平成29年9月27日 市長記者会見

ページ番号1005600  更新日 令和3年9月30日

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写真:記者会見する市長

出席者

市長、総務部長、環境部長、済生館事務局長、商工観光部長、企画調整部長、教育部長

内容

発表事項

  1. エネルギー回収施設(立谷川)の本格稼働について
  2. 病児・病後児保育室【ひなたぼっこ】の開設について
  3. IBMスマーター・シティーズ・チャレンジについて
  4. 山形国際ドキュメンタリー映画祭2017について
  5. やまがた創造都市国際会議2017の開催について
  6. まるごと山形祭だ!ワッショイ!の開催について
  7. 第5回山形まるごとマラソン及び第10回山形市民スポーツフェスタの開催について

資料のみ

  • 赤い羽根共同募金オープニングセレモニー
  • 街なか賑わいフェスティバルの開催について
  • 山形市農畜産物フェスティバル
  • 第67回山形市植樹祭の開催について

会見内容

映像

※機器の不具合により、動画がなく、静止画と音声のみとなります。
ご不便をおかけいたしますが、ご理解いただきますようお願いいたします。

内容

広報課長
9月定例市長記者会見を始めさせていただきます。それでは市長、発表をよろしくお願いいたします。

佐藤市長
まず初めに、エネルギー回収施設(立谷川)の本格稼働について発表いたします。
山形市をはじめ、二市二町で構成する山形広域環境事務組合において平成27年から整備を進めてまいりました「エネルギー回収施設」が、6月上旬より実施しておりました試運転と調整を終え、10月1日から本格稼働することになりました。
この施設は、資料にありますとおり、1日あたり150トン、二市二町から排出される、もやせるごみとプラスチック類の約半量を処理する施設であります。処理方式としましては、ごみが燃える際に発生する熱を利用し発電などを行う「サーマルリサイクル」や、灰の資源化などが可能な流動床式ガス化溶融方式を採用しております。
市政記者クラブの皆様には、山形広域環境事務組合から竣工式のご案内が本日届いていると存じますが、10月1日午後3時から竣工式及び見学会が予定されておりますので、是非取材いただき、広く市民の皆様に施設をご紹介いただきますようお願いいたします。
なお今後は、構成自治体の市長、町長とともに、平成30年12月に本格稼働を予定しておりますエネルギー回収施設(川口)の建設を着実に進め、2場体制による安定したごみ処理を行い、循環型社会の形成を一層進めてまいります。

続きまして、10月2日に開設いたします済生館病児・病後児保育施設【ひなたぼっこ】について発表いたします。
詳細はお手元の資料をご覧いただき、ここでは済生館での特徴的な点についてご説明いたします。
まず、利用者につきましては、市民の方だけでなく、保護者が山形市内において就労している方も対象といたします。
次に、病院内で開設する利点を最大限に活かし、昼食とおやつは小児病棟に入院しているお子様と同じものを提供しますので、お粥などの柔らかいメニューや、アレルギー食にも対応します。
症状が悪化した場合は、小児科病棟に所属する看護師だけでなく、症状悪化の程度に応じて、保護者に連絡を取るとともに、小児科医も対応いたします。
受け入れる病気につきましては、インフルエンザやノロウィルス等の感染症の疾患も受け入れることとします。適切な感染予防策を取りますので、安心して利用していただけるものと考えております。
更に、病児と病後児を併設しますので、病状が回復または悪化した場合も、継続して利用ができます。
また、できるだけ定時出勤が可能となるよう、利用時間を午前8時からといたしました。
最後に、「ひなたぼっこ」とした愛称ですが、保育室が南向きであることから、日当たりが良く、気持ちのいい場所で健やかになってほしいとの想いを込め決定をしたところです。
是非、多くの方々からご利用していただきたいと考えております。

