令和元年12月23日 市長記者会見

ページ番号1005640  更新日 令和3年9月30日

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写真:記者会見をする市長

出席者

市長、総務部長、企画調整部長、福祉推進部長、教育部長、山形ブランド推進課長

内容

発表事項

  1. 山形連携中枢都市圏連携協約締結式の開催について
  2. 住友生命保険相互会社との包括連携協定の締結について
  3. エヌ・デーソフトウエア株式会社との先進技術を活用した介護・福祉の推進に関する協定の締結について
  4. 山形市ホストタウンフレーム切手完成披露及び贈呈式の開催について
  5. 山形市制施行130周年記念事業 台南市巨人杯青少年野球大会への山形市選抜チームの派遣について
  6. 令和2年 第72回「山形市成人の祝賀式」の開催について
  7. 蔵王樹氷まつり2020(第55回)の開催について
  8. 山形市初市の開催について
  9. ウィンターフェスティバルの開催について

資料のみ

  1. 新春もちつき・もちふるまいIN山形市役所“2020”の開催について
  2. 令和2年山形市公設地方卸売市場「初市行事」概要
  3. 年末年始の業務について
    • 年末年始のごみの収集・持ち込み及びし尿の収集・受付について
    • 山形市立病院済生館の年末年始における臨時開院について

会見内容

映像

内容

広報課長
それでは、12月の定例記者会見を始めます。市長、発表をお願いします。

佐藤市長
まず初めに、山形連携中枢都市圏連携協約締結式の開催について発表いたします。
このたび、山形市、寒河江市、上山市、村山市、天童市、東根市、山辺町、中山町、河北町、西川町、朝日町、大江町の各市町の12月議会におきまして、山形連携中枢都市圏形成に係る連携協約が承認されました。
連携協約締結式は、令和2年1月9日午前10時より山形グランドホテルにて行います。なお、締結式では、6市6町の首長が一堂に会し、山形市と5市6町が1対1で連携協約を締結いたします。
連携中枢都市圏とは、中核市などの圏域の中心となりうる都市が、近隣の市町と、圏域全体の経済成長、都市機能の強化、生活サービスの向上について連携することにより、人口減少・少子高齢化社会にあっても、一定の圏域人口を有し、活力ある社会経済を維持するための圏域の形成を目的としている制度です。圏域を構成する自治体の基準としては、中心となる都市に通勤通学している割合が10%以上の市町村が望ましいとされており、この基準をあてはめますと、先ほど申し上げた5市6町が該当いたします。
連携中枢都市圏形成にあたっては、この度行う「連携協約の締結」に加え、圏域の将来像を示す「連携中枢都市圏ビジョンの作成と公表」が必要となっております。協約締結後は、今年度末までに、このビジョンを作成・公表し、来年度より各市町との連携事業を開始する予定です。
連携中枢都市圏になりますと、これまで定住自立圏で行ってきた、施設の相互利用など、生活関連サービスの分野での連携に加え、経済も含めた幅広い分野で連携することが可能となります。今後は、各市町と協調し、地元企業への支援、観光物産の振興、公共交通網の整備、移住定住促進などに取り組み、魅力ある圏域づくりに努めてまいります。

続きまして、山形市と住友生命保険相互会社との包括連携協定の締結について、発表いたします。
山形市では、このたび、住友生命保険相互会社と相互に連携を図り、地域社会の発展と市民サービスの更なる向上を推進するため、連携協定を締結する運びとなりました。県内の自治体としては初の協定締結となります。
協定締結式は、1月7日午後2時より、ここ庁議室にて行います。なお、当日は、山形支社長にご臨席いただき、協定書への署名を行う予定です。
連携事項につきましては、お手持ちの資料に記載しておりますとおり、「健康増進に関すること」をはじめとする12項目となります。
今回締結する協定に基づき、健康医療先進都市の推進に資する取組として、セミナーの開催や情報の発信などを連携して行ってまいりたいと考えております。

