令和元年8月26日 市長記者会見

ページ番号1005624  更新日 令和3年9月30日

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写真:記者会見をする市長

出席者

市長、総務部長、商工観光部長、教育部長、健康増進課長

内容

発表事項

  1. 山形市健康ポイント事業スクスク(SUKSK)について
  2. 「コンフォート ヤマガタ グラウンド・ゴルフ場(山形市グラウンド・ゴルフ場)」のオープンについて
  3. 令和元年度山形県・山形市合同総合防災訓練の実施について
  4. 台南市への市民訪問団派遣について
  5. 市制施行130周年記念 第31回日本一の芋煮会フェスティバルの開催について
  6. ラグビーワールドカップ観戦ツアーの実施について
  7. 山形市創業アワード2019の開催について

資料のみ

  1. 市制施行130周年記念事業 第69回山形市植樹祭の開催について
  2. 令和元年度屋外広告物適正化旬間の取り組みについて

会見内容

映像

内容

広報課長
それではこれより8月の定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長、お願いいたします。

佐藤市長
はじめに、山形市健康ポイント事業スクスク(SUKSK)の実施について発表いたします。
山形市では、健康医療先進都市の実現に向け、市民の皆様の健康に対する意識を高めることを目的に、Sが食事、Uが運動、Kが休養、Sが社会参加、Kが禁煙、受動喫煙防止の頭文字をキーワードとした「スクスク(SUKSK)生活」を提唱し、具体的な取り組みを進めております。
その事業の一つとして、市民の皆様が楽しみながら健康づくりに取り組めるよう、「山形市健康ポイント事業スクスク」を、9月29日より開始いたします。
事業内容につきましては、市民の皆様に、スマホアプリ又は歩数計を活用していただきながら、毎日の歩数や、健康づくりに関する講座等への参加、更には、健康診断を受診などで健康ポイントをためていただきます。
その一定の健康ポイント数に達した方は、抽選に応募することが可能となり、当選者には記念品として、電子マネーギフトや中心商店街の商品券、山形牛やお米、野菜等の山形市の特産品をお送りします。
目標とする定員ですが、当面2,000名とし、参加資格は、個人参加の場合は20歳以上の市民の方、また、事業所単位での参加の場合は市内事業所の在勤者とします。
また、参加費は無料となっておりますが、歩数計の送料やスマホアプリの通信料は自己負担となります。
参加申し込みは、9月2日から開始いたします。参加方法につきましては、スマホアプリでの参加を希望する方は、専用アプリをダウンロードして参加登録をしていただきます。ポイント手帳での参加や歩数計を希望される方は、山形市保健所健康増進課窓口にてお申し込みをいただきます。
なお、事業開始日である9月29日に、オープニングイベントとして、霞城セントラルアトリウムをスタート・ゴール地点とし、街なかウォーキングを開催します。その他、いきいき100歳体操体験やスクスク(SUKSK)ポイント事業の説明コーナー等も準備しております。また、参加ポイントとして、もれなく500ポイントも付与されます。
是非、多くの幅広い年代の市民の皆様にご参加いただき、楽しみながら、健康に対する関心を高めていただきたいと考えております。皆様のご参加を、お持ちしております。

続きまして、「コンフォート ヤマガタ グラウンド・ゴルフ場」のオープンについて発表いたします。
先ほど、「スクスク(SUKSK)生活」への取り組みについて発表させていただきましたが、山形市では、日々の生活の中での健康づくりや継続的な運動が大変重要であると考えており、これに資する施設として、桶越地内にグラウンド・ゴルフ場の整備を進めてまいりました。
このたび、8月29日木曜日から供用開始となることを記念いたしまして、同日午前9時30分から敷地西側のDコースにおいて、オープニングセレモニーを挙行いたします。
セレモニーでは、ネーミングライツパートナーである株式会社オフィスコンフォートM代表取締役 正木 正一様や地域の皆様をお招きし、テープカットや始球式などを行います。
また、セレモニー終了後には、オープン記念としてグラウンド・ゴルフ場を無料で開放します。
天然芝の素晴らしいコースになりますので、ぜひ多くの方々にご来場いただき、日常的にご使用いただける身近なスポーツ施設の一つとして、ご活用いただきたいと思います。

