救える命を救うために ⚠救急出動件数増加中⚠~救急車を正しく使いましょう~

ページ番号1003270  更新日 令和5年10月3日

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救急車の出動が増加しています!

全国的に救急車の出動件数は増加傾向にありますが、山形市消防本部も例外ではなく、令和4年中の出動件数は12,042件となり、前年から1,577件増加して過去最多となりました。

令和5年の出動件数も前年と比較して増加中で、8月は1ヶ月間で1,400件を超える出動件数となり、これまでの1ヶ月あたりの最多出動件数から200件以上増加しました。

中でも、8月18日には1日で64件もの救急出動があり、1日あたりの最多出動件数を4年ぶりに更新し、過去に類を見ない水準となっています。

この要因としては、今年の異常な暑さによる熱中症疑いの傷病者の搬送が過去最多となっていること、5類に引き下げられたものの依然として新型コロナウイルス感染症傷病者の救急搬送が高水準で続いていることなどが考えられます。

救急車は限られた資源です

山形市消防本部では、現在、通常8台の救急車を運用しています。その8台の救急車で山形市・山辺町・中山町管内の救急要請に対応し、通常、救急要請があった場合、要請現場から最も近い場所にいる救急車が出動する体制を取っています。

しかし最近は、この救急出動件数の増加に伴って、本来は近くにいるはずの救急車が別の救急事案に出動中のケースが増加しているため、遠方の別の救急車が現場に向かうことになって到着まで時間を要してしまったり、さらには8台の救急車全てが出動してしまうことも珍しくない状況となっています。そのため、非番で自宅待機している職員を非常招集し、非常用車両2台を追加投入して最大で10台の救急車を運用することも増えてきています。

しかしながら、救急車で搬送される方の40%以上は軽症の方であり、中には緊急性の低い救急要請も含まれています。

このため、本来は救急搬送の必要性の低い傷病者に救急車が出動することにより、本当に救急車を必要とする傷病者に対する救命処置が遅れてしまうことになりかねない状況です。

救急車の適正利用にご協力をお願いします

救急車の正しい利用にご協力をお願いします

以下のリンク先に、総務省消防庁が作成している「救急車利用マニュアル」を掲示しております。

「いざというとき」に備えて救急車利用時のポイントをご確認ください。

本当に救急車を必要とする方の命を救うために、救急車の正しい利用へのご協力をお願いします。

1 救急通報のポイント

(1) 救急車の案内

(2) 救急車を呼んだときに用意しておくと便利なもの

(3) 救急車が来たら伝えること

2 ためらわずに救急車を呼んでほしい症状

3 救急車の呼び方

4 救急車を呼んだ方がいいのか迷った場合

 「24時間健康・医療相談サービス」0120-023-660(以下リンク参照)

 「全国版救急受診アプリ『Q助(きゅーすけ)』」(以下リンク参照)

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このページに関するお問い合わせ

消防本部救急救命課
〒990-0041 山形市緑町四丁目15番7号
電話番号:023-634-1193 ファクス番号:023-624-6687
shobo-kyumei@city.yamagata-yamagata.lg.jp