平成30年3月20日 市長記者会見

ページ番号1005607  更新日 令和3年9月30日

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写真:記者会見する市長

出席者

市長、総務部長、商工観光部長

内容

発表事項

  1. 平成30年度 人事異動内示について
  2. 「中核市の指定の申出」に係る県知事への「同意」の申入れについて
  3. 春の桜のイベントについて

資料のみ

  1. 平成30年度版「山形市くらしのガイド」とタウンページの合冊版の発行について
  2. 平成30年繁忙期に係る臨時受付窓口の開設及び窓口延長の実施について
  3. 平成30年度「春の一斉清掃」の実施について
  4. 出羽高擶橋(市道新出羽高擶線)の開通について
  5. 山形市立病院済生館高等看護学院 第66回生 入学式の挙行について

会見内容

映像

内容

広報課長
それでは、3月の定例記者会見を開催いたします。本日の発表案件は、平成30年度人事異動内示についての案件と定例の案件と2つございます。はじめに人事異動内示案件の後、定例の案件に入ってまいります。それでは人事関係につきまして市長発表をお願いします。

佐藤市長
冒頭の時間をいただきまして、このたび、まちづくり推進部道路維持課職員が、酒気帯び運転のうえ物損事故を起こし検挙された件につきまして、市民の皆様の信頼を大きく損なったことに対し、心からお詫び申し上げます。
今回の件につきましては、調査結果がまとまり次第、職員審査委員会にて審査のうえ、厳正に対処してまいりたいと考えております。
また、全職員に対しまして、改めて綱紀粛正を図り、このようなことを二度と起こさないよう、信頼回復に努めてまいります。

それでは、先ほど、平成30年度の人事異動について、内示を行いましたので、発表をいたします。
平成30年度は、「山形市発展計画」の実質的な3年目の年であり、「健康医療先進都市」の実現をはじめ、様々な取組をさらに効果的かつ総合的に展開する年度となります。
この度の人事異動にあたっては、計画に掲げた施策をさらに加速して、推し進めるために必要な組織要員を整備しました。
人事異動の概要ですが、異動総数980名、うち昇任者は260名であり、異動人数は昨年より58名の減となりました。
昨年は、消防体制の強化を図るため、消防署一署制から二署制への組織改編を行ったことなどに伴う大規模な異動がありましたので、そうしたことが影響しているものと考えております。
総務、財政、環境、福祉推進の各部長及び会計管理者、済生館事務局長、選挙管理委員会事務局長などの、部長級の9名が定年退職を迎えることから、これまでの施策を引き継ぎ、山形市発展計画の着実な推進を図るため、その後任人事を中心として人事異動作業を進めてきました。
管理職の昇任の内訳ですが、部長級昇任者は9名、次長級昇任者は3名、課長級昇任者は27名であります。このうち、女性管理職の昇任者としては、部長級が1名、課長級が8名となっております。
女性職員については、将来の幹部職員登用も展望しながら積極的な昇任配置を心がけておりますが、この度の異動に当たっては、女性管理職5名が退職し、非管理職からの昇任が8名で、3名の増となり、女性管理職の人数は39名となっております。全管理職に占める割合は、20.4%と、昨年の18.0%と比較し、2.4ポイントの増となっております。
なお、管理職候補として係長級の職についても登用を進めており、女性の係長は、昨年比5名増の100名となりますが、これは係長級全体の33.4%にあたることから、今後、女性管理職の割合も上がってくるものと考えております。
次に、組織編制における主な変更点でございますが、観光物産課の物産業務を山形ブランド推進課へ移管するとともに、観光物産課の名称を観光戦略課に改め、山形ブランドの認知度向上に向けた情報発信力と、観光業務における国際化・広域化等への戦略的な対応力の強化を図ります。
財政部管財課の本庁舎守衛業務、上下水道部営業課及び給排水課の窓口業務において、民間活力の活用による委託化により、組織運営の効率化を図ります。
次に、人事交流及び職員派遣でございますが、厚生労働省及び国土交通省との人事交流を継続し、国の機関と山形市の連携を深めるとともに、山形市の組織活性化と施策の充実を図ってまいります。
また、平成28年度より行っている、地元民間金融機関との人事交流についても継続し、企業誘致、仙山連携、中心市街地活性化、広域観光の推進を図ってまいります。
平成31年4月の中核市への移行準備のため、山形県環境エネルギー部、山形県子育て推進部、村山総合支庁等への職員派遣を継続して行います。
人事異動全般としては、適材適所の原則のもと、組織の活性化並びに職員のキャリア形成・ジョブローテーションの観点から、部局間を含め積極的な異動を行いました。
また、職員の意欲向上を図るため、職員申告における職務などへの希望等を十分に斟酌し、可能な限り人事異動に反映しました。
以上が今回の人事異動の概要でありますが、市民の目線で市民の役に立つとともに、より一層効率的な行政を進め、山形市発展計画に基づく事業の推進と公約に掲げた政策の実現に向け、さらに気を引き締めながら、全力を傾けてまいりたいと考えております。

