一酸化炭素中毒に注意!

ページ番号1010620  更新日 令和4年12月23日

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一酸化炭素中毒とは?

一酸化(CO)中毒とは、密閉された室内での石油ストーブやガス給湯器、木炭・練炭などの不完全燃焼や車内への排気ガスの逆流などで発生します。一酸化炭素は無色・無臭ですので、発生しても気づかず、知らぬ間に中毒になってしまい、最悪の場合、死に至ることもある非常に恐ろしいものです。

一酸化炭素中毒の症状

一酸化炭素中毒の初期症状で非常に多くみられるのが頭痛です。その後、一酸化炭素の濃度が上がるに従って、疲れやすくなって判断力が低下したり、嘔吐、めまい、視力の障害、痙攣などが現れて、最終的には死亡する危険があります。

なお、初期症状から重症化に至るまでの一連の経過を通じて、呼吸困難の症状はありません

大気中の一酸化炭素濃度 吸入時間 症状
0.02~0.03% 5~6時間 頭痛や耳鳴り
0.03~0.06% 4~5時間 激しい頭痛や吐き気、めまい、視力の障害
0.11~0.15% 1.5~3時間 痙攣、意識の障害
0.16~0.30% 1~1.5時間 血圧の低下、時に死亡
0.50~1.00% 1~2分 呼吸ができなくなり死亡

 

予防方法

一番の予防方法はこまめな換気です。山形市内でも炉が炊かれた閉め切った室内で気分不良を起こして救急搬送されるという事故が起きています。最近の住宅は気密性が高く、このような事故が起きてしまう危険があります。もし、一酸化炭素が発生していても、こまめに換気をすれば部屋にたまるのを予防できます。

また雪道での車の立ち往生などで長時間車内へ滞在するときは、車内への排気ガスの逆流なども考えられるので、マフラー部分や車両周囲が雪に覆われてしまわないように気をつけましょう。

その他、昨今のキャンプブームにおいて、秋冬の季節は暖を取るために石油ストーブを使用する方もいらっしゃると思いますが、全国的に一酸化炭素中毒の事故も発生しています。キャンプ中も換気を心掛け、一酸化炭素チェッカーを使用するなどの対策をお願いします。

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