平成28年7月12日 市長記者会見

ページ番号1005585  更新日 令和3年9月27日

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写真:記者会見する市長

出席者

市長、総務部長、子育て推進部長、商工観光部長、消防長、防災対策課長、スポーツ保健課長

内容

発表事項

  1. 7月市議会臨時会 提出議案について
    • 平成28年7月市議会臨時会提出議案
  2. 活断層上の市有施設現地確認の結果及び今後の対応について
  3. 山形市救急救命業務あり方検討会の開催について
  4. 山形市児童遊戯施設「べにっこひろば」オープン1周年記念イベントの開催について
  5. 夏のイベントについて
  6. 都市対抗野球大会への応援について

資料のみ

  1. 第18回「山形市酪農まつり」の開催について

会見内容

映像

内容

広報課長
それでは、7月の定例記者会見を始めます。

佐藤市長
それでは、7月20日水曜日に開催されます、市議会7月臨時会の提出議案の概要について発表いたします。
事件決議が4件でございます。
議第58号の議案は、山形中央インター産業団地分譲用地の一部を売却しようとするものです。
議第59号の議案は、元西部工業団地浄水施設用地等を売却しようとするものです。
議第60号の議案は、高規格救急自動車2台の購入について、5,850万1,852円をもって、山形トヨタ自動車から購入しようとするものです。
議第61号の議案は、消防署西崎出張所訓練塔新築建築工事について、2億6,190万円をもって、山形建設・小野建設建設工事共同企業体と請負契約を締結しようとするものです。
以上であります。

広報課長
それでは市議会7月臨時会議につきまして質問をお受けします。初めに幹事社の産経新聞さんございますでしょうか。

産経新聞
特にありません。

広報課長
続きましてNHKさんございますでしょうか。

NHK
議第60号の高規格救急自動車の購入についてですが、購入の理由というのは、佐藤市長の掲げた119番の原則出動という原則に沿ったものになるのでしょうか。導入の理由とこの時期に導入する理由についてお聞かせ下さい。

佐藤市長
これは通常の老朽化対応ということです。

NHK
古いのは2台処分して、新しいのを2台ということで、(救急自動車を)増やす訳ではないのでしょうか。

佐藤市長
それについては、消防長がお答えします。

消防長
(更新になります)今回新たに2台購入し、既存車両2台のうち1台は廃棄します。もう1台は非常用とします。

NHK
わかりました。

広報課長
よろしいですか。それでは幹事社以外の皆様からは何かございますでしょうか。
無いようですので、定例の発表案件に入っていきたいと思います。それでは市長、発表をよろしくお願いいたします。

佐藤市長
初めに、活断層上にある市有施設の現地確認の結果について申し上げます。
5月の定例記者会見におきまして、山形市内に存在する活断層の上にある市有施設についてご報告いたしましたが、地図上の調査でございましたので、あらためて現地確認を行いました。
現地確認は2回に分けて行い、資料のとおり、1回目は6月10日に、活断層上に市有施設がある西山形地区と村木沢地区について、現地確認を行いました。
当日は、関係する地元の方々にも参加いただき、活断層に詳しい山形大学地域教育文化学部の八木(やぎ)浩司(ひろし)教授から、活断層の位置や地震発生時の建物や敷地への影響、避難時の留意点などについて説明を受けました。
また、西山形コミュニティセンターの移転予定地としている場所につきましても、用地としての考え方について意見を伺いました。
2回目の現地確認は、7月5日に、大曽根地区、本沢地区、及び蔵王地区について、活断層の位置及び起こりうる事象について確認いたしました。
この3地区は活断層上に市有施設がない場所ですので、八木教授と防災対策課で現地確認を行ったものです。
これらの調査結果や、施設ごとの今後の対応につきましては、別紙資料の「活断層上の市有施設現地確認の結果及び今後の対応について」に記載のとおりでございます。
西山形小学校の昭和54年校舎と体育館、村木沢コミュニティセンター及び村木沢小学校は、耐震化されているため使用を継続してまいりますが、耐震化されていない西山形コミュニティセンター、西山形小学校の昭和39年校舎及び西部児童館につきましては、建替え等により耐震化を図ってまいります。
また、いずれの施設も、利用者の避難行動に際し、人的被害の起こりやすい場所を避ける方法などの検討を行ってまいります。
なお、この結果等につきましては、活断層が存在する地区の皆さまに対しましても、説明を行ってまいります。
さらに、現地確認結果報告書と今後の対応につきましては、山形市のホームページに掲載いたしますとともに、活断層に関係する大曽根地区、村木沢地区、西山形地区、本沢地区及び蔵王地区のコミュニティセンターに、閲覧用として配布いたします。