広報課長
それでは只今の件につきまして、ご質問を受けます。はじめに、幹事社の朝日新聞さんございますでしょうか。

朝日新聞
特にありません。

広報課長
それではNHKさん、何かございますでしょうか。

NHK
特にありません。

広報課長
それでは幹事社以外の皆様から何かございますでしょうか。

毎日新聞
今回の人事異動で新たに創設したというか、目玉というのは、(観光物産課の)名称を観光戦略課に改めたということでしょうか。

佐藤市長
組織としてはそうです。また、創造都市ネットワーク加盟を受けて、文化振興課の人員を強化したというところです。

毎日新聞
具体的には、「観光物産課の物産業務を山形ブランド推進課へ移管し、観光物産課の名称を観光戦略課に改めた」というのは名称を改めたということなのでしょうか。それとも、人員も増やしたということなのでしょうか。

佐藤市長
具体的には職員課長がお答えいたします。

職員課長
(観光物産課が担ってきた)業務が一部、山形ブランド推進課に移管しておりますので、その分、人員としては減少しております。

毎日新聞
名称を変えて、人員を手厚くしたということではないということですね。単純に業務を移管して、住み分けをして、名称を改めたということでよろしかったでしょうか。

総務部長
人と共に、業務も移管したということです。

広報課長
よろしいでしょうか。その他にございますでしょうか。

山形新聞
(観光戦略課と)名称を変えて、資料には国際化や広域化等の戦略的な対応力強化とありますが、(組織を変えたのは)どういったお考えだったのか、もう少し教えていただけないでしょうか。

佐藤市長
観光戦略については、最大の課題がインバウンドへの対応ということだと考えております。2020年に向けて、日本全体で外国人観光客も増えていくなか、どのようにして(山形市に)来ていただくか、また、来ていただいた方に最大限楽しんでいただくかという事が重要になりますが、様々な戦略の実行部分においては、DMOやDMCという主体ができてまいりましたので、市の観光戦略課としては、全体戦略に重点をおいていく事、行政として接点となる国との関わりですとか、そうした大きなところを担っていく事になろうかと思います。

広報課長
よろしいでしょうか。その他にございますでしょうか。

時事通信
中核市への移行は一つの課題となっていたかと思いますが、(移行に向けて)獣医師の確保が一つの課題となっていたかと思います。新規採用として(獣医師を)4人確保されたようですが、この4人というのは中途の方も含むのでしょうか。それと、(獣医師は)15人くらい必要だとの話もありましたが、確保の見通しについて教えていただきたいのですが。

佐藤市長
中核市推進課長がお答えいたします。

中核市推進課長
獣医師4名につきましては、中途採用も含んでおります。そして、15人の確保計画につきましては、山形市獣医師職員確保プランというのを3月に策定いたしまして、その中では、今後4年間で確保する計画としております。県とも協力をしながら、派遣・研修などを行いつつ、円滑に進むよう計画を立てております。

