平成30年11月22日 市長記者会見
出席者
市長、総務部長、財政部長、企画調整部長、環境部長、財政課長
内容
発表事項
- 12月市議会定例会 提出議案について
- 平成30年度12月補正予算の概要
- 平成30年12月市議会定例会提出議案の概要
- サモアスポーツ協会・ナショナルオリンピック委員会会長の来形とラグビーを通したサモアとのホストタウン交流イベントの開催について
- エネルギー回収施設(川口)の本格稼働について
- 学校法人玉川学園との連携・協力に関する基本協定の締結について
資料のみ
- 山形市椹沢コミュニティセンター落成式の開催について
- Y-biz開所式及びオープニングシンポジウムについて
- 山形ビッグウイングフェスティバル及び併催イベントについて
- 平成30年度蔵王温泉スキー場開きの開催について
会見内容
映像
内容
広報課長
それでは、11月の定例記者会見を始めます。市長、発表をお願いします。
佐藤市長
それでは、12月市議会定例会の提出議案の概要について発表いたします。会期は11月29日木曜日から12月18日火曜日まで20日間の予定です。
12月市議会定例会に提案する補正予算でありますが、このたびの補正は、国の補正予算に対応した事業や、山形市発展計画の推進を図る事業、そして、今年度の事業の実施状況に基づき、対応が必要な事業を中心に編成したものです。
それでは、はじめに、一般会計の主な補正予算内容でございます。
総合的な子育て環境の整備として、児童生徒の安全と健康を守るため、小中学校における空調設備の早期改修に向けた所要の予算措置を行うとともに、今年度の執行状況を踏まえ、こども医療費を増額します。
また、産業の振興及び都市・社会基盤の整備として、県が実施する水利施設の長寿命化事業、街路事業などに係る負担金を計上し、事業の推進を図ります。
次に、いきいきと暮らせるまちづくりとして、冬期間における低所得世帯の経済的負担の軽減を図るため、県と連携し、灯油購入費等の支援を行うほか、障がい福祉サービス給付費などについて、今年度の執行状況を踏まえ増額します。
さらに、安全・安心なまちづくりとして、昨シーズンの実績を踏まえ、除排雪経費を増額計上するとともに、県が実施する急傾斜地崩壊対策事業に係る負担金を計上します。
そのほか、企業や団体などから頂いた寄附金等を各基金に積み立てるとともに、地域福祉基金には、福祉施設等の創設補助に係る財源の一部を積み立てます。
また、職員の人事異動に伴う給与費の調整など、人件費について所要の予算措置を講ずるとともに、前年度事業費の精算に伴う国庫負担金等の返還金を計上します。
続いて、債務負担行為の主なものにつきましては、電子納税制度に対応するための電算システム改修に係る経費や、指定管理期間の更新に伴う指定管理料に係る経費などについて所要の予算措置を講じます。
次に、歳入の補正の主なものですが、地方消費税交付金につきましては、清算基準の見直しや上半期の交付実績を勘案し、増額するものです。
また、地方交付税及び臨時財政対策債につきましては、平成30年度の交付額及び発行可能額が決定したことに伴い、所要の予算措置を講じます。
そのほか、補正に必要な財源として、国・県支出金及び市債などを計上しており、一般会計の補正総額は、35億8,770万円となったものです。
また、特別会計の補正予算については、国民健康保険事業会計をはじめ、いずれも今年度の執行状況を踏まえた歳入歳出の見込みによる補正や人件費に係る所要の予算措置、そして、前年度からの繰越金の精算などが主な内容です。
以上により、このたびの全会計での補正総額は、45億1,152万円となったものです。
続きまして、市議会12月定例会の提出議案の概要について申し上げます。
事件決議が16件、条例が51件でございます。なお、条例関係議案の主なものは、中核市移行に伴い新たに制定が必要となるものです。
議第79号の議案は、市南部に整備する児童遊戯施設に係る事業用地を取得するため、契約及び財産の取得又は処分並びに財産の管理等に関する条例第3条の規定により、議決を求めようとするものです。
議第80号から議第94号までの15議案は、本市の公の施設のうち、指定管理期間が平成30年度をもって満了となる29の施設について、それぞれ指定管理者を指定し、31年度からの施設の管理を行わせようとするものです。
議第95号の議案は、外部監査契約に基づく監査の実施に関し必要な事項について定めようとするものです。
議第96号の議案は、保健所の名称等について、議第97号の議案は、食肉衛生検査所の設置及びその名称等についてそれぞれ定めようとするものです。
