平成30年6月7日 市長記者会見

ページ番号1005610  更新日 令和3年9月30日

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写真:記者会見する市長

出席者

市長、総務部長、財政部長、企画調整部長、教育部長、福祉推進部長、財政課長

内容

発表事項

  1. 6月市議会定例会 提出議案について
  2. 羽田空港での「にっぽんはたのしいぞ! WakuWakuNippon」における山形ブランドPRイベントの実施について
  3. 楽天野球団とのパートナー協定の締結について
  4. 山形市におけるフードバンク実施のための協定の締結について

資料のみ

  1. 山形市コミュニティファンド市民活動支援補助金(公開プレゼンテーション)の概要及び市民審査員の募集について
  2. 「山形まるごとCOOL CHOICE事業」の実施及び「キャンドルスケープinやまがた2018」の開催について
  3. 第9回やまがた街なか回遊べに街道キャンペーンについて
  4. むらきざわあじさい祭りについて
  5. 第33回山形紅花まつりについて
  6. 第7回日本一さくらんぼ祭りについて
  7. きれいな川で住みよいふるさと運動(河川一斉清掃)について
  8. 平成30年度山形市水防訓練の開催について
  9. 平成30年度山形市立商業高等学校 海外友好校(吉林市)推進事業について
  10. 第17回山形市・スワンヒル市短期交換留学生の受け入れについて

会見内容

映像

内容

広報課長
それでは、6月の定例記者会見を始めます。市長、発表をお願いします。

佐藤市長
冒頭の時間をいただきまして、このたび、平成30年度固定資産税及び都市計画税の土地に対する課税の一部に誤りがあることが判明し、関係する納税者の皆様に、大変ご迷惑をおかけしたことに対し、心からお詫び申し上げます。
現在、課税を誤った納税者の皆様方に、職員が直接お伺いし、お詫びとご説明をさせていただいております。6月中旬までに訪問を完了し、後日、正しい納税通知書を郵送いたします。
今後、このようなことがないよう、再発防止の徹底を図り、税務行政に対する信頼回復に努めてまいります。

それでは6月市議会定例会の提出議案の概要について発表いたします。会期は、6月14日木曜日から6月29日金曜日までの16日間の予定です。

6月定例会に提案する補正予算は、主なものとして、国・県の補助内示に基づく事業、速やかな対応が必要な事業などを中心に編成したものです。
はじめに、産業の振興関連でありますが、水田の畑地化を推進するため、転作水田の暗渠排水工事等に補助を行うほか、山林の再造林に必要な苗木の安定供給を図るため、生産基盤施設の整備に対する支援を行います。
また、都市・社会基盤の整備では、街路事業の推進に向けて、国交付金の内示を踏まえ、事業費の増額及び財源の組替えを行います。
さらに、安全・安心なまちづくり関連では、耐震対策が必要な大規模建築物への支援として、ビルの解体に対する新たな補助の追加を行うとともに、当初予算に計上していた耐震補強工事の内容確定に伴う補助の減額を行います。
そのほか、今年1月の大雪により被災した市民の遺族に対し、法令等の規定により災害弔慰金を支給します。
また、債務負担行為については、PFIの活用による商業高等学校の校舎等の改築に向け、本年7月に事業者の募集公告を行うために設定するものです。
以上が、一般会計の補正の概要ですが、補正財源としましては、国・県支出金、市債及び繰越金などを計上したものであり、補正総額は3億4,671万6千円となったものです。
以上が補正予算の概要でございます。

続きまして、市議会6月定例会の提出議案の概要について申し上げます。
事件決議が5件、条例が3件でございます。
議第50号の議案は、市道の管理瑕疵に係る損害賠償の額を決定することについて、地方自治法第96条第1項第13号の規定により、議決を求めようとするものです。
議第51号の議案は、水槽付消防ポンプ自動車1台について、金7,200万4,980円をもって、株式会社 長谷川ポンプ製作所から購入しようとするものです。
議第52号の議案は、(仮称)山形市動物愛護センター建設建築工事について、金1億7,474万4,000円をもって、愛和建設株式会社と請負契約を締結しようとするものです。
議第53号の議案は、(仮称)東部拠点保育所建設建築及び外構工事について、金4億824万円をもって、山形建設・小野建設建設工事共同企業体と請負契約を締結しようとするものです。
議第54号の議案は、(仮称)山形市保健所設置工事の請負金額を変更しようとするものです。
議第55号の議案は、地方税法等の改正に伴い、市たばこ税の見直し、固定資産税の課税標準の特例措置の導入・変更など、所要の改正をしようとするものです。
議第56号の議案は、重度心身障がい(児)者医療給付金の支給対象者が受ける外来療養及び指定訪問看護に係る一部負担金の上限月額を据え置こうとするものです。
議第57号の議案は、厚生労働省令の改正に伴い、放課後児童支援員の資格について規定の整備をしようとするものです。
以上です。

