令和8年2月13日 市長臨時記者会見

ページ番号1017962  更新日 令和8年2月20日

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写真:記者会見をする市長

出席者

総務部長、財政部長、企画調整部長、文化スポーツ部長、市民生活部長、健康医療部長、環境部長、福祉推進部長、こども未来部長、商工観光部長、農林部長、まちづくり政策部長、都市整備部長、消防長(代理:消)総務課長)上下水道部長、済生館事務局長、教育部長

内容

発表事項

1.令和8年度当初予算案の概要について

資料のみ

なし

会見内容

映像

発表内容(※要点筆記としておりますので、あらかじめご了承ください。)

市長

それでは、令和8年度当初予算案について、発表いたします。

本件については、先ほど、市議会の「全員協議会」におきまして、内示を申し上げたところです。その概要についてご説明申し上げます。

令和8年度当初予算案につきましては、山形市が目指す「健康医療先進都市」「文化創造都市」の実現に向け、「歩くほど幸せになるまち」をはじめとする、目指すまちの姿の着実な実現に向けた取組を推進するとともに、市民目線でのチャレンジと持続可能な行政運営、物価高騰等への対応、地域全体の課題解決や経済効果等の促進にも重点を置いて予算編成を行いました。

歳出につきましては、限られた財源を効率的かつ効果的に活用するため、EBPMに基づいた事業の見直しによる選択と集中を図り、市民の安全・安心な暮らしを守っていくために不可欠な行政サービスの水準を確保したうえで、各政策分野の取組を進めるために必要な経費を計上しました。

歳入につきましては、あらゆる機会を捉えて、国及び県の交付金の制度改正等に関する情報収集を行い、可能な限り活用するとともに、ふるさと納税、クラウドファンディング、財産の売払いなどにより積極的に財源を確保するほか、財政の健全性に配慮しながら有利な起債を活用することを念頭に、予算編成を行いました。

この結果、一般会計の予算規模は1,171億4,600万円となり、前年度当初予算に比較して116億3,800万円、率にして11.0%の増となりました。

また、特別会計及び企業会計を含めた全会計の予算総額は、2,123億189万4千円で、前年度比7.1%の増となりました。

それでは、個別の事業について申し上げますが、この度の発表では、令和8年度における山形市の目指す姿を分かりやすくお伝えするため、その特長となる取組をまとめた資料、「令和8年度山形市当初予算案の特長」を作成しております。

ここでは、お手元の資料、「令和8年度山形市当初予算案の特長」により、その主なものをご説明いたします。

また、画像も準備しておりますので、正面のディスプレイもあわせてご覧いただければと思います。

令和8年度は、「山形市発展計画2030」の2年目となります。

山形市が持つ固有の資源・強みをさらに伸ばし、「健康医療先進都市」「文化創造都市」の2大ビジョンを都市ブランドとして確立し、さらには観光都市の実現を目指すことで、「選ばれるまち」となるため、市民目線の行政と、チャレンジする市政を基本姿勢に、「まちをつくる」、「ひとを育む」、「しごとを豊かにする」の3テーマと、それを支える行政経営に19の政策分野を位置づけ、様々な取組を展開し、持続可能なまちづくりを推進していきます。

1つ目のテーマ、「まちをつくる」についてであります。

「中心市街地」につきましては、粋七エリア整備事業として、「粋な町七日町」をコンセプトとして、料亭文化や御殿堰を活用した風情ある空間を創出し、街なかの回遊性の向上や賑わい創出を目指す街区整備を引き続き実施するとともに、旧千歳館エリア・リノベーション事業と一体となった(仮称)花小路公園を整備し、公園空白区域の解消と街なかの賑わいづくりに取り組みます。

また、中心市街地グランドデザインの具現化に向けて、旧大沼と済生館の周辺エリアが将来的に中心市街地をけん引する地域となるよう、再開発準備組合が実施する基本計画の策定に補助を行うとともに、一体的な整備を想定している広場空間や御殿堰の活用方法の検討を行います。

「公共交通」につきましては、市南部の重要な交通結節点となる新駅の設置に向けて、駅及び駅前広場の基本設計等に着手します。

「都市整備」につきましては、山寺地区において、より良い景観の形成と冬期間の交通安全の確保等を図るため、無電柱化及び道路消雪施設と景観舗装の整備を進めます。

「環境」につきましては、熊が人の生活圏内に侵入しない環境を整えることにより、鳥獣による被害を防止するため、個人や自治会等が取り組む藪や雑木林の刈払い、不要果樹の伐採などの出没抑制対策を支援するとともに、緊急銃猟が実施できる体制を整備します。

