平成29年11月22日 市長記者会見

ページ番号1005602  更新日 令和3年9月30日

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写真:記者会見する市長

出席者

市長、総務部長、財政部長、企画調整部長、財政課長、道路維持課長

内容

発表事項

  1. 12月市議会定例会提出議案について
  2. 山形市と台南市との友好交流促進に関する協定の締結について
  3. タイ柔道連盟と山形市とのホストタウン交流に係る覚書の締結
  4. 山形市公共測量業務委員会との災害時における災害応急対策の応援に関する協定の締結について

資料のみ

  • 山形市内各商店街年末年始イルミネーション事業について
  • 平成29年度蔵王温泉スキー場開きの開催について
  • 山形市総合スポーツセンタースケート場のオープニングセレモニーについて

会見内容

映像

内容

広報課長
11月定例市長記者会見を始めさせていただきます。本日の発表案件は、12月市議会定例会に提出する議案についての案件と、定例案件の2つでございます。はじめに議会関係の発表のあと質問をお受けし、その後、定例案件の発表をいたします。それでは市長、発表をよろしくお願いいたします。

佐藤市長
それでは、12月市議会定例会の提出議案の概要について発表いたします。会期は11月30日木曜日から12月15日金曜日までの16日間の予定です。
はじめに、12月市議会定例会に提案する補正予算でありますが、このたびの補正は、山形市発展計画の推進を図る事業や、国及び県の内示等に基づく事業、そして、今年度の事業の実施状況に基づき、対応が必要な事業を中心に編成したものです。
内閣府が発表した10月の月例経済報告では、5か月連続で「景気は、緩やかな回復基調が続いている。」と判断しており、山形財務事務所による10月の山形県内経済情勢報告においても、「県内経済は、回復しつつある。」との判断となっております。
このような中、山形市としましては、地域経済の安定と向上に努めるとともに、引き続き財源の確保及び効率的な財政運営に努めながら、山形市発展計画の推進に取り組んでまいります。
それでは、はじめに、一般会計の主な補正予算内容であります。
はじめに、産業の振興策として、転作作物の作付面積拡大と品質向上に向け、農業機械導入の支援を行うとともに、園芸大規模団地のハウス施設整備に対し、補助率をかさ上げして支援を行います。
続いて、まちの賑わいづくりとして、台南市との友好交流を促進するため、台南市で開催される中学生を対象とした硬式野球大会に山形市選抜チームを派遣します。
また、総合的な子育て環境の整備として、民間立保育所や認定こども園などに勤務する保育士等の処遇改善を図るとともに、民間立保育所において防犯対策を強化する事業に対し支援を行うほか、「山形っ子学び・体験支援施設」がナナ・ビーンズから霞城セントラルに移転するための費用を支援します。
さらに、商業高等学校の改築をPFI方式により進めるため、必要なアドバイスを受けるための予算を計上します。
都市・社会基盤の整備につきましては、県が実施する街路事業に係る負担金を計上し、事業の推進を図ります。
次に、いきいきと暮らせるまちづくりとして、県と連携し、冬季間における低所得世帯の経済的負担の軽減を図るため、灯油購入費等の支援を行うほか、障がい福祉サービス給付費などを増額します。
さらに、安全・安心なまちづくりとして、県が実施する急傾斜地崩壊対策事業に係る負担金を計上するほか、少年自然の家の飲用水等ろ過設備の改修を行います。
また、福祉施設等の創設補助に係る財源の確保を行うとともに、企業及び団体などからいただいた寄附金を地域福祉基金に積み立てます。
そのほか、職員の人事異動に伴う給与費の調整など、人件費について所要の予算措置を講じます。
続いて、債務負担行為の主なものにつきましては、税制改正に対応するための電算システム改修に係る経費や市民活動支援センターの指定管理料、中核市への移行に伴う保健所設置に係る経費、そして、新たな産業団地の開発計画策定に係る経費などについて所要の予算措置を講じます。
次に、歳入の補正の主なものとして、地方交付税及び臨時財政対策債につきましては、平成29年度の交付額及び発行可能額が決定したことに伴う措置を講じます。
そのほか、補正に必要な財源として、国・県支出金及び市債などを計上しており、一般会計の補正総額は、18億3,572万7千円となったものです。
また、水道事業会計の補正予算ですが、水道施設整備に係る国庫補助金について精算が必要なことから、所要の予算措置を講じます。
そのほか、特別会計の補正予算については、国民健康保険事業会計をはじめ、いずれも今年度の事業実績に基づく歳入歳出の見込みによる補正や人件費に係る所要の予算措置、そして、前年度からの繰越金の精算などが主な内容です。
以上により、このたびの全会計での補正総額は、22億8,297万8千円となったものです。