続きまして、令和元年度山形県・山形市合同総合防災訓練の実施について発表いたします。
山形市では毎年防災週間に合わせて、関係機関や自主防災組織等の災害時の応急対策の確認・検証を行うとともに、市民の防災意識の高揚を図ることを目的として総合防災訓練を実施しておりますが、今年度は、山形県と合同で訓練を実施いたします。
山形県と山形市が合同で防災訓練を実施するのは、平成15年度以来となります。
訓練の日時は、8月31日土曜日午前8時50分から、山形市立第七小学校体育館を会場に「市避難所開設・運営訓練」を、午前9時30分から霞城公園内の市営野球場跡地及び県体育館を会場に「応急対策訓練・展示体験」を実施し、市内の自主防災組織や関係機関あわせて約70団体、約1,700名の参加を予定しております。
被害想定や訓練の内容は、配布している資料のとおりですが、今年度は、初めての取り組みとして、犬や猫などのペットの同行避難を呼びかけ、ペットの受入訓練を実施いたします。
大規模災害に備え、防災体制の確立と意識の高揚を図るため、行政と防災関係機関、地域住民が一体となった防災訓練ですので、多くの市民の皆様の参観をお待ちしております。

続きまして、台南市への市民訪問団の派遣について発表いたします。
台湾の台南市とは、平成29年12月6日に「山形市と台南市との友好交流促進に関する協定」を締結し、以降、様々な交流を重ねてまいりました。
この交流をさらに深め、市民の皆様に台南市の素晴らしさを知っていただくとともに、市民が主体となった様々な分野における今後の交流へと繋げるきっかけとするため、このたび、台南市へ市民訪問団を派遣いたします。市民訪問団としては初めての台南市訪問となります。
派遣期間は、11月12日火曜日から、11月16日土曜日までの5日間です。訪問団は私を団長とし、これから募集を開始する約30名の市民の皆様と市議会や交流関係者の皆様で構成され、総勢40名の予定です。
現地では、台南市長への表敬訪問や台南市政府が主催する歓迎晩餐会への出席、大型百貨店「新光三越」で開催される山形市の観光物産プロモーションの視察などを予定しております。
また、台南市の文化遺跡や歴史的建造物などを巡りながら、「台湾の京都」とも呼ばれる台南市の素晴らしさを、多くの市民の方より実感していただきたいと考えております。
参加申し込みは、9月2日から開始いたします。電話で山新観光までお申し込みください。先着30名程度となりますので、ご希望の方は、ぜひお早めにお申し込みいただきたいと思います。

続きまして、市制施行130周年記念 第31回「日本一の芋煮会フェスティバル」の開催について、発表いたします。
毎年、全国から大勢のお客様がお越しになり、今や山形の秋の風物詩となっている、第31回「日本一の芋煮会フェスティバル」が、9月15日日曜日に開催されます。
昨年は、直径6.5mと日本一の大きさとなる大鍋「三代目鍋太郎」がデビューし、また「8時間で最も多く提供されたスープ」として、ギネス世界記録にも認定をされました。
今年は、昨年より5千食増やして、約3万5千食の芋煮を提供いたします。大鍋に地元食材を入れ、ナラ材の薪で煮炊きをする、スケールも美味しさもまさに日本一の芋煮会であります。
会場では「山形芋煮」や「しお芋煮」を味わえるだけでなく、「さんま祭り」、「かわとぴあ2019 in 山形」、「JA愛ライス・フェスタ2019」、そして市制施行130周年を記念して、県内の有名ラーメン店が集まる「ご当地ラーメンフェス」などの楽しい企画で皆様をお待ちしております。
是非、会場に足を運んでいただき、山形の秋の風物詩を味わっていただきたいと思います。