広報課長
議案の関係でのご質問をお受け致します。今月の幹事社の方からご質問をお受けしたいと思います。今月の幹事社につきましては山形新聞さん、毎日新聞さん、テレビユー山形さんとなっております。山形新聞さんいかがですか。

山形新聞
ありません。

広報課長
続きまして、毎日新聞さん。

毎日新聞
ありません。

広報課長
続きまして、テレビユー山形さん。

テレビユー山形
はい、補正予算についてだったのですが、安全・安心なまちづくりということで要緊急安全確認大規模建築物耐震改修等補助事業の解体費と先ほどおっしゃっていましたが、具体的にはどちらの建物になるのですか。

佐藤市長
はい。こちらはですね、駅前の十字屋さんのビルです。

テレビユー山形
具体的にいつ頃決まって、どういう経緯でこういう補助が下りるようになったのか教えてください。

佐藤市長
財政部長お願いします。

財政部長
まず、今回の補正予算ですが、十字屋さんのビルですけれども、そちらのビルの解体費の補助を新たに計上しております。そちらについては、改めて所有者の方から解体をされるということの申し出があったということで、今回の補正予算を計上するものでございます。
あと、当初予算で、十字屋さんで使っておりました駐車場部分がございますけれども、そちらの立体駐車場について耐震補強工事を行うということで、当初予算に予算を計上しておりました。そちらはまだ具体的な工事の内容が固まっていないということで、補助限度額で予算を組んでおりましたので、今回、具体的な工事内容が判明し、その分は減額するという部分の補正と合わせた形で今回補正の部分は入っています。

佐藤市長
七件の経緯から説明しないとわからないのでは

財政部長
はい、わかりました。建築物の耐震改修の促進に対する補強の一部改正というものが平成25年の11月に施行されまして、具体的には、不特定多数の大規模の建築物ということで、特定の面積以上のものについては耐震診断をして、それを報告しなければならないということが法律で定められております。平成28年12月5日に、耐震の診断結果を、山形市の方で該当するものを七つ公表しております。グランドホテル、ワシントンホテル、白鳥ビル(こちらが旧十字屋の駐車場)、白鳥ビル(こちらが旧十字屋の建物)、大沼デパート、ホテルキャッスル、朝日ビル、こちらについて耐震改修の関係での耐震診断の結果を公表しております。これについて、国の方で公表しなければならないとなったものですから、併せて31年度までの間までに国で補助関係が創設されまして、国と県と市が合わせて補助をするというような流れのものでございます。

テレビユー山形
補助がおりる事になって、それが耐震改修工事ではなくて解体になったので、解体でもそれが適用されたということでしょうか。

佐藤市長
はい。所有者の意思として解体するとの意思決定をされたので、それに伴う補正です。

テレビユー山形
およそ4000万円という額になりますが、これは何パーセントでしょうか?

佐藤市長
総額に対しての何パーセント(という質問)ですか?
財政部長。

財政部長
補助対象事業費につきまして、所有者の負担が、55.2%、残りの44.8%分が国と県と市の補助になります。具体的に、国、県、市いくらとお話した方がよろしいですか。

テレビユー山形
できれば。

財政部長
国の方が、丁度、国県市の補助率で33.3%、1/3になるようになっています。残りの部分については県と市で半分ずつというような割合になります。11.5の半分、5.75分がそれぞれ市と県の負担になります。33.3.%が国で、それを足すと44.8%になり、残りの55.2%が事業者負担ということです。以上です。

テレビユー山形
その額が、3,959万となっていくということでしょうか。

財政部長
いいえ。その、国と県と市の補助の中で、直接国が、市を通さないで事業者に補助するものがございます。今回は、そのうちの、国と県と市をあわせて23%分、県5.75、市5.75、県と市の同じ部分、足した部分を国が負担するという仕組みで、今回市を通した形で補助するものでございます。その他に国が独自で補助する嵩上げ分があります。