次に、山形市救急救命業務あり方検討会の開催について発表いたします。
山形市救急救命業務あり方検討会は、119番訴訟事案を受けて、これまで山形市が取り組んでまいりました、様々な救急救命体制の整備・業務の改善、及び、職員に対する研修等に対して、外部の方のご意見を取り入れ、市民の目線で望ましい救急救命体制のあり方について調査・研究を行うため、今年度新たに設置したものでございます。
その、あり方検討会の第1回目を、7月21日午後3時から市役所庁議室において開催いたします。
検討会のメンバーは、救急救命業務に精通している現場の医師や、救急救命士の教育に携わっている方、救急活動をめぐる法律問題に精通している学識経験者、総務省消防庁の「救急業務のあり方検討会」のメンバーとして加わり、通信指令業務も含めて、救急業務に携わる職員の教育のあり方に関する作業部会のメンバーとなられていた方など、広く県内外からそれぞれの専門的立場の有識者の方々と、山形市内在住の一般の市民(女性)を加えた5人を選定しております。
そして、それぞれの専門的立場からのご意見をいただきより望ましい救急救命体制の、あり方についての調査研究と、山形市の救急救命業務の、実施状況についての絶えざるチェック等によって、業務の改善・改革を一層推進するとともに、市民の皆様の期待と信頼にしっかりとお応えする消防行政、救急救命体制づくりに努めてまいります。
なお、この検討会は、今年度にもう1回開催していきたいと考えております。

次に、山形市児童遊戯施設「べにっこひろば」のオープン1周年記念イベントについて発表いたします。
児童遊戯施設「べにっこひろば」は、平成26年12月24日に屋内施設が完成し、昨年7月21日には屋外施設も完成、グランドオープンいたしました。オープン以来、連日、大勢の皆様からご利用いただいており、今月2日には、利用者の累計が45万人を超えております。暑くなってきました現在は、噴水のある「ちゃぷちゃぷ広場」が人気となっています。
この度、グラントオープンから1年を迎えるにあたり、7月24日の日曜日に「オープン1周年記念イベント」を開催し、市民の皆様と一緒に祝いたいと思います。
当日は、午前10時30分から「べにっこひろば」において記念式典を行ない、記念のくす玉割りや記念演奏を行います。その後、四方山会(よもやまかい)の皆様による花笠踊りもご披露していただきます。
また、式典終了後には、親子で花笠作りを行い、手作りの花笠を使って四方山会の皆様と一緒に花笠踊りをするイベントを予定しております。
今後とも、屋内外の遊びの空間が一体となった「べにっこひろば」が、多くの市民の皆さんから愛され、ご利用いただくことを期待しています。

次に、夏のイベントについて申し上げます。
いよいよ夏本番を迎え、今年もこの季節の恒例イベントの開催を予定しておりますので、日程に沿ってご説明いたします。
7月25日には、「ウォーターセブン2016」が行われます。この日は、山形市がかつて日本一の気温40.8度を記録した日であり、今年で11回目を数えるこのイベントは、中心市街地での一斉打ち水をはじめ、ほっとなる広場を活用した水にちなんだ各種催しや、月山の残雪による雪だるま製作などが行われます。
続いて、8月4日には、沿道商店街のワゴンセールや郷土芸能のほか、今年度は山形県内の酒蔵による日本酒試飲イベントが新規追加された「第36回2016花笠サマーフェスティバル」、県内市町村の特産品を一堂に集めた「第35回山形県観光物産市」が開催されます。
そして、東北が誇る6祭りの一つ「第54回山形花笠まつり」が8月5日から7日まで開催されます。夕刻からのパレードには164団体、約14,000人の参加者を見込んでいるほか、各開催日の日中には、山形まなび館において「昼も楽しく!花笠まつり」を開催し、観光客の皆様が自ら花笠踊りを体験できるようになっております。
山形花笠まつりは、全国から多くのお客様をお迎えするイベントでありますので、荒天によりパレードが中止となった際の対応として、観光客の皆様が市民会館や、やまぎんホールにおいて花笠踊りをご覧いただけるように準備を整えているところです。
8月14日には、「第37回山形大花火大会」が須川河畔反田橋付近で開催されます。今回は「絢爛心舞 夢と未来への架け橋」のテーマのもと、夕方6時からの昼花火を皮切りに、ナイヤガラ花火や10号玉をはじめとする打上花火が、山形の夜空に美しく咲き誇ります。山形市内外の多くの皆様が、ご堪能いただける花火大会となるよう、準備を進めております。
なお、ふるさと納税の返礼品として、「特別さじき券と屋台チケットのセット」や「特別さじき券とメッセージ花火のセット」を取り揃えております。いずれも申込締切は7月20日(水曜)ですので、お早めの申込みをお願いいたします。
山形市を代表するこれらのイベントに、是非多くの皆様からお越しいただき、楽しんでいただきたいと思っております。また、市民の皆様には、観光客の皆様を、おもてなしの心であたたかく迎えていただきますよう、ご協力をお願いいたします。

