令和元年11月21日 市長記者会見

ページ番号1005627  更新日 令和3年9月30日

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写真:記者会見をする市長

出席者

市長、総務部長、財政部長、商工観光部長、財政課長、スポーツ保健課長

内容

発表事項

  1. 12月市議会定例会 提出議案について
    • 令和元年度12月補正予算の概要
    • 令和元年12月市議会定例会提出議案の概要
  2. 「第2回やまがた検定」の実施について
  3. 保護者のための就職ガイダンスの開催について

資料のみ

  1. 『山形ビッグウイングフェスティバル』『みちのくこけしまつり』『山形市伝統的工芸品まつり』の開催について
  2. 令和元年度蔵王温泉スキー場開きの開催について

会見内容

映像

内容

広報課長
それでは、11月の定例記者会見を始めます。市長、発表をお願いします。

佐藤市長
それでは、12月市議会定例会の提出議案の概要について発表いたします。会期は11月28日木曜日から12月13日金曜日までの16日間の予定です。
12月市議会定例会に提案する補正予算でありますが、このたびの補正は、山形市発展計画の推進を図る事業のほか、今年度の事業の実施状況に基づき対応が必要な事業を中心に編成したものです。
それでは、はじめに、一般会計の主な補正内容でございます。
産業の振興として、県が実施する水利施設の長寿命化事業などに係る負担金を計上するとともに、山形中央インター産業団地に立地した企業の操業開始に伴い、雇用促進助成金などの企業立地促進事業費助成金を交付します。
次に、まちの賑わいづくりとして、道の駅(仮称)蔵王の設置に関する国との協定に基づき、用地測量など本年度事業に係る国からの委託金について、所要の予算措置を行います。
また、スキージャンプワールドカップウィメン蔵王大会開催事業について、実行委員会における大会運営の見直し・強化を図ることなどから、実行委員会への負担金を増額します。
次に、総合的な子育て環境の整備として、金井中学校の生徒数増加に対応するため、多目的教室の一部を普通教室に改修します。
また、都市・社会基盤の整備及び安全・安心なまちづくりとして、県が実施する街路事業、急傾斜地崩壊対策事業に係る負担金を計上し、事業の推進を図ります。
さらに、いきいきと暮らせるまちづくりとして、冬季間における低所得世帯の経済的負担の軽減を図るため、県と連携し、灯油購入費等の支援を行うほか、老人保護措置費、障がい児通所給付費などについて、今年度の執行状況を踏まえ増額します。
そのほか、企業や団体などから頂いた寄附金に加え、福祉施設等の創設補助に係る財源の一部を地域福祉基金に積み立てます。
また、職員の人事異動に伴う給与費の調整など、人件費について所要の予算措置を講ずるとともに、前年度事業費の精算に伴う国庫負担金等の返還金を計上します。
続いて、債務負担行為につきましては、令和2年度からの会計年度任用職員制度の実施に対応するための内部事務処理システム改修に係る経費や、仮称山形パーキングエリア・スマートインターチェンジ整備事業に係る負担金について追加するものであり、繰越明許費につきましては、都市計画街路事業などについて、今年度の事業進捗状況を踏まえ、翌年度に繰り越しするため、それぞれ所要の予算措置を講じます。
次に、歳入の補正の主なものですが、地方交付税及び臨時財政対策債につきましては、令和元年度の交付額及び発行可能額が決定したことに伴い、所要の予算措置を講じます。
そのほか、補正に必要な財源として、国・県支出金及び市債などを計上しており、一般会計の補正総額は、11億6,042万円となったものです。
また、特別会計の補正予算については、国民健康保険事業会計をはじめ、いずれも今年度の執行状況を踏まえた歳入歳出の見込みによる補正や人件費に係る所要の予算措置、そして、前年度からの繰越金の精算などが主な内容です。
以上により、このたびの全会計での補正総額は、17億2,046万円となったものです。

