令和5年度重点政策8つの柱

ページ番号1011352  更新日 令和5年3月30日

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1 健康の保持・増進

  • 食事(S)運動(U)休養(K)社会(S)禁煙・受動喫煙防止(K)に留意する「SUKSK(スクスク)生活」や、保健所で調査研究している重点項目「減塩・歯周病・腹部肥満・フレイル」の普及啓発に取り組みます。
  • 山形大学が培ってきた「山形コホート研究(※)」の成果を市民の健康づくりに還元し、健康に関する啓発や生活習慣病予防のアドバイスを行うなど、新たに山形大学と連携した健康意識の向上と行動変容に取り組みます。
  • これまで実施してきた義務教育期間のこども医療費の無料化について、新たに高校生の入院費の無料化に取り組み、さらなる負担の軽減、子どもの健康な発育・発達を支援します。

※コホート研究…一定期間条件の違う集団(コホート)を比較し、病気とその要因の関連性を調べること。

2 健やかな子どもの育成

  • 同じ教室にいながらも個別最適な学習を提供し、創造性を育む教育を実現するため、学習支援ソフトや電子黒板等のICT機器を積極的に導入します。教育の情報化を推進し、時代に対応した先進的かつ有効的な学習スタイルへの転換を図ります。
  • 休日の部活動の地域移行に向けた検討協議会を立ち上げ、仕組みづくり等の検討を進めます。モデル事業に取り組み、実施団体等に対する運営等の支援を行います。
  • 特定不妊治療については、令和4年4月から医療保険が適用されたものの、先進医療による治療は全額自己負担となっているため、医療保険適用治療と併用して行う先進医療治療に要する費用に対し、新たに補助を行います。

3 地域共生社会の実現

  • 買い物や通院などの日常的な生活を支援するため、2地区で行っているタクシーを活用したモデル事業を引き続き実施するとともに、新たに中山間地等で、広域的な移動支援サービスの導入に向けたモデル事業に取り組みます。
  • 難聴の高齢者の社会的な孤立を防ぐため、アプリを活用した聴力チェックの実施、補聴器購入費の一部を補助するとともに、購入後のフォローアップ等を行い、社会参加の促進を図ります。
  • 介護予防事業の柱である「元気あっぷ教室」について、対象者の意欲を引き出す働きかけを強化するとともに、社会参加の視点等を踏まえた効果的な内容となるよう実証事業に取り組み、事業の再構築を行います。

4 創造都市の推進

  • 文化創造都市を推進するため、「やまがたクリエイティブシティセンターQ1(キューイチ)」を核として、山形市が持つ多彩な地域資産を多くの人との連携により磨き上げます。新たな価値を創造することによって、中心市街地をはじめとする街づくりの発展や地域経済の活性化を目指します。
  • 市民が多彩な文化芸術に触れる機会を創出するため、やまがた秋の芸術祭を開催します。
  • 新市民会館の整備に向けて、事業者の公募・選定を行い、事業を進めます。
  • 平安時代後期の造立とされる鳥居ケ丘の重要文化財「鳥居」について、令和4年度に行った実施設計に基づき、保存修理工事を行います。

Q1外観

5 地域経済の活性化

  • 旧大沼と周辺エリアが中心市街地をけん引する地域となるよう、事業手法等について地権者との意見交換会等を実施します。短期的には、イベント開催やディスプレイの設置等を支援します。
  • 伝統文化の継承と癒し空間の創造によるにぎわいの創出および交流人口の拡大を図るため、旧千歳館の建物を保存・活用した拠点施設の整備に向けた基本設計を行います。やまがた舞子と連携したイベントの開催や建物等のライトアップなどを行います。
  • (仮称)山形北インター産業団地について、令和6年度中の募集開始を目指し、造成工事への着手や、企業調査等を実施します。
  • 新規就農者の参入促進と就農初期の経営安定を図るため、ワンストップ窓口を設置し、就農前の相談の対応や、経営開始資金の交付・機械等の導入に対する補助を行います。