議第98号の議案は、動物の愛護及び管理について必要な事項並びに動物愛護センターの設置及び管理等について定めようとするものです。
議第99号から議第107号までの9議案は、保健所等が行う許可等に関する基準を定めるものであり、議第108号の議案は、その許可等の申請に係る審査手数料について定めようとするものです。
議第109号の議案は、水道法が適用されない小規模水道施設に係る基準等を定めようとするものです。
議第111号の議案は、浄化槽の保守点検を業とする者の登録制度を設けようとするものです。
議第112号の議案は、社会福祉審議会の組織等に関し必要な事項について定めようとするものです。
議第113号の議案は、本市の区域における民生委員の定数を定めようとするものです。
議第114号から議第131号までの18議案は、介護老人福祉施設、児童福祉施設などの各種福祉施設や、指定居宅サービス、障がい福祉サービスなどの福祉サービスの事業に関する基準を定めようとするものです。
議第132号の議案は、屋外広告物の制限等に関し必要な事項について定めようとするものです。
議第133号の議案は、保健所への統合に伴い、保健センターを廃止しようとするものです。
議第134号の議案は、本市の各地域における景観の特性を生かしたまちづくりを推進するために必要な事項等について定めようとするものです。
議第135号の議案は、中核市への移行に伴い県から移譲される事務等に対応するため、部の新設や事務分掌の変更等を行おうとするものです。
議第136号の議案は、附属機関の新設等に伴い、それらの委員等に支給する報酬を定めようとするものです。
議第138号の議案は、母子父子寡婦福祉資金の貸付事業に係る特別会計を新たに設置しようとするものです。
議第139号の議案は、介護老人保健施設及び介護医療院の開設の許可等に係る申請手数料について定めようとするものです。
議第140号の議案は、放課後児童クラブにおける専用区画の面積及び支援の単位に関する基準に係る経過措置の期間を延長しようとするものです。
議第141号から議第144号までの4議案は、指定地域密着型サービス等の事業の運営に関する基準に関し、事業者に対する努力義務等を市独自に加えようとするものです。
議第145号の議案は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律等に基づく許可等に係る審査手数料について定めようとするものです。
以上です。
広報課長
それでは提出議案についてご質問をお受けしたいと思います。初めに幹事社の皆様からお願いしたいのですが、本日幹事社の産経新聞さん並びに朝日新聞さんがいらしておりませんので、幹事社の山形放送さんいかがでございましょうか。
山形放送
提出議案に関連するかと思うのですが、先ほど説明して頂いた中で中核市関連の条例が多かったと思うのですけれども、閣議決定したのが先月下旬ということで、改めまして中核市に決まったというところでのコメントを頂戴できればと思います。
山形市長
はい、先般正式に閣議決定があったということで、これまで準備を進めてまいりましたけれども、そういう意味では大きな山を越えたものというふうに思っております。これからはですね、まず来年4月1日に向けて確実な中核市への移行をしっかりと進めるということが第一でありますし、やはり最大の眼目は保健所が山形市に権限が移管されて、それは健康医療先進都市の拠点にしていこうということでありますから、最大限に与えられた権限を活かして更なる市政の発展に取り組んでいきたいというふうに決意しているところです。
山形放送
ありがとうございます。
広報課長
それでは幹事社以外の皆様からいかがでしょうか。
毎日新聞
中核市移行の関連で、議案が非常に多くなっております。物理的に議会で審議する内容が多いのかなと思うのですが、議会事務局さんに聞くべきなのかもしれないのですが、議会の日程であったり、この膨大な数の議案を処理するにあたって何らかの措置を取られたりするものなのでしょうか。
佐藤市長
これは、総務部長から。
総務部長
確かに中核市関連条例が47件というふうなことでかなり大量になっています。そのために全議員を対象にいたしまして勉強会、厚生委員会につきましては、厚生常任委員会の所管の事例(福祉や子育て)が多くございますので、また別途勉強会を開催するなどして、概要等についてのご理解を深めていただいたというふうなことで取り組んでまいりました。なお、議会におきましても、議論の時間を十分確保するために常任委員会は2日間にわたって設定されているようでございます。
広報課長
他の皆様からいかがでしょうか。
それでは続きまして、定例の案件について、市長お願いします。
佐藤市長
それでは引き続き発表いたします。