続きまして、市議会12月定例会の提出議案の概要について申し上げます。
事件決議が1件、条例が3件でございます。
議第76号の議案は、市民活動支援センターにおける指定管理者を指定しようとするものです。
議第77号の議案は、国の農地利用最適化交付金を活用し、農地利用最適化推進委員の報酬額を加算しようとするものです。
議第78号の議案は、重度心身障がい(児)者医療給付金の支給対象者が受ける外来療養等に係る一部負担金に年間の上限を設けようとするものです。
議第79号の議案は、公営住宅法の改正に伴い、認知症患者等である入居者の収入申告義務を緩和するとともに、規定の整備をしようとするものです。
以上です。

広報課長
それでは、議案についての案件について質問をお受け致します。初めに幹事社の毎日新聞さんお願い致します。

毎日新聞
議第78号(山形市福祉医療給付金支給条例の一部改正)の重度心身障害(児)者の負担金に年間の上限を設けるということですが、具体的にいくらから、いくらに変更になるのでしょうか。

総務部長
月の限度額1万2千円が1万4千円に、8月になっております。この度条例改正しようとする中身については、年間の上限額を14万4千円にしようとするものでございます。

広報課長
それでは続きまして、幹事社の読売新聞さんいかがでしょうか。

読売新聞
特にありません。

広報課長
幹事社YTSさんいかがでしょうか。

YTS
特にありません。

広報課長
それでは幹事社以外の方から、ございますでしょうか。議会案件についてはよろしいですか。
それでは次に、定例の案件について、市長よろしくお願いします。

佐藤市長
はじめに、山形市と台南市との友好交流促進に関する協定の締結について発表いたします。
これまで、山形市と台南市は、平成5年に山形商工会議所と台南市進出口商業同業公會(タイナンシシンシュツコウショウギョウドウギョウコウカイ)が姉妹会になったことを契機に、経済分野において、民間での相互交流を重ねてまいりました。
この度、行政間におきましても、相互の交流を図る運びとなりましたのは、昨年12月に、台湾からのインバウンド拡大を目的として、私と山形商工会議所、山形県日華親善協会との合同で台南市を訪問した際に、当時の台南市長で、現在は、台湾の首相に相当する台湾行政院長の頼清徳(ライセイトク)氏から、私のほうに、山形市と台南市で友好協定を締結することで、両市の友好関係を更に深化させたい旨のご提案をいただいた事によります。
そして、その後、両市の間で今後の交流のあり方などについて協議を重ね、今年の7月30日から8月2日にかけまして、山形市副市長を団長とする訪問団を台南市に派遣し、台南市副市長をはじめとする台南市政府関係者と最終的な協議を行ってまいりました。その際に、両市の友好交流に関する協定書を年内に締結し、観光、経済、文化、教育及びスポーツの五つの分野において交流を進めることで合意いたしました。
協定書の締結式や記念祝賀会につきましては、台南市より李孟諺(リモウゲン)市長をはじめとする台南市政府関係者を本市にお招きして、12月6日の午後6時から、ホテルメトロポリタン山形4階「霞城の間」にて、執り行う予定でございます。
なお、台南市政府関係者の皆さまには、12月6日から7日の2日間、本市に滞在いただき、蔵王山の観賞や蔵王温泉での温泉体験、山形城跡二ノ丸東大手門に使用した台湾檜の見学などの市内観光、また、もみじ公園にある清風荘での茶道体験など、様々なイベントを用意して、おもてなししたいと考えております。
このたび、本市が台南市と友好協定を締結することで、これから様々な分野での交流が始まることになると思います。その交流のひとつひとつが、両市にとりまして有意義なものになるよう、進めてまいりたいと考えております。