続きまして、ラグビーワールドカップ2019観戦ツアーの実施について、発表いたします。
いよいよ、9月20日から、ラグビーワールドカップ2019大会が、日本で開催されます。山形県・山形市・天童市は、サモア代表の公認チームキャンプ地であり、ラグビーワールドカップの熱気を市民の皆様に感じていただくため、サモア代表の初戦となるロシア戦の観戦ツアーを実施いたします。
試合は、熊谷ラグビー場にて、9月24日火曜日19時15分にキックオフとなります。ツアー代金には観戦チケットはもちろん、バス料金も含まれたお得なものとなっております。参加を希望される方は、9月6日金曜日17時30分まで、JTB山形支店へお申し込みください。
ラグビーワールドカップを盛り上げるため、ぜひ多くの市民の皆様からご応募いただきたいと思っております。

続きまして、山形市創業アワード2019の開催について発表いたします。
市内での起業を志す方のモデル事例として優れた起業家を表彰する事業「山形市創業アワード2019」の開催にあたり、出場する新規起業家の方を募集いたします。本事業は、今回で4回目となります。
応募対象となるのは、山形市内に主たる事業所をお持ちの、創業後おおむね5年以内の個人事業主、中小企業の経営者や代表者の方で、飲食店などのスモールビジネスから特殊な技術を持つベンチャーまで、業態、業種は問いません。
9月2日月曜日から10月15日火曜日までの間に、山形市公式ホームページから応募用紙をダウンロードしていただき、雇用創出課へ直接ご提出ください。
一次審査は書類審査となり、応募者の中から5事業者程度を選出いたします。
二次審査は公開プレゼンテーション審査となり、11月26日火曜日午後1時30分から、市役所向かいの山形県JAビル9階会議室にて行います。優秀な成績を収めた起業家には、最優秀賞として賞金15万円、優秀賞として賞金5万円を贈呈いたします。なお、公開審査でありますので、一般の方も自由に見学いただけます。
山形の将来を盛り上げる起業家の皆様の、多くの応募をお待ちしております。

広報課長
それではこれよりご質問をお受け致します。まず初めに発表案件についてお聞きし、発表案件以外はその後にお受け致します。初めに幹事社からお受けしたいと思います。朝日新聞さん。

朝日新聞
最初の健康ポイント事業、これはご褒美があるとモチベーションが上がると思いますが、具体的にどのような物をどれくらい用意しているのでしょうか。

佐藤市長
健康増進課長から。

健康増進課長
記念品につきましては、概ね3つのコースに分けてございます。まずは電子ポイントという事で、電子ポイント又は電子ギフトカードという事で電子マネーを一つ準備致します。もう一つは中心商店街の商品券やお買物券、また3つ目と致しましては地域の特産品としまして、お肉・お米・野菜の詰め合わせという事で考えております。

朝日新聞
量的には、どれくらいになりますか。

健康増進課長
量的には、目標人数2千人という事で想定した場合に、うまくすると2人に1人位は当たる確率で準備したいと考えております。また、参加の状況によって、少し調整をさせて頂きますが、第1回目ですので、沢山の方にチャレンジをしていただきご褒美を受け取っていただきたいと考えております。

朝日新聞
Aコース・Bコースあるのですが、金額的にはどれくらいのご褒美なのですか。

佐藤市長
すぐ出ない様なので、後ほど。

広報課長
後ほど連絡させて頂きます。

朝日新聞
定員が2千とあるのですが、スマホアプリであれば普通は誰でもダウンロード出来ると思うのですが、定員を設けたのはどのような理由なのでしょうか。

佐藤市長
当然この仕組みの中で、お返しの部分もありますし、定員と言いますか、他市のこうした事業を始めたところの様子を見ますと、最初は大体この位あろうということで定員を設定しております。それ以上増えるような傾向があった場合には、更に追加でと当然考えています。当面の目安と言いますか。

朝日新聞
目標人数的な。

佐藤市長
そうですね。最初の目標と。

朝日新聞
あと、防災訓練ですけれども、県と合同でするという事ですけれども、どの様ないきさつで合同で実施することになったのですか。

佐藤市長
総務部長から。

総務部長
今回県と合同という形ではありますが、実質的には山形市の訓練を、県の知事さんをはじめ、見て頂くという形がほとんどになります。山形県は、各市町村、もしくは市町村の連合体のような形で各地の訓練を回っておりまして、山形市の場合は15年ぶりという事になります。

