平成28年9月8日 市長記者会見

ページ番号1005587  更新日 令和3年9月27日

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写真:記者会見する市長

出席者

市長、総務部長、財政部長、企画調整部長、商工観光部長、教育部長、財政課長

内容

発表事項

  1. 9月市議会定例会 提出議案について
    • 平成27年度決算、平成28年度9月補正予算の概要
    • 平成28年9月市議会定例会提出議案
  2. 「土地の利活用相談窓口」の設置について
  3. 災害時における放送要請に関する協定締結について
  4. 地方創生の推進に係る包括連携に関する協定締結について
  5. 「第4回山形まるごとマラソン」および「第9回山形市民スポーツフェスタ」の開催について
  6. 「まるごと山形 祭りだ!ワッショイ!」の開催について
  7. 「第28回日本一の芋煮会フェスティバル」の開催について

資料のみ

  1. 赤い羽根共同募金オープニングセレモニー
  2. 第10回日本一たのしいやまがた馬まつり
  3. 街なか賑わいフェスティバル2016
  4. 第16回山形市農畜産物フェスティバル

会見内容

映像

内容

広報課長
それでは、9月の定例記者会見を始めます。
本日の発表案件は、市議会9月定例会に提出する議案についての案件と、定例の案件と2つございます。はじめに議会関係の発表のあと、定例の案件を発表いたします。それでは市長、議会関係の発表をよろしくお願いいたします。

佐藤市長
それでは、9月市議会定例会の提出議案の概要について発表いたします。会期は9月15日木曜日から10月7日金曜日までの23日間の予定です。
はじめに、一般会計、特別会計及び企業会計の決算認定に係る議案について発表いたします。
まず、平成27年度一般会計の決算状況でありますが、歳入につきましては、市税では、景気回復に伴い給与及び雇用環境の改善等を反映して、前年度に比べ約4,400万円の増となる一方、地方交付税は、基準財政収入額が増となったことなどにより、約6億2,100万円の減となりました。また、国庫支出金は、子ども・子育て支援新制度の施行などにより、約4,100万円の増、県支出金も同様に約3億8,700万円の増となり、さらに、ふるさと納税につきましては、1億9,900万円の寄附を頂いたことにより、歳入全体では、0.5%増の約925億2,700万円となりました。
歳出につきましては、各種事業の推進を図るとともに、効率的な行財政運営に努めたことにより、一般会計の歳出総額は、前年度より0.2%減の約905億2,200万円となり、平成28年度への純繰越額は、約18億8,500万円となっております。
また、企業会計におきましては、水道事業会計で約9億100万円、公共下水道事業会計で約4億8,900万円、市立病院済生館事業会計で約2億4,500万円の純利益を計上することができました。
次に、一般会計補正予算について御説明申し上げます。
このたびの補正は、山形市発展計画の推進を図るとともに、国の制度改正や補助内示に伴う事業、今年度の実施状況により対応が必要な事業などを中心に編成したものです。
はじめに、交流人口の拡大による賑わいづくりとして、山形市が東京オリンピック・パラリンピックにおけるサモア独立国、台湾及びタイ王国のホストタウンとして登録されたことにより、事前合宿等の誘致活動や物産のPRを行うための費用を計上するほか、外国人旅行者の誘致促進に向けた活動や観光地整備を図ってまいります。
また、11月に全日本スキー選手権大会ジャンプ競技がクラレ蔵王シャンツェで開催されることが決定したため、支援を行います。
次に、都市・社会基盤の整備として、第一小学校旧校舎をリノベーションして活用することに向けて基本構想を策定するとともに、山形定住自立圏形成協定に基づき、明治・大郷地区の自主運行交通を中山町まで延伸するため、補助金を増額します。
また、都市計画道路旅篭町八日町線の整備推進の一環として、代替地の周辺整備を行うほか、市民の生活環境のさらなる向上を図るため、側溝等の維持補修費を追加計上します。
このほか、総合スポーツセンターの新たな駐車場整備を進めるため、整備地の周辺誘導に向けた基礎調査を実施します。
さらに、子育て環境の整備として、予防接種法施行令の改正により、10月から実施される1歳未満児へのB型肝炎ワクチンの定期接種に要する経費を計上するとともに、山形市独自の施策として、この制度の対象とならない一定の範囲の方にも費用を支援する措置を講じます。
また、産業の振興策として、立谷川工業団地の土地の有効活用を推進します。
このほか、前年度繰越金が確定したことに伴い、財政調整基金へ積立てを行います。
また、債務負担行為につきましては、29年度税制改正に対応するための市民税賦課システムの改修、公園空白区域を解消するための清住公園整備用地取得及び総合スポーツセンターに新たな駐車場を整備するための用地取得について、必要な措置を行うものです。
以上が、一般会計の補正の概要ですが、補正に必要な財源としては、国支出金、諸収入、市債及び前年度繰越金などを歳入として計上しており、補正額は、14億926万1千円となっています。
以上が9月議会に提案いたします決算認定及び補正予算の概要です。