続きまして、2つ目のテーマ、「ひとを育む」についてです。

「教育」につきましては、今年8月の完成に向け、出羽小学校屋内運動場の改築工事等を引き続き行うなど、良好な教育環境の構築に向けた取組を着実に進めます。

また、先進的で効果的な学習環境を提供し、学びの質を向上させるため、新たに導入した生徒1人1台の高性能タブレットを活用し、電子黒板等と連携したICT教育を推進します。

「こども」につきましては、老朽化が進んでいる市立保育所3園の統合による(仮称)西部保育所・こどもまんなか相談室の整備に向け、基本設計及び地質調査を行います。

また、潜在的な支援対象児童や行政とつながりがない世帯を必要な支援につなげるため、LINEを活用した情報発信や相談支援を拡充し、夜間や休日を含め24時間相談対応が可能な「AIと人のハイブリッド子育て相談」を実施します。

「健康」につきましては、市民の健康づくりの意識高揚を図り、健康医療先進都市を確立するため、食事、運動、休養、社会、禁煙・受動喫煙防止に留意する「SUKSK生活」の取組を引き続き推進します。

また、施設の老朽化及び火葬需要の増加に対応するため、上山市及び山辺町と連携した新広域斎場の整備に向け、令和17年度の開場を目指し、建設用地の取得に向けた用地測量及び環境影響調査等を行います。

「医療」につきましては、運動器疾患の予防や女性の健康増進を図るため、40歳から60歳までの5歳刻みの年齢の女性を対象として、骨粗しょう症検診を新たに実施いたします。

「文化」につきましては、新市民会館整備運営事業について、令和11年度のオープンに向けて、引き続き実施設計を行うとともに、その完了後に建設工事に着手します。

また、創造都市の拠点施設である「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」を核として情報発信を行うとともに、新たな価値の創造に向け、地元企業との連携や人材育成等を行います。

「スポーツ」につきましては、県・市共同スポーツ施設整備検討事業について、施設の規模・機能やPFI導入の可能性等について、引き続き県と共同で検討を行います。なお、建設候補地につきましては、桜町地内の「旧県立中央病院跡地である県民ふれあい広場を含むエリア」を考えているところであります。

また、市民が幅広くスポーツに親しむ環境を整備するため、令和9年度のオープンに向けて、西部工業団地公園再編事業にあわせ、引き続きソフトボール場等の整備を進めます。

3つ目のテーマ、「しごとを豊かにする」についてです。

「商工」につきましては、令和8年度に分譲を開始する山形北インター産業団地について、周辺の道路案内標識を更新し、アクセスの向上を図ります。

「観光」につきましては、日本一の観光案内所の整備に向け、基本設計を行うとともに、慶應義塾大学SFC研究所及びJR東日本と共同で設立した共創ラボにおいて、日本一の観光案内所が備えるべき機能について、引き続き研究・開発を行います。

また、伝統文化の継承と癒し空間の創造による、賑わいの創出及び交流人口の拡大を図るため、旧千歳館の建物を保存・活用した拠点施設の令和9年度のオープンに向けて、建物の改修工事を引き続き行うとともに、地域と連携したイベントの開催等による魅力の発信により、芸妓・料亭文化の継承と街なか観光の活性化を図ります。

「農林」につきましては、山形市のブランドであるさくらんぼの生産体制を維持するため、労働力の省力化や気候変動に対応する新たな生産技術の実習を行うトレーニングファームを今年5月に開園し、将来の担い手の育成及び既存の樹園地を継承する体制づくりを行います。

4つ目の「未来につなげる行政経営」につきましては、自分で考え、主体的かつ能動的に行動できる自律型人材を育成するため、自律型人材育成基本計画に基づく行動計画を策定し、人事制度の再構築に取り組みます。

また、更なるDXの推進を図るため、専門知識を持つ外部人材をCDXO補佐官として引き続き任用するとともに、各所属において業務改革を先導するDX推進リーダーを新たに養成します。

以上が、令和8年度当初予算案における、特長としての主な事業でございますが、その他の事業につきましては、A4版の冊子「令和8年度当初予算案の概要」に記載しておりますので、ご覧いただければと思います。

私からの発表は、以上であります。

 

