デイタイム救急隊の運用を開始しました！

県内初のデイタイム救急隊

　山形市消防本部では、現在、通常8台の救急車を運用し、山形市・山辺町・中山町管内の救急要請に対応していますが、令和4年中の出動件数は12,042件となり、前年から1,577件増加して過去最多となりました。

　今後も、高齢化の進展等により、救急需要はさらに増加することが予想されるなか、常時救急需要に対応できる体制を確保するため、救急要請が特に多い日中時間帯の出動体制を強化することを目的として、県内初の「デイタイム救急隊」を東消防署本署に配置し、運用を開始しました。

運用開始日

　令和5年10月2日（月曜）

配置署

　東消防署本署

配置隊員数

　救急救命士有資格者　4名

運用時間帯

　平日の午前8時30分から午後5時15分まで

デイタイム救急隊のメリット

　8隊ある救急隊のうち、3隊は消防隊と兼任で運用しており、火災等で消防隊として出動が必要になった際は、出動できる救急隊が減ってしまうという課題がありました。

　そこで、消防隊と兼任で運用していた救急隊へ、専任の救急隊員4名を増員して配置し「デイタイム救急隊」として運用することで、平日の日中時間帯で火災等が起きた場合においても常時救急需要に対応することができ、より早く傷病者のもとへ救急隊が駆けつけることが出来るようになりました。

デイタイム救急隊の今後の運用方法について

　令和6年度には、西消防署本署にデイタイム救急隊を1隊増隊し、さらに将来的には、デイタイム救急隊の2隊を24時間体制で対応できるように専任化していく予定となっております。

　今後も社会情勢の変化に的確に対応し、救急体制の充実強化を着実に図ってまいります。