次に、きらやか銀行野球部都市対抗野球大会出場について、発表いたします。
先日行われました「第87回都市対抗野球第二次予選東北大会」において、並み居る強豪を相手に優勝され、今月15日から東京ドームで開催されます「都市対抗野球大会」に「きらやか銀行野球部」が東北第一代表として出場されます。
山形県からの出場は、1950年以来、66年ぶりの快挙であります。
初戦は、大会5日目の7月19日火曜日、近畿地区第4代表、大阪府門真市のパナソニックと対戦します。
山形市としましても、今月8日から、山形市中央駐車場に応援懸垂幕を掲示しております。
市民の皆様、機会がありましたら東京ドームに足を運んでいただき、暖かい声援と力強い応援をお願いいたします。
また、首都圏にお住まいの方への、お声がけやPRについても、ぜひお願いいたします。
都市対抗野球大会という大舞台に、山形市を代表して出場されるきらやか銀行野球部の皆様には、日頃の練習の成果を大いに発揮され、チームのスローガンであります「集大成」として、山形市民に勇気と感動を与える試合をしていただけますことを心よりご期待申し上げます。

広報課長
ただいまの発表案件について質問をお受けしたいと思います。なお、発表案件以外の質問につきましては後ほどお受けいたしますので宜しくお願い致します。まず初めに幹事社の産経新聞さんございますでしょうか。

産経新聞
ありません。

広報課長
では次にNHKさんお願い致します。

NHK
(活断層上の)市有施設の現地調査について伺います。現地調査の結果、今後の対応について(資料に)書いてありますが、小学校とか子どもたちがよく利用する施設は現状の利用を続けると、西山形も村木沢もありますが、子どもたちの安全・安心であるとか、避難所としての利用を考えると、現状の利用を続けるのに併せて更に移転とか改築について検討を急ぐといったことは市長としてどのようにお考えでしょうか。

佐藤市長
今後、地域の皆様と話しが行われますので、その結果も踏まえて検討してまいります。

NHK
西山形コミセンの移転予定地も専門家の方が移転予定地としてあまり適切でないような意見も出ましたけれども、そもそも予定地が防災拠点になるところなのに、予定地にした理由であるとか、実際こういう結果が出た中で、市として今後どのような対応をお考えでしょうか。

佐藤市長
これまでの経緯も踏まえて、総務部長がお答えします。

総務部長
西山形コミセン建設予定地につきましては、地元の皆様から建設促進委員会を立ち上げていただいておりまして、そちらの方で建設地として要望のあった所を想定しております。ですから、今後この予定地につきまして、今回の結果を受けてまた地元のほうでご検討いただいて、対応していきたいと考えております。

NHK
予定地決定の際には、特に防災の観点とか地震の断層の観点というのは調べたりというのはなかったのでしょうか。

総務部長
図面上では断層の部分にはかかっていなかったということもありまして、地元からの要望地を、建設予定地として決定したということです。

NHK
わかりました。あと、あり方検討会についてですけれど、市長が原則出動であるとか、訴訟のような事案だったら原則出動するべきだと方針を示したのが3月でした。それから4ヶ月程たった中で、今、市長として感じる課題や、成果というところは検討会を前にどうでしょうか。

佐藤市長
事件以来、市としても様々な改善の動きをしてきましたけれど、改善が全国的に他の自治体と比べて遜色あるものかないものかというところを、この場で確認したいと思っております。そうした中で、更に今後の改善点など出てくるかと思いますので、それを受けて市として更に対応を考えるということで考えています。

NHK
現状は原則出動の中では、救急車が足りないというような課題は出ていないような感じなのでしょうか。

佐藤市長
出動回数自体は長期的にずっと増加傾向にありますので、それに沿って考えていきたいと思います。今仰られたことも検討会の場で議論になると思いますのでそれに基づいて対応を考えていきたいと思います。

