健康医療先進都市を掲げて10年 山形市民の健康寿命が延びました!

ページ番号1015887  更新日 令和7年3月12日

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SUKSK(スクスク)のグッズを身に付けた子どもの写真

■問 健康増進課 電話616-7270

 山形市では、医療資源が充実している強みを生かして「健康医療先進都市」のビジョンを掲げ、市民の健康寿命を延ばすための取り組みを進めてきました。

 独自に提唱した「SUKSK(スクスク)生活」を中心に、健康やスポーツだけでなく、福祉から社会インフラ整備まで、幅広い分野で「健康医療先進都市」のビジョンを生かしたまちづくりを推進してきたことで、さまざまな成果が表れています。

ポイント1 健康寿命と平均寿命がともに延伸※1

・平成25(2013)年から令和4(2022)年の9年間で
 健康寿命 男性0.86年、女性0.61年延伸
 平均寿命 男性0.78年、女性0.53年延伸

・男女ともに健康寿命の延びが平均寿命の延びを上回る
 →不健康な期間(平均寿命と健康寿命の差)が縮小

男性の平均寿命と健康寿命のグラフ。平成25(2013)年の平均寿命81.17歳、健康寿命79.84歳、不健康な期間1.33年。令和4(2022)年の平均寿命81.95歳、健康寿命80.70歳、不健康な期間1.25年。

女性の平均寿命と健康寿命のグラフ。平成25(2013)年の平均寿命87.44歳、健康寿命84.46歳、不健康な期間2.98年。令和4(2022)年の平均寿命87.97歳、健康寿命85.07歳、不健康な期間2.90年。

※1 健康な状態を「日常生活動作が自立している」ことと規定し、厚生労働省研究班「健康寿命算定プログラム」を用いて、介護保険データから「要介護2以上」を「不健康」、それ以外を「健康」と定義し、健康寿命と平均寿命を独自に算出


コロナ禍を経ても山形市民の健康寿命・平均寿命は総じて延伸!

山形市保健所長のイラスト

ポイント2 高齢化にもかかわらず要介護2以上の認定者が減少

第1号被保険者(65歳以上の高齢者)数に占める要介護2以上の認定者数と認定者の割合が減少※2

要介護2以上の認定者の割合と第1号被保険者数のグラフ。平成30(2018)年度の要介護2以上の認定者の割合は10.1%(7,190人)、第1号被保険者数は71,236人。令和5(2023)年度の要介護2以上の認定者の割合は9.3%(6,790人)、第1号被保険者数は73,140人。

※2 平成30年度末、令和5年度末時点における要介護度別認定者数の推移より算出

ポイント3 SUKSK生活で対策を進めてきた健康寿命を損なう三大原因が減少

要介護2以上の認定者のうち、市民の健康寿命を損なう三大原因(認知症・運動器疾患・脳血管疾患)による認定者数と認定者の割合が減少※3

要介護2以上の認定者のうち、市民の健康寿命を損なう三大原因(認知症・運動器疾患・脳血管疾患)による認定者数と認定者の割合のグラフ。平成30(2018)年度の認定者数は5,673人中4,055人、認定者の割合は71.5%。令和5(2023)年度の認定者数は5,335人中3,521人、認定者の割合は66.0%。

※3 平成30年度末、令和5年度末時点における要介護・要支援認定者の主要疾患の分布状況(介護度別・年齢別)より算出(認定審査会ベース)

健康医療先進都市 ブランディングサイト「HELLO!SUKSK LIFE」開設!

健康医療先進都市 ブランディングサイト「HELLO!SUKSK LIFE」のトップ画像

 「健康医療先進都市」のビジョンをさらに市内外に発信していくため、ビジョンを掲げた背景や意義を分かりやすくまとめた動画や健康増進の取り組み成果、山形市健康プラン2035(3月28日公開)などについて掲載しています。ぜひご覧ください。

SUKSK生活の推進と市民の皆さんの自発的な健康づくりが健康寿命の延伸につながっています

 山形市では、市民の健康寿命を損なう三大原因(認知症・運動器疾患・脳血管疾患)を予防するために、食事(S)、運動(U)、休養(K)、社会参加(S)、禁煙・受動喫煙防止(K)に留意するSUKSK生活を提唱してきました。

◆歩くことを中心とした健康づくりを推進~山形市健康ポイント事業SUKSK~

 スマホアプリなどを活用した健康ポイント事業SUKSKの登録者が累計17,000人を突破しました。

 毎日の歩数や健(検)診受診などを見える化することで健康を意識する習慣づくりができ、一定のポイントをためると、抽選で山形牛や商品券が当たります。

 アプリ登録者のアンケートによると、登録者の約9割が「健康意識が向上した」「行動変容があった」と回答しており、SUKSK生活という山形市独自の考え方が市民に広がり、さまざまな成果につながっています。

SUKSK累計登録者数のグラフ。累計登録者数17,000人突破!

SUKSKアプリ登録者 アンケート結果 (令和5年8月実施 回答者数2,906人)

SUKSKアプリ登録者 アンケート結果(令和5年8月実施 回答者数2,906人)。健康への意識の変化が、高まった33.9%、やや高まった55.6%、やや下がった0.2%、下がった 0.1%、なかった10.2%。行動の変化が、あった88.9%、なかった11.1%。

◆地域や企業における活発な健康づくり活動

 いきいき百歳体操やサロン、クラブの活動など、各地域で市民の皆さんによる主体的な健康づくり活動が積極的に実施されていることが健康寿命延伸などの成果につながっています。

 さらに、SUKSKマイスターによる健康講座やボランティア団体主催のウオーキング事業などにより、健康づくりの気運が高まっています。

 また、健康ポイント事業SUKSKへの事業所登録や「やまがた健康企業宣言」への登録など、健康経営に力を入れて取り組む企業も増えています。

山形市健康づくり運動普及推進員が健康講座を行ている写真
山形市健康づくり運動普及推進員による健康講座
健康ポイント事業SUKSKに事業所登録している株式会社丸勘山形青果市場の皆さんの写真
健康ポイント事業SUKSKに事業所登録している株式会社丸勘山形青果市場の皆さん

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