平成28年10月14日 市長記者会見

ページ番号1005588  更新日 令和3年9月27日

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写真:記者会見する市長

出席者

市長、企画調整部長、商工観光部長、教育部長

内容

発表事項

  1. スマイルグリーン号の中山町延伸に伴う出発式の開催について
  2. 山形市創造都市推進事業について
  3. 第95回全日本スキー選手権大会ジャンプ競技について
  4. 山形市男女共同参画センター開館20周年記念事業の開催について
  5. 平成28年度山形市伝統的工芸産業技術功労者褒賞受賞者の決定について
  6. 平成28年度山形市技能功労者褒賞について
  7. 市長就任1周年の所感について

資料のみ

  1. 本沢コミュニティセンター落成式の開催について
  2. 第66回山形市植樹祭の開催について

会見内容

映像

内容

広報課長
それでは、10月の定例記者会見を始めます。
それでは市長発表をお願いします。

佐藤市長
まず初めに、「スマイルグリーン号の中山町延伸に伴う出発式の開催」について発表いたします。
これまで明治・大郷両地区における住民の皆様の生活交通の確保を目的に、大郷明治交通サービス運営協議会が自主運行してまいりましたデマンド型乗合タクシー「スマイルグリーン号」が、10月24日より中山町に延伸することになります。
これに伴い、同日午前7時より明治コミュニティセンター駐車場を会場に出発式を開催いたします。山形市と中山町をつなぐ新たな公共交通広域ネットワークの門出を祝う場となりますので、是非、多くの市民の皆様にご出席いただきたいと考えております。

続きまして、山形市創造都市推進事業について発表いたします。まず初めに、創造都市国際交流事業についてご説明いたします。
この事業は、日本国内のユネスコ創造都市ネットワーク加盟都市と、山形市で実行委員会を組織し、パリのユネスコ本部に出向き、ブース展示をして各都市の文化資産や産業、都市の様子、市民の活動を紹介して、日本への関心を持ってもらうイベントを開催するものです。併せて、来年、本市はユネスコ創造都市ネットワークへ加盟申請を目指しておりますが、加盟に向けて、ユネスコ本部の幹部や担当者と面談し、本市の概要と熱意を直接伝え、山形市の映像文化をアピールする場とするものです。
期間は10月17日月曜日から21日金曜日の5日間であり、会場はフランスのパリにあるユネスコ本部になります。内容としては、オープニングセレモニー、シンポジウム、パネルディスカッション、各自治体のブース展示をいたします。本市のブースにおきましては、本市制作の伝統工芸をテーマにした
ドキュメンタリー映画「山形鋳物 暮らしのデザインを求めて」や「山形打刃物 生活の中の道具」をはじめ、街並みや観光などをPRする映像を上映するとともに、本市の映画映像の取り組みを展示紹介いたします。
来年度の再申請に向けた機会ととらえ、存分に本市の取り組みをアピールしてまいります。
続きまして、11月4日市庁舎11階大会議室で開催しますシンポジウム「イタリア・ボローニャ市に学ぶユネスコ創造都市ネットワークへの取り組み」についてご説明いたします。
イタリア北部の都市ボローニャは、世界に先駆けて創造的産業を街づくりの基本に据え、成功している都市であり、早くからユネスコ創造都市ネットワークに音楽分野で加盟し、活動を展開しております。今回のシンポジウムは、創造都市の先進都市であるボローニャの事例に学ぶ機会になります。講演者は、イタリアの世界遺産「カゼルタ宮殿」の総責任者であり、かつて、ボローニャにおける創造都市の取り組みをけん引していたマルコ・フェリコーリ氏をお迎えします。
市民の皆様の参加は自由であり、参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要となります。沢山のご参加をお待ちしております。
なお、関連事業として、11月2日に山形大学において、シンポジウム「博物館改革と文化資源の活用-イタリアの事例に学ぶ」が開催されます。こちらも併せて、ご参加をお願いいたします。