朝日新聞
分かりました。ありがとうございました。

広報課長
続きまして同じく幹事社の共同通信さん。

共同通信
特にありません。

広報課長
続きまして同じく幹事社の山形放送さん。

YBC
1点お伺い致します。台南市のお話でですね、市長がお考えになる台南市の魅力といいますか、今後に向けてどういったふうに捉えてらっしゃるのでしょうか。

佐藤市長
台南市には、私も2度訪問させて頂きましたけれども、台北などと比べますと、町全体が落ち着いた雰囲気があってですね、昔の台湾の首都という事で、いわゆる古都の雰囲気が街全体にあるなと思っております。今そこで進んでいるのは、リノベーション街づくり、これは山形でも進めておりますが、若い方がそこでおしゃれなカフェをやっていたり、林百貨店という、かつて日本が経営していた百貨店があるのですが、それも改装されて非常に素敵な商業施設に生まれ変わっていたりと、古いものと新しい取り組みが融合しているものがあると感じております。またこれも山形と共通していることが、食べ物が非常に美味しくマンゴーのようなフルーツもありますので、世の中の皆様も行ってみたいと思える場所じゃないかと思っております。市民の皆様の参加をお待ちしております。

YBC
ありがとうございます。

広報課長
それでは幹事社以外の皆様からご質問をお受けしたいと思います。いかがでしょうか。

日本経済新聞
健康ポイントの関係なのですが、既に先行していろんな自治体が実施していると思うのですが、それらを研究したうえで山形市としては特にこういう点に特色があるということがありましたら教えていただきたい。ましてや健康に熱心な人が参加をしてもあまり効果がないと言いますか、幅広くあまり関心が無かった人に参加してほしいという趣旨だと思いますけれども、そのあたりは何か考えていかれるつもりはあるのでしょうか?

佐藤市長
このたび、対象事業をなるべく広くカバーしていこうということで、健康づくり講座でありますとか、市のイベントやボランティア活動など、様々な入口と言いますか、ポイントの付く部分を広めにとっているということが(山形市の特色と)言えると思います。
また、記念品についても、山形市の様々な活性化につながるものということで選んだつもりでございます。そして仰る通り、これはまさに、これまで健康についてそれほど意識されてこなかった方が出来る限り入りやすいように立ち上げた事業でございます。例えば、今、健康経営ですとか健康を大切にしていこうという企業に予算がおりておりますので、そういった企業や団体の皆様を通じて働きかけ、健康になかなか関心を持ちにくい元気な世代層に届くようにしていきたいと思っております。

日経新聞
そうしますと、対象事業がウォーキングポイントだけではなくて、ここに載っているようなものが充実されましたということでよろしいでしょうか?

佐藤市長
はい。

日経新聞
ありがとうございます。

広報課長
他の皆様からいかがでしょうか?

毎日新聞
芋煮会で確認なのですが、去年ギネスで記録されて、今年はそれより5千人多い人数分を用意されるということですが、今年はギネスの申請はされないのでしょうか?

佐藤市長
今年は、去年すでに達成しておりますので、その(ギネスの)申請はいたしません。

毎日新聞
とても細かくなってしまうのですが、健康ポイントについてで、参加資格が「個人の山形市の住所を有する」というのは、住民票はなくてもいいのでしょうか?

佐藤市長
これは健康推進課長から。

健康推進課長
住民票・氏名を確認いたしますが、他に在勤者ということで山形にお住まいの方、お仕事をされている方でも募って参ります。それは企業コードといいますか、山形市に所在する方々ということで確認して参ります。

広報課長
引き続き、先ほどの朝日新聞さんの回答をお願いします。

健康推進課長
記念品につきましては、各コースとも大体3,000円相当の記念品ということで想定しております。

広報課長
それでは他の皆様からいかがでしょうか。

TUY
ラグビーワールドカップに絡んで質問なのですが、サモアの公認キャンプ地ということで、具体的に市としてこのような形でバックアップ体制を整えてますよということでしたりとか、このように市民と触れ合えるイベントがありますといったものが具体的に聞こえてきていないのですが、そのあたりのことでおわかりになることがありましたら教えて下さい。