続きまして、市議会12月定例会の提出議案の概要について申し上げます。
事件決議が14件、条例が4件でございます。
議第90号の議案は、西山形小学校校舎等改築事業用地を取得するため、契約及び財産の取得又は処分並びに財産の管理等に関する条例の規定により、議決を求めようとするものです。
議第91号及び議第92号の議案は、「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」に基づく特定事業に係る契約について、市南部への児童遊戯施設整備事業については株式会社 夢の公園と、南沼原小学校校舎等改築事業については株式会社 南沼原フューチャーエイトとそれぞれ締結するため、同法の規定により、議決を求めようとするものです。
議第93号から議第103号までの11議案は、山形連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について5市6町と協議することについて、地方自治法の規定により、議決を求めようとするものです。
議第104号の議案は、山形市基本構想の変更及び廃止について、議会の議決すべき事件として定めようとするものです。
議第105号の議案は、厚生労働省令等の改正に伴い、保育所及び幼保連携型認定こども園の建物の耐火性能に関する基準について規定の整備をしようとするものです。
議第107号の議案は、民間資金等の活用により公の施設の整備等を行う場合における指定管理者の候補者の選定方法に係る特例について定めようとするものです。
以上でございます。

広報課長
それでは提出議案についてご質問をお受けしたいと思います。初めに幹事社の皆様からお願いします。幹事社の時事通信さんいかがでございましょうか。

時事通信
補正予算案の関連なのですが、スキージャンプワールドカップ開催の部分について、実行委員会による大会についての見直しという事だと思うのですが、いわゆる今年ありました例の問題の関連だと思うのですが、具体的にどういった部分を見直していく為の予算なのでしょうか。

佐藤市長
財政部長お願いします。

財政部長
歳入と歳出、それぞれ見直しを行っておりますけれども、具体的な事業につきましては今回実行委員会の大会運営を見直すという事で、個別に委託しておりました業務を、新たに、包括的に委託するという事での歳出での増額が、約1,920万ほどになります。それから歳入関係では減少分になりますけれども、協賛金につきまして現時点でまだ目処がつかないという事で、こちらにより歳入の見直し等も行った結果、約980万くらいの減額となっております。この歳入の減少と歳出の増加を合わせましてトータルで2,900万という事になります。以上でございます。

広報課長
それでは、次に同じく幹事社の河北新報さんいかがでしょうか。

河北新報
特にございません。

広報課長
では、同じく幹事社のNHKさん、お願いします。

NHK
今の質問に関連してなのですが、そのいわゆる歳入の部分で減額が見込まれるという事だと思うのですが、開催に向けた不安材料としてのウエイトはかなり大きいのかどうか、受け止め方を市長にお聞きしたいのですが。

佐藤市長
これにつきましては、先般の不祥事の結果という事でございます。そうした中で1月の大会をしっかり運営をしていく中で、やはり信頼回復を計っていきたいと考えております。一方で、そうした中でもご寄付を頂いたりする部分もございますので、運営費の協賛金集めについても、やれる範囲での努力はぎりぎりまでしていこうと思っております。このような中、予算の目処をしっかりと立てておかなければ運営もままなりませんので、この度は予算として不足分についてはしっかりと計上していくという考えでございます。そうして運営をしっかりする事で信頼を回復させて頂いて、また来年度の運営の中で、そうした協賛金等も頂けるような大会を目指していきたいと思っております。

広報課長
それでは幹事社以外の皆様からいかがでしょうか。

朝日新聞
今の話に関連してもう少し詳しく教えて頂きたいのですが、最初に個別に業務委託していたものを、包括的に業務委託するというのは、どういう狙いがあるのでしょうか。

佐藤市長
財政部長、お願いします。

財政部長
まず、併せて事務局の体制も見直しておりましたけれども、特定の職員に業務が集中していたという事もありまして、これまで、事務局員が直接マンパワーで対応していた部分、その本来事務局が担当するべき業務についてなかなか出来ていなかったという事もあって、個別業務をまとめると共に、新たに追加業務などもしたりしまして、包括的に業務を委託するという中身でございます。以上でございます。