続きまして、「IBMスマーター・シティーズ・チャレンジ」について発表いたします。
まず初めに「IBMスマーター・シティーズ・チャレンジ」についてですが、これはIBM株式会社様が社会貢献事業の一つとして行っているもので、都市・地域の抱える様々な課題解決に向け、スタッフを現地に派遣して調査研究を行い、提言をする事業です。
これまで、世界中の130を超える都市に対して支援が実施されており、このたび、韓国の「釜山」、イタリアの「パレルモ」、アルゼンチンの「サン・イシドロ」、アメリカの「サンノゼ」とともに、山形市が支援対象都市として選定されました。
山形市の応募内容についてですが、山形市は交流人口の拡大、特にインバウンドを増やすことを目指しております。そのため、インバウンドのニーズ、山形市の観光資源の認知度や満足度等を分析・解析いただき、プロモーションやマーケティング等についての提言をいただくものです。
今後のスケジュールにつきましては、10月2日から主に観光関係者からのヒアリングや現地視察を中心に調査が進められ、10月13日には中間報告、10月20日には調査結果の最終報告と、山形市に対する提言をいただく予定となっております。
グローバル企業ならではの視点から提言をいただけることは大変貴重な機会であり、また、調査研究の結果が公表されることで山形市の名が全世界に知れ渡ることになりますので、10月20日の最終報告を楽しみに待ちたいと思っております。

続きまして、山形国際ドキュメンタリー映画祭2017について、発表いたします。
今年で15回目を迎えます「山形国際ドキュメンタリー映画祭2017」が、国内外から多くの皆様をお迎えし、10月5日から12日までの8日間に渡り、中央公民館や市民会館など山形市内を会場に盛大に開催されます。
1989年に産声をあげた本映画祭は、多くの市民ボランティアや関係者の皆様に支えられながら、世界規模の映画祭として着実に実績を重ね、世界的にも高い評価をいただいております。
今回、インターナショナル・コンペティション部門は121の国と地域から1,146本、アジア千波万波部門は63の国と地域から645本の応募作品がありました。多くの作品の中から選ばれ大賞を競うコンペティション部門の15作品や、アジア部門21作品の上映のほか、多彩な企画・プログラムが目白押しとなっております。なかでも、現代アフリカの作品を集めたプログラム「アフリカを/から観る」や、かつて世界一と称された伝説の映画館やユネスコ認定を目指す山形市の取り組みなどを紹介する「やまがたと映画」特集、そして、東日本大震災を忘れず、被災者に心を寄せていくための特別プログラムなど、大変興味深く知的好奇心を刺激される内容に、私も大いに期待をしております。
市民の皆様や国内外の映画ファンの皆様から多数ご参加いただき、映画祭を盛り上げていただきますようお願い申し上げます。

続きまして、やまがた創造都市国際会議2017の開催について発表いたします。
山形市では創造都市事業を推進しておりますが、その中のひとつである「やまがた創造都市国際会議2017」を10月12日と13日の2日間に渡り、山形大学を会場に開催いたします。
世界の文化資産活用の事例紹介や、文化を通した山形のまちづくりを若い世代とともに議論する国際会議となります。
初日の10月12日には、『クリエイティブ・ツーリズム文化資産の活用』をテーマにシンポジウムを行います。ユネスコ創造都市ネットワークに加盟しているイタリアボローニャ市の映像専門家のアンドレア・メネゲッリ氏や、ドキュメンタリー映画祭のアジア千波万波部門の審査員でもあるフィリピンの映像研究者テディー・コー氏などをパネラーに迎え、ディスカッションを行います。また、エキシビジョンとして、清風荘にてアルゼンチンのミュージシャンのトミ・レブレロ氏を迎え、コンサートも行います。
翌13日は、分科会として、ロケツーリズムをはじめとするメディアプロモーションの第一人者の渡邊竜一氏や、国立歴史民俗博物館の葉山茂氏による講演を予定しています。
本事業は、山形国際ドキュメンタリー映画祭や山形大学の国際フォーラムと連動した国際会議であり、国内外からも多くの方々がいらっしゃいます。大変貴重な機会となりますので、市民の皆様にもご参加いただき、創造都市についての理解や認識を深めていただきたいと考えております。