初めに、サモアスポーツ協会・ナショナルオリンピック委員会会長の来形とラグビーを通じたサモアとのホストタウン交流イベントの開催について発表いたします。
2020年東京オリンピック・パラリンピックのホストタウン交流に係る覚書を締結しております「サモアスポーツ協会・ナショナルオリンピック委員会」のフェプレアイ会長が、駐日サモア独立国特命全権大使とともに、11月26日・27日の日程で山形市のスポーツ施設視察のために初来形されます。
この度の視察は、国内オリンピック委員会連合の総会に参加するため、フェプレアイ会長が来日する機会を捉え、山形市からの招聘に応えていただき実現したものです。
主な日程は記載のとおりでありますが、ホストタウンの目的の一つでもある、様々な交流を通し相互理解を深めるとともに、山形市が東京五輪のホストタウンとなっているサモアを市民に広くPRするため、交流イベントや、山寺中学校の生徒による山寺観光案内・交流等も行う予定となっております。
今回のサモアとのホストタウン交流イベントは、中学・高校のラグビー部の生徒達を対象としており、フェプレアイ会長、サモア駐日大使、ホストタウン山形・サモア交流大使らによりサモアの魅力について語っていただく中で、国技である「ラグビー」についても紹介の時間を設ける予定です。
また、この機会に、2020年東京オリンピック・パラリンピックの際に、万全の体制でサモアの選手をお迎えできるよう、山形市の受け入れ体制についても、しっかりと打合せをさせていただく予定です。
続きまして、エネルギー回収施設(川口)の本格稼働について発表いたします
山形市をはじめ、二市二町で構成する山形広域環境事務組合において、平成28年から整備を進めてまいりました「エネルギー回収施設(川口)」が、8月上旬より実施しておりました試運転と調整を終え、12月1日から本格稼働することになりました。
これにより、昨年10月から稼働しているエネルギー回収施設(立谷川)との2場体制が整い、循環型社会の形成が一層推進されることになります。平成10年からスタートした事業がここに完結するに至りましたのも、多くの皆様のご理解とお力添えの賜物であり、心より感謝を申し上げます。
この施設は、資料にありますとおり、1日あたり150トン、山形市から排出される焼却ごみの約半量、及び上山市から排出される焼却ごみの全量を処理する施設であります。処理方式としましては、ごみが燃える際に発生する熱を利用し発電などを行う「サーマルリサイクル」や、灰の資源化などが可能な流動(りゅうどう)床式(しょうしき)ガス化溶融(ようゆう)方式を採用しております。
市政記者クラブの皆様には、山形広域環境事務組合から竣工式のご案内が本日届いていると存じますが、12月1日午前11時から竣工式及び見学会が予定されております。
また、広報やまがたでお知らせしておりますが、エネルギー回収施設(立谷川)とエネルギー回収施設(川口)の2場体制が整ったことに伴い、市民の方が施設に直接ごみを搬入する際の搬入先、処理手数料、受入時間が変更になります。
続きまして、学校法人玉川学園との連携・協力に関する基本協定の締結について、発表いたします。
山形市では、この度、「学校法人玉川学園」と相互に連携・協力をすることにより、活力ある個性豊かな山形市の振興及び地域で活躍する人材の育成に資することを目的に、「連携・協力に関する基本協定」を締結する運びとなりました。首都圏の学校法人とは、初の協定締結となります。
連携及び協力事項につきましては、観光の振興に関すること、まちづくりの振興に関すること、教育・文化の振興及び生涯学習の推進に関すること、環境保全に関すること、地域の活力を育む人材の育成に関すること、学生のインターンシップ及びフィールドワークに関すること、等の項目となります。
この協定の締結式は、同学園から理事長にご臨席いただき、12月14日午前11時30分より、ここ庁議室にて執り行います。
以上です
広報課長
それでは、定例の案件につきましてご質問をお受けしたいと思います。初めに幹事社の山形放送さんいかがでしょうか。
山形放送
大丈夫です。
広報課長
それでは幹事社以外の皆様からいかがでございましょうか。
<なし>
それでは、発表案件以外のご質問をお受けしたいと思います。
初めに幹事社の山形放送さんいかがでしょうか。
山形放送
大丈夫です。
広報課長
それでは幹事社以外の皆様からいかがでしょうか。
<なし>
無いようでございますので本日の記者会見を閉じさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
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