続きまして、市議会9月定例会の提出議案の概要について申し上げます。
事件決議が3件、条例が2件でございます。
議第67号の議案は、山形中央インター産業団地分譲用地の一部を売却しようとするものです。
議第68号の議案は、コミュニティバス東部循環線運行事業で使用するバス2台について、金4,165万170円をもって、西東北日野自動車株式会社山形支店から購入しようとするものです。
議第69号の議案は、山形市消防団小型動力ポンプ積載車3台について、金3,068万4,930円をもって、株式会社長谷川ポンプ製作所から購入しようとするものです。
議第70号の議案は、公職選挙法施行令の改正に合わせ、山形市議会議員及び山形市長選挙における選挙運動用自動車の使用等に係る公費負担額を改定しようとするものです。
議第71号の議案は、山形県立高等学校に合わせ、商業高等学校における入学試験及び受験料の名称を改めようとするものです。
以上です。

広報課長
それでは市議会9月定例会関係につきまして質問をお受けします。まず幹事社の朝日新聞さん何かございますでしょうか。

朝日新聞
特にありません。

広報課長
次にさくらんぼテレビさんはいかがでしょうか。

さくらんぼテレビ
特にありません。

広報課長
それでは幹事社以外の皆様からは何かございますでしょうか。

山形新聞
議案67号にある土地の処分について、具体的な案件をお教えください。

佐藤市長
中央インター産業団地が5月にオープンいたしましたが、これまで企業誘致活動を続けておりました。今回の案件は、判子を製造している名古屋市のシャチハタ株式会社さんが、この区画をご購入いただけるということで、このたびの事件決議となっております。

広報課長
他にはございませんか。ないようですので、定例発表案件に移りたいと思います。市長お願いします。

佐藤市長
初めに、「土地の利活用相談窓口」の設置について発表いたします。
9月1日木曜日から、「土地の利活用相談窓口」を市役所1階の市民相談課に開設いたしました。
以前より、市民の方々から、土地の利活用に関する様々な規制や制度について、都市計画、農地、道路など、窓口が複数に分かれていることから、不慣れな市民にとっては解りづらいとの声をいただいており、相談しやすい体制を整えるため、この度、相談窓口を一本化いたしました。
業務内容としましては、土地の環境や利用計画など、土地の状況と相談者の意向を把握し、規制や制度、手続きの説明、関係部署の案内などを行い、初期段階においての不安解消に向けた対応を行う窓口と位置付けております。
大いにご活用いただければと思います。

続きまして、災害時における放送要請に関する協定の締結について発表いたします。
今年度の新規事業といたしまして、災害時に携帯電話やスマートフォンのメールによる緊急情報を受け取れない方向けの一斉情報伝達手段として、緊急時に自動で電源が入り、緊急情報を放送することができる防災ラジオを導入することといたしました。
防災ラジオによる緊急情報の放送は、10月1日土曜日より運用を開始いたしますが、それに向けまして、この緊急情報の放送等を受託する株式会社エフエム山形様と、緊急放送の要請手続き、運用、費用負担等について協定を締結することとなったものです。
この協定に基づき、エフエム山形様より、災害時等に緊急情報を放送していただくほか、毎月所定の日時に、試験放送として、実際に自動でラジオを起動させる電波を流し、約4分間の防災情報番組を放送していただくこととなります。なお、協定締結式は、資料に記載の日時・場所で執り行います。