続きまして、エヌ・デーソフトウェア株式会社との先進技術を活用した介護・福祉の推進に関する協定の締結について、発表いたします。
山形市では、このたび、福祉分野における先進技術を活用した介護の質的な向上と介護予防意識の醸成に寄与することを目的に、その知見と技術を有するエヌ・デーソフトウェア株式会社と連携協定を締結する運びとなりました。同社と自治体との協定締結は、本市が初となります。
協定締結式は、12月25日午後3時30分より、ここ庁議室にて行います。なお、当日は、代表取締役社長にご臨席いただき、協定書への署名等を行う予定です。
連携及び協力事項につきましては、お手持ちの資料に記載しておりますとおり、「AI等の先進技術を活用した自立支援に資するケアマネジメント支援に関すること」、「市民及び介護関連事業者の介護予防意識の醸成に関すること」、「その他目標達成に向けた先進技術を活用した取組に関すること」が主な項目となっております。
今回締結する協定に基づき、市内居宅介護支援事業所による試験的なAIケアプラン作成や成果の検証、自立支援・介護予防の意識醸成に向けた介護事業所向けのセミナーの開催などを、連携して行ってまいりたいと考えております。

続きまして、ホストタウンフレーム切手完成披露及び贈呈式の開催について、発表いたします。
このたび、ホストタウン事業のPRと、東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた更なる機運醸成を目的に、東京2020オフィシャルパートナーである日本郵便株式会社が、山形市がホストタウンとなっているタイ・サモア・台湾をテーマとしたフレーム切手を制作・販売されます。
そのお披露目も兼ねて、日本郵便株式会社より、フレーム切手を贈呈いただけることとなりました。
贈呈式は、12月25日午前9時30分から、庁舎3階特別応接室にて執り行います。
ホストタウンフレーム切手の製作・販売は、県内としては初であり、令和元年12月25日から、山形市内44の郵便局で購入が可能です。
なお、この度のホストタウンフレーム切手の制作にあたっては、山形市がデザインを提供しております。
こうした取組を通じ、市民の皆様をはじめ多くの方々に、山形市がホストタウンとなっているタイ・サモア・台湾を身近に感じていただき、ここ山形市から東京オリンピック・パラリンピック大会を、さらに盛り上げてまいりたいと考えております。

続きまして、台南市で開催されます「台南市巨人杯国際青少年野球大会」への、山形市選抜チームの派遣について発表いたします。
山形市と台南市は、平成29年11月に「友好交流促進に関する協定」を締結し、観光や商業をはじめ、スポーツや農業など、様々な分野での活発な相互交流を行っております。先月には、山形市民訪問団が台南市を訪問し、市民レベルでの友好の絆を深く結んでまいりました。
このたびは、スポーツ分野での交流として、来年1月1日から5日にかけて、台南市で開催される台南市巨人杯国際青少年野球大会に、山形市から中学生の選手団を派遣いたします。
選手団につきましては、市内を活動拠点とする3つの硬式少年野球の団体から、それぞれ選手を選抜し、監督、コーチ等を含め、21名で参加いたします。
平成29年度に初めて参加した際には、全36チーム中ベスト8に入るという、好成績を収めております。このたびが2回目の参加となることから、両市の友好親善をさらに深め、次の交流へとつながりますとともに、本市の硬式野球の更なるレベルの向上につながることを、期待しております。
今後もスポーツ分野のみならず、幅広い分野におきまして、台南市との友好親善の発展・深化に寄与するような交流事業を行って参りたいと考えております。

次に、令和2年第72回「山形市成人の祝賀式」の開催について発表いたします。
令和2年第72回「山形市成人の祝賀式」を、1月12日に山形市総合スポーツセンターを会場に開催します。
対象となる新成人の方は、2,586人です。「シャッター フィルムに残そう新しい人生」をテーマとし、園児や児童の皆さんからのお祝いメッセージや、懐かしい中学校の恩師からのエール、実行委員会の企画による、ふるさと山形に関するクイズなどのアトラクションを行い、新成人の皆様の門出をみんなでお祝いしたいと考えております。是非多くの新成人の皆様にご参加いただきたいと思います。
また、令和4年4月から、民法の成年年齢が18歳に引き下げられますが、山形市では、現行どおり、20歳の方を対象に「成人の祝賀式」を開催してまいりたいと考えております。
18歳という年齢は、進学や就職など進路の選択に関わる大事な時期にあたり、こうした時期に成人の祝賀式にご参加いただくことが負担になることや、20歳という年齢が人生の重要な節目であることには変わりはないため、今後も20歳の方を対象に式典を継続することといたします。
式典の名称につきましては、他の状況も参考にしながら、20歳の節目に相応しい名称を検討してまいります。
20歳を迎えられた皆様に改めて大人への自覚を促すとともに、心からの喜びや励ましを伝えられる式典となるよう、引き続き取り組んでまいります。