佐藤市長
これは教育部長から。

教育部長
ラグビーワールドカップ2019の組織委員会から8月23日の段階でプレスリリースされている部分では、各都市ごとのチームのウェルカムセレモニーについて報道されているところです。山形市の場合ですと、山形県や天童市と一緒になって、場所としては文翔館の隣の議事堂で、9月16日にウェルカムセレモニーを行うというところまで報道されていると伺っております。

TUY
それに加えてなのですが、練習をする場所ですとか、それに関するバックアップの体制ですとか、通例ですとワールドクラスの選手が集まってきた場合は市民の皆さんと触れ合いがあったりですとか、様々な催しがある訳ですが、そういったことはオープンされていないまでも予定が組まれているとか、あるいはどの程度がオープン可能なのか、そういったところも併せてお伺い出来ればと思います。

佐藤市長
そういったところはまだ明らかにされておりませんが、これは真剣なプロスポーツの直前キャンプということですので、どこまで(セレモニー的な催しが)行われるのかはわかりません。本来であれば、そういった(市民の皆さんと触れあう)機会もできればいいと思うのですが、そういった性質上からあまり大きなことはできないのかなというふうに思っておりますけれども、それはまだ明らかにされるところではないです。

TUY
わかりました。ありがとうございます。

広報課長
他の皆様からいかがでしょうか。
(無し)
それでは発表案件以外のご質問をお受けしたいと思います。初めに幹事社の朝日新聞さんお願いします。

朝日新聞
市長選前の最後の定例記者会見になると思いますが、この4年間をふり返ってみて一番印象に残っているお話などありましたらお願いいたします。

佐藤市長
たくさんございますけれども、敢えて申し上げますと、政策的にはやはり中核市への移行です。これは本当に様々な課題がありましたけれども、様々な関係者の皆様のご理解を得ながら予定通り移行が出来たという事が一つ大きかったと思っております。
あと印象に残ることですと、市長に就任して間もないころだったのでより覚えているのかもしれませんが、救急車119番訴訟という事がございました。皆様はまだ赴任されていない時のことかもしれませんが、山形市の救急車が出動をせず、そこで山形大学の学生さんが亡くなられたという事件が8年ほど前にあったと。そこで市としては、その判断が誤りではなかったというような主張がそれまでされていた中で、最終的にはご遺族の方と和解をしたという状況で私の就任を迎えたわけです。けれども、私なりに検証して、やはり出動するべきだったというふうに判断しまして、その旨を発表し、ご遺族の方にも直接お会いしてお伝えしました。そして今後の救急救命体制のあり方についてしっかり外部の意見も取り入れて、検証・改善を続けますということをお誓い申し上げたということがありました。その結果、まずはそのあり方に関する検討会を立ち上げて、随時改善を進め、この4年間で大分改善できたものというふうに思っております。やはりそうした部分で、命に関わる基本的な部分でありますけれども、しっかりと市民目線で、そして安心できる体制を作っていくということを、就任当初に私の判断でしてきたというところが非常に印象に残っております。

朝日新聞
はい、ありがとうございます。

広報課長
続きまして、同じ幹事社の共同通信さんいかがでしょうか。

共同通信
市長選に関連しまして、逆に今度2期目を目指す中でやり残してきたこと、2期目になったら実現したい事というような課題などが頭の中にありましたら、お伺い出来ればと思います。