続きまして、地方創生の推進に係る包括連携に関する協定締結について発表いたします。
山形市では、この度、損保会社と相互に連携を図り、双方の保有する資源を有効に活用することにより、山形市における地方創生に資することを目的に、包括的な連協協定を締結する運びとなりました。
協定を締結する損保会社は、三井住友海上火災保険株式会社及び損害保険ジャパン日本興亜株式会社の2社でございます。
9月13日午後4時より、ここ庁議室にて両社との協定締結式を行います。
なお、当日は、両社の東北本部長及び山形支店長にご臨席いただき、協定書への署名押印等を行う予定です。
また、連携及び協力事項につきましては、

  • 地元企業等の海外展開支援に関すること。
  • 地元企業等の支援に関すること。
  • 防災・減災及びリスクマネジメントの推進に関すること。
  • その他地方創生に関すること。

以上の4項目となります。
今回締結した協定に基づき、今後は、両社の海外ネットワークを活用した市内企業の海外進出のサポートや災害などの緊急事態が生じた際の事業活動の継続・復旧について支援をいただけることになります。

続きまして、「第4回山形まるごとマラソン」及び「第9回山形市民スポーツフェスタ」の開催について発表いたします。
10月2日日曜日に開催する「第4回山形まるごとマラソン」の参加者募集の結果、ハーフマラソンの部は4,839人、5kmの部は545人、3kmの部は、320人の申し込みがあり、合計で5,704人の参加予定となっております。
参加者の内訳を見ますと、山形市が2,257人、県内の他市町村から1,500人、県外は、34都道府県から1,947人となっており、北は北海道、南は鹿児島県からの参加者となっております。男女別の内訳につきましては、男性4,355人、女性1,349人となっております。
今回の参加者で最高齢の方は、5kmの部に参加される83歳の男性となっており、最高齢賞として記念品を贈呈する予定となっております。また、鹿児島県、熊本県、福岡県から参加される3名の方には、遠来賞の記念品を贈呈する予定です。
大会当日は、お手元の資料に記載のとおり、交通規制を実施させていただきます。市民の皆様には、ご不便をおかけいたすこととなりますが、なにとぞ、ご理解とご協力をお願いいたします。
また、ゲストとして、昨年に続き、谷川真理さんと増田明美さんをお招きし、大会を盛り上げていただくことになっております。
市民の皆様からも、沿道でランナーに温かい声援を送っていただきますようお願いいたします。
次に、第9回山形市民スポーツフェスタについて発表いたします。
今年で9回目の開催となる「山形市民スポーツフェスタ」を、10月9日日曜日に山形市総合スポーツセンターで開催いたします。
子供から高齢者まで様々な世代が楽しめる、数多くのプログラムを計画しておりますが、詳しい内容については、お手元のチラシをご覧いただきたいと思います。
東日本大震災以来、総合スポーツセンター内に「山形市避難者交流支援センター」が設置されていることから、今年も、東北「絆」スペシャルと題し、福島からやってくるフラガールによる「フラダンス教室」や「フラダンス披露」、福島の「なみえ焼きそば」や気仙沼市の「絶品サンマ缶詰、ツナ缶詰の試食・販売」などが出店する「フードコート」の開設、避難者支援センターによる企画の「忍者教室」が開催されます。
また、トップアスリートから直接指導が受けられるチャレンジスポーツラリー、エンジョイスポーツの講師陣につきましては、バドミントンでは、2008年北京オリンピック、2012年ロンドンオリンピック出場の池田信太郎様、バレーボールでは、2008年北京オリンピック出場の齋藤信治様、トランポリンでは、2003~2004年ワールドカップファイナル優勝の川西隆由樹様の3名の方に、MIPコーディーの講師は、日本におけるコーディネーショントレーニングの第一人者である平井博史様にお願いしております。
なお、フードコートでの飲食を除き、各プログラムへの参加費用は無料となります。また、スポーツ以外でも健康づくりや食をテーマとした催しも多数用意しておりますので、多くの市民の皆様にご来場いただきたいと思います。