テレビユー山形
はい、わかりました。ありがとうございます。

広報課長
幹事社以外の質問がありますでしょうか。

(無し)

広報課長
それでは引き続き、一般案件の発表をお願いいたします。

佐藤市長
次に、羽田空港での「にっぽんは、楽しいぞ! Waku(ワク) Waku(ワク) Nippon(ニッポン)」における山形ブランドPRイベントの実施について発表いたします。
山形市は、2020年東京オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合と東京国際空港ターミナル株式会社が主催する、「にっぽんは、楽しいぞ! Waku(ワク) Waku(ワク) Nippon(ニッポン)」に参画し、羽田空港国際線ターミナルにおいて、国内外からの旅行客に向けて山形ブランドPRイベントを実施いたします。
期間は平成30年6月18日から7月1日までの2週間です。月曜日から金曜日までの平日はパネル展示のみとなりますが、土日は職員等が出向き、国内外からの旅行客に向けてPRイベントを実施します。
PRイベントでは、5階「お祭り広場」において、紅花で装飾した会場にて山形地酒やさくらんぼのPRと販売を実施します。また、4階「江戸舞台」では花笠舞踊団による演舞披露を行います。
さらに、ターミナル内のレストランにおいて、GI登録されたばかりの山形セルリーに、地酒、そして山形牛を使った特別メニューを提供いたします。これは、現在570団体が加盟する首長連合の中でも山形市が初めて試みるもので、期間は6月18日からの1か月程度となっております。具体的なメニューについては現在レストラン側で検討中とのことですが、国内外のお客様が利用される空港レストランにおいて、おいしい山形の食を知っていただける絶好の機会ですので、ぜひ多くの方に堪能していただければと考えております。
さくらんぼや山形セルリーの最盛期、またこれから花笠まつりに向かっていくこの時期に、山形市の持つ食や祭り文化の魅力を羽田空港に集結させ、会場全体を山形風情で盛り上げることができますことは、市への誘客を図る上でも非常に効果が高いものと考えます。このイベントを通し、国内外からの旅行客の皆様に、山形市の魅力に直に触れていただくことにより、山形ブランドを、羽田空港から広く世界に発信してまいります。

続きまして、「楽天野球団とのパートナー協定」の締結について、発表いたします。
この度、楽天野球団と山形市がパートナー協定を締結することとなりました。
この協定は、野球を中心としたスポーツ交流活動を通じて、山形市のスポーツ振興と青少年の健全な育成を図ること、並びに山形市内で交流活動等を実施することにより、山形市から全国へ元気を発信するため、お互いをパートナーとして連携し協力するという内容となります。
きらやかスタジアムにおいては、初のプロ野球公式戦として来月7月10日にプロ野球1軍公式戦「東北楽天ゴールデンイーグルス対オリックス・バファローズ」戦が開催されます。また、これまでも楽天野球団とは、互いに協力しながら、きらやかスタジアムの開場イベントや野球教室などを開催してまいりましたが、この協定締結を機に、野球を中心としたスポーツ交流活動について、連携を更に深めてまいりたいと考えております。
協定締結式につきましては、6月11日に楽天野球団の立花社長にお越しいただき、資料に記載の日時、場所で執り行います。
来る7月10日のプロ野球1軍公式戦「東北楽天ゴールデンイーグルス対オリックス・バファローズ」戦には、多くの市民の皆様にお越しいただき、会場を埋め尽くす観客の皆様でお迎えできますよう、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

続きまして、山形市におけるフードバンク実施のための協定の締結について、発表いたします。
この度、生活協同組合連合会 コープ東北サンネット事業連合及びやまがた福わたしと「山形市におけるフードバンク実施のための協定」を締結することといたしました。
この協定は、企業や家庭等から食料品や日用雑貨品、衣類等を無償で提供を受けている運営団体2団体から、物資を提供いただき、生活に困窮している等で支援が必要な方々に物資を支給することにより、一時的に生活を維持することができるようにするものです。
この協定の締結式は、資料に記載の日時・場所で執り行います。

広報課長
ただ今の発表の件に関しまして、ご質問をお受けいたします。幹事社の山形新聞さん。

山形新聞
ありません。

広報課長
続きまして、毎日新聞さん。

毎日新聞
ありません。

広報課長
続きまして、テレビユー山形さん。

テレビユー山形
ありません。

広報課長
幹事社以外の皆様からご質問ございますでしょうか。

(無し)