朝日新聞
委託先は決まっていますか。

財政部長
既決の5,000万ほどの当初予算に組んでる負担金がございますが、その中で既に10月の下旬に委託をしている株式会社近畿日本ツーリスト東北という所でございます。

朝日新聞
2点目にあった、協賛金の目処がつかないということですが、これまで行っていた協賛金の取りまとめ業務をまるごと今年度やらないということなのでしょうか。

財政部長
まるまるやらないということではなくて、現時点で予算に計上する目処は立っていないという事で、先ほど市長からも申し上げた通り、今年度については予算の措置をするわけですけれども、引き続き最大限努力をして協賛金を集めるということには変わりございません。

朝日新聞
要するに、去年までは取りまとめ業務を業者に委託していたわけですが、今回はこの業務をどこかの業者に委託をすることはしないということでしょうか。

佐藤市長
ではスポーツ保健課から説明をします。

スポーツ保健課長
まず、これまで実績のあるお願いした企業から中心に協賛金をお願いしたいと思っております。その上で、その協賛していただく会社と取引のある大手代理店と、直接話をしているところです。また、全日本スキー連盟にもお願いしまして、協賛金についても話し合いを進めているところです。

朝日新聞
ありがとうございます。

広報課長
その他の皆様からいかがでしょうか。
では毎日新聞さん。

毎日新聞
今の説明をもう少しかみ砕いてお願いしたいのですが、要は、これまで実績のあった企業の方々が今回は集めてないから協賛金を出さないのか、それとも、不祥事があったので様子見をしているのか、どうして集まっていないのでしょうか。

スポーツ保健課長
今、各企業さんの方とその代理店を通じて話し合いをしているところです。まだその段階ですので、ご協賛いただけるのかどうかはまだ確定していない状況です。

毎日新聞
確認ですが、この980万円というのは前年度までは協賛金としてあてにしたお金ですが、今おっしゃられたようにまだ交渉の途中なので、現時点では目処が立っていないからその分を今回の予算でまずは贖うということなのでしょうか。

佐藤市長
目処が立っていないうちに運営の実務は始まってしまうので、そこは予算としてまずしっかりと確定して進む中で、同時並行で今申し上げた交渉が進んでいく形になりますので、そこで協賛金をいただける形になったらその分は逆に予算が余るという事になります。それはやむを得ないと考えております。

毎日新聞
僕が確認したかったのは、980万円は前年度の実績の数字なのかということです。

佐藤市長
それは財政部長から。

財政部長
歳入の見直しをした結果、トータルで980万円のマイナスということで、協賛金自体は1150万のマイナスということでございます。

広報課長
他の皆様からいかがでしょうか。
それでは続きまして、定例の案件について、市長お願いします。

佐藤市長
はじめに、第2回やまがた検定の実施について発表いたします。
昨年度、多くの皆様からお申込みいただきまして、大変好評をいただきました「やまがた検定」を、今年はさらにグレードアップして、令和2年2月22日土曜日に実施いたします。
どなたでもお申込みをいただける一般検定では、山形市の歴史や観光、文化、食など幅広い分野に渡る筆記試験と、市内各所へ移動し山形市の魅力を体験していただく「体験ツアー」に参加していただきます。
また、今年度より、第1回やまがた検定の1級合格者を対象に、一般検定の上位試験となる「上級検定」を実施します。上級検定では、山形市内の観光をテーマとする提案書を作成していただき、検定日当日に提案内容を説明していただきます。さらに、優秀者の提案書は、やまがた検定ホームページ等で公表するほか、県内外で開催されるイベントで観光パンフレット等としても活用させていただきます。
検定料は、一般検定が1000円、上級検定が3000円です。
また、受検特典に関しましては、それぞれの検定で、得点に応じた認定証を交付するほか、上級検定では、イベントへの無料招待などを準備しております。
山形市の魅力をたくさん詰め込んだ検定となるよう、準備を進めてまいります。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

