は64.9%、全国が67.6%、山形県内全体では65.2%となっておりまして、お尋ねの県内の市町村の中で順位は今、手元に資料がございませんので確認します。
市長
11月末現在の数字ですので、12月に入り、1階の申請窓口にかなり行列ができておりましたので、そこはまだ反映されていないものになります。
山形新聞
今もだいぶ申請窓口が込み合っているようですけれども、何月までどれくらいまで取得してほしいというような目標を定めていますでしょうか。
企画調整部長
目標は具体的にいつのタイミングまで何%というところはありませんが、1日でも早く全国平均を上回ることを目標に、担当部局を挙げて活動に取り組んでおります。
その一環として、先ほど市長から説明させていただいたキャンペーンをしたり、市独自でいろいろ企業さんや学校さんに出前申請窓口をしたりしながら、交付手続きを促すようなキャンペーンと市独自の取り組みをこれからも重ねていきたいと思っています。
毎日新聞
今年の市政運営の中で見せていただいたビデオですが、大変夢のある映像で、見ていて楽しくなったのですが、今映像で見せて頂いたような整備が終わるのはいつごろを想定しているものなのでしょうか。
市長
まだ地権者の皆様との調整がありまして、かなり歴史ある町だとなかなかそうした関係が複雑でありますので、その進捗度合いによるということで、今いつ完成ということは明確には申し上げられないところでありますが、後ほど担当であるまちづくり政策部からお答えをさせていただきたいと思います。
※ 後ほどファクスで、令和9年度を想定しているが、地権者との交渉の進捗によって終期は延びる可能性がある旨回答
YBC
七日町の御殿堰のお話伺った件で、山形市公式YouTubeなどで一般の市民が見える形になっているのか、なっていなければどういうことを予定しているのか、こういった動画を公開する予定というのはありますか。
市長
今を見ていただいたのは、実は地権者の皆様に説明をするために作成したものでございまして、それを少し短くして今日この場で発表させていただきました。幅広く公開したのは、今日が最初ということになるかと思います。これから市のPRの中で何らかの形で公開し、市民の皆様の理解を得るような活動を進めていきたいと思います。
日本経済新聞
先程の御殿堰関連でお伺いしますが、地権者というのは何件くらいあって、その話し合いはいつくらいまでにしようとお考えですか。また、実質の事業費としてどれくらいを想定されていますか。
市長
そちらもで、本日まちづくり政策課がここに来ていませんので、後ほどそちらから回答させていただきます。
※ 後ほどファクスで、地権者の方は63名、用地交渉は令和5年度から令和9年度までに終わることを想定しているが、地権者との交渉の進捗によって終期は延びる可能性がある、想定事業費は46億8,100万円と回答
TUY
間近に迫っておりますスキージャンプワールドカップの蔵王大会ですけれども、3年ぶりの開催ということで、改めて、観光面等いろいろ期待があるかと思うのですが、意気込みを聞かせていただけますでしょうか。
市長
これまで大会を新型コロナの中で中止せざるを得なかったというのは非常に残念でありましたたが、この度ようやく3年ぶりに開催できるということで大変うれしく思っておりますし、久しぶりの開催ということで、やはりその運営には万全を期していきたいと思います。まずは、アスリートファーストという中で、世界からお越しいただける選手の皆様が気持ちよくジャンプをしていただく、そのためのしっかりとした準備をしたいと思っております。今年は夏にサマージャンプ大会も行いましたので、そうした部分で1つ新たなノウハウなども見られたので、そうしたものを更に生かしながら運営してまいります。そして、これがまた冬の蔵王の活性化につながることも大いに期待しているところです。
河北新報社
昨年末の鶴岡の土砂災害についてですが、山形市も復旧中の傾斜地があると思うんのですけれども、山形市としては、どういったところに危険箇所が何カ所あって、どういった対応をしようとしているのか、今後の災害対応について伺いたいです。
市長
山形市においても土砂災害についてのハザードマップがございまして、そちらでレッドゾーン、イエローゾーンのエリア指定をしています。何カ所といったことについては、後ほど防災対策課の方から提供させていただきますが、このたびの災害を受けて、そうした山形市内の状況を再度確認して備えなければならないと思ったところであります。
※ 後ほどファクスで、土砂災害警戒区域(通称:イエローゾーン)は253箇所、土砂災害警戒区域に含まれる土砂災害特別警戒区域(通称:レッドゾーン)は199箇所と回答
毎日新聞
市政運営で中心市街地活性化をご説明いただいた中で、旧大沼について言及がなかったのですが、現時点で、市長や山形市が考えていることについて、あれば教えてください。
市長
旧大沼につきましては、サウンディング型市場調査ということで、あのエリアの活用について興味のある22社の事業者の皆様と対話を行ってきたところであります。また、さまざまな職員や私自身もそうですけれども、今、全国のいろいろな場所の再開発のエリアの視察なども行いまして、知見を高めております。そうした中で、市としての考え方をできるだけ早く、あのエリアの活用方法のさまざまな内容について固め、公募という形にしたいと思っておりますけれども、まだ検討中というのが現状であります。
思っているところは、先ほどの中心市街地グランドデザインの新しいコンセプトであります「歩くほど幸せになるまち」、これを実現するための再開発が望ましいと思っておりますので、市の回遊性を高めるでありますとか、あるいはそこ自体がにぎわいの
一つの拠点になる、そこ目的に来ていただける、あるいは滞在する心地よさ、こうしたものをあのエリアで実現していきたいと思っております。また、市立病院済生館の改築の件ともあわせて進んでおりますので、今後その両者の検討を合わせながら、市として一つにまとめた条件設定をした上での事業者公募という段取りで進んで行くことになります。
また、その公募時期も未定ではありますけれども、やはりあれだけのエリアですのでかなり時間はかかりますが、将来どういう方向にしていくかという部分は、なるべく今年中に何らかの形で示していければと思っています。
毎日新聞
今のご説明の中で、いろんなところに市長自らも視察されたとのことですが、具体的にどういうところに行かれたのですか。
市長
私自身は、先般富山市と金沢市の再開発を視察に行ってまいりました。両街共に雪国という点は共通しておりますし、再開発もかなりさまざまな形で行っているので、大変私自身も勉強になりましたし、1つのイメージは持って帰ることができたと思っています。その他も全国各地職員が視察に行って、いろいろな情報を集めているという状況です。
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