平成30年7月12日 市長記者会見

ページ番号1005611  更新日 令和3年9月30日

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写真:記者会見する市長

出席者

市長、総務部長、財政部長、企画調整部長、商工観光部長、学校教育課長補佐

内容

発表事項

  1. 7月市議会臨時会 提出議案について
    • 平成30年7月市議会臨時会提出議案
  2. 台南市との交流事業について
    • 台南市との野球交流(受入事業)について
    • 台南市経済セミナーの開催について
  3. 山形市柔道選手団のタイ王国訪問について
  4. 山形市とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社との地方創生の推進に係る連携に関する協定について
  5. 山形市と株式会社山形新聞社との地方創生の推進に係る連携に関する協定について
  6. べにちゃんバスのリニューアル以降における1年間の利用状況について
  7. 夏のイベントについて
    • 第38回花笠サマーフェスティバル(8月4日)
    • 第37回山形県観光物産市(8月4日)
    • 第56回山形花笠まつり(8月5日~8月7日)
    • 第39回山形大花火大会(8月14日)

資料のみ

  1. 原爆展及び被爆体験講話の開催について
  2. 千年和鍾打鍾式について
  3. 大打ち水YAMAGATA2018(7月25日)
  4. 「第20回山形市酪農まつり」の開催について

会見内容

映像

内容

広報課長
それでは、7月の定例記者会見を始めます。市長、発表をお願いします。

佐藤市長
それでは、7月19日木曜日に開催されます、市議会7月臨時会の提出議案の概要について申し上げます。
事件決議が2件でございます。
議第59号の議案は、山形市消防団小型動力ポンプ付積載車3台について、金2,514万3,882円をもって、株式会社長谷川ポンプ製作所から購入しようとするものです。
議第60号の議案は、少年自然の家のゲレンデ及びラングラウフスキーコース整備用の圧雪車について、金2,494万8,000円をもって、寒河江重車輌株式会社から購入しようとするものです。
以上であります。

広報課長
それでは提出議案についてご質問をお受けしたいと思います。初めに幹事社の山形新聞さんお願いします。

山形新聞
ありません。

広報課長
はい、続きまして同じく幹事社の毎日新聞さんいらっしゃいますでしょうか。

毎日新聞
(なし)

広報課長
同じく幹事社のテレビユー山形さん、いかがでしょうか。

テレビユー山形
ありません。

広報課長
それでは幹事社以外の皆様からございますでしょうか。
(なし)
無いようですので次へ進めさせていただきます。
定例の案件について市長引き続き発表をお願いいたします。

佐藤市長
今年度に実施する台南市との交流事業について発表いたします。
台南市とは、昨年12月に、幅広い分野での交流を目指して、「山形市と台南市との友好交流促進に関する協定」を締結いたしました。
この協定に基づく最初の交流事業として、1月に、台南市が主催する国際青少年硬式野球大会に、山形市から選抜チームを派遣いたしました。
その際、台南市の「台南市立金城國民中学」とは、大会への参加以外にも親善試合を行うなど、親睦を深めて参りました。
このたび、同校の硬式野球チームを7月31日から8月6日にかけて山形市にお招きし、スポーツ分野での相互交流を行います。
滞在中は、市内を活動拠点とする硬式野球チームとの親善試合や、花笠祭りパレードへの参加などを通して、市民との交流や山形市への理解を深めていただき、両市の友好親善を図ります。
また、経済分野での事業につきましては、7月26日に、台南市の経済状況などに関する「台南経済セミナー」を開催いたします。
講師は、現在、台南市政府の外交顧問を勤める野崎孝男氏です。野崎氏は、台南市を中心に多くの事業を展開している企業経営者でもあります。
このセミナーにつきましては、今後の様々な分野での交流に向け、台湾及び台南市の経済状況やビジネス上のルール、慣習についても、理解を深めていただく事を目的としております。
現在、市内の経済関係団体などのご協力を得ながら、より多くの経済関係者からご参加いただけるよう、広くセミナーへの参加を呼びかけているところです。
また、今年の11月には、私も経済関係者とともに、台南市を訪問し、現地の経済状況などについて視察を行ってまいります。このたびのセミナーを通して、より実りのある現地視察に繋げていきたいと考えております。
台南市との交流事業の概要につきましては、以上のとおりです。