続きまして、第95回全日本スキー選手権大会ジャンプ競技ノーマルヒルの開催について、発表いたします。
11月13日に、「クラレ蔵王シャンツェ」を会場に「第95回全日本スキー選手権大会ジャンプ競技ノーマルヒル」が、開催されることとなりました。
全日本スキー選手権大会は、全日本スキー連盟が主催する国内で最も伝統のあるスキー競技大会です。そのジャンプ競技につきましては、近年、国内での冬季オリンピック開催地である、北海道札幌市と長野県白馬村の2ヶ所で、交互に、1月に開催されてきましたが、昨年より秋の開催となりました。
クラレ蔵王シャンツェは、国内で唯一、最新の国際基準に則したジャンプ台形状を有し、ワールドカップで義務化されている冷却装置も備えていることから、地元競技団体である山形県スキー連盟が全日本スキー連盟に開催を申請しておりました。その結果、第95回大会のノーマルヒル種目が山形市で開催される事となり、また、ラージヒル種目においては、1週早い11月6日に長野県白馬村で開催されることとなりました。
クラレ蔵王シャンツェにおいては、サマージャンプの設備を利用した初めての大会となり、日本のトップ選手にとっては、蔵王での大会が降雪前の今季最終戦となります。また、今回は女子と共に男子の試合も同時に開催されます。
市民の皆様、国内トップ選手が勢揃いし、熱い戦いを繰り広げる事となりますので、ぜひ会場へ足をお運びいただき、選手への温かい声援と力強い応援をお願いいたします。
選手の皆様には「クラレ蔵王シャンツェ」の特徴をつかんでいただき、来シーズン以降もトレーニングの場として選んでいただけるよう、蔵王温泉等地元の皆様とともに、これまで以上におもてなしの心でお迎えしたいと思います。

続きまして、山形市男女共同参画センター開館20周年記念事業の開催について発表いたします。
平成8年2月に開館いたしました、「山形市男女共同参画センター“ファーラ”」が、今年、開館20周年を迎えたことから、11月13日日曜日に、記念事業を実施いたします。
記念事業は、市民が主体となった実行委員会の運営により実施し、男女共同参画社会の実現に向けた取り組み等の紹介と、「男女共同参画センター“ファーラ”」のより一層の周知を図ろうとするものとなっています。
事業内容としましては、登録団体等による、「分科会」・「展示会」・「即売会」や「記念講演」などを予定しています。
「記念講演」の講師は、元日本テレビアナウンサーで、現在は報道記者として活躍されている「藪本(やぶもと)雅子(まさこ)」様で、「共に生きる社会を目指して 報道現場からの報告」と題してご講演をいただきます。
実りある事業としたいと考えておりますので、ぜひ、皆様にも参画していただきますようお願いいたします。

続きまして、平成28年度山形市伝統的工芸産業技術功労者褒賞受賞者の決定について発表いたします。
伝統的工芸産業の各種団体からご推薦いただきました4名を、配布いたしました資料のとおり、平成28年度の「山形市伝統的工芸産業技術功労者褒賞」の受賞者として決定させていただきました。
この褒賞は、山形市の伝統工芸産業の技術技法の伝承と発展に寄与し、後継者の指導育成に努める等、長年にわたって伝統工芸産業の振興と発展に貢献した方に贈呈しているもので、昭和49年から実施しており、昨年までの42年間に24業種201名の方々が受賞されています。
受賞者の皆様には、今後とも山形市の伝統工芸産業の発展にご尽力いただくとともに、後進の育成にも引き続きご尽力いただきますようご期待いたしております。
なお、今年度の褒賞式典は今月21日金曜日に開催いたします。また、受賞者の作品を「山形市北部公民館の伝統工芸産業展示室」に、来月15日火曜日から展示を予定していますので、この機会に、すぐれた匠の技をご覧いただき、山形市の伝統工芸産業の素晴らしさを実感していただければと考えております。