続きまして、「まるごと山形祭りだワッショイ」の開催について、発表いたします。
10月1日土曜日に「まるごと山形祭りだワッショイ」が、今年初めて開催されます。このイベントは先ほど発表いたしました「山形まるごとマラソン」の前日祭として位置づけ、「郷土を誇りに思う心をひとつにし、明日を切り拓く活力を創出する」をテーマに、国道112号線旅篭町交差点から文翔館西交差点までの250mの区間に「山形花笠まつり」、「新庄まつり」、「徳内まつり」など県内の屈指のお祭りと「やまがた舞子」など伝統芸能が一堂に集結し、800名を超える出演者が山形の魅力をお伝えします。
また、山形市役所周辺に飲食店エリアや物産展エリアを設け「蕎麦」、「漬物」、「地酒」など山形の旬の味覚が堪能できます。マラソン参加者はもとより、ご家族や応援の方、そして県内外から多くの観光客のお客様にご来場いただき、山形をまるごと満喫していただければと思っております。
なお、イベントには多く方が訪れることが予想されます。交通規制もあり周辺道路は混雑するものと思われます。皆様の特段のご協力をお願いいたします。

続きまして、第28回日本一の芋煮会フェスティバルの開催について、発表いたします。
毎年、全国から大勢のお客様がお越しになり、今や山形の秋の風物詩となっている、第28回「日本一の芋煮会フェスティバル」が9月18日日曜日に開催されます。
直径6mの大鍋に、里芋3トン、牛肉1.2トン、こんにゃく3,500枚、ねぎ3,500本、醤油700リットル、日本酒50升、砂糖200キロ、水6トン、合計約12トンの食材を入れ、ナラ材の薪で煮炊きをし、約3万食分の芋煮を提供する、美味しさもスケールも、まさに日本一の芋煮会です。
今年は「芋に集う 行こう!山形の芋煮会」をキャッチフレーズとし、会場周辺では「かわとぴあ2016 in 山形」や「JA愛ライス・フェスタ2016」、「山形おいしいもの屋台」、今年新たに開催される「さんま祭りゾーン」等、楽しい企画で皆様をお待ちしております。
また、今年も山形市内の小・中学生を対象に募集した「芋煮応援隊いもっこ」の皆様に、里芋の定植や収穫、それにPR活動等に参加していただくなど、市民参加型のイベントとして、山形を一つにつなげ、山形が誇る郷土料理「芋煮」と山形の元気を全国に発信していきたいと考えております。
さらに、東日本大震災により山形市および仙台市で避難生活をされている方々をそれぞれ40名ご招待申し上げ、山形の秋の味をご堪能いただきたいと考えております。
市民の皆様も、是非、会場に足をお運びいただき、山形の秋の風物詩を味わっていただきたいと思います。以上です。

広報課長
ただいまの発表案件について質問をお受けいたします。発表案件以外の質問につきましては後ほどお受けしますのでよろしくお願い致します。まず初めに幹事社の朝日新聞社さんございますでしょうか。

朝日新聞社
特にありません。

広報課長
それではさくらんぼテレビさんいかがでしょうか。

さくらんぼテレビ
特にありません。

広報課長
それでは幹事社以外の皆様からはいかがでしょうか。

NHK
災害時の放送要請の協定の件でお伺いします。今、岩手県でも災害避難情報などを出す際の判断が問題となっていると思います。そういった中での今回の協定ということで、市長のこの協定に対する意気込みというか、どのように思っていらっしゃるか。また、市民の方にどのように活用していただきたいかなどもお願いします。

佐藤市長
私の頭にあるのは、去年の9月の大雨の時の状況です。(必要な情報を)お伝えするという部分が一番難しいと思っているので、このこと一つやればすべて上手くいくという訳でもないとは思いますが、いろんな手段を組み合わせて、なるべく迅速に、市民の皆様が必要な情報を受け取れる体制をしっかりと検討していきたいと思っています。

