平成30年4月23日 市長記者会見
出席者
市長、教育部長、農林部長、健康福祉部長、商工観光部長
内容
発表事項
- きらやかスタジアム広告掲出事業者募集について
- 日本の木材活用リレー みんなで作る選手村ビレッジプラザ 木材伐採式及び協定締結式・木材エンブレム記念盾贈呈式の開催について
- 東北福祉大学との地域福祉推進に関する協定の締結について
- 春の観光イベントについて
- IWC2018「SAKE部門」やまがた開催について
資料のみ
- 平成30年度版エコ・サマーアクションの実施について
- 蔵王連峰夏山開きと蔵王エコーライン開通式について
- 平成30年4月1日現在の保育所等利用待機児童数について
会見内容
映像
内容
広報課長
それでは、4月の定例記者会見を始めます。市長、発表をお願いします。
佐藤市長
はじめに、きらやかスタジアムの広告掲出事業者募集について発表いたします。
このたび、きらやかスタジアムの内・外野フェンスを活用し、広告を掲出する民間事業者を募集いたします。募集期間は、5月1日から5月28日の4週間で、募集要項は、スポーツ保健課窓口で配布する他、ホームページ等でもお知らせいたします。
募集区画は、外野フェンスが14区画、内野フェンスが8区画とし、掲出期間は、平成30年度については、7月1日から翌年3月31日までとなります。
広告主の決定については、申請内容の審査をクリアし、広告掲出料が高額の申請者から決定していきます。また、広告を掲出する場所については、広告掲出料がより高額である広告主から優先して指定することができます。
当スタジアムでは、平成30年7月10日にパリーグ1軍公式戦である、楽天対オリックスの試合が開催されるほか、9月には天皇賜杯第73回全日本軟式野球大会などが開催されますので、多くのファンの方々が来場されるものと期待しております。
きらやかスタジアムの広告掲出事業は、広告主の方にとりましても、大きなPR効果が期待できるものであり、施設の更なる魅力向上と地域経済の活性化に貢献するものと考えておりますので、ぜひご応募いただきたいと思います。
続きまして、日本の木材活用リレー みんなで作る選手村ビレッジプラザ 木材伐採式及び協定締結式、並びに木材エンブレム記念盾の贈呈式の開催について、発表いたします。
山形市は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が、全国の自治体から木材を集め選手村に使用する事業「日本の木材活用リレー」に参加することになりました。
本事業は、組織委員会が、全国の自治体から借り受けた木材を使い、選手村ビレッジプラザを建築し、また、大会終了後には、返却された木材を大会レガシーとして、公共施設などに再利用するもので、山形市は、板橋山市有林の木材を50立方メートル提供いたします。
このたび、組織委員会との共催により、資料に記載の日時、場所で木材伐採式及び協定締結式等を執り行うことになりました。
山形市としても、本事業に参加することで、東京オリンピック・パラリンピック大会の機運醸成を図るとともに、市産材のPRに繋がることを期待しております。
続きまして、「東北福祉大学との地域福祉推進に関する協定」の締結について、発表いたします。
東北福祉大学は、福祉分野において専門的な研究活動や知識を有しており、この協定の締結により、山形市の地域福祉全般にわたり助言、指導等をいただくことで、効果的な地域福祉施策等の推進を図ることが期待されます。
また、同大学には本市出身の学生も在籍しており、同大学の実習活動等との連携を図ることで、将来的に本市の地域福祉を担う人材の育成につながることも期待されます。
なお、山形市が山形県内初の協定締結先となります。
この協定の締結式は、資料に記載の日時、場所で執り行います。
次に、春の観光イベントについて発表いたします。
お手元の資料にありますように、恒例となりました「スプリング フェスティバル」と「薬師祭植木市」の開催が予定されております。
「スプリング フェスティバル」は、5月5日のこどもの日に、「ほっとなる通り」で開催されます。はしご車、リフト車といった、子供たちが日頃興味を抱いている「はたらく車」や、災害時に出動する自衛隊の野外用炊き出し車などの「がんばる車」が展示され、直接見て触れることができます。お子様を連れて、心ゆくまで街歩きを楽しんでいただければと思います。
また、最上義光公が大火で焼失した城下に緑を取り戻そうと住民に呼びかけたのが始まりとされ、400年以上の歴史を持ち、日本三大植木市の一つに数えられる、「薬師祭植木市」が、5月8日から5月10日までの3日間にわたって開催されます。
この祭りは、薬師町通り、新築西通り、山形五中東通りなどを延べ約3キロにわたり催され、心躍る鮮やかな新緑を皆様にお届けいたします。
山形の春を彩るイベントに、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
続きまして、IWC2018「SAKE部門」やまがた開催について発表いたします。
『IWC2018「SAKE部門」』は、5月12日から5月20日にかけて開催されます。IWCは、1984年にロンドンで創設され、毎年、9千銘柄を超えるワインが出品される、世界最大規模で影響力の高いワイン品評会です。「SAKE部門」は2007年に創設され、山形は、東京、兵庫に続き、日本で3回目の開催となります。
山形県内の出品酒はこれまでも優秀な成績をおさめており、平成28年12月には「山形」の清酒が地理的表示に登録されたことを追い風に、今回の山形開催が、酒処「山形」の知名度やブランド価値の向上へ寄与するものと考えています。
また、IWC2018「SAKE部門」の山形開催を記念し、「日本酒チャリティ試飲会」が県内5会場で開催され、IWCに出品されたお酒や県内酒蔵自慢の酒の提供と、地元特産品の販売やPRが行われます。