続きまして、保護者のための就職ガイダンスの開催について発表いたします。
山形市では、県外へ転出した若者のUターン就職の促進に力を入れており、様々な取組を進めております。
その事業の一つとして、これから就職活動をはじめるお子さんをお持ちの保護者の方を対象とした就職ガイダンスを、12月4日水曜日、午後7時より、山形ビッグウイングにて開催いたします。
内容は、千葉商科大学国際教養学部専任講師の常見陽平氏の講演のほか、市内企業の採用担当者の方々から、保護者の方に知っていただきたい新卒採用の現状などについてお話しいただきます。
主に大学生のお子さんの就職活動に際し、親としてどのようなサポートをしたらいいのか、実際に学生と現場で関わっておられる方々からアドバイスをいだたける貴重な機会となっております。
どなたでも無料で参加できますが、事前の申込みが必要となります。
このセミナーを通して、就職活動の最新の動向と山形市の産業の特徴や魅力を知っていただき、お子さんが就職先を選択する際の助言に有効活用していただきたいと考えております。ご参加をお持ちしております。以上になります。

広報課長
それでは、ただ今の定例の案件について質問をお受けいたします。まず初めに幹事社の時事通信さんお願いします。

時事通信
やまがた検定の話でお伺いしたいのですが、今回で2回目の実施ということで、1回目の実施状況は盛況だったという認識でよろしいでしょうか。

佐藤市長
定員は一杯になりました。人数は商工観光部長から。

商工観光部長
昨年度は1回目という事もございまして、定員は今年の半分の100名でございました。申し込みが100名を超えましたので、抽選をさせていただきましたが、当日欠席者の方がでましたので、実際に受験をされた方は88名でした。昨年度につきましては、検定料等はなしという形での実施となっております。

時事通信
ありがとうございます。

広報課長
続きましては幹事社の河北新報さんお願いします。

河北新報
同じくやまがた検定についてなんですけれども、前回と比べて今年はこういった部分を強化したとか、こういった魅力を発信するためにこういう内容にしたという事があれば教えてください。

佐藤市長
商工観光部長から。

商工観光部長
今年度につきましては、一般検定と上級検定というような形で二段階の試験になります。一般検定につきましては、募集人数を倍にしたというようなところがございます。昨年、一般検定を受けていただいた方で成績に応じまして、認定書を発行させていただいております。銀色は2級、1級になりますと金色、3級がブロンズというように、1級、2級、3級と検定の認定書を出させていただいております。今回、昨年1級を取られた方、22名でございますけれども、こちらの方に受けて頂くのが上級検定という形でございます。こちらにつきましては、一般検定の方は有効期間が1年間ですが、上級検定につきましては、その資格を3年という形で今年度から始めたいと思っております。上級検定につきましては、受験料の方も3千円と一般の方よりも高くなってございますので、例えば市の観光行事へご参加等、特典も手厚くさせていただきます。また上級者の中でも当然知識の差などがございますので、ゴールド、シルバー、ブロンズと、3段階のランクとさせていただきたいと考えております。また一般検定では、平清水焼やそば打ちですとか、そういった体験も実際していただくということは昨年と変わりございませんが、体験の枠も倍に増やさせていただき、今年は200名を超えても、体験先の方の調整等も必要とは思いますが、全員が受けていただけるような体制を組んでまいりたいと考えております。

広報課長
続いて同じく幹事社のNHKさんお願いします。

NHK
ありません。

広報課長
それでは幹事社以外の皆様からいかがでしょうか。それでは産経新聞さん。

産経新聞
就職ガイダンスについてお伺いしたいのですが、「保護者の為の」という事ですけれども、初めてやるのかということと目的を教えてください。

佐藤市長
初めてではなく、5回目ということでございます。その目的は、学生さんが就職をするにあたりまして、当然本人がいろんな企業を調べたりすると思うのですが、親からのアドバイスをもらう部分も大きいのではないかなと。そのようなときに保護者の方々に、この山形市にどのような会社があってどのようなことをやっているのかという事をしっかりとお伝えしておこうと。地元だから全部知っているとは限らないので、この機会に、地元企業の特徴と良さを保護者の方にも知っていただいて、その子供さんが就職する際のアドバイスに役立てていただこうと。そういった意味でUターンですとか地元定着に結び付ける一つの方向性としてこれまで開催してきたということです。

