令和5年10月23日 市長記者会見
出席者
市長、総務部長、健康医療部長、環境部長、こども未来部長、商工観光部長、消防長
内容
発表事項
1.【全国初】SUKSK×楽天ヘルスケアアプリ両方登録で楽天ポイントがもらえるキャンペーンの開催について
2.台南市への経済訪問団の派遣について
3.「山形市こどもまんなか応援サポーター宣言」について
4.ご家庭で使わなくなった家具等の持ち込み回収イベントの実施について~ちょっと早めの大掃除で家具のリユース大作戦!~
5.「やまがた消防フェスティバル2023」~あつまれ!未来の消防士~の開催について
6.「まちなか紅葉ライトアップめぐり」と「やまがた舞子と 花小路 秋まつり」の開催について
7.「令和5年度(第60回)三浦記念賞」受賞者の決定について
8.令和5年度(第52回)山形市技能功労者褒賞について
9.山形市創業アワード2023の開催について
10.山形市伝統的工芸産業後継者育成対策プロジェクトガバメントクラウドファンディングの実施について
11.令和5年度山形市ふるさと納税推進事業フルーツ・新米先行予約(令和6年産)の実施について
資料のみ
なし
会見内容
映像
発表内容
市長
はじめに、「SUKSK×楽天ヘルスケアアプリ両方登録で楽天ポイントがもらえるキャンペーン」の開催について発表いたします。
本年4月に楽天グループ株式会社様、東日本旅客鉄道株式会社様と締結した「地方創生の推進に関する包括連携協定」に基づく具体的な取組として、このたび楽天グループ株式会社様より、健康の保持及び増進に関するご提案をいただきました。山形市民のために楽天ポイント50万ポイントを提供いただき、健康ポイント事業SUKSKへの参加を促進するキャンペーンを行います。同社のヘルスケア事業が地方自治体と連携し、楽天ポイントを付与するキャンペーンを行うのは、全国初の取組となります。
当市の健康施策の代名詞であるSUKSKにつきましては、市民の皆様の健康意識の高まりと、これまで取り組んでまいりましたキャンペーンや新たな施策の効果により、昨年度を大きく上回るペースで登録者が増加しております。本年8月には登録者が1万2千人を突破いたしました。
そしてこのたび、市民の皆様の健康増進を更に推進していくため、楽天グループの強みを生かしたインパクトのあるキャンペーンを実施することで、SUKSKアプリ未登録の方への参加のきっかけにしたいと考えております。
本キャンペーンの参加条件としては、SUKSKアプリに登録後に、楽天の本キャンペーンサイトでSUKSKの会員情報を入力していただき、エントリーを行います。その後、楽天ヘルスケアアプリを新規登録する流れとなります。詳細は資料をご覧ください。
キャンペーン終了後、一人当たりの上限はございますが、参加条件を達成された方で楽天ポイント50万ポイントを山分けする形で進呈されます。
SUKSKは、山形市民だけでなく、SUKSK登録事業所に通勤している他市町村の方も参加することができます。現在、70社の事業所に登録していただいておりますが、この機会にぜひ多くの事業所の皆様から登録をご検討いただければと思っております。
また、楽天グループ株式会社様とは、今後の取組として楽天ヘルスケアアプリに記録される身体活動記録などの統計データを分析し、山形市の新たな健康政策の立案に活用させていただくことや、観光客などへのSUKSKメニューのPRについて連携することも検討しております。
同社とは、今後もお互いの強みを活かして連携した取組を進めてまいります。今後も楽天グループ様とともに、市民の皆様の健康づくりに役立つ取組を行ってまいりますので、ぜひご参加いただきたいと思います。
続きまして、台南市への経済訪問団派遣について発表いたします。
平成29年に締結いたしました「山形市と台南市との交流促進に関する協定」に基づき、経済分野における更なる交流を深めることを目的に台南市へ経済訪問団を派遣します。
経済訪問団の派遣は、11月14日から11月18日にかけて行い、出発日である11月14日には、山形市役所玄関前にて出発式を行います。この訪問団派遣は、2020年より企画しておりましたが、世界的なコロナ禍の影響に伴い、3か年の延期を経てこのたびようやく実現したものです。