佐藤市長
1期目で成し遂げてきた事を土台として、例えば中核市移行を含めて権限が増えている訳ですから、それを土台として、さらにこの山形を前に進めていくということを考えております。
課題として、より強くしていくもの、あるいは新しいものとして、一つは健康であります。今日発表の健康ポイント事業もそうですが、やはり山形市保健所が出来たということでありますので、ここでしっかりと市民の皆様の健康寿命を延ばしていく、この政策を伸ばしていくという認識、更に進めていくということです。また山形大学の重粒子線の治療施設も完成致しますので、そちらと連携し、山形を健康の街として来ていただけるようなまちづくり、こうした事も課題だと思いますし、取り組んでまいります。
また、「生活の足」の問題もございます。地域公共交通の問題もありまして、全国的に課題となっている、免許を返納した方がどうやって「生活の足」を確保するかということについてです。これはいわゆる、地方都市の車社会と呼ばれるような自動車・自家用車に依存した生活がしばらく続いておりましたけれども、それに代わる、補完するような新しいコミュニティ交通ですとか、そうしたところを、地域の皆様としっかりと地域のニーズを把握しながら一緒に作っていくというような4年間になろうかと思います。
またもう一つ新しい要素として、教育の中身の問題がございます。これまで、今まさに行っておりますエアコンの設置でありますとか、そういった物理的な部分、あるいは保育料の負担軽減などの金銭的な部分を進めて参りましたけれども、今後は教育の中身の問題が非常に大事になってくるということでございます。来年、学習指導要領が改訂されたものが施行されて、英語教育、1.CT教育、これが大幅に入ってまいります。これに対応するため、学校の先生方と研究会を作ったり、モデル授業をやったりということで取り組んでおりますけれども、やはり、この山形市に生まれ育つお子様が、新時代に合った教育を受けられるよう、これにしっかりと取り組んでいきたいというふうに思っております。
いずれにしましても、引き続き市民目線の行政、あるいはチャレンジする山形市という事は堅持しながら、新しい課題にも取り組んでまいりたいと思います。

共同通信
今、重粒子線の話が出たのでそれに関連してなんですけれども、おそらく数日後に韓国の大学との連携が発表になるかと思うのですが、今、日本と韓国との関係が悪化していて、交流事業の取り止めなどが各地であるのですが、その中でプラスの話題かなと思うのですが、どのようなお気持ちでこの事業に取り組まれるかお伺い出来れば。

佐藤市長
山形大学さんが主体となって行われる部分だとは思いますけれども、そうした国と国との関係、これは現状、様々な外交上の課題があってのことと思いますが、やはりそこは良い形で解決することを望んでおりますし、そうした中で、今計画されている内容についても進むようになればいいと思います。

広報課長
続きまして同じ幹事社の山形放送さんお願いします。

YBC
特にございません。

広報課長
それでは幹事社以外の皆様からいかがでしょうか。

河北新報
新年度事業と言いますか、今年度事業で、仙山交流の中で仙山生活圏推進協議会の構想が予算提案の時に示されたわけですが、その後の進捗状況ですとか本年度どの様な中身で今後取り組んでいくのかという事をお伺いしたいのと、市長が4年前に掲げている30万都市の実現、人口30万構想の中で、経済圏を互いの資源としていかしながら活性化につなげていく、雇用を創出していくという意味で、どの様な役割を期待されているのかという事をお聞かせください。

佐藤市長
まず1つ目については、企画調整部から後ほど回答いたします。
仙山交流については、これから更に深めていきたいと思っておりまして、特に大きな要素につきまして、中核市に移行して連携中枢都市圏というものの形成に取り組んでいるところであります。今時点では6市6町という事で連携をしていくという中で、この1つのエリア・経済圏として、お隣の仙台市と、或いは仙台市も周辺のエリアがあるわけですから、そのエリア同士の付き合いをどうしているかというのは、まさに二期目の課題の一つと思っております。それについても市・町の構成を皆様と話し合いながら今後考えていきたいと思っております。

河北新報
ありがとうございます。

広報課長
それでは他の皆様からいかがでしょうか。
(無し)
無いようでございますので、本日の記者会見を閉じさせて頂きます。ありがとうございました。

※河北新報社からの仙山交流に関する質問について、後日下記のとおり回答いたしました。

<質問内容>
仙山生活圏推進協議会の設立について、予算提案の際に示されたが、その後の進捗及び今年度の取り組み状況について教えてほしい。
<回答>
仙山連携推進事業につきましては、仙山生活圏という同一圏域として更に発展していくことを目指し、今年度も「仙台市と山形市の連携に関する協定」に基づき、観光や防災など多様な分野において連携事業を実施しております。
今年度の新たな取組みとしては、パーソントリップ調査等を活用しながら、山形市において今後の更なる連携強化に向けた検討を行っております。
また、仙山生活圏の考え方を広く周知するため、山形側において講演会を開催し、仙山生活圏の発展に向けた機運の醸成を図ってまいりたいと考えております。

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