産経新聞
山形県内を出ている学生さんが県内に戻ってくるために、親を対象に講演会を実施しておこうということでしょうか。

佐藤市長
はい、そうですね。県外に出るお子さんももちろん、高校生のお子さんをお持ちの方でしたりとか、地元就職か県外就職かを考えるタイミングがあると思いますので、そうした方々の保護者の皆様がすべて対象となっております。

産経新聞
地元にこれから残ってほしい人が対象ということでしょうか。

佐藤市長
地元の学校の方で、そのまま地元に就職する、あるいは例えば東京の大学に行ってもその4年後に東京で就職するか地元に戻るかという悩みを持つ学生もいますので、その際に親から「こういう企業があるよ」という話をしてもらえればという思いであります。

産経新聞
わかりました。

広報課長
他の皆様からいかがでしょうか。

日本経済新聞
やまがた検定の関係なのですが、この検定は市長が市長になられる前に民間団体としてやったこともある、ある意味で非常に思い入れのある事業ではなかろうかと思うのですが、1回目をやられてから、その後こういう声が聞こえてきてやってよかったなというものがあればご紹介いただきたいなと。あとはこの手のものはやっていくうちに、ある程度こういうものに関心のある人があらかた受けてしまって、だんだん確保が難しくなってしまったりといろいろな課題が出てくるとは思いますが、そのあたりは今後をにらんで、こういう人に受けてほしいとかそういうものがありましたらお願いします。

佐藤市長
従来から山形の方は奥ゆかしいという、ある意味宣伝下手という風に言われたり自分たちでもそう言っていたりする部分があるのですが、そこはより積極的にPRしていきたいと。今の時代は個人の発信力がかつてと比べて飛躍的に高まっている時代だという認識がありまして、SNSや動画サイトを通して、やりようによっては個人のした発信が何十万の人に見てもらったりということまでありうる時代だと思っております。そうした中で、色んな意味で市民みんな一人ひとりが営業マンのような形で山形の発信をしていく、そうすることで長期的に見れば山形の事がさらに全国に、全世界に知られていくのではないかということで、そういう思いをもって山形検定を始めているということでございます。実際に第1回に参加された方からは、「山形にずっと住んでいるがこんなことは知らなかった」ですとか、そういった自らが持っている地域資源を認識するいい機会になったという意見が非常に多かったというふうに思いますので、そうした意味ではやってよかったのかなと。ただ、ご当地検定を長く続けている地域になりますと、マンネリ化でしたりとか、そういった課題が出てきているということも見聞するところです。ですので、これは毎年新しい要素を取り入れていくという事ですとか、あるいは今回の上級検定は、これはまさに山形を発信する為にはどうしたらよいのかという部分にまで踏み込んでまでの提案を頂くような形になりますので、試験を受け身で受けるのではなく、実際に発信するところまで組み込んでいくというところは、なかなか他には無いのかなと思うので、そうした中でいろいろ工夫が出来ればと思っております。

広報課長
それでは他の皆様から、いかがでしょうか。それでは発表案件以外のご質問をお受け致します。初めに幹事社の時事通信さん、お願いします。

時事通信
特にございません。

広報課長
同じく幹事社の河北新報さん、いかがでしょうか。

河北新報
今月で閉館する県民会館についてお伺いしたいと思います。県のほうでは解体の方針を固めておりますが、市の方では、どのようなお考えでしょうか。現時点でのお考えをお聞かせ下さい。

佐藤市長
山形市の中心市街地の真ん中にある施設でありますので、やはり有効に活用されるべきだと思っておりまして、今、内部的にどのような利用の仕方があるかという事を検討しております。そうした中で、県とも相談しながら、中心市街地にふさわしい利用の仕方を、県と共に考えていきたいと思っております。今時点で、これと言える状況ではありません。