続きまして、「まるごと山形祭りだ!ワッショイ!」の開催について発表いたします。
「まるごと山形祭りだ!ワッショイ!」が、今年も9月30日に開催されます。「郷土を誇りに思う心をひとつにし、明日を切り拓く活力を創出する」ことをテーマに、国道112号線旅篭町交差点から文翔館西交差点までの250m区間に、「山形花笠まつり」「新庄まつり」「徳内まつり」など県内屈指のお祭りが一堂に集結し、文翔館前でのステージイベントとともに、約800名の出演者が山形の魅力をお伝えします。
今年は仙山交流特別出演として「仙台すずめ踊り」が参加するほか、市役所東側に山形・仙台の芋煮の販売など仙山交流エリアを設けます。
また、このイベントは「まるごとマラソン」の前日祭に位置づけております。市役所や文翔館の周辺には飲食エリアや物産展エリアなどもあり、マラソン参加者はもとより、ご家族や応援の方、そして県内外から多くの観光客のお客様にご来場いただき、山形をまるごと満喫していただければと思っております。
なお、イベントには多く方が訪れることが予想されます。交通規制もあり周辺道路は混雑するものと思われます。皆様の特段のご協力をお願いいたします。

続きまして、「第5回山形まるごとマラソン」及び「第10回山形市民スポーツフェスタ」の開催について発表いたします。
10月1日日曜日に開催する「第5回山形まるごとマラソン」の申込者数は、ハーフマラソンの部4,640人、5kmの部581人、3kmの部359人、合計で5,580人となっております。
参加者の内訳を見ますと、5,580人中、山形市が2,472人、県内の34全市町村から1,601人、県外は、31都道府県から1,507人となっており、北は北海道、南は沖縄県までの参加者となっております。男女別の内訳につきましては、男性4,255人、女性1,325人となっております。
今回の参加者で最高齢の方は、3kmの部に参加される84歳の男性となっております。
5kmの部に参加される82歳の男性とハーフマラソンの部に参加される81歳の男性のあわせて3名の方に、最高齢賞の記念品を贈呈する予定となっております。
また、沖縄県、福岡県から参加される3名の方には、遠来賞の記念品を贈呈する予定です。
大会当日は、お手元の資料に記載のとおり、交通規制を実施させていただきます。市民の皆様には、ご不便をおかけいたしますが、なにとぞ、ご理解とご協力をお願いいたします。
また、ゲストとして、昨年に続き、谷川真理さんと増田明美さんをお招きし、大会を盛り上げていただくことになっております。
市民の皆様からも、沿道でランナーに温かい声援を送っていただきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
続きまして、第10回山形市民スポーツフェスタについて発表いたします。
今年で10回目の開催となる「山形市民スポーツフェスタ」を、10月8日の日曜日に山形市総合スポーツセンターで開催いたします。
子供から高齢者の方まで様々な世代の方が楽しめる、数多くのプログラムを計画しておりますが、詳しい内容については、お手元のチラシをご覧いただきたいと思います。
トップアスリートから直接指導を受けることができるチャレンジスポーツラリーの講師陣につきましては、柔道では2000年シドニーオリンピック金メダリストの「瀧本誠氏」、トランポリンでは2011年世界トランポリン選手権大会団体金メダリストの「坂本鷹志氏」、ラグビーでは2016年リオデジャネイロオリンピックヘッドコーチの「浅見敬子氏」にお願いしており、7人制ラグビー女子日本代表のサクラセブンズからも参加予定です。MIPコーディーの講師は、日本におけるコーディネーショントレーニングの第一人者である「平井博史氏」にお願いしております。
また、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた取組として、山形市がホストタウンとなっている「台湾・タイ・サモア」を紹介するパネル展や、障がい者スポーツの体験プログラムを実施します。
なお、フードコートでの飲食を除き、各プログラムへの参加費用は無料となります。また、スポーツ以外でも健康づくりや食をテーマとした催しも多数用意しておりますので、多くの市民の皆様にご来場いただきたいと思います。

広報課長
それでは定例の案件についてご質問お受けいたします。
初めに幹事社の河北新報さんいかがでしょうか。

河北新報
特にありません。

広報課長
山形新聞さんいかがでしょうか。

山形新聞
病児・病後児保育室の件で2点お伺いしたいのですが、資料の(4)利用時間に記載がある「休室日を除き最長7日間利用可能」とのことは、土日を飛ばして飛び日での連続7日間利用可能ということなのでしょうか。それとも、7日間の利用を希望する場合は土曜・日曜も含めるということなのでしょうか。
もう1点は、資料の「5.市内他施設」の関連で、(資料には病児保育施設、病後児保育施設それぞれ整備している施設が載っておりますが)病児・病後児両方に対応する施設は、(済生館に整備する)この施設が初めてということで宜しいでしょうか。