広報課長
それでは発表案件以外のご質問お受けいたします。幹事社の山形新聞さんございますか。

山形新聞
旧十字屋山形店に関する事ですが、また山形駅前の大型施設が無くなり、今度は解体、更地なってしまうという事で、今後なのですが、一番良い方法は民間で何か出来れば良いと思うのですが、市長としてのお考えはありますでしょうか。

佐藤市長
それにつきましては、私も地権者の方々と意見交換をさせて頂きました。そうした中で、これから土地を活用して何らかの事業を行っていきたいという事でありましたので、それに向けて今ご尽力をなされている事と思います。山形市としても様々な情報提供をはじめ、そうした動きに出来る限り寄り添って支援・応援をしていきたいと思っております。

山形新聞
ありがとうございました。

広報課長
続きまして毎日新聞さん。

毎日新聞
ありません。

広報課長
続きまして、テレビユー山形さん。

テレビユー山形
ありません。

広報課長
それでは幹事社以外の皆様から、ございますでしょうか。

NHK
先ほどの十字屋の件について関連で質問ですが、今のお答えですと地権者と意見交換したうえで何らかの事業というお話だったのですが、これは地権者が具体的に何らかの案を持っているという意味合いなのでしょうか。それとも全くの白紙だけれども何もしない塩漬けにする意思は無いよというぐらいのレベルなのか。その辺はどの様に解釈したらよいでしょうか。

佐藤市長
まだ未定で、様々な可能性を模索されているところだと思います。

NHK
以前、撤退されたときに、市長会見の中で、市民のニーズを調査しながら検討していきたいという発言があったと思うのですが、その後具体的に市民に対するニーズの把握調査はしたのかどうか。もししたのであれば、どの様な結果がまとめられつつあるのかについてお聞きします。

佐藤市長
まだ今ですね、中心市街地活性化戦略本部の中でアンケート調査ですとか、そうした事はしておりますけれども、そうした事も含めて今年中には中心市街地のグランドデザインというところで、そうした内容も含めていきたいと思っております。

NHK
それは今年中に公式に発表するという意味でいいのでしょうか。

佐藤市長
はい。今年にはグランドデザインを何とか策定をしていきたいというふうに思っております。

広報課長
それでは他の記者の皆様からいかがでしょうか。

河北新報
2016年11月に仙台市との連携協定が結ばれまして、昨年国道48号線にあります作並のラサンタで1回目のやまがたまるごと市が開催されて、今年も今月の30日に2回目が行われるという日程ですが、1回目を開催した時の手応えがあり2回目が開催されるということで、2回目に関して1回目を踏まえて更なる方針であったり、施策、それから冬場には芋煮の新しい鍋をめぐる募金活動も行われて芋煮対決が行われるなど、いろいろな交流が育まれていくと思うのですが。今までの積み重ねに対する所感と、今後の展望について市長のお考えを伺いたいと思います。

佐藤市長
1回目も大変好評だったと伺っております。やはり1回で終わらせず積み上げていく中で、より魅力のある企画などが出来れば良いのかなと思っております。これに限らずですけれども、やはり行政同士だけでは無く、民間同士・企業同士・市民同士と、いろいろな形での仙山交流が更に活発に行われるという事が望ましいと思っておりますので、そうした事への後押しを行政としていろんな形で出来ればと思っております。

河北新報
ありがとうございます。

広報課長
その他ございますでしょうか。

YBC
冒頭市長から、お詫びみたいなものがありましたけれども、詳しく教えてもらえませんか。

佐藤市長
内容についてですか。詳しい内容は財政部長お願いします。

財政部長
4月13日に遡りますけれども、平成30年度の固定資産税都市計画税の納税通知書を発送した際に、土地の一部に関して所有者の方2人から高いのではないかと問い合わせがあったところから調査した結果、判明したという事です。昨年の評価替えに伴って路線を分割したところで課税誤りがあったと。トータルでは125件、減額となる方が61件、増額となる方が64件という事で、この件について課税誤りという事で、今、関係者の方にお詫び・説明し、新しい納税通知書をお送りするというような段取りをしております。以上です。

広報課長
その他ございますでしょうか。

(無し)

無いようですので本日の記者会見を閉じさせて頂きます。ありがとうございました。

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