熱中症に要注意!

ページ番号1011632  更新日 令和6年4月25日

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4月26日の山形市の予想最高気温は29℃となっています。こういった暑い日が始まってくると気を付けなければならないのが熱中症です。本格的な夏を迎える前に、熱中症を予防するためのポイントや、万が一熱中症になってしまった場合の対処法をご紹介します。

熱中症とは?

 熱中症とは、温度や湿度の高い中で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、体のだるさ、ひどい時には、けいれんや意識の異常など、様々な障害を起こす症状のことです。

 山形市では、令和4年に熱中症やその疑いで救急搬送されたケースは123件でしたが、令和5年には記録的な猛暑の影響もあり、前年の2倍以上にも及ぶ255件の搬送がありました。

 例年、本格的な暑さを迎える7月、8月に搬送者が急増する傾向にありますが、まだ体が暑さになれていない5月や6月にも、救急搬送される方はおりますので注意が必要です。

山形市における熱中症の救急搬送状況

令和4年

 

5月

6月

7月

8月

9月

搬送人員

7

24

48

34

10

うち高齢者

2

18

19

21

3

発生場所

屋内

屋外

屋内

屋外

屋内

屋外

屋内

屋外

屋内

屋外

1

6

14

10

25

23

14

20

2

8

重症者

0

0

1

1

0

2

1

2

0

0

 

令和5年

 

5月

6月

7月

8月

9月

搬送人員

5

15

70

133

30

うち高齢者

3

6

33

68

11

発生場所

屋内

屋外

屋内

屋外

屋内

屋外

屋内

屋外

屋内

屋外

1

4

7

8

43

27

66

67

12

18

重症者

0

0

0

0

1

0

4

1

0

0

 

熱中症の症状

 熱中症といっても、その程度によって症状は様々です。下の表に熱中症の症状をまとめました。

 特に、体温の調節機能が未熟なお子さんや、暑さを感じにくく汗をかきにくいご高齢の方は、熱中症を発症しても気づかないケースもありますので、より熱中症の予防や周囲の方の見守りが重要です。

程度 症状
軽度 めまい、立ちくらみ、大量の発汗、筋肉痛(こむら返りなど)
中程度 頭痛、嘔吐、だるさを感じ集中力や判断力が低下する
重度 意識の障害(反応がない、受け答えができないなど)、けいれん、異常な発汗もしくは汗がまったく出ない

 

熱中症予防のポイント

  1. 部屋の温度をこまめにチェック!
  2. 室温28℃を目安に、エアコンや扇風機を上手に使いましょう!
  3. のどが渇かなくてもこまめに水分補給!
  4. 外出の際は体をしめつけない涼しい服装で、日よけ対策も!
  5. 無理をせず、適度に休憩を!
  6. 日頃から栄養バランスの良い食事と体力づくりを!

熱中症かな?と思ったら

  1. エアコンの効いた室内や日陰に移動して安静に!
  2. 経口補水液やスポーツドリンクなどで水分・塩分補給!
  3. 首やわきの下、足の付け根に保冷剤などを当てて体を冷やす!

 口から水分を飲めない場合や、1~3を行っても症状が改善しない場合は医療機関の受診が必要です。

 また、重度の症状がみられた場合は、直ちに救急車の要請をお願いします。

 下記サイトもご参照ください。

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このページに関するお問い合わせ

消防本部救急救命課
〒990-0041 山形市緑町四丁目15番7号
電話番号:023-634-1193 ファクス番号:023-624-6687
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