佐藤市長
これは、済生館事務局長がお答えします。

済生館事務局長
最長7日間は、仰るように休室日を除いて7日間利用可能ということです。病児・病後児施設についてですが、両方対応している施設は今のところ市内にはございません。

山形新聞
土曜・日曜を除くということは、月曜~金曜まで利用し、土曜・日曜は自宅で対応し、また月曜・火曜と利用できるということで宜しいでしょうか。

済生館事務局長
はいそうです。

広報課長
よろしいでしょうか。それでは、幹事社のTUYさんはいかがでしょうか。

TUY
ありません。

広報課長
それでは、幹事社以外の皆様からは何かございますでしょうか。
(なし)
それでは、発表案件以外の質問をお受けいたします。
はじめに、幹事社の河北新報さんはいかがでしょうか。

河北新報
衆議院議員選挙の件ですが、衆議院が解散する予定で、10月22日に投開票の日程で選挙がされる模様ですが、山形市長として、特に山形1区について県内の情勢を鑑みて、どのような立ち位置で選挙に関わるのか、お考えがあれば教えてください。

佐藤市長
私は、1区につきまして、遠藤利明衆議院議員を応援いたします。私は山形市長でありますので、どなたがこの選挙区から国会議員として当選した場合に一番山形市の発展につながるか、という観点からそのような判断をいたしました。

河北新報
他に理由はないのでしょうか。例えば、佐藤市長の選挙戦に応援をしてくださったとか、政治的信条などを含めて、ございませんでしょうか。

佐藤市長
色々な関係はありますが、私は山形市長ですので、山形市の発展という部分が一番大切で、そして大きな理由です。

河北新報
その発展のために応援するというのは、理由みたいなものはあるのでしょうか。政権与党に近いとかの理由でしょうか。

佐藤市長
(私が市長に)就任して2年になりますが、これまで国に対し、予算や制度を(活用するため)、山形市が抱えている課題を理解してもらい、予算を活用させていただくための色々要望などに、連携プレーでやってきて、成果が出ていると考えております。その観点からも、この度は遠藤利明衆議院議員を応援いたします。

広報課長
宜しいでしょうか。
それでは、幹事社の山形新聞さんはいかがでしょうか。

山形新聞
今の質問に関連してですが、連携プレーで効果が出ているとのことですが、具体的な事例があれば教えてください。

佐藤市長
主なものを申し上げます。私が就任した直後の案件ですが、七日町の「N‐GATE」について、商店街の皆さんから相談をいただき、私も遠藤代議士も一生懸命動いて補助金を獲得し、今、あのように稼働している状況であります。
エネルギー回収施設については、建設が本格化するにあたり、環境省からの交付金が満額つかないと大変なことになるということで、環境大臣に直接つないでいただいて訴えたところ、100%(補助金が)つき続け、しかも今は、前倒しで(補助金が)ついている状況です。
また、小学校のトイレ改修、中学校のエアコン改修については、国の予算がなかなかつかず、計画より(改修が)かなり遅れていたのですが、文部科学大臣に直接訴える機会をいただき、補正予算で遅れを全て取り戻すようになり、今年度、各学校で改修が行われております。
また、112号線のバイパスルート「山形‐中山線」について、山形河川国道事務所さん、国土交通省さんと遠藤代議士と連携をしながら、こちらの想いをしっかりと伝え、これまで20年近く動かなかったものが、計画段階評価に入り、小委員会も開かれ、現在は市民の皆様に具体的なアンケートまでされております。これまで動かなかったものが、凄い速さで進んでおります。
また、今年から厚生労働省や国土交通省と人事交流を実施しておりますが、その実現にあたり、大変なご尽力をいただいたということもあります。当然、オリンピック・パラリンピックのホストタウン登録についても同様であります。
セブンプラザの再開発についても、国から10億円近く入ることになっておりますが、そうした点でも連携プレーで進めているところです。
主なものでもこれだけありますので、そうしたことで、これからも一緒に山形市の発展のために働いていただけるものと思っております。

広報課長
よろしいでしょうか。
それでは幹事社のTUYさんいかがでしょうか。

TUY
特にありません。

広報課長
幹事社以外の皆様いかがでしょうか。
(なし)
よろしいでしょうか。
では本日の記者会見を閉じさせていただきます。ありがとうございました。

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