平成29年2月16日 市長記者会見

ページ番号1005593  更新日 令和3年9月30日

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写真:記者会見する市長

出席者

市長、総務部長、財政部長、商工観光部長、財政課長、消防本部総務課長

内容

発表事項

  1. 3月市議会定例会 提出議案について
    • 平成28年度3月補正予算の概要
    • 平成29年3月市議会定例会提出議案の概要
  2. 消防署二署制の運用開始並びに西消防署の開署式について
  3. ウランウデ市代表団の来形について
  4. 東日本大震災六周年 追悼・復興祈願式について
  5. 山形合同企業説明会「山形ワークフェスin東京」の開催について
  6. 旅する新虎マーケットへの出展について

資料のみ

  1. 平成28年度『城下町やまがた雛まつり』について
  2. 2017モンテディオ山形応援募金のスタートについて
  3. 第62回生 卒業証書授与式の挙行について

会見内容

映像

内容

広報課長
それでは、2月の定例記者会見を始めます。本日の発表案件は、3月市議会定例会に提出する議案についての案件と定例の案件と2つございます。はじめに議会案件の発表、その後定例の案件に入ります。それでは市長発表をお願いします。

佐藤市長
それでは、3月市議会定例会の提出議案の概要について発表いたします。会期は2月23日木曜日から3月21日火曜日までの27日間の予定です。

初めに、平成28年度の補正予算について申し上げます。
このたびの補正予算は、市民生活に直結する事業のほか、事業の進捗状況に基づく措置、そして、国の補正予算に対応して実施するものを中心に編成しました。
主なものを申し上げます。
はじめに、ふるさと納税の寄附額が10億円を超え12億円に達する見通しであることから、補正措置を行います。
次に、子育て環境の整備として、民間立認可保育所に対し、人事院勧告に基づく公定価格の改定が国から示されたことから、増額補正を行います。また、国の2次補正予算を活用し、小中学校体育館の高窓ガラス飛散防止のため、フィルム貼り付け工事を行うほか、小学校2校について、下水道への切り替え工事を行います。
まちの賑わいづくりに向けて、山寺への外国人旅行者の誘客を促進するため、国の交付金を活用し、スマートフォンなどで利用する、多言語ガイドマップなどの構築や、山寺体験のモニターツアーの実施に係る予算を計上いたします。
都市・社会基盤の整備として、生活バス路線を維持するための補助を行うとともに、県施行の水田畑地化(すいでんはたちか)基盤強化対策事業及び農業水利施設保全合理化事業や、街路事業及び道路整備事業について、山形市の負担金が確定したことに伴い、所要の予算措置を講じるものです。
次に、いきいきと年齢を重ねられるまちづくりの一環として、介護関連施設の防犯強化のため、防犯カメラ等の設置について、国の2次補正予算を活用し支援を行います。
安全・安心なまちづくりとして、県施行の急傾斜地崩壊対策事業に係る負担金について所要の予算措置を講じるほか、道路の除排雪経費について、執行状況と今後の降雪への対応を見込み、追加計上いたします。
なお、道路新設改良などに係る事業の繰越についても所要の措置を行います。
以上が一般会計における補正の主なものですが、これらの補正に必要な財源として、国・県支出金及び市債等のほか、財政調整基金からの繰入金などを計上したものであり、このたびの一般会計補正総額は、6億5,884万9千円となっています。
次に、特別会計の補正ですが、介護保険事業会計において、地域密着型サービスの利用者の増などに伴い保険給付費の増額補正を行うものです。
この結果、一般会計及び特別会計を含めた全会計の補正予算の総額は、8億7,236万6千円となったものです。