広報課長
よろしいでしょうか。その他にございますでしょうか。
(なし)
ないようですので、続きまして定例の発表案件をいたします。市長、発表をお願いいたします。

佐藤市長
それでは、続きまして、「中核市の指定の申出」に係る県知事への「同意」の申入れについて発表いたします。
中核市への移行につきましては、現在、平成31年4月1日の移行を目指し、鋭意準備を進めておりますが、その法定手続きの第一段階として、昨日閉会した市議会3月定例会において、「中核市の指定の申出」について議決をいただきました。
中核市に移行するためには、地方自治法の規定により、申出について市議会の議決を得た上で、県議会の議決を経て、県の同意を得た上で総務大臣に申出をすることになっております。
このため、次の段階として、速やかに、私が、渡邊市議会議長とともに、吉村知事に対して「申出の同意」をいただくための「申入れ」を行おうとするものです。
日程につきましては、今月29日の午前11時に県知事を訪問する予定です。
今後の想定日程といたしましては、知事への申入れの後に、6月県議会において、「同意」の議決をいただき、その後、山形市として、総務大臣に対して正式に「申出」を行い、秋に閣議決定により正式に中核市への政令指定が決定され、1年後になります平成31年4月1日の、中核市移行を想定しております。
新年度からは、具体的な県からの移譲事務の引継ぎや研修派遣による人材の育成、専門職等の採用募集、移行後の県からの人的支援の具体化など、引き続き県との協議・調整を進めるとともに、保健所の拠点である霞城セントラルの改修工事や動物愛護施設の建設など、円滑な移行に向けてさらに準備を加速させてまいります。
併せて、市民の皆様や関係業界の方々への周知・PRも丁寧に行いながら、全庁を挙げて取り組んでまいります。

次に、春の桜のイベントについて発表いたします。
今年も春の風物詩、「霞城観桜会」「馬見ヶ崎さくらラインライトアップ」が、桜の咲きはじめから散りはじめまで開催されます。
霞城公園で行われる「霞城観桜会」は、今年で28回目を数え、東大手門付近のお堀沿の桜、約200本がライトアップされ、夜桜も楽しめます。
また、4月21日と22日は、大茶会や筝曲演奏、やまがた舞子の花見園遊など、風流なイベントが開催される予定です。
「馬見ヶ崎さくらラインライトアップ」については、今年で18回目を数え、愛宕橋下流からあたご保育園まで約830メートルの区間をライトアップするほか、愛宕橋欄干の光装飾やちょうちん、ぼんぼりによって馬見ヶ崎さくらラインの夜桜が演出されます。
4月18日には、ライトアップ点灯式が「山形市馬見ヶ崎プールジャバ」前の河川敷にて開催される予定です。恒例となった、山形八小うめばち太鼓クラブによる演奏や、大曽根餅つき保存会による餅つき・振る舞い等のイベントも実施される予定となっております。
山形の春を彩るイベントに、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

広報課長
それでは、定例の案件について質問をお受けいたします。
はじめに、幹事社の朝日新聞さん、ございますでしょうか。

朝日新聞
特にありません。

広報課長
それではNHKさん、ございますでしょうか。

NHK
特にありません。

広報課長
それでは幹事社以外の皆様からご質問などございますでしょうか。
(なし)
よろしいでしょうか。それでは、発表案件以外の案件についてご質問をお受けしたいと思います。
はじめに、幹事社の朝日新聞さんいかがでしょうか。

朝日新聞
特にありません。

広報課長
それではNHKさんはいかがでしょうか。

NHK
特にありません。

広報課長
それでは幹事社以外の皆様からご質問などございますでしょうか。

YBC
今日、消防団長が辞任と、先ほどファクスをいただいたのですが、市の消防団で研修旅行の会計処理改ざん、そのような問題があったことを踏まえての辞任とのことだったのですが、その事についての、市長の所感をお聞かせください。また、今後こういった事が起きないよう、市の対応策等がございましたら教えてください。

佐藤市長
そのような形で、この度消防団長が辞任されるとのことで、既に消防団の今度のあり方として、会計の体制や、監査の体制というものを、しっかりと整えて今後取り組むということでしたので、新体制の下でしっかりと取り組んでいただきたいと思います。また、市の消防本部としても、そのような事を進めるにあたって出来る支援はいたしますし、費用弁償のあり方など、議会でも様々消防の予算についての課題をいただきましたので、それについても改善していき、どのようにしたら、消防団の方がしっかりと地域の安全・安心の為に頑張っていただけるかという観点から、市としてもその辺りは取り組んでまいりたいと考えております。

広報課長
他にはございませんでしょうか。
(なし)
ないようですのでそれでは記者会見を終了させていただきます。ありがとうございました。

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