市長臨時記者会見(新型コロナウイルス感染症関連)令和2年4月22日

ページ番号1003764  更新日 令和3年10月29日

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写真:臨時記者会見をする市長

出席者

市長、総務部長、健康医療部長、保健医療監、健康増進課精神保健・感染症対策室長

内容

発表事項

  • 新型コロナウイルス感染症の発生について(6例目)

会見内容

映像

内容要旨(※要点筆記としておりますので、あらかじめご了承ください。)

佐藤市長
本日、山形県から発表されましたとおり、山形市で6例目となる、新型コロナウイルス感染症の感染者が1名確認されました。
感染者の方は、山形市在住の40代男性で、市内5例目の方の同居家族です。職業は、団体職員です。
4月20日に確認された市内5例目の方の濃厚接触者として、4月21日に新型コロナ感染症外来へ受診誘導し、県衛生研究所でのPCR検査の結果、本日、陽性が確認されました。
現在、感染症指定医療機関に入院していますが、症状は特にありません。
この方の行動歴でありますが、発症前2週間の海外、県外への行動歴はありません。
現時点で判明している濃厚接触者は1名ですが、この方へのPCR検査はすでに実施済みで、本日、陰性が確認されております。
市民の皆様におかれましては、引き続き冷静な行動に努めていただくとともに、手洗い、咳エチケット等の感染予防対策と「三つの密」を避けることを、引き続き徹底してください。また、感染拡大防止のため、県外との往来や不要不急の外出は、できる限りお控えください。特に、ゴールデンウィークについては、厳にお控えいただきたいと思います。
市民の皆様おひとりおひとりの感染予防対策の実施が極めて重要であります。徹底した対策に努めていただきますよう、重ねてお願いいたします。
また、これもいつも申し上げておりますが、感染された方やそのご家族、医療従事者、職場関係者などに対する差別や偏見、いじめなどは、厳に慎んでいただきたいと思います。
引き続き、県や関係機関と連携を密にしながら、感染拡大の防止に全力で取り組んでまいりたいと思います。

健康医療部長
これまでの会見で発表していたことについて、3点の追加情報があり、お伝えします。
1点目が、感染者として発表した方が退院されたことについてです。感染者の方が退院するには、退院基準による検査を2度行い、陰性となることが条件となりますが、これにより、2名の方が退院しております。
2点目が、4月20日の臨時記者会見時の資料「新型コロナウイルス感染症の確認事例について」において記載しておりました濃厚接触者2名のPCR検査結果についてです。1名が陽性で、本日発表した方でございます。また、もう1名については、陰性でございました。
3点目が、同じく4月20日にご説明した濃厚接触者の定義についての変更です。4月21日付で厚生労働省より新たに示された国立感染症研究所作成の「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領」により、濃厚接触者について、感染者との接触時期については「発病した日以降」から「発熱及び咳・呼吸困難などの急性の呼吸器症状を含めた新型コロナウイルス感染症を疑う症状を呈した2日前から隔離開始までの間」に、感染者との距離については「手で触れること又は対面で会話することが可能な距離(目安として2メートル)」から「手で触れることの出来る距離(目安として1メートル)」に、感染者との接触時間等については「接触があった者(患者の症状などから患者の感染性を総合的に判断する)」から「15分以上の接触があった者(周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する)」に変更されております。
※定義の変更後は、濃厚接触者とは、PCR検査で陽性となった「患者(確定例)」が発病した日以降に接触した者のうち、(1)患者(確定例)と同居あるいは、長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった者、(2)適切な感染防護無しに患者(確定例)を診察、看護若しくは介護していた者、(3)患者(確定例)の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者、(4)その他:手で触れることの出来る距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と15分以上の接触があった者(周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する)となっております。

