「メルカリエコボックス」の配布開始に関する共同記者会見 令和5年12月22日

ページ番号1012926  更新日 令和5年12月25日

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写真:記者会見をする市長

出席者

市長、環境部長、ごみ減量推進課長

株式会社メルカリ

経営戦略室政策企画参事 高橋 亮平 氏

内容

発表事項

1.中古家具等の「メルカリShops」出品及び「メルカリエコボックス」の配布開始に関する発表
2.「メルカリエコボックス」贈呈・受入
3.中古家具等「メルカリShops」出品セレモニー

会見内容

映像

発表内容

市長

 それでは、私から発表いたします。まず、本日は、ご多用の中、株式会社メルカリ様より、経営戦略室 政策企画参事の高橋亮平様にご出席いただいております。誠にありがとうございます。

 発表に先立ちまして、これまでの山形市「メルカリShops」を活用した取り組みについて説明させていただきます。

 概要について、担当からご紹介いたします。

 

ごみ減量推進課長

 ごみ減量推進課課長の鷹野でございます。

 それでは、私よりご紹介させていただきます。

 山形市では、株式会社メルカリ様、及び株式会社ソウゾウ様との包括連携協定に基づき、循環型社会の実現や地方創生の推進に取り組んでおります。

 今年2月に県内で初めて市の「メルカリShops」を開設し、時代の流れや業務の変化、学校の改築などによって市としては活用の場がなくなったものの、まだ十分に使用できる備品や学習教材などを出品してまいりました。出品開始以来、先月末までに77品を購入いただき、リユースに繋げることができました。売却額は約88万円となっております。

 また、山形市立商業高等学校では、メルカリ様の提供するプログラムを活用し、お菓子の商品開発に取り組みました。本日ご出席をいただいております高橋様より商品コンセプトや価格設定などをご指導いただき、地元企業様のご協力を得て完成した商品を、市のメルカリShopsで販売いたしました。

 こちらも、多くの方からお買い上げいただき、販売実績は、161件で約12万円の売上となりました。

 以上が、山形市のメルカリShopsを活用した取り組み状況でございます。

 

市長

 これが今までの取組であります。

 それでは、このたびの『中古家具等の「メルカリShops」出品』について発表いたします。

 山形市では、市民のリユース意識向上を図るため、家庭で使わなくなった家具等のリユースイベント「家具のリユース大作戦!」を実施しております。

 「ちょっと早めの大掃除」ということで、ご家庭で使わなくなった家具等をイベント日に持ち寄っていただくよう10月の記者会見でお知らせしましたところ、予想を上回る反響がございました。回収日となった11月18日は、悪天候にもかかわらず、多くの方々が会場にお越しくださり、約50組の市民の方から、80品を超える家具等の持ち込みがありました。

 お持ち込みいただいた座卓やたんす、鏡台などの家具は、各ご家庭でご家族の思い出が多く詰まっているものも多かったと思います。大事に使ってこられたものを次に希望する方に譲りたいといった市民の皆様のお気持ちに、改めて感謝申し上げたいと思います。

 そして今回、お引き受けしたもののうち約40品を、本日より山形市「メルカリShops」に出品いたします。

 今回は、リユースに取り組んでいただくための啓発イベントであるという趣旨から、出品価格についてはすべて最低価格の300円で出品いたします。

 出品した家具はフリマアプリ「メルカリ」からご購入いただけますが、ご購入後は配送ではなく、立谷川のエネルギー回収施設で直接お引き渡しいたします。販売期間は来年2月29日までで、期間中は同施設にて展示を行っていますので、出品物の状態やサイズを直接ご確認いただくことも可能です。

 市民の皆様から引き取って出品しました品は、購入して使っていただくことで初めてリユースに繋がりますので、ぜひ多くの方に山形市の「メルカリShops」をご覧いただき、ご希望の品を見つけていただきたいと考えております。

 また、このたびの中古家具以外に、市の不用備品も継続して出品しておりますので、こちらもぜひご利用いただきたいと思います。

 

 次に、「メルカリエコボックス」の配布開始について発表いたします。

 このたび、山形市では株式会社メルカリ様のご協力により、家庭内で使わなくなったものを一時的に保管し、リユースにつなげるための「見える化」するアイテムとして「メルカリエコボックス」を無償提供いただくこととなりました。大変ありがたく頂戴したいと思います。

 いただいた「メルカリエコボックス」は市の窓口やごみ減量啓発イベントで希望する市民の方にお配りいたします。ぜひ、ご家庭でリユースに取り組むためのツールとして活用いただき、リユースの実践をしていただきますようお願いします。

 結びに、市民の皆様には、山形市の「メルカリShops」をぜひご覧いただき、商品のご購入を検討いただきますとともに、ご自身でもフリマアプリなどを活用してリユースに取り組んでいただくなど、循環型社会の形成にご理解、ご協力をくださいますようお願い申し上げます。

 私からの発表は以上でございます。

 

株式会社メルカリ 経営戦略室政策企画参事 高橋 亮平様

 皆さん、こんにちは。株式会社メルカリ 経営戦略室政策企画参事の高橋でございます。まずはですね、こうして記者会見で皆さんに発表できる機会をいただきましたことに、深く感謝を申し上げるとともに、こうしたことに取り組んでいただきました佐藤市長をはじめとした山形市役所の職員の皆様に深く感謝を申し上げます。

 今年、山形市のメルカリShopsを立ち上げて、市の不用備品の販売を開始していただきました。今回は新たに、市民の皆様がお持ちの家具においてもリユースに寄与できるものについては、市民の皆様に持ち寄っていただいて、それを市のメルカリShopsで販売をするものです。こういった取組を行うことで、市民の皆さんがご家庭では不用になったものが、ある市民の皆さんにとっては今すぐ欲しいものであるということを実感していただくことで、今回お持ちいただいた市民の皆さんはもちろん、そうでない山形市民の皆様にも、いろんなものが必要な人に届くことで、より多くの方々が豊かになったり、リユースや循環型社会の推進につながるということを広げる機会になればと思っております。

 この1年間で、山形市メルカリShopsの販売額が88万円であり、市立商業高校の12万円を合わせると、100万円を超える販売額になっています。

 まだ、正確な数字ではないですが、おそらくメルカリShopsで販売していただいた自治体の中で、山形市の販売額が一番多いのではないか思っています。

 一方で、金額を得ることだけが、この取組のメインではありません。むしろ、金額というよりは、今まで捨てられてしまっていたものが有効活用できるということが、主であると思いますので、その金額に見合ったようなものが、世の中で有効活用されたということに意味があるのではないかなと思っています。

 山形市には全国の自治体を引っ張っていく取組を今後も続けていただきたいと思っております。

 本日は、ありがとうございます。

 

(「メルカリShops」出品セレモニー後)

市長

 今ここにあるのが今出品したものの一部になります。

 私からは、この和箪笥について紹介させていただきたいと思います。

 この和箪笥は市民の方が持ち込んでいただいたのでありますけれども、持ち込んだ方からお聞きしたところ、40年ほど前に家を建て替えされたと、その時おばあさまがお持ちだったこの箪笥を母屋から小屋に移動して、しまっておいたというものであります。そこから非常に長い間しまわれていたものでございます。非常につくりはしっかりしておりますし、少し手入れをしますと素晴らしい趣のある家具として生まれ変わるものと思っております。やはりそうした思いが詰まっているということですし、こちらをどなたか別の方に有効に活用いただけると良いなと思っております。多くの市民の皆様からのご購入をお待ちしております。

 ありがとうございました。

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