令和5年8月28日 市長記者会見

ページ番号1012180  更新日 令和5年8月29日

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写真:記者会見をする市長

出席者

市長、総務部長、企画調整部長、健康医療部長、商工観光部長、教育部長

内容

発表事項

1.中央公民館・図書館中央分館リノベーションについて
2.やまがた秋の芸術祭の開催について
3.やまがたクリエイティブシティセンターQ1開館1周年記念イベント「グランマルシェ」の開催について
4.「SUKSK(スクスク)生活」の促進について
 ・「秋の街なかSUKSKポイントラリー」の開催について
 ・秋のSUKSKフェア「あるいて うごいて ととのえる」の開催について
5.第35回日本一の芋煮会フェスティバルの開催について
6.山形市指定文化財の指定について
7.令和6年「山形市二十歳の祝賀式」の開催時期等の決定について

資料のみ

なし

会見内容

映像

発表内容

市長

 はじめに、中央公民館・図書館中央分館のリノベーションについて発表いたします。

 中心市街地の活性化を図るため、これまで公民館に足を運ぶことが少なかった学生や、子育て世代の方にも魅力ある施設を目指し、「おしゃれで居心地よく、快適性・利便性の高い空間づくり」をテーマに、中央公民館・図書館中央分館の一部をリノベーションいたしました。

 リノベーションの実施にあたっては、タブレット等を用いた学習に必要な個別電源の設置やWi-Fiのエリア拡大、親子で楽しく本を読める空間の創出など、高校生の皆さんや子育て中世帯の方から頂いた意見も最大限、反映させております。

 また、この度のリノベーションにあわせて、これまで午後5時だった図書館中央分館の閉館時間を、平日は午後7時まで2時間延長いたします。また、1階に返却ポストを設置するなど、より利用しやすい図書館にいたします。

 そして、今回のリノベーションを記念し、9月2日土曜日、午前9時15分からアズ七日町1階正面にてオープニングセレモニーを開催いたします。

 セレモニーでのテープカットの後は、関連イベントを開催します。

 イベントの大きな目玉といたしましては、9月2日・3日の両日には「やまがたまちなか文化祭」が開催されます。これは、若者を支援する「まちなかサードプレイス事業」を発端とし、山形市のまちなかを盛り上げたいとの思いで、学校を越えて集まった高校生の皆さんによる企画です。

 ホールでの高校生による演奏や、縁日、山形の企業を知る企画である産業祭、選挙について考える企画である模擬投票など、高校生自らが企画し、運営する文化祭です。

 また、オープニングイベントとして行われる山形北高吹奏楽部の皆さんによる記念演奏のほか、怪談作家の黒木あるじ氏による怪談会、ストリートピアノの設置なども行います。

 なお、中央公民館・図書館中央分館のリノベーションとイベントの詳細につきましては別紙資料をご確認ください。

 ぜひ市民の皆様から、リノベーションした新たな公民館・図書館をご利用頂きたいと考えておりますので、ぜひオープニングイベントに足をお運びいただきたいと思っております。

 

 続きまして、「やまがた秋の芸術祭」の開催について発表いたします。

 山形市のまちづくりのビジョンのひとつである「文化創造都市」を更に推進していくため、まち全体をコンサートホールやステージに見立て、市民が多彩な文化芸術に身近に触れる機会の提供や、まちの賑わいの創出を目的に、「やまがた秋の芸術祭」を開催いたします。

 「やまがた秋の芸術祭」は、昨年度初めて開催いたしましたが、市民の方や文化団体などからも好評価をいただきました。本年度も、9月から11月の期間に、新規イベントも含め、内容を拡充して実施することといたしました。今年は、やまがたクリエイティブシティセンターQ1や文翔館などの中心市街地に加え、シェルターインクルーシブプレイスコパルやコミュニティセンターなど市内各所で、音楽・アート・映像を楽しめる様々なイベントを開催いたします。

 具体的には、小学生による「マーチングバンド演奏会」、山形大学の学生が企画するまち歩きと、山形交響楽団によるアンサンブルを組み合わせた「まちなか音楽会」、歩きながら絵画などの美術作品を鑑賞できる「まちなかアート」など、多彩なイベントが用意されております。また、新たな取組みとして、街なかで山形の茶道文化に触れられる「やまがた街なか茶会」や、年齢や障がいのあるなしに関わらないインクルーシブな「コンテンポラリーダンス」などを企画しております。

 さらに、イベントのひとつである「山形国際ドキュメンタリー映画祭2023」や「山形市芸術祭」の持つ求心力を全体に波及させ、更なるまちの賑わいの創出や地域の魅力の創造につなげてまいりたいと考えております。

 ぜひこの機会に、歴史と文化の薫る「やまがた秋の芸術祭」にご参加いただき、見て、聞いて、歩いて、音楽やアートで彩られた山形市内を満喫していただきたいと思います。

 また、本年度は秋の芸術祭の後に引き続き、「やまがた冬の芸術祭」も開催していく予定であります。そちらについては、今後、報告させていただきます。

 