千歳館

6 山形ブランドの浸透と交流の拡大

  • 山形のラーメン文化の魅力を県内外に発信し、誘客と消費喚起による地域経済の活性化を図るため、ポータルサイトの運営やラーメンDAYイベントの開催等、ラーメンプロジェクトの取り組みを推進します。
  • 観光、飲食、交通など地域の団体等がそれぞれの強みを生かし、地域を巻き込みながら一体となり行う多様な取り組みに対して支援を行います。
  • 道の駅「(仮称)やまがた蔵王」について、12月の供用開始を目指し、施設建設工事等を進めます。
  • 楽天イーグルス山形市支援協議会による試合観戦や選手との交流イベント、各種ジャンプ大会・山形まるごとマラソン大会により、スポーツイベントを通したスポーツ参画人口および交流の拡大を図ります。

7 都市の活動を支える基盤整備

  • 七日町地区において、「粋な町七日町」をコンセプトに料亭や御殿堰(ごてんぜき)を活用した風情ある空間を創出し、景観性の高い街並みと街なか回遊の向上を目指した街区整備に取り組みます。
  • 交通手段の選択肢拡大による利便性の向上や観光地での移動手段の充実、高齢者の外出機会の創出を図るため、MaaSを活用した取り組みを進めます。公共交通の導入に向け、新たに楯山地区と滝山地区において運行実験に取り組みます。
  • 支援を必要とする全ての高齢者、障がい者の個別避難計画の策定に向け、課題の把握や実施方法等の検討を行います。
  • 東消防署蔵王温泉出張所の移転・建て替えを進め、令和7年度中の運用開始を目指します。

粋七のイメージ図

8 環境保全

  • 脱炭素社会の実現に向け、国のJ-クレジット制度を活用し、市有林の適切な管理を通して二酸化炭素の排出削減等を促進するとともに、次世代自動車を活用した市民や観光客等とのカーシェアリングに取り組みます。
  • フリマアプリを活用して、市が不要になった備品を販売することで、市民に対するリユース意識を啓発し、ごみの削減を図ります。
  • 有害鳥獣による生活環境の被害を防止するため、クマ等出没注意喚起の強化、鳥獣被害対策の研究・指導を行い、地域が一体となって取り組む対策に対し、補助を行います。

発展計画を
推進するための共通基盤づくり

チャレンジできる環境の創出

 「若者のチャレンジ支援」として、高校生を対象に起業家との対話や起業体験を学ぶ教育プログラムを実施し、創業機運の醸成による将来の地域経済を担う創業者の育成を図ります。

広域連携の推進

 近隣の市町と連携し、「経済成長のけん引」「高次都市機能の集積・強化」「生活関連機能サービスの向上」を行います。一定の圏域人口を確保することで、活力ある社会経済を維持するための拠点の形成を目指します。

協働の推進

 「市民活動の推進」として、市民活動支援基金を運営し、引き続きNPO法人等の市民活動団体の公益活動に対して支援を行います。

行財政改革の推進

 持続的発展が可能な行政経営と、「山形市発展計画2025」の効果的・効率的な推進に向けて、第6次行財政改革プランに基づき、組織・人材、財源などの限られた経営資源を有効活用し、引き続き行財政改革の推進を図ります。

アフターコロナにおける地方創生の推進

 スマートシティの実現を担う人材を育成するため、やまがたAI部に対し、引き続き補助を行います。

 農業者の高齢化等による労働力不足を解消するため、農業機械の自動化や栽培管理システム、デジタル地図等を活用したスマート農業を実践し、農業経営の安定化と農地の集約化を図ります。

 学校図書館をメディアセンターとして整備し、児童生徒が図書やICTを活用しながら自主学習や創作活動ができる環境づくりに取り組みます。

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