広報課長
その他にはございませんでしょうか。ないようですので、発表案件以外の質問をお受けします。朝日新聞さんはいかがでしょうか。

朝日新聞社
特にありません。

広報課長
さくらんぼテレビさんいかがでしょうか。

さくらんぼテレビ
ありません。

広報課長
幹事社以外の皆様はいかがでしょうか。

山形テレビ
昨日住民説明会が行われた中心部の再開発(セブンプラザ周辺)のことで、市長の期待感について伺えますでしょうか。

佐藤市長
ご指摘の場所につきましては、市としても大変重視しているところだということもあって、水の町屋七日町御殿堰が整備され、対角線上に結婚式場も建設中ということで、それに続くものとして、このエリアがそれぞれ相乗効果を発揮して魅力的な空間になると思いますので、その意味では魅力向上と賑わい創出に期待しているところです。

山形テレビ
一方で御殿堰の話が出ましたが、景観を損ねるのではと一部から指摘があったと思いますが、そういった意味では今後、どういったスタンスで市長としては取り組んでいくとお考えでしょうか。

佐藤市長
向かい側の、水の町屋などとの景観的な部分については、あまりちぐはぐにならないように当然配慮していくことになると思いますし、そこは色んな工夫をしながら取り組んでいこうと思います。

河北新報
再開発という話でもう一つですけれども、駅前の旧ビブレ跡地についてお伺いしたいのですが、7月中旬頃に市長名で文章を出されて地権者とお話をされたということですけれども、その後の進展状況を教えていただきたいのですが。

佐藤市長
その後、一法人とお会いしまして意見交換をいたしました。そして、まだお話できていない方とも一通り話をしたいと思います。

河北新報
ちなみに今まで話をされてきた方はどのような反応があったのでしょうか。

佐藤市長
まだ全員と話が終わっていない中で、詳しくは申し上げられませんが、やはりあの場所が山形市にとって非常に大切な、ある意味山形市の顔ともなるべき場所であるということは共有できたのではないかと思っております。あとは、これまで色んな経緯がある中で、最適な形を探っていこうという点でも、これまでお会いした方の中では思いは一つなのかなと思っております。

河北新報
今まで、複合施設などの構想も出ていたかと思いますが、例えばホテルなど混ぜ込んでの複合ビルを建てるというような意識なのでしょうか。

佐藤市長
そのあり方につきましては、まず一通り皆様と話をしてから具体的な案などを考えていきたいと思います。

河北新報
それも一つの選択肢ということでしょうか。

佐藤市長
色んな選択肢があると思いますが、まだ不確かな状況で申し上げて、逆に信頼関係がなくなってもいけませんので、あまり具体的なことは申し上げないでおこうと思います。

河北新報
ちなみに、土地については、これまで失敗してきている経過がありますが、最終的に市が土地を買取るというような方向で進めるということですよね。

佐藤市長
数ある選択肢の一つだと思いますが、それも含めまず一通り地権者と話した上で、一緒に考えていきたいと思いますので、今時点では全くの白紙です。

河北新報
仮にという話になってしまうのですが、仮に買取るとなれば地価と同等くらいの額で買取るのでしょうか。

佐藤市長
白紙ですので答えられません。

河北新報
最後に一法人とお会いしたということですが、目途としてはいつ頃までに全ての方と会って結論を出したいと考えていますか。

佐藤市長
それは全員とお会いしてみないとわかりませんので、今時点では、なるべく早くという思いはあります。

河北新報
結論として出すのは難しいかもしれないですけども全個人法人と会うという目途は立っているのでしょうか。

佐藤市長
そこはお互いの日程調整となります。まだ調整がついていない部分もありますので、いつまでという事は今は申し上げられません。

NHK
災害の事でですが、台風10号が接近した際、本県はかすった程度でしたが、市長はロシアに行かれていたと認識しています。その際、市からは避難準備情報なども出されていて、それがどうこうということではないのですが、今後、また大きな台風や災害の際、想定よりも大きくなったりとか(災害の予測が)見えずらくなっているという認識がある中で、今後市長が県を離れるというような時に、何かしらの備えや体制などについて方針とか今お考えがあるようでしたらお聞かせ下さい。