続きまして、蔵王樹氷まつり2020の開催について発表いたします。
蔵王温泉スキー場において、今年で55回目を迎えます「蔵王樹氷まつり」が、令和元年12月28日から令和2年3月1日まで開催されます。
この樹氷まつりでは、LED照明を掲げ、夜のゲレンデを滑走する「1,000人松明滑走」、竜山ゲレンデで打ち上げる「冬のHANABI」、スキー場や冬ならではの車を集めた「冬の働く車大集合」などのイベントが行われます。また、初の取組として、雪の茶室で飲み物を提供するほか、彫刻家が雪像を公開製作するとともに、来場者の皆様からも雪像づくりを楽しんでいただけるコーナーを設置いたします。
更に、2月29日までは、日中だけでなく、夜のライトアップされた樹氷もご覧いただくことができますので、昼と夜とで一変する樹氷の表情をご覧ください。
皆様にはこの機会に、冬の魅力満載の蔵王温泉に足を運んでいただき、世界的に知られる自然の芸術である「蔵王の樹氷」や、開湯1900年を越える美肌の湯「蔵王温泉」、国内最大級である蔵王温泉スキー場でのウインタースポーツをお楽しみいただきながら、蔵王樹氷まつりを満喫していただきたいと思っております。

続きまして、山形市初市並びに第5回ウインターフェスティバルの開催について発表いたします。
江戸時代から続く伝統行事である初市が、1月10日金曜日の午前10時から午後5時まで、十日町・本町・七日町の国道112号線及び沿線にて開催されます。
商業の株を象徴しての「かぶ」や、長寿を表す「白ひげ」などの野菜、初あめ、だんご木などの縁起物や、臼、杵、まな板などの家庭用品等、約250件もの露店が立ち並びます。
さらに、同日夜には、初市の開催に合わせ、「第5回ウインターフェスティバル 山形冬の花火大会in霞城公園」が開催されます。
本イベントは、「街なか全部が桟敷席」と銘打ち、霞城公園内より打ち上げられる花火を、中心市街地のどこからでも見ることができ、街なか全体が会場となる魅力的なイベントとなっております。
今回も、より間近で花火を観覧いただけるよう、霞城公園内の最上義光像周辺を特別桟敷席として開放いたします。さらに、来場者には中心商店街の協力店において、当日または1月中に使用できるクーポン券を配布しておりますので、イベント終了後も中心市街地で楽しく過ごしていただきたいと思います。
また、当日の午後6時より、山形市役所11階大会議室も開放いたします。ぜひ中心市街地の夜景と共に、雪景色を染める色とりどりの花火をご鑑賞いただきたいと思います。
山形の冬を盛り上げるイベントに、多くの皆様のご来場をお待ちしております。
私からの発表は以上でございます。

広報課長
それでは定例の案件につきまして、ご質問をお受けいたします。初めに幹事社の山形新聞さんお願いします。

山形新聞
住友生命保険相互会社との連携協定ですが、県内初ということで、他の自治体でもやっているということですが、今回、連携事項に「健康増進」であるとか、基本的に生保という性質上、健康に関することがメインになるのかと思いますが、ある程度具体的なイメージがあるのか、まずは包括的なのでそこまで決まっていないのか、もしおわかりであればお願いします。

佐藤市長
まずは、こうした包括的な協定を結んで、その中でお互いの持てる資源をすり合わせて具体的な内容を実行していこうという形になります。ご指摘の通り、まさに我々にない生命保険という性質上のノウハウをお持ちだと思いますので、そうした中でこれから連携していきたいと思います。

山形新聞
ありがとうございます。

広報課長
次に同じく幹事社の毎日新聞さん、いかがでしょうか。

毎日新聞
2つあるのですが、1つは連携中枢都市圏連携協約の事で、一つの節目だと思うのですが、市長の抱負とこれを踏まえた展望についてお伺いしたいと。付随して、事務的な事なのですが、協定を結んだ後に、構成自治体が貰える特別交付税なのですが、期間が決まっているのかという事を確認したいです。もう一つの質問は、先週末に国立競技場のオープニングイベントに市長もご出席されたと思うのですが、山形の木が会場に使われているという事ですが、これは感想のレベルかもしれませんが、あそこに山形の木があるなと、市長が見た感想を教えてください。