続きまして、山形市柔道選手団のタイ王国訪問について、発表いたします。
山形市では、昨年11月に、ホストタウン交流に係る覚書を締結したタイ柔道連盟との交流事業の一環として、山形市副市長を団長とした、山形市柔道連盟と山形市職員の13名で構成する訪問団を結成し、8月2日から8月7日までの6日間の日程でタイ王国を訪問いたします。
その際、山形市柔道連盟を主体とする柔道選手団は、タイ・バンコクにおいて開催される「北バンコク大学柔道国際親善大会」に山形市チームとして出場いたします。
この大会は、毎年開催されている柔道国際親善大会で、約15ヵ国から200名ほどの選手が出場いたします。親善大会のため、年齢や出場国の制限を設けておらず、ジュニアも含め幅広い選手が出場することが可能です。山形市チームとしては初の出場となり、大会前後には、タイ柔道選手との交流も予定されています。
また、大会出場と並行し、タイナショナルオリンピック委員会、タイ山形県人会の各種機関や関係者等への訪問・面会活動を行い、今後のタイとの交流発展に向けた多分野に渡る協議や調整を行う予定であります。

続きまして、「あいおいニッセイ同和損害保険株式会社との地方創生の推進に係る連携に関する協定」の締結について発表いたします。
山形市では、すでに同社から、「べにちゃんバス」運行状況調査についてご支援いただいるところですが、このたび、相互に連携を図り、双方の保有する資源を有効に活用することにより、山形市における地方創生に資することを目的に、連携協定を締結する運びとなりました。山形県内の市町村としては、初の協定締結となります。
7月25日午後2時より、ここ庁議室にて協定締結式を行います。なお、当日は、本社執行役員にご臨席いただき、協定書への署名押印等を行う予定です。
連携及び協力事項につきましては、

  • 地元企業等の海外展開支援に関すること、
  • 地元企業等の支援に関すること、
  • 防災・減災及びリスクマネジメントの推進に関すること、
  • その他地方創生に関すること、

以上の4項目となります。
今回締結する協定に基づきまして、今後は、リスクマネジメントのノウハウを活かしたインターネットシステムに関するセミナーの開催や、同社で積極的に取り組んでいる障がい者施策への協力や支援をいただけることとなります。

続きまして、「株式会社山形新聞社との地方創生の推進に係る連携に関する協定」の締結について発表いたします。
山形市では、このたび、株式会社山形新聞社と相互に連携を図り、双方の保有する資源を有効に活用することにより、山形市における地方創生に資することを目的に、連携協定を締結する運びとなりました。県内の自治体としては初の協定締結となります。
7月31日午前11時30分より、ここ庁議室にて協定締結式を行います。
なお、当日は、代表取締役社長 寒河江 浩二氏にご臨席いただき、協定書への署名押印等を行う予定です。
連携及び協力事項につきましては、

  • 地域課題の分析と解決に関すること、
  • 効果的な地域の情報発信に関すること、
  • お互いの特性を生かした取り組みに関すること、
  • その他地方創生の推進に関すること、

以上の4項目となります。
今回締結する協定に基づき、健康医療先進都市の推進や仙山生活圏の確立、文化創造都市の推進に資する取組について、セミナーの開催や情報誌を活用した情報の発信などを連携して行っていきたいと考えております。

続きまして、ベニちゃんバスのリニューアル以降における1年間の利用状況について発表いたします。
ベニちゃんバスがリニューアルしてから、7月2日で1年が経ちました。この1年間の利用者数の合計は44万319人と、目標としていた42万7千人を1万3千人ほど上回る結果となっております。
リニューアル以降に発生した課題や要望につきましても、課題解決に向け迅速に取り組んでおり、7月1日より、新たな回数券の発行をはじめ、バス停の新設や移設、名称変更など、運行の一部見直しを実施いたしました。
今後も利用者の皆様の声に耳を傾けながら継続的な改善に取り組み、多くの方に愛され利用していただけるバス路線を目指してまいります。