佐藤市長
市としての方針は変わりありません。私がどこかに出張しているときに急に災害が起こるということは十分にありますので、市長がその場にいてもいなくてもしっかりと対応できるようにしていきたいと思います。私の方針は、空振りを恐れずに最大限の対応・準備をするということですので、それに基づいて全市での避難所の開設なども先駆けて実施したということであります。当然色々なご指摘もあると思いますので、今後も工夫しながら取り組んでいきたいと思っております。

NHK
いても、いなくても出来るようにということで、例えば災害用の非常の通信手段を市長が持たれているか、例えば副市長にそういう(対応を)一任をするとか何かありますか。

佐藤市長
当然どこかに行く時は必ず連絡が取れる体制をとってまいりますし、例えば飛行機の移動中などはすぐには難しいですから、その間につきましては副市長がしっかり責任を持って判断するということでやっていきたいと思います。

NHK
大きな方針というのは空振りを恐れずにということで、今回と同じような方針でこれからもやっていくということですね。わかりました。

広報課長
他にはございませんでしょうか。

YBC
何点かございまして、一つは昨日説明会があったセブンプラザ関連ですけども、中心市街地で結婚式場や御殿堰など、民間でのそれぞれの動きの中でそういう開発というのは進んでいる状況かと思うのですが、市としてはどういうような方向性で、どのような形で関与していくのかという部分を是非伺いたいと思います。

佐藤市長
市の中心市街地に関する方針は、中心市街地活性化基本計画に則り、そこに位置付けたものは民間主体であってもいろんな形で市として最大限に協力していきたいというのがベースです。それに加えて、まだ若干足りない部分もあるというふうに思いますので、簡単に言いますと、これまでいろんな拠点開発をしてきましたけれども、まだ点での開発であってそれを線にしていく、あるいは面にしていく、その為の方向性というところがまだ明確になりきれていないところがあると思っています。なんらかの形で、更に方向性を明確化していきたいと思っています。

YBC
いつ頃を目途にと思っていますか。

佐藤市長
それに関するなんらかの協議の場あるいは会議体を作って検討をしたいと思いますが、今、明確にスケジュールは申し上げられませんが、これも固まり次第発表させていただきます。

YBC
もう一つ、こちらも先ほどお話にあった駅前のビブレ跡地の関係ですけれども、以前の記者会見の中で日本一の観光案内所の設置場所に駅前というお考えも選択肢・可能性の一つというようなニュアンスのお話もあったかと思うのですが、現在もああいった形で市長が再開発を主導し進めて行くような姿勢の中で、あの場所(ビブレ跡地)が観光所の選択肢の一つであるという状況は変わりないでしょうか。

佐藤市長
それは当然選択肢の中でありますが、それも地権者の皆様とお話のなかで私からも申し上げておりますし、今後一緒に考えていきたいと思っております。

YBC
前向きな反応というのは得られているのでしょうか。

佐藤市長
概ね言えることは最初に申し上げた二点でありまして、具体的な内容については、まだ統一ということまではいっていないのではないかと思います。

YBC
もう一点だけ、一番最初に発表された9月の補正予算の関係で、スポーツセンターの駐車場の整備のための調査費がありました。新しい野球場の建設に伴っての駐車場整備かと思いますが、駐車場整備の問題で野球場自体の開館や使用開始日が遅れたり、ずれたりするような可能性はあるのでしょうか。

佐藤市長
駐車場建設によって野球場のオープンが遅れるということはありません。

YBC
オープン後駐車場整備まではどのように対応されるのでしょうか。オープンしてから整備されるまで間があると思うのですが、その時だと(駐車場が)足りない懸念がある中でのオープンになるかと思いますが。

佐藤市長
そこについては、今も行っているように、他の駐車場から来ていただくとか、工夫をするしかないかなと思っています。

広報課長
よろしいでしょうか。他にはございませんでしょうか。
ないようですので本日の記者会見を終了させていただきます。
ありがとうございました。

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