河北新報
まだ検討中という事で。

佐藤市長
はい。

河北新報
分かりました。

広報課長
同じく幹事社のNHKさん、いかがでしょうか。

NHK
山形市のスケート場の事についてお聞きしたいのですが、各社報道の通り、影響としては大きなものになっているという状況だと思うのですが、これについて市長のお考え・受け止めを改めてお聞きします。

佐藤市長
選手の皆様はじめ関係者の皆様にご迷惑をお掛けしたと思っております。まずは早急に修理をして一日も早くスタート出来るように努めたいという事と、その間開催する予定であった大会等につきましては、その競技団体の皆様と話し合って、例えば別なところで代替して開くとか、そうした対応を真摯に話し合っているところでございます。今後こうした事が無いように、点検の体制ですね、今回点検の範囲では無かったところで、こうした破損になった事もありましたので、そこはしっかりと見直していきたいと思います。

NHK
いわゆる老朽化という部分で今回対応して、修理なり交換していく事になるかと思うのですが、その分の予算計上というのは今回の補正予算には入っていないですよね。

佐藤市長
財政部長から。

財政部長
今回の修繕に関しては、スポーツ保健課の既決予算の執行残で対応するという事でございます。

NHK
それは概算でどれくらいの金額なのかというのは、今分かりますか。

財政部長
まだ積算中でございます。

広報課長
それでは他の皆様からいかがでしょうか。

YBC
スケートリンクの話に関連しまして質問させて頂きたいのですが、来月の7日に予定されていたスケート大会も中止になるという話をお伺いしたのですが、こちらについてはいかがでしょうか。

佐藤市長
スポーツ保健課長から。

スポーツ保健課長
12月7日に開催されます国体の県予選大会については、昨日県スケート連盟の会議がありまして、中止にすると伺っているところです。なお12月19日から行われます山形市で行われます東北大会の方で、その記録を基にして国体の出場選手を参考していくと聞いております。

YBC
ひとつ大きな大会が無くなってしまう訳ではないですか。やはり選手の方達も試合が一つ無くなってしまう事で、試合感も失われてしまう感もあると思うのですが、そういった所の影響について、市長はどうお考えでしょうか。

佐藤市長
その前に、別の会場でするのでは?(スポーツ保健課長に対して)

YBC
完全に中止という事ですよね。

スポーツ保健課長
中止と聞いております。連盟さんの方にも話をしているところなのですが、大会が少なくなること、練習が出来なくなることを大変申し訳なく思っております。今後そのような事が無いように対応していきたいと考えております。

佐藤市長
そうした状況になってしまったのは市の管理責任の中ですから、今回の反省を踏まえて次回以降このような事が無いように取り組んでいきたいと思います。

YBC
今までも老朽化の話が出ていたかというのは、私も調べていないので分からないのですが、今回老朽化が原因で壊れてしまい、修繕が必要なわけではないですか。今後も同じような事態が起こる可能性がありますよね。老朽化で別の配管が壊れたりとか。そういったところでリンクを新設して欲しいという声も上がったのですが、そちらについてはいかがでしょうか。

佐藤市長
以前より毎年点検をして、不具合が出た時には修繕をしてと、これまでやってまいりました。ですので、それは続けながら今後の新設等については、これは県内唯一のスケートリンクという性質上、県やスケート連盟さんと相談しながら取り組む課題だと思っておりますので、その中で検討していきたいと思います。

YBC
もし要望の声があったら、考える余地があるというようなことでしょうか。

佐藤市長
スケート連盟さんからは、県や市にそうした形で新しく整備出来ないかという話は以前からございました。ただそうした中で、まだ具体的には話が進んでいいない状況であります。

広報課長
その他、ございますでしょうか。
(無し)
無いようですので、本日の記者会見を閉じさせて頂きます。本日はありがとうございました。

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