朝日新聞
この方が仕事を休まれているのは、5例目の同居家族の方が新型コロナ受診相談センターに相談した4月16日の翌日17日ですが、なにか関係があるのでしょうか。

健康医療部長
5例目となる同居家族の方が相談された際に新型コロナ感染症外来に受診誘導されたため、ご自身で大事をとって休まれたものと思われます。

朝日新聞
この方の家族は3名ということですか。

健康医療部長
ご本人の同意がないため、非公表とさせていただきます。

読売新聞
団体職員とのことですが、社会福祉法人など、高齢者に接触するような勤務先ではないということでよろしいですか。

健康医療部長
団体職員の分類としましては、株式会社や公務員以外の組織で働く職員としており、詳細の公表は差し控えさせていただきます。

読売新聞
不特定多数の方と接触する業種ではありませんか。

健康医療部長
職場に確認したところ、そうではなく、感染拡大のリスクはないと伺っております。

読売新聞
勤務先は山形市内ですか。

健康医療部長
そうでございます。

読売新聞
無症状とのことですが、いつ感染したかはわからないということですか。

保健所長
わかっておりません。5例目の同居家族の方から感染したかもしれませんし、他の無症状の方から感染した可能性も否定できません。

読売新聞
仮に仕事を休む前の4月16日以前に感染していたとした場合、濃厚接触者の数が増えることはないですか。

保健所長
この方の職種の関係上、人と接する機会が非常に少ないため、増えることはないと思われます。

読売新聞
濃厚接触者の定義変更を受けて、山形市でこれまで発表してきた事例において調査すべき対象の方が増えることはありませんか。

保健所長
山形市においては、対象を濃厚接触者の定義よりも広く捉えて調査しており、国が示す定義が後から追いついてきた形であるため、影響はありません。

読売新聞
山形市が発表した事例のうち2名が退院したとのことですが、この2名は、昨日山形県で「近くに4名が退院する見通し」と発表した4名に含まれますか。

健康医療部長
その4名には含まれておらず、既に退院しております。

共同通信
5例目、6例目の方の感染源の情報については、現時点でわかっていることはあるのでしょうか。

保健所長
現在調査中であり、私どもも、感染源を明らかにしたいと思っております。

朝日新聞
5例目の方の病状について、4月20日時点では重症とのことでしたが、現時点ではどうですか。また、5例目の方と6例目の方は、親子ということですか。

健康医療部長
5例目の方の病状については、現在把握しておりません。また家族の関係性については、家族構成も含め、非公表とさせていただきます。

YTS
今後山形市から打ち出される生活基盤支援・企業支援緊急対策第二弾については、お話しできる範囲で結構ですので、どういった内容を想定されているかお聞かせください。

佐藤市長
4月臨時議会で上程する補正予算に関係し最終調整中でありますので、現時点では内容の発言は、申し訳ございませんが差し控えさせていただきます。近いうちに発表の場を設けたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

YTS
同対策において第二弾を打ち出されるということは、多くの市民や企業の方々からご意見が寄せられたということも要因のひとつなのでしょうか。

佐藤市長
4月14日に発表した第一弾については、あくまで、既決予算などを活用し、すぐに取り組めるものであります。このたびの第二弾は、議会の開会をお願いして補正予算を組んでいくこととなりますし、国の補正予算の関係も含まれた形になります。その間にも、市に対して市民の方からさまざまな支援要望などをいただいており、そういったものも受けた内容が含まれていると考えていただいて結構です。

山形新聞
資料には発症前2週間の海外及び県外への行動歴なしとありますが、この方は無症状です。どの時点から2週間としているのですか。

健康医療部長
この方については、記憶のある限りで確認させていただきましたが、陽性が確認された本日から2週間遡りまして、海外及び県外への行動歴なしということになります。

山形新聞
人と接する職種ではないとのことですが、他に外出するなどはしていないのでしょうか。

健康医療部長
5例目の同居家族の方の症状が出た日が4月9日で、6例目の方ご本人についてはマスク着用で行動していたとのことでございます。詳細については確認中でございます。

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