訪問団は、台南市長や台湾政府を表敬訪問し、両市の発展に向けた、今後の継続的な交流を確認するとともに、半導体関連などの現地企業の視察等を行います。また、大台(だいたい)南(なん)国際トラベルフェアに山形市のブースを出展し、インバウンドの獲得に向けたPR活動を行います。
訪問団のメンバーにつきましては、私をはじめ、山形市議会議員、山形商工会議所、山形県日華親善協会などの経済関係者であります。
行政の交流から市民の交流、そして、更なる経済の交流へと広げていくために、現地で交流とPR活動を行っていきたいと考えております。
続きまして、「山形市こどもまんなか応援サポーター宣言」について発表いたします。
こども家庭庁が提唱し、賛同する全国の首長でも「こどもまんなか応援サポーター」の宣言がなされているところですが、このたび私も正式に応援サポーターとして宣言することといたしました。
山形市では、これまでも子育てというものは、次代を担う人材づくりでもあると捉えて子育て施策を大きな柱として取り組んでまいりましたが、改めてこの宣言を行うことで、「こどもまんなか」の趣旨である、子供たちの意見を尊重し、社会全体で子供のために何ができるかを考える、といった意識を山形市で広く醸成してまいりたいと考えております。
具体的には、11月7日、火曜日の午後4時30分から、やまがたクリエイティブシティセンターQ1においてその宣言を行い、その中で山形市が行っていく具体的な取組などについても発表させていただきたいと考えております。
すべてのこどもや子育て中の方々を応援する、社会全体の意識改革の第一歩となりますので、報道機関の皆様にはぜひ周知にご協力いただきますようお願いいたします。
次に、ご家庭で使わなくなった家具等の持ち込み回収イベントであります~ちょっと早めの年末リユース大作戦!~の実施について発表いたします。
山形市では、株式会社メルカリ様及び株式会社ソウゾウ様と連携し、山形市「メルカリShops」を開設して、市の不用備品等を出品・販売してリユースを進めております。
この度、市民のリユース意識の更なる向上を図り、増加傾向にある粗大ごみの減量を推進するため、皆様の不要になった家具等を市が無料で引き取り、「メルカリShops」に出品し、希望する方へおつなぎするイベントを実施いたします。
回収は11月18日土曜日の午後1時30分から午後3時まで、立谷川のエネルギー回収施設にて行いますので、今年はいつもよりちょっと早めに大掃除をしていただき、ご家族の成長に伴い使わなくなった整理だんすやダイニングテーブル、引越しなどで必要がなくなった本棚などがありましたら、このイベントにぜひお持ち込みください。
なお、次の方に気持ちよく使っていただくための引き取りルールや対象品のサイズなどについて市のホームページに掲載しますので、お持ち込みを希望される方はご確認のうえお越しください。
また、持ち込まれたものは、12月20日から市の「メルカリShops」にて出品・販売させていただく予定です。出品物を購入していただくことでリユースにつながりますので、こちらもぜひご利用くださいますようお願いいたします。
続きまして、「やまがた消防フェスティバル2023(ニーゼロニーサン)~あつまれ!未来の消防士~」の開催について発表いたします。
「やまがた消防フェスティバル」は、大変好評をいただきました昨年に引き続き今回で2回目の開催となります。子どもから大人まで楽しめるイベントを通じて、広く消防の活動をPRし、市民の皆様の防火・防災意識の向上を図るものです。
また、今回は山形市消防団が主催する「消防団フェア」との合同開催とし、消防団活動の普及及びPRにも努めます。
11月3日(祝)文化の日の午前10時から午後2時まで、西消防署敷地内と市民防災センターを会場に、様々な消防車両の展示をはじめ、救急車乗車体験や、小型ポンプを使用した放水体験、さらには、消防職員が日頃行っている各種訓練の実演や消防団音楽隊ミニコンサートなど、来場される方々が楽しみながら広く消防の活動を知ることができるイベントを準備しております。
多くの子ども達から消防に親しみを感じてもらい、未来の消防士、消防団員を目指すきっかけになるようなイベントにしていきたいと考えております。
なお、施設内の駐車場については、車両等の展示により駐車することができませんので、反田橋南須川河川敷広場に約400台分準備いたしました。大型バス等により送迎いたします。詳細はホームページ等でご確認ください。