読売新聞

今回の予算に関する市長の所感と、特に力を入れたい、あるいは思い入れのある事業について教えてください。

山形市長

行政需要が各分野で多様化・増大しており、一般会計当初予算額も過去最大規模となりました。こうした需要に対し、十分な予算措置がなされていると考えています。

具体的には、山形市の成長に向けた投資と、防災や福祉、あるいはクマ対策など、このまちを持続可能にするための政策がバランスよく含まれています。特に思い入れがあるのは、令和9年度や11年度の完成に向けて大きく前進する中心市街地の整備事業です。また、観光では「日本一の観光案内所」や「旧千歳館」の事業、経済面では間もなく竣工する「山形北インター産業団地」など、経済を大きく前に進めるための施策も盛り込んでいます。

日本経済新聞

新規事業の中で、特に市長が力を入れたいものはどれでしょうか。

山形市長

健康医療先進都市の取り組みとして、新たに実施する「骨粗しょう症検診」です。これまで市としての対策がなかった分野ですが、特に女性の運動器疾患を予防し、健康寿命延伸に向けた大きな事業になると考えています。

また、継続・拡充事業の中では、AIと人のハイブリッドで相談対応を行う「おやこよりそいチャット」は、全国的にも例の少ない新たな取り組みです。ほかにも、今年5月に開園する「さくらんぼトレーニングファーム」は、農業の持続可能性を高め、担い手を育成する事業として大きく期待しています。

山形テレビ

クマ対策について、具体的に来年度どのようなことを行う予定ですか。

環境部長

8年度予算では事業を総合的に拡充します。

緊急対応の強化として、緊急銃猟の実施にかかる経費を新たに計上し、捕獲者への手当充実やパトロール、技術向上のための訓練費用を確保します。

地域ぐるみの対策として、藪の刈り払いや不要果樹の伐採に対する支援を拡充し、鳥獣を人里に引き寄せない環境整備を推進します。

監視の高度化として、侵入経路を把握するためIoTカメラの設置費用を計上し、迅速な情報共有を可能にする体制を整備します。

山形新聞

旧大沼エリアの再開発について、市長の所感と新年度のスケジュールを教えてください。

山形市長

中心市街地のど真ん中であり、本市のビジョンである「歩くほど幸せになるまち」を完成させるための重要な事業です。知権者の皆様と合意形成を図りながら、着実に進めてまいりたいと考えています。

まちづくり政策部長

3月中の「基本構想」策定を受け、来年度早々には知権者の皆様による「再開発準備組合」を立ち上げていただき、基本計画の策定を進める予定です。事業は第1期・第2期に分けて行う予定で、第1期については令和16年度の完成を見込んでいます。

NHK

一般会計が過去最大となった理由について、人件費の上昇や大規模事業の影響をどう見ていますか。

山形市長

物価や人件費の高騰は、日本社会全体の課題であり、本市でも各分野で予算が増加する傾向にあります。人件費については、人事院勧告や県の人事委員会の内容に連動して引き上げを行っていることがベースにあります。将来のための投資として、市民会館などの大規模事業もしっかりと進めてまいります。

財政部長

補足しますと、総額増の要因は「新市民会館整備運営事業」や「粋七エリア整備事業」などの大規模事業が複数展開されていること、物価高騰に伴う施設管理費の増加、福祉関係の扶助費の伸びなどがあります。

また、今年度の特殊事情として、山形北インター産業団地の売り払い収入(約42億円)を基金に積み立てることや、国の制度を活用した地元企業への無利子貸付事業を計上したことも、過去最大の予算規模につながっています。

NHK

観光基本計画の改定を前倒しする理由と、今後のビジョンを伺えますか。

山形市長

山形市の観光をめぐる状況が、この数年で大きく変化しているためです。欧米圏の観光客が目に見えて増えるなど、状況に合わせた計画の「バージョンアップ」が必要です。蔵王や山寺に加え、中心市街地などの新たな観光視点や、現在並行して議論している「宿泊税」の内容を踏まえ、今後の観光の在り方を改めて位置づけたいと考えています。

山形放送

中心市街地における「市民会館」と「日本一の観光案内所」の来年度の動きを教えてください。

文化スポーツ部長

新市民会館については、令和8年8月以降の着工を想定しており、現在は予定通り進んでおります。

山形市長

日本一の観光案内所については、8年度中に基本設計を行う予定です。現在、当該エリアの知権者の皆様と最終調整を行っており、その状況に連動して取り組んでまいります。

さくらんぼテレビ

将来への投資という発言がありましたが、改めて市長が思い描く将来の山形市の展望を教えてください。

山形市長

先人が努力して発展させてきたこの山形市を、次の世代へしっかりと維持・発展させていくという強い思いがあります。将来への投資を確実に行うことで、経済の発展やまちの活性化を成し遂げたい。それが今回の予算にも反映されています。

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