山形市では、5月20日日曜日に、文翔館前広場にて11時から16時まで開催されます。日本酒はもちろんのこと、県内各地の特産品やグルメの他、抽選会や利き酒コンテストなどのお楽しみいただける企画もございますので、是非、会場に足をお運びいただき、楽しんでいただきたいと思っております。
なお、各会場には定数制限があり、現在、前売りチケットが販売されておりますので、プレイガイドにてお求めください。
広報課長
それではこれよりご質問をお受けいたします。本日は新年度第一回目の記者会見でございまして、新任なされた記者の方々もおられますので質疑応答の手順についてご説明させていただきます。質問は初めに発表案件についてお受けし、発表案件以外のご質問はその後にお受けいたします。質問の順番は初めに市政記者クラブのその月の幹事社からお受けし、幹事社以外のご質問はその後お受けいたします。今月の幹事社は時事通信さん、河北新報さん、さくらんぼテレビさんとなっております。なおご質問の際は社名、お名前をお知らせ下さいますようお願いいたします。それでは今月の発表案件につきましてご質問をお受けいたします。初めに幹事社の時事通信さんお願いします。
時事通信
大丈夫です。
広報課長
次に同じ幹事社の河北新報さんお願いします。
河北新報
特にないです。
広報課長
最後に幹事社のさくらんぼテレビさんいかがでしょうか。
さくらんぼテレビ
特にありません。
広報課長
それでは幹事社以外の皆様からのご質問をお受けいたします。いかがでしょうか。
山形テレビ
IWCのSAKE部門の招致のことだったのですが、全国で3例目ということもありまして、かなり山形の日本酒というものを訴えかけていくには重要なことだと思うのですが、改めて所感と言いますか、それを誘致したことに関する市長の見解をお聞かせ願いますか。
佐藤市長
はい。これから例えばインバウンドの皆さんを呼び込む一つの武器として日本酒というものがあるかと思います。山形の酒蔵もたくさんあって、それぞれが個性あるおいしいお酒をつくっておりますし、山形市にも3つの酒蔵がございます。そうした事を全国にPRする絶好の機会だと思っておりますので、市としても大会の運営の成功と、PRに全力を挙げていきたいと思っています。
山形テレビ
ありがとうございます。
広報課長
他にございますでしょうか。
テレビユー山形
東北福祉大学との協定の事についてお伺いします。山形市として今現状、福祉分野において、どのような課題を捉えていらっしゃって今回の協定に至ったのか、どれくらいの交渉を経て協定締結に至ったのかも含めてお伺いできればと思うのですが、いかがでしょうか。
佐藤市長
山形市の中での福祉関係の課題としては、数年前からのことでありますけれど、地域包括ケアの確立という事が第一にくるかと思います。年齢を重ねて体の機能がどこか弱ってきたという事があっても、なるべく在宅で地域の中で住み慣れた所で、いろんな力を得て応援をしながら住んでいけるようにしようという事で、ずっと取り組んできた事です。山形市は今、予算の中でも、厚生労働省のモデル事業でもある「我が事・丸ごと地域づくり推進モデル事業」等も積極的に山形市取り組んでおりますので、そうした中で地域福祉に関する大変な知見を有する東北福祉大学とやり取りをさせていただきながら、この度の協定に至ったという事であります。こうした現在山形市でまさに取り組んでいることに、いろんなアドバイスをいただきたいと思っております。
テレビユー山形
具体的になんですが、いろんな地域毎に福祉分野に関しては課題や取り組んでいるベクトルが多少違うとは思うのですが、山形市として特に課題として感じてらっしゃる具体的な事例がもしあれば、お聞かせ頂けますでしょうか。
佐藤市長
各自治体で違うかと思いますけれども、山形市も30地区それぞれ分かれておりますが、地区ごとに課題が異なっているのが実際でございます。例えば高齢化率も地区ごとに違いますし、そうした方々を支える主体も、この地区にはこういう活動をしているNPOがあるとか、あるいはこういうところには学校があって地域の事に協力してくれるというような様々な違いがありますので、そうした違いをどのようにその地区に合ったものにしていくかという事が課題であります。市として一つの課題という事ではなく、まさに現場からの積み上げでその対応を作っていく、対応力を高めていくという事になりますので、そうした事についてのアドバイスをいただきたいという事でございます。
テレビユー山形
ありがとうございました。
広報課長
その他、ございませんでしょうか。
(なし)
それでは発表案件以外のご質問をお受けいたします。幹事社の時事通信さんございますか。
時事通信
大丈夫です。
広報課長
河北新報さん、いかがでしょうか。
河北新報
大丈夫です。
広報課長
さくらんぼテレビさん、いかがでしょうか。
さくらんぼテレビ
一番最後の資料の、保育所利用待機児童数についてお伺いしたいのですか、実際に待機児童の数が増えている現状を市長はどの様に捉えていらっしゃるかを教えてください。
佐藤市長
まず、待機児童の定義が変わったという事で、全国的にそういった意味では定義変更によるものが一つ増えた理由であるという事があると思います。加えてこの度、このような形で待機児童が出てしまったという事は、やはりキャパシティの問題があると思います。もう一つは、人材の問題があるというふうに思っております。そうした意味では、やはり保育人材、これをさらに確保する為に何をしていくかという政策を追及していかなくてはならないと思いますし、また、現時点で出来る利用調整もさらにしてまいりたいと思います。今、5月1日から待機児童は7名分解消する事になっておりますけど、さらにその先も調整を進めていきたいと思っております。
さくらんぼテレビ
ありがとうございます。
広報課長
それでは幹事社以外の皆様から、ございますでしょうか。
ございませんか。
(なし)
ないようですので、本日の記者会見を閉じさせていただきます。ありがとうございました。
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