 続きまして、やまがたクリエイティブシティセンターQ1における「グランマルシェ」の開催について発表いたします。

 やまがたクリエイティブシティセンターQ1は、5月下旬に来館者数が10万人を超えました。7月末までに約12万2千人もの方々にお越しいただいております。

 この「グランマルシェ」は、「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」が今年の9月1日で開館から1周年を迎えることを記念して行うもので、9月1日から3日までの3日間開催いたします。

 「グランマルシェ」では、ユネスコ創造都市ネットワークが掲げる7つのクリエイティブ分野である、文学・映画・音楽・工芸・デザイン・メディアアート・食文化を軸に、多彩なゲストを招いたプログラムや、「パンマルシェ」、「キッチンカーマルシェ」などの多彩なイベントを行います。

 プログラムとしましては、オープニングトークショーとして、「創造都市やまがた未来の風景を探す」をテーマに、株式会社Q1代表取締役の馬場(ばば)正尊(まさたか)氏、Q1ディレクターの深井(ふかい)聡一郎(そういちろう)氏、そして私の3人で、創造都市の未来について、ディスカッションを行います。

 また、「金沢21世紀美術館」や「国立科学博物館」のシンボルマークなどを手掛けたグラフィックデザイナーの佐藤(さとう)卓(たく)氏や作家のくどうれいん氏のトークショーも予定されています。他にも、映画の起源ともいえる初期のアニメーション機器「おどろきばん」を作るワークショップや、長い歴史を持つベヒシュタインピアノのコンサートなど、創造都市をテーマとした多彩なプログラムが目白押しです。

 参加にあたり、事前申込が必要なイベントもありますので、ホームページなどでご確認ください。

 グランマルシェを通して、来場される皆様が、ゲストや出展者など多彩な人々のクリエイティブな感性に触れ、自分自身の好奇心や創造性に気付く手がかりにしていただければと思います。

 「Q1」につきましては、これからも、気軽に訪れることができ、ワクワクすることに出会える場となるよう取り組んでまいります。まずはぜひこの「グランマルシェ」にご来場いただきたいと思います。

 

 次に、山形市における健康施策の中心的役割を果たしているSUKSKについて、新たな取組を2つ発表いたします。

 はじめに、「秋の街なかSUKSKポイントラリー」についてです。

 山形市が掲げる「健康医療先進都市」と「文化創造都市」の2大ビジョンの確立に向けて、「健康ポイント事業SUKSK」と「やまがた秋の芸術祭」を連携させ、山形市中心市街地グランドデザインのテーマである「歩くほど幸せになるまち」に資する取組を推進いたします。

 具体的には、9月1日から11月30日までの期間に、街なかの拠点施設やイベント会場にSUKSKポイントを獲得できる二次元コードを設置し、中心市街地を回遊していただくためのポイントラリーを実施します。

 二次元コードを設置するスポットとしては、リニューアルした山形市中央公民館、やまがたクリエイティブシティセンターQ1、山形まるごと館紅の蔵、そして、やまがた秋の芸術祭のイベントの一部であります。各スポット100ポイントずつ獲得できますが、スポットごとに期間中最大10回までポイントを獲得できます。

 是非、この機会に秋の街なかを歩いていただき、健康と文化が両立する「歩くほど幸せになるまち」を感じていただければと考えております。

 

 続きまして、秋のSUKSKフェア「あるいてうごいてととのえる」の開催についてです。

 山形市では、令和5年7月7日にWellone(ウェルワン)株式会社様と「健康の保持増進に関する連携協定」を締結いたしました。この協定に基づく連携事業として、来月9月23日土曜日に、同社のコネクションを活かし、トレイル、ヨガ、呼吸のトップクラスのプレイヤーを講師として招聘し、山形の自然や文化環境を感じてもらえるイベントを開催いたします。

 講師は、地元山形でのトレイルづくりを行う山形トレイルクラブ代表の斉藤正史(まさふみ)氏をはじめ、全国各地でヨガ指導に携わっている湊(みなと)洋二(ようじ)氏、浅野祐(ゆう)介(すけ)氏、佐藤ゴウ氏、また、日本で初めての呼吸専門サロンで呼吸メンターとして勤務する矢野(やの)祐基(ゆうき)氏の5名であります。

 まちづくりの戦略的拠点施設を会場として活用し、トレイルはシェルターインクルーシブプレイスコパルを拠点に、ヨガと呼吸はやまがたクリエイティブシティセンターQ1に隣接する市立第一小学校の中庭で開催いたします。参加対象はそれぞれお手元の資料のとおりでありますが、一般の方や親子など幅広い年代が参加できるような内容となっております。