続きまして、平成28年度山形市技能功労者褒賞について発表いたします。
山形市では、技能者の社会的、経済的地位の向上を図り、技能尊重の気風を醸成することを目的として、昭和47年度より、技能功労者の褒賞を行っており、今年度の褒賞式は11月7日月曜日に開催いたします。
この褒賞は、長く同一の職業に従事して技能の練磨、技術の鍛錬、そして後進の育成にご尽力された市内の技能者の方々を対象とするもので、今年度は、「板金」、「造園」、「建築」など15の各種団体から候補者の推薦があり、選考の結果、配布いたしました受賞者名簿のとおり17名を決定させていただきました。
この褒賞制度は、今年度で第45回目を迎え、昨年度まで1,200名の方が受賞されております。
受賞される皆様には、今後とも市民生活の向上、産業の振興に貢献していただくとともに、後進の育成にも引き続きご尽力いただきますようご期待しております。

最後に、市長に就任してから1年が経過し、最初の記者会見でもございますので、私なりのこの1年間の所感を述べさせていただきます。
市長就任以来、現状に甘んじることなく、常に、市民の皆様にとってより良い状態を目指し、私なりに全力で市政に向き合ってまいりました。
今年の2月に策定した山形市発展計画では、全市民が共有することのできる目標として『世界に誇る健康・安心のまち「健康医療先進都市」の実現』を掲げ、高い目標を掲げてチャレンジしていく姿勢を打ち出しました。その上で、この一年間は将来の発展に向けての「種」をたくさんまいてきたと思っております。
いくつか申し上げますと、ふるさと納税の目標額を10億円とし、様々な創意工夫を凝らしながら取組を進めているほか、DMOやリノベーションまちづくりの推進等、国の交付金を活用しながら新たな取組も始めております。ふるさと納税については、平成26年度実績の約1200万円から、平成27年度は約2億円と、早速成果が出始めているところです。また、今後の山形の発展を見据え、仙山連携への取り組み、中核市への移行、土地利用の在り方の見直し、農業戦略本部での議論など、テーマを明確にし、必要があればプロジェクトチームの編成など庁内横断的な組織を設置しながら取り組みを進めております。
特に、山形市の喫緊の課題と捉えております「人口減少対策」につきましては、山形市発展計画において、定住人口・交流人口の拡大を基本方針の一つとして掲げ、新たな政策の枠組みとして移住・定住促進政策を立ち上げました。また、定住人口の拡大に向けた基礎固めということになりますが、子育て関係の環境整備として、第3子等保育料無料化の実施や、産後ケア事業導入にむけての検討などに着手しております。雇用の場の確保としては、金融機関との人事交流等によって体制を整え、地元企業の支援や企業誘致活動に全力で取り組んでおります。
それらの結果として、山形市として久しぶりの県外企業の誘致を実現するなど、成果も見えはじめています。
また、定住人口・交流人口の拡大のための鍵と考えております
仙山連携につきましては、現在、仙台市と包括的な連携協定締結に向けて協議を進めており、具体的な事業についても来年度からの実施を見据えて検討しております。なお、先行事業として、山形市総合防災訓練や仙台市の帰宅困難者対応訓練に相互に参加するなど、できるところから取組を始めております。また、現在、仙山線の高速化、安定化と東部幹線道路の整備に向けた具体的手立てについて、どのような手段が望ましいのか、調査を行っている最中です。この結果をうけ、山形市としてどのような選択肢があるのか、それぞれのコストも含めて検討し、実現に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
また、この1年間「市民目線の行政」を重視して、市政に取り組んでまいりました。各地で開催される市政懇談会や庁内での要望会など、私が直接市民の皆様のご意見をお聞きする回数も、従来より増やしております。また、いわゆる119番問題を契機として、新たに、救急救命体制の在り方を考える検討会を立ち上げました。今後は、より望ましい救急救命体制についての調査研究と、山形市の救急救命業務の改善・改革を一層推進するとともに、市民の皆様の期待と信頼にしっかりとお応えする消防行政、救急救命体制づくりに努めてまいります。
また、今後、大きな視点を持って、まちの賑わいづくりを考えていくため、有識者等で構成する中心市街地のグランドデザインを検討する組織を立ち上げたいと考えております。山形駅の目の前にありますビブレ跡地については、その中においても、大きな課題と捉えており、現在、私が直接地権者とお会いし現状を把握させていただいているところです。伺ったご意見等も踏まえ、中心市街地のグランドデザインを描く中でじっくりと検討してまいります。
いずれにしても、市民の皆様の直接の生の声というものを大切にしていきたいと考えておりますので、今後ともこの姿勢を貫いてまいりたいと思います。
今後も引き続き、すぐにできることはすぐやる。時間のかかることでも止まらずに少しでも前に進み続けるという信念のもと、市政発展に全力で取り組んでまいります。