続きまして、市議会3月定例会の提出議案の概要について申し上げます。
事件決議が4件、条例が14件でございます。
議第16号及び議第17号の議案は、市道路線の認定及び変更について、道路法の規定により議決を求めるものです。
議第18号の議案は、山形中央インター産業団地分譲用地の一部を売却しようとするものです。
議第19号の議案は、平成23年9月に済生館で発生した医療事故について、被害者に対する損害賠償の額を決定しようとするものです。
議第20号の議案は、任期を定めた、一般職の職員の採用及び給与の特例に関し必要な事項を定めようとするものです。
議第21号の議案は、障がいを理由とする差別の解消を推進するため、基本理念並びに市の責務、市民及び事業者の役割等について、必要な事項を定めようとするものです。
議第22号の議案は、魅力ある居住環境の充実と移住定住の促進や集落の維持・活性化を図るため、市街化調整区域内における開発行為の規制を緩和するなど、所要の改正をしようとするものです。
議第25号の議案は、消防団を中核とした地域防災力の充実強化を図るため、消防団員の処遇を改善しようとするものです。
議第26号の議案は、平成18年の給与構造改革に伴い実施された給料の切替えに伴う経過措置を廃止しようとするものです。
議第27号の議案は、中核市移行に向けた準備を進めるため、市に移譲される事務等に関し必要となる特殊勤務手当を追加するなど所要の改正をしようとするものです。
議第29号の議案は、地方税法の改正等に伴い、法人市民税法人税割の税率の引下げ、個人市民税の住宅ローン減税措置の対象期間の延長及び軽自動車税の環境性能割の創設等について、所要の改正をしようとするものです。
議第30号の議案は、特定非営利活動法人の設立を支援し、活動基盤の早期確立とその活動を促進するため、軽自動車税の環境性能割の課税免除をしようとするものです。
議第31号の議案は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の施行に伴い、新たな手数料を定めようとするものです。
議第32号の議案は、建物等の利用者の防火安全に対する認識を高め、火災被害の軽減を図るため、法令違反のある防火対象物について違反内容の公表を実施するほか、消防用設備等の技術上位の基準に係る規定の整備をしようとするものです。
最後に、議第33号の議案は、児童文化センターを廃止しようとするものです。
以上です。

広報課長
それでは、3月議会定例会についての質問をお受けします。まず幹事社のYBCさんお願い致します。

YBC
特にございません。

広報課長
それでは幹事社以外の皆様からございませんでしょうか。

朝日新聞
議案第19号の済生館の医療事故について、具体的にどういう事故だったのでしょうか。

総務部長
平成23年に起きた事故なのですが、目の白内障の手術の際に、視力に影響するような部分に傷をつけてしまい、視力が0.01まで下がってしまったことに対する賠償です。

朝日新聞
ちなみに、その賠償額と被害に遭った方の性別や年齢というのは。

総務部長
賠償額は500万円、現在は80歳代の女性です。

朝日新聞
それは、裁判には至らず和解ということでよろしいでしょうか。

総務部長
はい、そうです。

朝日新聞
わかりました。

広報課長
ほかにございませんか。
(なし)
ないようですので、定例案件に入ります。市長発表をお願いいたします。

佐藤市長
それでは「山形市消防署の二署制の運用開始並びに西消防署の開署式」について発表いたします。
山形市消防署の2署制の運用を平成29年4月1日から開始いたします。また、山形市西消防署の開署式を4月1日の午前9時から執り行います。
これまで、市西部地域の市街化の拡大等に伴い、奥羽本線の東西間の消防力の均衡を図ることを目的として整備事業を進めてまいりました西崎出張所を、「山形市西消防署」として運用を開始することになります。また、現在の緑町にあります消防署を「山形市東消防署」といたします。
東西署の管轄区域等の詳細については、配布しました資料のとおりでございますが、西消防署の管轄には、現在の天神町白川出張所と南出張所を入れ、1署2出張所体制にすることとし、東消防署の管轄には、現在の東出張所、高楯出張所、蔵王温泉出張所の1署3出張所体制にしようとするものであります。
次に、出張所の名称につきましては、消防署を東と西の方角で分けることで東出張所との区別がしにくくなることから、できるだけ所在地名や所在地域になれ親しんだ名称と考え、東出張所を「小荷駄町出張所」に、南出張所を「成沢出張所」に、天神町白川出張所を「天神町出張所」に改め、蔵王温泉出張所、高楯出張所は現行の名称をそのまま使用いたします。
山形市西消防署開署式につきましては、ご来賓としまして、市議会議長をはじめとする市議会関係者、山形県関係者、山辺町長、中山町長のほか、近隣自治体の消防団長・消防長、消防関係団体にご案内する予定です。
開署式では、テープカットと、訓練塔の披露として、「火災消火室で実際の火災を想定した消火訓練」「高層建物火災を想定したはしご車での救助訓練」などを予定しております。
消防署の二署制に関しましては、今後、広報やまがたや広報番組等を活用し、広く市民の皆様に周知してまいります。