広報課長
2つ目の質問は発表案件に関するものでは無いので、1つ目質問についてまずお答えいたします。

佐藤市長
まず連携中枢都市圏についてでございます。先ほど申しました通り、各市町の議会で承認をされたという事で、これで本当に連携中枢都市圏協約がいよいよ締結出来る土台が出来たと言いますか、準備が整ったと思っております。先ほど趣旨を申し上げましたが、連携中枢都市圏は、やはりこの協定を結び、お互いの市・町にとってプラスになる事を出来るところから一歩ずつやっていこうと思っています。そうした中でより深い連携という事になっていくと思いますので、やれる事から取り組んでより進化をしていくという事で進めていきたいと思います。これまで各市・町の首長の皆様と話をしますと、やはり公共交通に対するご意見ですとか、様々な思いが皆様強いなと思っております。高齢化が進む中で、どの様にして交通網をエリア全体として維持し利便性をより高めていくかという事など、この連携中枢都市圏が果たす役割はやはり大きいものと思っておりますので、関連市・町の皆様としっかりとコミュニケーションをとりながら着実に進めていきたいと思います。特別交付税は企画調整部長からお願いします。

企画調整部長
連携中枢都市圏に関しましては、国の財政措置としまして、中心となる市には普通交付税と特別交付税が財源措置されます。連携市町に関しては特別交付税の財源措置があります。これに関して今、期限というものは示されておりませんので、この制度が継続する以上は頂けるのではないかと認識しております。

広報課長
幹事社のさくらんぼテレビさんが本日居らしておりませんので、幹事社以外の皆様いかがでしょうか。
<無し>
それでは発表案件以外の質問をお受けしたいと思います。初めに幹事社の山形新聞さん、お願いします。

山形新聞
今年も間もなく終わりという事になりますが、今年1年を振り返って、総括的な印象などをお聞かせください。

佐藤市長
今年1年、国全体として令和という新しい時代に入った非常に大きな節目の年であったと思っております。偶然も重なりまして山形市も市制施行130周年、そして中核市への移行という非常に大きな節目の年になりまして、そうした中核市移行と土台を基に、これから更に様々な取り組みを進めて、山形市発展の為にも頑張りたいという強い気持ちをもっております。中核市移行は、今の発表にもありました連携中枢都市圏の形成、そして健康医療先進都市という山形市のもっとも大きな長期ビジョン、これを実行していく為の非常に大きな基盤になったと思っておりますので、その基盤を基に引き続き取り組んで参りたいという事でございます。また、オリンピックの前年でラグビーワールドカップという全国的に大きな出来事でありますけれども、やはりこうしたオリンピック等も東京で開催するというものでありますけれども、ただそうした中で、山形市として関りを持ち、そしてそれを活用して山形市自身のPRや活性化に繋げていく、そのような発想がこれからますますより強く求められているのかなと感じた1年でございましたので、そうした部分についても積極的に取り組んでいきたいと思っております。

広報課長
毎日新聞さんの先ほどの案件(国立競技場に使用されている山形産木材の感想)について。

佐藤市長
先般の、国立競技場におけるオープニングイベントですね。東北絆祭りの6祭りがオープンを飾るという事で、大変嬉しく良かったなと思っています。東北県庁所在地6市の市長で以前から復興五輪というオリンピックのテーマがありまして、様々な場面でこの絆まつりを披露させて欲しいという事をずっと要望して参りましたので、その中の成果の一つでもあるのかなと思っています。おそらく踊り手の皆様も一生の思い出になったのではないかと思いますし、これは約6万人の前で花笠が披露出来たわけですから、非常に良いPRになったと思っています。今ご指摘の通り、国立競技場は47都道府県の木材が使われているという事ですが、大変大きな施設ですので、どこにどの県の木材があるのか分からないのです。ただ、木材が本当に見える形でのスタジアムでありましたので、既存のものとはだいぶ違うなという気がしました。木材の良い暖かい雰囲気が出た、非常に日本的な競技場になっているのかなと思っています。一方で選手村の木材には、山形市産材が明確に入っているという事であります。ただ一般に入れる所では無いので、何らかの形で、どこが山形市産材か分かる所があるのか、確認してみようと思います。

広報課長
それでは、幹事社以外の皆様から。TUYさん。

TUY
スキー場関係で1点質問があります。先ほど市長のお話の中でも28日から蔵王樹氷まつりが開催されるというお話があったのですが、スキー場の関係者の方から、このままだと雪が少なくて心配なんだというお話も聞かれています。本格的なスキーシーズンに入ろうとしている中で、このまま雪が少ないという現状については、どのようにお考えなのかなという事と、対策として何か考えていることがあれば、お願い致します。