ぜひ、多くの方にご来場いただき、様々な体験を楽しみながら消防について知っていただきたいと思います。
続きまして、「まちなか紅葉(こうよう)ライトアップめぐり」と、「やまがた舞子と花小路秋まつり」について発表いたします。
紅葉で色づく街なかの風情や、山形市に根付いた芸妓(げいぎ)文化・料亭文化のおもむきを、市民や観光客の皆様に存分に味わっていただくため、街なかの回遊ができるよう、各イベントを複合的に実施いたします。
「まちなか紅葉ライトアップめぐり」につきましては、旧千歳館をはじめ、街なかの公共施設等の美しく色付いた樹木のライトアップを行い、各施設を回遊していただこうとするものです。
開催期間は、11月3日金曜日の文化の日から、紅葉の終わりまでを予定しています。
また、「やまがた舞子と花小路秋まつり」は、昨年度は、2日間で2,000名を超える方からご来場いただき、「やまがた舞子や文化財に直接触れることができてよかった」などの、ありがたいお声をいただいております。
開催日は、11月11日の土曜日、12日の日曜日の2日間で、
やまがた舞子の演舞披露、お座敷遊び体験をはじめ、舞子さんが運営する「舞子さんカフェ」や、舞子さんに関するクイズラリーなどの企画も用意しており、広く皆さんに楽しんでいただける内容となっております。
さらに、同時期には、花小路振興会により、花小路の飲食店で利用可能な金券が当たる「スタンプラリー」を11月3日の金曜日から30日の木曜日まで開催いたします。なお、期間中はスタンプラリーを盛り上げるため、旧千歳館の建物のライトアップも行います。
皆様、イベント期間中にぜひ紅葉で色づいた街なかへ繰り出していただければと思います。
次に、三浦記念賞の受賞者の決定についてであります。公益財団法人三浦新七博士記念会は、故三浦新七博士が生前、念願してやまなかった山形市の産業経済の発展を図るため、産業経済の向上に功績があった個人又は団体に対する「三浦記念賞」の授与をはじめ、商工業振興に関する調査研究や講演会の開催等の事業を行い、本市の産業経済の発展に寄与することを目的とし、昭和38年3月15日に設立された団体です。
第60回となります本年度の三浦記念賞受賞者が決まりましたので、ご報告申し上げます。本年度の受賞者は、山形商工会議所観光サービス部会長で山形市ホテル協会会長の、伊勢(いせ)和正(かずまさ)氏、また、企業として東北電化工業株式会社、また、株式会社山形県観光物産会館の個人1名と企業2団体となります。
それぞれの功績の概要等については、お手元に配付しております資料をご覧ください。
受賞者の皆様には、今後とも山形市の地域産業経済の発展にご尽力いただきますようご期待しております。
なお、表彰式は、12月13日の午後5時より、山形グランドホテルにて執り行う予定としております。ぜひ取材いただきますようお願いいたします。
続きまして、令和5年度第52回山形市技能功労者褒賞について、受賞者が決定いたしましたので、発表いたします。
山形市では、技能者の社会的、経済的地位の向上と素晴らしい技能の継承を目的として、昭和47年度より技能功労者の褒賞を行っております。
長きにわたり同一の職業に従事して、技能の練磨(れんま)、技術の鍛錬、そして後進の育成に尽力されました市内在住の技能者を対象としており、昨年度までに1,334名の方を褒賞いたしました。
今年度は、「左官業」、「理容師」、「調理師」など14の各種団体から推薦があり、選考の結果、受賞者名簿に記載の14名の皆様が受賞者に決定いたしました。
受賞される皆様には、今後とも産業の振興にご貢献いただきますとともに、後進の育成などにも、より一層のご尽力を賜りたいと考えております。
なお、褒賞式につきましては、10月25日水曜日午後4時30分から、山形グランドホテルにおいて執り行いますので、ぜひそちらも取材いただきますようお願いいたします。
次に、山形市創業アワード2023(ニーゼロニーサン)の開催について発表いたします。
創業支援関係団体のご支援・ご協力のもと、起業を志す方のロールモデルとなる優れた新規起業家を表彰する「山形市創業アワード2023(ニーゼロニーサン)」を開催することといたしました。