続きまして、ウランウデ市からの代表団の来形について発表いたします。
山形市とロシア連邦ブリーヤート共和国の首都ウランウデ市は、平成3年2月16日に姉妹都市の盟約を締結し、昨年で25周年を迎えました。
これを記念し、昨年8月29日から9月6日までの日程で、私を団長とする山形市民訪問団35名が、ウランウデ市を訪問してまいりました。
現地では、我々山形市民訪問団をあたたかく迎えてくださり、25周年の記念式典や、ウランウデ市在住の世界的バレエダンサー岩田守弘氏と、山形市から派遣した芸術工科大学所属の和太鼓集団「太悳(たいしん)」との共演による記念バレエ公演の開催、ウランウデ市生誕350周年祭への参加をとおして、両市の友好を深めて参りました。
そして今月には、25周年を記念し、ウランウデ市から、アレクサンドル・ゴルコフ市長をはじめとする7名の代表団が来形されます。
2月17日から20日まで滞在いただき、代表団の皆様には、蔵王での樹氷観賞や温泉体験、山形市を代表する酒蔵の施設見学、また、山形舞子による山形市の伝統文化の披露など、様々なイベントを用意して、おもてなししたいと考えております。
また、「姉妹都市盟約締結25周年記念式典と祝賀会」を2月19日の午後6時から、ホテルメトロポリタン山形にて、開催いたします。
なお、記念式典のなかでは、ゴルコフ市長の長年にわたる両市の友好親善における功績を讃え、山形市特別名誉市民の称号を贈呈いたします。
ウランウデ市との姉妹都市交流は、今後も継続して行い、両市の市民にとって有意義なものとなるよう、大切にしていきたいと考えております。

続きまして東日本大震災追悼・復興祈願式について発表いたします。
東日本大震災から6年目を迎えるにあたり、犠牲となられた方々の追悼と東北の復興を祈願するため、3月11日に「六周年追悼・復興祈願式」を行います。
式の主な内容は、市役所の千年和鐘前を会場に、14時40分から、国主催の式典の模様をテレビ中継するとともに、地震発生時刻の14時46分に参加者全員で黙とうを捧げます。また、出席された方々に千年和鐘の打鐘をお願いします。
なお、当日は来賓として山形県知事、山形市議会正副議長をはじめとする山形市議会議員の皆様からもご出席いただく予定です。資料にも記載しておりますが、山形市に避難されている皆様や市民の皆様もご参加いただけます。参加申し込みは必要ございませんので、ぜひ多くの皆様にご参加いただきますようお願いいたします。

続きまして、山形合同企業説明会「山形ワークフェスin東京」の開催について発表いたします。
山形市では、山形へのUIJターンを希望している学生等を対象に、東京で山形の企業による合同企業説明会及び就職支援セミナーを開催いたします。
合同企業説明会では、企業ごとに設置された合計70社のブースにて個別に説明を受けることができます。また、就職支援セミナーは「知っておきたい山形の産業と企業の魅力」をテーマに開催いたします。
首都圏で山形の企業情報を得られる絶好の機会です。山形での就職を希望する方、山形の企業に関心のある方は是非ご参加ください。

続きまして、旅する新虎マーケットへの出展について発表いたします。
本イベントは、東京オリンピック・パラリンピックの開催に合せ、2017年から2020年までの間、東京を代表する都市空間「新虎通り」を舞台に、日本各地の様々なコンテンツを発信することで、国内外から日本各地への観光・訪問を喚起し、各地の観光振興、地域活性化に貢献しようとするものです。
資料をご覧いただきたいと思いますが、開催期間は、平成29年2月24日から平成32年度までの約4年間です。その間、3カ月をひと区切りとして、主催者であります「2020年東京オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合」に参加している地方自治体が交代で出展いたします。
その記念すべき第一ターム(平成29年2月24日から6月30日)に山形市が出展することとなりました。同時出展自治体は、高岡市、今治市、宇部市の各市及び湯河原町になります。
期間中、資料中ほどにあります周辺図の(1)の「旅するストア」では、季節ごとの大テーマや各月ごとのテーマに沿った内容で、山形市のお宝と他自治体の物産がコラボした物販を行います。
(2)の「旅するカフェ」では、各自治体の郷土料理や自治体特有の食材を活用した料理を提供いたします。(3)の「旅するスタンド」は、各自治体の特色を生かした店舗となり、山形市のスタンドは、「ごっつぉ、すこだま洋食やまがた軒」として、山形牛や、山形が誇る三つの蔵元の日本酒を提供いたします。店内は、山形市のお宝がディスプレイされる予定です。
オープン前日である2月23日木曜日には、報道機関向け内覧後、午後6時15分、旅するカフェ前においてテープカットを行い、先行オープンする予定です。なお、会場では山形市の啓翁桜が飾られ、ミス花笠が花を添える予定です。
また、東京で桜が咲く3月31日には、旅するストアにおいて、山形舞子による日本酒の振る舞いを行い、山形地酒のポテンシャルの高さを宣伝広報いたします。
このように、冬に日本一早く花開く啓翁桜や、「山形」という名称で地理的表示の認定を受けた日本酒、紅花交易で栄えた伝統文化をルーツとする山形舞子等、多様な山形の伝統文化・特産品をパッケージすることにより、首都圏において効果的に山形ブランドを発信してまいります。4月以降も、また違ったテーマの展示やイベントを企画してまいりますので、機会がありましたら、現地を訪れてくださいますようお願いいたします。

