市長のやまがた自慢「山寺芭蕉記念館」

ページ番号1005510  更新日 令和3年9月28日

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写真:山寺芭蕉記念館展示物
紅花屏風

今年は山形市制施行130周年記念の年になりますが、市制施行100周年の記念事業として建設されたのが山寺芭蕉記念館です。近年のインバウンド観光客の増加とともに入場者数も増加傾向にあり、再び注目を浴びています。
本格的な数寄屋造りの建物には、「おくのほそ道」の関係資料や、貴重な松尾芭蕉直筆の墨書、県指定有形文化財の「紅花屏風」など、貴重な展示物を見ることができ、企画展示も行っています。「紅花屏風」は19世紀 青山永耕の筆によるもので、紅花の生産から販売までのプロセスを描いた屏風で、往時の紅花に関わる諸活動がありありと伝わってくる素晴らしいものです。また、茶室も備えており各種茶会が開催されるとともに、「全国俳句山寺大会」「山寺芭蕉記念館英語俳句大会」も毎年催されています。
特筆すべきは記念館の敷地から眺める山寺の風景です。春には桜と新緑、夏の深い緑、秋の紅葉、水墨画のような冬の雪景色など、季節ごとの風景はいずれも感動を呼び起こすものです。ぜひそれぞれの季節にお越しいただき、ご覧いただきたいと思います。

写真:日本一の芋煮会とかかれた大鍋
二代目鍋太郎

また、今年8月、山寺地区に新名所が誕生しました。「日本一の芋煮会フェスティバル」で25年間使用され、昨年引退した直径6mの大鍋「二代目鍋太郎」が設置されたのです。宝珠橋近くの立谷川河川公園への設置ですので、近くで記念撮影することも可能ですし、五大堂からも仙山線からも見ることができます。
山形市民であれば当然、何度も足を運んだことがあると思いますが、再び国内外から注目を浴びている山寺にぜひ今一度注目していただき、訪ねていただければと思います。今まで知らなかった新しい発見があるはずです。

(広報やまがた令和元年11月1日号掲載)

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