次に、夏のイベントについて発表いたします。
いよいよ夏本番を迎え、今年も恒例イベントの開催を予定しておりますので、日程に沿ってご説明いたします。
8月4日には、ほっとなる通りにおきまして、「第38回2018花笠サマーフェスティバル」、「第37回山形県観光物産市」が開催され、沿道商店街によるワゴンセールやパフォーマンスショーが行われます。また、今年で3回目となります、「花笠 地酒フェス」については、新たに2つの酒蔵を加え、県内12の酒蔵の地酒をお楽しみいただけます。
そして、東北が誇る6祭りの一つ「第56回山形花笠まつり」が8月5日から7日まで開催されます。夕刻からのパレードには150を超える団体、約14,000人の参加者を見込んでいるほか、各開催日の日中には、山形まなび館において「昼も楽しく!花笠まつり」を開催し、観光客の皆様が自ら花笠踊りを体験できるようになっております。
山形花笠まつりは、全国から多くのお客様をお迎えするイベントでありますので、荒天によりパレードが中止となった際の対応として、観光客の皆様が市民会館や、やまぎんホールにおいて花笠踊りをご覧いただけるように準備を整えているところです。
8月14日には、「第39回山形大花火大会」が須川河畔反田橋付近で開催されます。今回は「満天~百花が織りなす光の饗宴~」をテーマに、山形の夜空を美しく彩る、様々な花火の打ち上げを行います。今年は打ち上げ花火に重点を置き、県内随一の打ち上げ発数を目指しており、山形市内外の多くの皆様がご堪能いただける花火大会となるよう準備を進めております。
山形市を代表するこれらのイベントに、是非多くの皆様からお越しいただき、楽しんでいただきたいと思っております。また、市民の皆様方には、観光客の皆様を、おもてなしの心であたたかく迎えていただきますよう、ご協力をお願いいたします。
以上でございます。

広報課長
これより定例の案件に関しまして、ご質問をお受けいたします。幹事社の山形新聞さん。

山形新聞
ありません。

広報課長
続きまして、テレビユー山形さん。

テレビユー山形
ありません。

広報課長
幹事社以外の皆様からご質問ございますでしょうか。

日本経済新聞
柔道選手団のタイ王国訪問の関連ですが、ホストタウン交流の一環かと思うのですが、蔵王へのスキー合宿誘致という事が書かれていますが、タイはインバウンドで山形にも来てもらえる可能性が高いと思います。特に冬は蔵王も含め資源として活用できると思うのですが、ホストタウンをやる事で、インバウンドなり、どの様な期待を市長はお持ちなのでしょうか。

佐藤市長
今時点で東アジア以外のアジアでは、すでにタイの方々が来形して頂いている状況にございます。こうした土壌がある中で、ホストタウン交流など、いろいろな形でタイとの繋がりが増えていると思っております。スキーに関しても当然ですが、雪が見たいという元々の需要の他に、これから冬のオリンピックが北京で開催されることもありまして、それに向け、アジア各国でスキーに対するニーズが高まってくるのかなと。それはタイも例外ではないと思っておりまして、このたびタイにおいて、山形へのスキーをはじめとした様々な誘致を行いたいと思っております。自治体が全部の国と等しくお付き合いを深める事は難しいかと思いますので、タイともその意味では重点的にいろんな形で取り組んでいきたいと思います。

日本経済新聞
ありがとうございました。

広報課長
それでは他の皆様方からいかがでしょうか。
(なし)
それでは発表案件以外のご質問お受けいたします。幹事社の山形新聞さんございますか。

山形新聞
ありません

広報課長
同じく幹事社のテレビユー山形さん。

テレビユー山形
十字屋山形店の跡地の利用に関して現在の状況をお聞かせ願えればと思います。

佐藤市長
状況においては、まだ変わっておりません。まず解体予定があるという事。これは予算も通りましたので進んでいくと思いますが、その後の利用については地権者の方が検討中という事でございます。

テレビユー山形
ありがとうございます。

広報課長
それでは幹事社以外の皆様からいかがでしょうか。

河北新報
昨日東京で、奥羽新幹線整備実現同盟会に参加されたと思うのですが、その要望への手応えがまず一点、それから先日講演会で京都大学大学院の藤井教授が奥羽新幹線のルートに関して試案という形で、例えば福島から仙台を経て、そこを東北新幹線との協力区間として仙山ルートで山形に至り、そこから一つの案として鶴岡を経て羽越新幹線と共用で秋田に行くなどの提案があったかと思いますが、そういった提案は議論の余地があるのかどうか、市長の受け止め方も含めてお答えいただければと思います。