広報課長
それでは幹事社以外の皆様からの質問をお受けしたいと思います。何かございますでしょうか。

河北新報
あり方検討会についてなのですが、市長が仰られました、市としてこの3ヶ月間で改善の動きがあったということですが、具体的にどういったところを改善したかポイントを教えていただきたいのですが。

佐藤市長
すみません。この3ヶ月間ということではなく、事件が起こってからですから、5年間の中でということを申し上げました。

河北新報
ですと、3月の時にも発表されてきたような改善点ということでしょうか。

佐藤市長
そうですね。

河北新報
今月21日に1回目を開催されると思うのですが、具体的にどう活かしていくかというところがわからなくて、例えば検討会で話し合われたものを冊子にして担当に渡すとか、それをどう検討会で活かしていくかということは決まっているのでしょうか。

佐藤市長
私も第1回目は出席しますので、そこで受けた内容を見て、私なりに指示したいと思いますし、対応としてはそういったことです。

広報課長
よろしいでしょうか。その他はございますでしょうか。

朝日新聞
活断層上の市有施設の件で確認ですけれども、現地調査を行った結果、図面上での確認でですね、施設は耐震化されていないものもあるけれども、耐震化されていないものについても、移転時期が近い事などから、当面は利用を続けるという方針を前回発表されました。現地調査によってその方針が一部でも変更になったところはないということでよろしいでしょうか。

佐藤市長
総務部長がお答えいたします。

総務部長
八木先生の調査を分析した上では、山形の活断層につきましては、熊本のような破壊力のあるようなことはないということもありまして、現在の通り使う予定で考えております。

朝日新聞
変更は特に調査によっては生じていないということでよろしいですね。

総務部長
はい。

朝日新聞
わかりました。

広報課長
よろしいでしょうか。他にはございませんでしょうか。無いようですので発表案件以外の質問があればお受けしたいと思います。幹事社の産経新聞さんいかがでしょうか。

産経新聞
一昨日、参議院議員選挙が終わり、舟山さんの二度目の当選という結果になりましたけれども、市長の感想を聞かせてください。

佐藤市長
県内の市長の有志の方と連携しながら、月野薫さんの応援をしていましたから、月野さんが当選しなかったことについては残念だったというふうに思っております。
舟山さんにも、ご当選なさったわけですから、是非山形県のために活躍いただきたいと思います。

産経新聞
舟山さんの当選の勝因、並びに月野さんの敗因について、市長なりに何か分析というか考えてらっしゃることはありませんでしょうか。

佐藤市長
私が勝因、敗因について特に申し上げることはありません。

広報課長
よろしいでしょうか。それでは次にNHKさんお願いします。

NHK
今日仙台管区気象台の方で、蔵王山の噴火警戒レベルの導入を今月の26日にするというのを決定したと、先ほど発表がありましたが、それを受けて山形市としてはどのような対応を考えてますでしょうか。

佐藤市長
噴火警戒レベルの導入にあたりまして、山形市では既に、広報やまがたの7月1日号に記事を掲載して、市民の皆様にお知らせをしているところです。今後7月26日の導入に併せて、市ホームページなどにも掲載して更なる周知を図るほか、観光協会や地元の蔵王温泉の方々とも連携して、観光客あるいは登山客の方への周知にも努めていきたいと考えております。

NHK
そういった中で、市の防災対応マニュアルなども変わっていくことになるのでしょうか。

佐藤市長
総務部長がお答えします。

総務部長
レベルに応じまして、蔵王山火山防災協議会において策定しております防災対策に関するマニュアルがございますのでそれに沿って対応してまいりたいと思っております。

広報課長
よろしいでしょうか。それでは幹事社以外の皆様からお受けしたいと思います。
それでは朝日新聞さん。

朝日新聞
選挙の話になるのですが、山形市内での結果についてお伺いします。市長は市政報告会の中でも月野薫さんを壇上に招いて、支援呼びかけなどをして、支援に力を入れていらっしゃったと思いますけれども、結果としては舟山さんが71,000票、月野さんは前回の大沼さんの53,000票を更に下回って47,000票という結果になりました。市長の力を入れられた結果が出なかったということになりますけども、その要因としては山形市内としてはどうだったかというふうに分析されてますでしょうか。

佐藤市長
先ほども申し上げたとおり、私が勝因、敗因についてどうこう申し上げる立場にはありませんので、差し控えさせて頂きます。

朝日新聞
そうですか。わかりました。

広報課長
よろしいでしょうか。他にはございませんでしょうか。無いようですので、以上で本日の記者会見を閉じさせて頂きたいと思います。ありがとうございました。

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