広報課長
では定例の発表案件について質問をお受けしたいと思います。尚、発表案件以外の質問に関しましては後ほどお受けしますので宜しくお願い致します。
それでは幹事社のYBCさん、お願い致します。

YBC
東日本大震災六周年の追悼・復興祈願式についてなのですが、こちらは例年開催されているものと同じという事でよろしいでしょうか。

佐藤市長
はい、例年とほぼ同じです。

YBC
わかりました。ありがとうございます。

広報課長
それでは幹事社以外の皆様からはございませんでしょうか。

朝日新聞
消防署の二署制について、目的に東西間の消防力の均衡を図るとありますが、具体的には例えば整備地域で住宅地が増えていて消防力の強化が必要だったなど、どういったことが背景にあるのでしょうか。

佐藤市長
今はアンダーパスなど色々と整備されてきましたけども、元々は線路(奥羽本線)を挟んで東西の交通が不便な時代が長く続いており、その線路の東側に消防の資源が集中していた状況でありました。そのため、西崎出張所の整備を進めてきました。そうしたプロセスの中で、先程もありましたように西部の市街化の拡大もあり、最終的にこのような形で二署制の体制をとることとなりました。

広報課長
その他はありませんでしょうか。
(なし)
それでは発表案件以外の質問があればお受けしたいと思います。
幹事社のYBCさんはいかがでしょうか。

YBC
駅前の旧ビブレの跡地の利用についての進展というのはございましたでしょうか。

佐藤市長
これまでいくつかご質問いただきましたが、地権者の方と今、話をしている所です。概ねお会いはしましたので、これからは市として皆様に提案をしていく段階かなと思っております。その中身につきましてはまだ検討中でありますので、今申し上げられる段階ではございません。

YBC
その提案というのは使い方についての提案ということでしょうか。

佐藤市長
これからそこでどういった形の土地の利用の仕方があるのか、ということについての(提案の)予定です。

YBC
今のところどういった候補といいますか、どういった提案をお考えでしょうか。

佐藤市長
今この場で申し上げられるような段階ではございませんので控えたいと思います。

YBC
ありがとうございます。以上です。

広報課長
それでは幹事社以外の皆様から発表案件以外でございませんでしょうか。

山形新聞
新幹線のフル規格化についてお聞きしたいのですが、先週末、市内でシンポジウムがありまして、知事からもプロジェクトチームを立ち上げたいという話が出ています。
前回、似たような話があったと思いますけれども、改めて、山形新幹線のフル規格化についてどのようにお考えかということと、あと、山形市が主体となって実現同盟の結成、あるいはその部分についてはどのようにお考えなのか教えて下さい。

佐藤市長
山形新幹線フル規格化ということは山形市にとっては大変大きなメリットがあることでして、山形市の発展に繋がるということですので、ぜひ実現したいと考えております。
今後の活動としては、既に県の主導で結成されております整備実現同盟の活動の中で活動するとともに、独自の国への直接の働きかけなどもしていきたいと思っております。
どうした方法が効果的かも、これから検討していきたいと思います。

山形新聞
実現同盟について、市として作りたいというお考えはあるのでしょうか。

佐藤市長
それも含め、効果的な方法は何かということを考えたいと思います。

広報課長
それでは他にはございませんでしょうか。
(なし)
ないようですので本日の記者会見を終了させていただきます。ありがとうございました。

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