広報課長
それでは発表案件につきまして質問をお受けします。発表案件以外の質問につきましては後ほどお受けしますので宜しくお願いします。初めに幹事社の河北新報さんございますでしょうか。

河北新報
まず一つ目に創造都市推進事業についてお伺いしたいのですが、前回は残念ながら認定にならなかったということもありました。それを踏まえて、どういったところの要素が足りなくて認定にならなかったかというところを振り返って市長の見解をいただきたいのですが。また、当日はユネスコの幹部とも対談するということなので、どういった所をアピールしたいかということを具体的に教えていただきたいと思います。

佐藤市長
創造都市ネットワークは、文化・芸術の振興とともに、それを産業の活性化や町の活性化に繋げるということが重視されております。また、そのような取り組みをする中で、発展途上国への貢献などといった要素も重視されています。山形市でもドキュメンタリー映画祭を中心にそのような要素もあるのですが、この二つの部分をもっと強めていかなければいけないと思っております。もう一つは、市民の皆様に、より映像というものを親しんでもらい、それによって社会を学ぶ、あるいは世界を学ぶという体験をこれからもっと増やしていきたいと思います。また、こうして直接市長がユネスコに行くということも初めてでありますので、そうした取り組みを進めることで来年の申請でなんとか認定を受けられればと思っております。

河北新報
向こうでの活動としてはどういった所をアピールしたいと思っていますか。

佐藤市長
まず、山形には映像に関わる資源がたくさんあります。東北芸術工科大学やドキュメンタリー映画祭であるとか、また映画館などについても人口あたりの映画館数は全国トップクラスであることなど映画・映像というものを主体にした文化振興まちづくりをしていくということをしっかり伝えたいと思います。申請は来年ですので、今回行って色々お聞きするなかでさらに必要なポイントや、山形市のまだまだ不十分な所が見えてくると思いますので、そうした所を探るということも目的にしております。

河北新報
就任一年のところで、来年度からの仙山交流に関しては何か具体的に始めるというところはあるのでしょうか。

佐藤市長
今仙台市と連携協定を結ぶべくやり取りをしていまして、その中で来年度こんなことが出来ますねという話も始めております。具体的な中身はまだ申し上げられませんが、何らかの形で予算に反映するような取り組みをしていきたいと思っております。

河北新報
最後に、市長就任一年でこの一年を評価してご自身で点数を付けるなら何点になりますか?