佐藤市長
まず昨日の手応えという事だと思いますが、それぞれ国土交通省の担当審議官と、また財務副大臣、そして岸田政調会長に山形市からの要望を強く訴えて参りました。手応えと言いますか、こちらの思いはしっかり伝えたかなと思いますし、それぞれ重く受け止めていただいたものと思っております。今後、北海道新幹線の札幌まで、北陸そして長崎。この既に決まっている整備路線が進むにつれ、その次をどうするかという議論が出てまいりますので、そこに何とか入り込めるように引き続き要望活動を、これは県全体で、取り組んでいきたいと思っております。その際のルート等に関しては、藤井先生からお話がありましたけれども、これについては各県内の地域や県全体、あるいは国会議員の方を含めしっかりと議論していかなければならないと思っております。基本的には現在主張しているルートをベースに考えておりますけれども、これについては、いろんな可能性、また福島から米沢に抜ける道路は通りましたけれど、鉄道のトンネルをどの様に通していくかという問題など、いろんな要素が複雑に絡みますので、まずは現在主張しているルートをベースとして議論の中でいろんな可能性を考えていく様なスタンスで臨みたいと思います。以上です。

河北新報
ありがとうございました。

広報課長
その他ございますでしょうか。

日本経済新聞
先ほどの河北新報さんに関連して、今のルートというのは山形新幹線をフル規格化という理解でよろしいですか。

佐藤市長
そのような形で考えております。

日本経済新聞
例のトンネルを優先的に考えたいという事までおっしゃっているのか。

佐藤市長
これは結構難しいところで、実はトンネルですが、国交省やJRさんで調査をして、1500億円とか1624億円とかそういう金額もすでに出ておりますが、それについてはフル規格新幹線の議論と似て非なるといいますか、要するにJRさんが年間200本止まる現在の状況を改善するために、安全対策として調査をしているという状況なんですね。ですので、当然新幹線のフル規格化の議論と平行して行われますけれども、安全対策としてJRが行うものの、どのようにそちらを進めるかは別の議論があるんですね。新幹線の、ということになりますと、今、北海道新幹線の整備路線のめどがつくのが平成42年、元号変わりますけれども12年後と言われていまして、その次の議論になってしまうんですね。要するに新幹線という名目だと、少なくとも今から12年後以降に着工となってしまう。一方で福島・米沢間の安全対策という意味では、別枠でJRさん主体に行うという議論も当然あるわけですので、その辺の複雑な状況を県・国会議員、また山形の各地域としっかりと議論し、だんだん集約をさせていき山形としての意思を統一する、これが必要なのでないかと昨日の要望活動の中においても実感したところでございます。

日本経済新聞
今の市長としては特にこれを先にやってくれとかではなくて。

佐藤市長
これはこれから議論の中でという方向性を一致できる点を見つけていくことが第一だと思います。また、申し上げた調査結果ですね、これも今年どこかで出てくるんだと思いますのでそれを受けて更に深い議論ができるものと思っています。

日本経済新聞
ありがとうございました。

広報課長
他にございますでしょうか。

山形新聞
楽天戦が先日ありましたけれども、その所感と感想と、もし課題とか何かお気づきのことがあればそのあたりも。次の試合のプロ野球を呼ぶにあたっての課題とか思い当たることがあればお願いします。

佐藤市長
はい。まずは満員御礼ということで良かったなと思いますし、市民の皆さんにたくさん参加して頂いたのは良かったなと思います。球場に着いたときに試合が始まる2時間前でも、非常に楽しい雰囲気が充満していたというか、本当に皆さんユニホームを着て集まっていただいたということで非常に良かったなというふうに思っています。一方で課題については、交通に関する課題、これが一番警戒しておったのですが、以外と予想よりはスムーズだったかなと思っております。これについては今後さらに分析していきたいと思います。一方で、試合の中では音響ですね、アナウンスとかが少し聞こえづらかったかなとか、あとオーロラビジョンですか、あった方がいいよねとか様々な声がすでに市民の方からいただいておりますので、その辺はこれから改善の可能性を模索していきたいと思いますし、あとは楽天さんにもこれから聞いてみようかというふうに思っています。やはり今回こうして一度実現したわけですから、今後もプロ野球ですね、一軍の試合をなんとか開催できればなというふうに思っております。

山形新聞
ありがとうございます。

広報課長
その他ございますでしょうか。無いようですので本日の記者会見を閉じさせていただきます。ありがとうございました。

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