続きまして、タイ柔道連盟と山形市とのホストタウン交流に係る覚書の締結について、発表いたします
山形市は、平成28年6月14日にタイ王国、台湾、サモア独立国のホストタウンとして登録されて以来、相手国・地域に対し、東京オリンピック・パラリンピックの際の事前合宿の誘致活動を進めてまいりました。
この度、荘内銀行をはじめ関係各所のご協力により、タイ柔道連盟との協議がまとまり、東京五輪の事前合宿を前提としたホストタウン交流に係る覚書を締結する運びとなりましたので、ここにご報告いたします。
覚書締結式は、11月29日水曜日午後2時20分より、山形市総合スポーツセンター大会議室において実施いたします。
山形市においては初の、ホストタウン交流に係る覚書の締結となります。
なお、今回の締結式にあたり、タイ柔道連盟のハッサボディンロヤナチバ会長がバンコクよりお越しになり、28日より3泊4日のスケジュールで、柔道を始めとする山形市のスポーツ環境の視察等を実施する予定です。
また、締結式には、同時期に来形中の駐日タイ王国特命全権大使バンサーン・ブンナーク閣下、並びに山形市柔道連盟 栗原俊夫会長のお二方より、立ち会っていただくこととなっております。
タイは、本市にとっても観光や経済をはじめとする交流が盛んな国のひとつであります。また市職員を通して縁のあるタイの柔道チームの事前合宿を受け入れられますことは、大変喜ばしいことであります。
一方で、タイ国内においてはまだ十分に柔道競技の普及が進んでいない現状もありますので、日本発祥であり、日本のお家芸とも言われる柔道の、タイにおけるさらなる普及と競技力強化の一助となるため、この度の覚書の締結をきっかけに、タイへの指導者派遣や選手同士の交流、リサイクル柔道着の寄贈等を実施していく予定です。これらの取り組みを通し、タイとの繋がりをさらに強化し、ゆくゆくは文化や観光等の分野へもホストタウン交流の効果を波及させていきたいと考えております。

続きまして、山形市公共測量業務委員会との災害時における災害応急対策の応援に関する協定の締結について発表いたします。
この度、山形市公共測量業務委員会様から申出をいただき、「災害時における災害応急対策の応援に関する協定」を締結することといたしました。
協定の締結式は、資料に記載のとおり、平成29年11月27日月曜日午後2時より、ここ庁議室で執り行います。
この協定締結により、災害時において山形市が必要に応じて応援を要請した場合、協定に基づき、会員の事業者様から、ドローンを活用した山形市所管施設の被災状況の調査、応急対策や復旧のための測量及び設計を実施していただくほか、所管施設以外の被災についても、可能な範囲で情報提供を受けることになります。
なお、このように、ドローンを活用した業界団体との災害協定締結は、山形市が県内で初となります。以上でございます。

広報課長
それでは定例の案件について、ご質問お受けいたします。初めに幹事社の毎日新聞さんいかがでしょうか。

毎日新聞
台南市との友好交流促進に関する協定の締結ですが、これはいわゆる友好都市という理解でよろしいですか。

佐藤市長
はい。友好都市です。姉妹都市とは異なります。

毎日新聞
山形市と友好都市の協定を締結するのは(今回は)何番目の都市になるのでしょうか。

佐藤市長
海外の都市ですと、今まで5つ姉妹都市・友好都市ございましたので、それに引き続いてという事になります。

毎日新聞
各分野での交流を行うという事で今回締結に至るのですが、市長として特にこの分野での交流促進を図っていきたいと期待する事がありましたらお知らせください。

佐藤市長
山形市や県へのインバウンドでも、約半分は台湾からのお客様という事がございますので、行政・民間関わりなくお互いの行き来を増やして、お互いにそれぞれの経済・観光が活性化すること、また、スポーツ・文化交流等を通じて、市民にとっては異文化理解、国際的な視野を涵養すること、それが教育の向上にも繋がるという観点で、そうしたところから始めていきたいと思っています。

広報課長
続きまして、幹事社の読売新聞さんいかがですか。

読売新聞
タイ柔道連盟との覚書の締結の関連で、山形市は台湾とサモアのホストタウンにも登録されているかと思いますが、この2つの国との覚書の締結の見通しはいかがでしょうか。

佐藤市長
タイ以外という事ですね。それは企画調整部長からお答えいたします。

企画調整部長
現在サモア独立国との間で、MOUの文面について事務的な調整を行っております。このまま順調に推移致しますと、来年の1月早々には締結まで持っていけるかなという感触を持っております。台湾につきましては、台湾の柔道連盟の会長に、先日副市長を団長とする訪問団が台南に行った際に、台北の柔道連盟にもお伺い致しまして、今後の意向などについて調整させていただいたところでございましたが、まだ具体的なMOUまでの調整には至っておりません。

広報課長
それでは幹事社のYTSさん、いかがですか。

YTS
特にありません。

広報課長
それでは、幹事社以外の皆様から何かございますでしょうか。
(なし)
それでは発表案件以外のご質問をお受けしたいと思います。はじめに幹事社の毎日新聞さんいかがでしょうか。

毎日新聞
特にありません。

広報課長
読売新聞さん、いかがでしょうか。

読売新聞
特にありません。

広報課長
YTSさんはいかがですか。

YTS
特にありません。

広報課長
それでは、幹事社以外の皆様からご質問ございますでしょうか。特にございませんか。
(なし)
それでは無いようでございますので、本日の記者会見は閉じさせていただきたいと思います。
どうもありがとうございました。

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