佐藤市長
基本的には自然の事ですので早く蔵王に雪が降って欲しいなというのは当然思っています。一方で蔵王の皆様も人工降雪機を使用するなど様々な対策を講じられているとは思うのですが、そうした中で市で出来ることがあれば、やっていきたいと思いますけれども、まず現時点ではそのような予定は無いという事です。

広報課長
では、他の皆様からいかがでしょうか。

朝日新聞
3つお尋ね致します。1つずつお尋ねします。まず山大の重粒子線治療施設の件です。当初の20年3月というのが1回延期になっていて、更に延長になりましたが、健康医療先進都市を中心に掲げている山形市としても大きな事かと思いますが、どうお考えでしょうか。

佐藤市長
重粒子線については来年稼働予定という事で、山形市としても強い期待を抱いているところであります。この度様々な事でちょっとスケジュールが遅れそうだという事でありますが、出来る限り早くその原因を明らかにしながら、いつ稼働出来るのかという事を早めに示して頂ければありがたいかなと思います。やはりこれは大変大きな医療機器でありますので、間違いなく安全に進めて頂ける事も非常に大事であります。そうした観点から、着実に進める中でなるべく早くと言うのが私としての希望です。

朝日新聞
今回の延期に関して、市側から新たに負担が発生しているという事は無いのでしょうか。

佐藤市長
はい。それはございません。

朝日新聞
山大側からスケジュールに関して、具体的に何か示されている事はありますか。

佐藤市長
発表された以上の事は伺っておりません。

朝日新聞
次の質問です。聖火リレーのルートが決まりまして、山形市では山寺の立石寺、中道から芭蕉記念館と中心街、文翔館から新しく出来た西口の文化施設という事ですが、これは世界に発信する上で非常に良い機会かなと思いますが、どのようにPRしていきたいとお考えですか。

佐藤市長
これは、企画調整部長お願いします。

企画調整部長
今おっしゃって頂いたコースで、山形市としては、山寺と中心市街地という希望していた通りのコースになったので、非常に良かったなと思っております。関連したイベント等を、今考えています。西口の県民施設のゴール地点では組織委員会でイベントをやるという事ですが、それ以外の所で市でイベントを組めないかという事で検討している最中です。いろいろPRして、市をあげて盛り上げてやっていきたいなと思います。

朝日新聞
3つ目が、大沼の件です。県警の制服の入札に絡んで談合があった事に関して、公正取引委員会が立ち入り検査を行ったという事が報道されました。今後これが事実であれば課徴金等も発生して大沼の経営にとって厳しい状況になるかもしれませんけれども、市長は以前買い支えを呼び掛けていましたけれども、これについてどのように認識されていますでしょうか。

佐藤市長
その事件については襟を正して頂くしかないかなと思っております。当然、会社は公的な面もあるわけですから、そうした中でこうした事が今後無いように、しっかりと再発防止策をとって頂ければと思います。一方で大沼デパート自身、市民の皆様にとって非常に親しみのある大切な存在である事には変わりありませんので、そうした市民の皆様の期待に応える為にも、こうした事が今後無いようして頂くと共に、さらによりニーズに応えていく、愛される大沼を目指して頂きたいと思っております。

朝日新聞
ありがとうございました。

広報課長
他の皆様からいかがでしょうか。

読売新聞
冒頭の今年1年の振り返りの質問に関連して、この場には適当では無いかもしれないのですが、先日今年の漢字が発表されて令和の令という漢字が決まったのですが、市長ご自身の今年の漢字を表すとしたら、何になりますか。

佐藤市長
そうですね。私にとっては希望の希ですかね。

読売新聞
理由も合わせてお願いします。

佐藤市長
やはり今年は節目の年だと思います。そういう時に何を我々として考えていかなくてはならないかというと、先人への感謝と共に、今後の我々は先人からのバトンを受け継いで、より良くして次に渡すという発想が必要だと思っていまして、そのまさに節目の年に当たって、先ほど申しました中核市移行という大きな段階にまた来たわけなので、それをもって如何にこれから希望を描いていくかという事を新たに決意した1年でありましたので、そのような漢字を選びました。

読売新聞
ありがとうございました。

広報課長
その他、ございますでしょうか。
<無し>
無いようですので本日の記者会見を閉じさせて頂きます。ありがとうございました。

佐藤市長
ありがとうございました。

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