佐藤市長
点数は付けられないですね。それは市民の皆さんに判断していただくしかないかと思います。自分としては全力でやってまいりました。

広報課長
よろしいでしょうか。それでは幹事社のTUYさんはいかがでしょうか。
(なし)
幹事社以外の皆様からご質問あればお願いしたいと思います。

山形放送
先月で市長就任から一年ということで、特に力を入れた点でしたりその成果について改めて具体的に感想をお聞かせください。

佐藤市長
まず、山形市発展計画の策定です。市長選のときからの公約にももちろん入っているのですが、これから山形市は何を目指していくのかということを発展計画という形で改めて明確にさせていただきました。また、その意識を市の職員にもしっかりと浸透させること、そして市民の皆様にもお伝えするということを行ってまいりました。
やはり私一人だけでは駄目でありまして、職員、市民の皆様、企業の皆様にこの方向性を理解していただいて、そして同じ方向を向けて走っていくということが大事です。そうしたことを心がけてきたと思いますし、自ら率先して動くというところをもってこれからの市政をみせていくということをしてきたと思います。

山形放送
ありがとうございます。その中でも特に大変な部分であるとか、これからの課題だと思われる部分というのはありますか?

佐藤市長
今抱えている課題自体が大変なものはたくさんあるのですが、予算という制約の範囲内の中でどれだけ市民の皆様のためになることが出来るのかという判断をこれからたくさんしていくということだと思います。そこはしっかりしないといけないことですし、一方で税収などのパイを増やすということに関しても、これは難しいのですが企業誘致など色んな取り組みを積極的にやっていきたいと思います。

山形放送
ありがとうございます。では先ほど仙山線の高速化といった話もありましたけども人口30万都市に向けた政策というのは、実現に長い期間がこれからもかかると思われるのですがそれについて、この一年ではどのようにお考えでしょうか?

佐藤市長
人口が増えたり減ったりという要素を一言で言えば、町の総合的な魅力が高ければ増えていくということでしょうし、または子育て支援が充実して出生率が上がるということだと思っていますので、それに向けて様々な取り組みをしてきました。山形市の場合これだけ一つやればそれでいいということはなく、様々な面で今よりも状況を良くしていくということが必要だと思いますので、全方位的に新しい取り組みを進めております。中でも、雇用、子育て、教育、そして健康・医療というところが町の魅力としては大きいと思っていますのでそうした点を取り組んでまいりましたし、今後も取り組んでいきたいと思っております。

山形放送
仙山線の高速化についての具体的な方針であったり、仙台との連携についてはどのようなものがございますか。

佐藤市長
仙山線高速化については、山形にとってどんな手段があるか、あるいはいくつか選択肢があってどれがベストで、それぞれ予算がどれくらいかかるのかというようなことを調査、分析しているところであります。その結果を踏まえて、実現に向けての働きかけや、戦略を考えていきたいと思います。仙山交流につきましては、先ほど申し上げましたとおり協定を結ばせていただいて、それに基づいて、やれることから始めていき、とにかく実績を積み上げていくことが大事だと思いますし、それによって民間交流もますます活発化すると思いますので頑張っていきたいと思います。

山形放送
当面の課題のようなものはございますか。

佐藤市長
最大の課題はやっぱり交通網だと思っています。実施に向けて頑張りたいと思いますが、ハード的なものもそうですけどソフト的なものについても(取り組んでまいりたいと思います)。一例を申しますと、仙台空港から山形駅までのバスがかつてはあったのですが、今は無い状態です。これから山形に外国人観光客から来ていただくとしたら、仙台空港が民営化して台湾便なども増えているという中で、直通バスといったものをなんとか復活できないかというようなことで動いております。そうした様々な面で利便性を高めることが将来的な活性化に繋がると思っていますので、様々取り組んでいきたいと思います。

山形放送
ありがとうございます。あと、政務活動費が今現在公開についてさまざまな議論がなされておりますけれども、山形市議会のほうではホームページで公開するといった方針も決めていらっしゃるそうですけども、山形市としてはどのような形を目指していくというようなお考えをお持ちですか。

佐藤市長
そこは、議会で今まさに検討していただいているところだと思いますので、まずは議会の検討をまっているというところであります。

山形放送
なにかしら具体的な取り組みはすでに検討されているのだとは思うのですけれども、実現の目処というのはたっておられるのでしょうか。

佐藤市長
政務活動費のことは議会の中でのことですので、議会において市民の皆様の期待に応えるべく検討がされていると思いますので、今時点で私がそれについて何か口を出すということはいたしません。