 申し込みは、8月29日火曜日から、山形市ホームページにて開始いたします。

 各分野のトップクラスのプレイヤーと一緒に身体を動かす貴重な機会ですので、是非多くの市民の皆様に参加いただき、SUKSK生活の意義について感じていただければと考えております。なお、本イベントにつきましても、健康ポイント事業SUKSKのポイント対象事業となっております。

 

 続きまして、第35回日本一の芋煮会フェスティバルの開催について発表いたします。

 山形の秋の風物詩であります、第35回「日本一の芋煮会フェスティバル」が、9月17日日曜日に、馬見ヶ崎川河川敷で開催されます。今年は4年ぶりの通常開催で、直径6.5mの日本一の大鍋「三代目鍋太郎」を使用し、地元食材で調理した芋煮3万食を提供いたします。

 今回は、例年大鍋と川を挟んで反対側にありました「芋煮茶屋」を、大鍋の隣に配置しております。また、協力企業により、新たに地元日本酒・ワイン飲み放題などを追加した、ワンランク上の茶屋「IMONI(イモニ)LOUNGE(ラウンジ)」や、会場内に設置したキャンピングカーで、ラグジュアリーに芋煮会を楽しんでいただくプラン、また、仙台駅発着で、会場までバスで直行し、芋煮の後には「ぐっと山形」でのお買い物もできるプランもご用意いただいております。そのほか、会場では、地元山形やご当地グルメの「屋台」・「キッチンカー」などの出店ゾーン、自衛隊による災害特殊車両展示などの「防災」に関するゾーン、近年増えている豪雨体験のほか、水害や水防について学べる「かわとぴあ」、「プロレス」ゾーンなど、様々な企画が用意されております。

 また、企業団体のPRゾーンでは、山形市からも、令和6年2月に開催される「第78回国民スポーツ大会冬季大会スキー競技会」のPRブースなどを出展し、スキージャンプのVR体験コーナーも設置いたします。本市が相互に職員を派遣し、連携している豊中市からもブース出展をいただきます。

 なお、アンバサダーには、吉本興業の山形県住みます芸人・ソラシドさんをお招きし、芋煮会フェスティバルを盛り上げていただきます。

 ぜひ会場に足を運んでいただき、馬見ケ崎川や山々を望む自然の中で、日本一の芋煮を味わっていただきたいと思います。

 

 続きまして、山形市指定文化財の指定について発表いたします。

 宗教法人立石寺が所有しております「山寺立石寺奥之院の大灯籠」について、山寺立石寺が広く庶民信仰の地であったことを示す貴重な資料であることから、令和5年7月14日に山形市の有形民俗文化財に指定いたしました。

 山寺立石寺奥之院の大灯籠は、明治28年8月、山形市銅町の鋳物職人である小野田(おのだ)才(さい)助(すけ)により造立されたものです。小野田(おのだ)才(さい)助(すけ)は、奥之院の大灯籠と同じ形態の大灯籠を宮城県黄金山神社、香川県金刀比羅宮にも造立していることから、全国的にも名の知れた職人であったことがうかがえます。

 七層構造で、非常に肉薄で細かな形態であり、高い技術で鋳造されております。

 また、大灯籠の基底部には発起人や寄付人の名が刻まれており、それによると、立石寺の住職壬生優田(みぶゆうでん)が発起人であること、また寄付人は、当時の山寺村や山形市のほか、北は鮭川村、南は南陽市や白鷹町まで、広範囲に及んでいることが分かりました。

 大灯籠が奉納された立石寺奥之院は、古くから庶民信仰の地として広く知られており、多くの先祖の霊の集まる目印として、また先祖の霊に捧げる燈明として、最もふさわしい場所に奉納されたものと推測されます。

 なお、今回の指定によりまして市指定文化財の数は91件となりました。

 

 続きまして、令和6年「山形市二十歳の祝賀式」の開催時期等の決定について発表いたします。

 「山形市二十歳の祝賀式」につきましては、これまで、過去3回の祝賀式では、感染症対策の観点から開催時期と場所を変更し、分散開催としておりましたが、今年度は、1月の「成人の日」に合わせて開催することとし、前後が休日等となる令和6年1月7日日曜日の午後1時30分から山形市総合スポーツセンターを会場に実施することといたしました。

 着付けなど祝賀式に出席するための準備や道路事情による送迎時の渋滞緩和を考慮し、午後の1時30分からの開催といたします。

 式典の内容につきましては、「令和6年山形市二十歳の祝賀式実行委員」の皆様を中心として、工夫を凝らし、心に残る内容となるよう検討するほか、参加登録方法などの詳細につきましては、決定次第、広報やまがたや市公式ホームページなどでお知らせいたします。

 今年度二十歳を迎える皆様、また、ご家族の皆様におかれては、二十歳という節目の年に、懐かしい顔ぶれで集まる貴重な機会でもありますので、ぜひご参加くださいますようお願いいたします。

 

 私からの発表は、以上でございます。

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