8回目となる今回も、昨年度に引き続き、最優秀賞となられた方には賞金のほか、副賞として、ラジオ番組の出演権が与えられるほか、事業を紹介するPR動画を、市公式ホームページに約1年間掲載するといった特典を用意しております。
募集対象は、一般部門、飲食部門ともに、山形市内に主たる事業所をお持ちで、創業後概ね10年以内の個人事業主、中小企業の経営者の方です。なお、今回は新たに、既存事業からの業態転換や、新事業・新分野への進出等の「第二創業」についても対象といたします。明日10月24日火曜日から募集を開始し、12月5日火曜日まで応募を受け付けます。
一次審査は書類審査とし、決勝大会は、一般公開のプレゼンテーション審査とします。決勝大会は、来年2月17日土曜日、山形市立商業高校の輸誠ホールにて行い、一般の参加者に加え、高校生にも参加いただきながら、世代を超えた起業マインドの醸成を目指します。
山形市では、この創業アワードをはじめ、市民、事業者がチャレンジできる環境を創出することで、飲食店などのスモールビジネスから革新的なベンチャー企業まで、あらゆる起業・創業の機運を高めてまいりたいと考えております。多くの皆様からご応募いただきたいと思っております。
続きまして、「山形市伝統的工芸産業後継者育成対策プロジェクトガバメントクラウドファンデング(GCF)」についてであります。
山形市は、本市の伝統的工芸産業の後継者育成のため、平成30年よりクラウドファンディングを実施し、これまで多くの皆様から関心をお寄せいただくとともに、温かいご支援・ご協力をいただいてまいりました。しかしながら、後継者不足は依然として深刻な状況にあることから、今年度も継続して後継者育成の事業に充てるため、クラウドファンディングを実施いたします。
山形市の伝統的工芸品は、高度な技術を持つ職人たちが、お互いの技を競い、交流し、ひたすら技を磨き続け生み出された職人たちの魂が込められた品々で、これらは人々の日常に潤いと豊かさを与えてきました。これまで数百年もの間続いてきた魂と技術の結晶を絶やすことなく未来に残していかなければなりません。いただいた寄付金は、新規雇用などの後継者育成を図る事業者への支援や、職人と学生の交流の機会を創出し、後継者育成の推進を図る事業などに充当し、伝統的工芸産業の技術継承のために活用いたします。
募集期間は、明日10月24日から令和6年1月21日までの90日間とし、寄附をされた方は「ふるさと納税」と同様に税控除が受けられます。
この取組を通じて、山形市の伝統的工芸産業の振興を図るだけでなく、文化創造都市として山形市のものづくり文化等の素晴らしさを県内外に発信し、新たな山形ファンの獲得や誘客推進といった付帯効果も生み出したいと考えております。
山形市が世界に誇る伝統技術を未来へ繋ぐため、多くの皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
最後に、令和5年度山形市ふるさと納税推進事業、フルーツ・新米先行予約の実施について発表いたします。
毎年好評をいただいておりますフルーツ・新米の先行予約ですが、山形のフルーツとお米の魅力を全国にPRするため、今年度も令和6年産のフルーツと新米の先行予約を実施いたします。
さくらんぼ、ぶどう、桃のほか、新米を含むフルーツ定期便など、合わせて約23万件を超える返礼品を準備させていただきました。いずれも全国に誇れる、山形の豊穣の果物と新米でございますので、是非応募いただきたいと思います。
先行予約の期間は、11月10日金曜日から来年3月31日日曜日までとなっておりますので、ぜひお申込みいただき、全国の皆様にご賞味いただきたいと思っております。
なお、ふるさと納税の状況でございますが、今年度も、9月末日現在で約18億8千万円と、多くの皆様からふるさと納税をいただいております。心より感謝を申し上げます。
ふるさと納税は、返礼品を取り扱う事業者の活性化や、関係人口の拡大につながるとともに、寄附金を活用して実施する多くの事業により、山形市をより魅力的なまちにしていくことができる制度でもあります。今後とも、より一層のご支援・ご協力をいただけるよう、工夫して取り組んでまいります。
私からの発表は、以上でございます。
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