山形放送
わかりました。先ほど、山形大学学生の119番通報の問題から5年が経つという話もありましたけれども、消防の救急体制改善は今現在の所としてはできているかどうかということにどのようなお考えをお持ちですか。

佐藤市長
この4、5年でもですね、様々改善はなってきましたし、そのことについては今年の2月頃に私が見解を申し上げた際にも発表させていただきました。更なる改善につきましては、前回の第一回の検討会の時にも色んなご指摘をいただきましたので、これからの課題として取り組んでいきたいと思います。

山形放送
具体的にはどういった点が課題として浮上されているのでしょうか。

佐藤市長
一言で言えば、より実行性のある取り組みにしていくにはどうしたらいいかということだと思いますので、その観点からもう一度、一通り洗い直していかなければいけないと思っております。

山形放送
これからはこの問題に対してはどのような体制で取り組んでいくおつもりでしょうか。

山形市長
この検討会自体も年度内にもう一回すると思いますし、それも踏まえて来年度からの改善を考えるということで、それは毎年続けてまいります。

山形放送
こういったことを、消防だけでなくて山形市としてもこういった取り組みをしていきたいということはございますか。

佐藤市長
当然、山形市消防本部ですから一緒になって取り組んでいきます。

山形放送
わかりました。ビブレ跡地問題についてなんですけども先ほどもお話がありましたが、改めて現在の進捗状況をお話いただいてもいいでしょうか。

佐藤市長
これもご承知のことだと思いますけれども、今は地権者の方とお会いしてお話を伺っている段階であります。なるべく年内にひととおりお会いしたいなと思っていますし、そのうえで今後の対応を考えていくということであります。

山形放送
将来的には跡地をどのように活用していくかという方針は決まっておりますでしょうか。

佐藤市長
やはり地権者の方の意向をまず聞いてからですね具体的には進めていければと思っております。

山形放送
駅前のビブレ跡地については何か今後の課題というのはどのようなご認識をお持ちですか。

佐藤市長
まず地権者の方と一緒にいい方向を目指すという基本的なところの合意と、そして具体的に何をするのかというところがやはり最大のポイントですのでそれに向けてまさに地権者の方とお話しているところです。

山形放送
わかりました。ありがとうございます。

広報課長
発表案件に関して他に質問がある方はいらっしゃいますでしょうか。
(なし)
それでは、発表案件以外の質問に移らせていただきます。幹事社のTUYさんお願いします。

TUY
政務活動費の情報公開の請求者名を議員に伝えた問題の件で伺いたいのですが、全国的に問題になっていますけれども、山形市議会でも各会派の代表者会議で報告があったということがありました。この情報公開請求者の個人情報が漏れるようなことがあると、制裁や圧力への恐れから請求できなくなる、制度が機能しなくなるという懸念の声も出ておりますけれども、請求者名を議員に伝えた問題について市長の所感をお願いできますか。

佐藤市長
その件につきましては条例の運用の仕方が適切でなかった部分があったというふうに思っております。今後しっかりとしたルール作りと合意を進めていくべきだと思っています。

TUY
全国的に色々問題が起こっておりますけれども、市長ご自身としてはいつの議会までとかこのくらいまでに制度を変えていきたいとか具体的な時期についてはいかがでしょうか。

佐藤市長
そこについては議会の方で自発的に検討していただいていますので、そちらにお任せしたいと思っています。

TUY
ありがとうございます。

広報課長
発表案件以外で幹事社の河北新報さんは何かございますでしょうか。
(なし)
幹事社以外の皆様から発表案件以外でご質問はございますでしょうか。
(なし)
ないようですので今日の記者会見を閉じさせていただきます。ありがとうございました。

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