未来をひらく人と企業
たくさんある山形市の企業の魅力を、そこで働く若手社員が生き生きと活躍する様子を通じて、広くご紹介します。
■問 男女共同参画センター(電話023-645-8077)
トヨタカローラ山形株式会社
高野 響(たかの ひびき)さん


トヨタカローラ山形は、1962年創業の自動車ディーラーです。営業スタッフとサービスエンジニアがチームで地域を担当する仕組みでお客様との信頼関係を築くなど、地域に根差した事業展開が特徴。女性活躍推進を主旨とした女性社員による「チェリーズスマイルプロジェクト」や、時短勤務対象拡大など、働きやすい環境づくりにも積極的で、若手社員の育成にも「ビッグブラザー制度」というメンター制度を他社に先駆けて1982年から導入しています。
今回は、南一番町店サービス課で整備職として働く入社6年目の高野 響さんにお話を伺いました。
―整備士を目指したきっかけは?
車好きの父の影響で車に興味を持ち、幼い頃から機械いじりが好きで、市内の工業高校卒業後、東京の専門学校で自動車整備を学びました。東京は車がなくても生活できますが、山形では車が生活の一部。地元の暮らしを支える仕事をしたいと思い、Uターンしました。
―入社のきっかけと、入社当初の会社の印象を教えてください。
高校時代に参加したインターンシップで関わった弊社社員の明るく温かい雰囲気に惹かれました。入社当初は先輩の仕事を目で追うだけで精一杯。そんな中、年齢の近い先輩が教育担当(メンター)として新入社員をサポートする「ビッグブラザー制度」で担当してくれた朝倉さんが社会人としての基本や実務だけでなく、プライベートまで気にかけてくださり心強かったです。制度期間が終わった今も真っ先に相談できる、頼りになる存在です。この制度のおかげで社内での人脈も広がりました。
―整備技術の向上に日々努力されているそうですね。
弊社には知識の修得と技術の向上を図るため、トヨタ技術検定制度があります。1年かけて勉強し、全社最年少でトヨタ整備士資格1級に合格することができました。難関の試験ですが、研修制度が充実していて、分からないことがあれば先輩方が丁寧に教えてくれる環境があったからこそ合格できたと思います。
日々の業務では「お客様第一」「どんな作業も必ず手順書を確認」「ミスをどれだけ減らせるか」を意識しています。
―整備の仕事で身に付いたこと、やりがいを感じる瞬間は?
整備士としての技術だけでなく、お客様からはコミュニケーション能力も育てていただきました。「ありがとう」と言っていただけると本当にうれしいです。お客様からお預かりしているのは車だけでなく〝時間〟でもあると考え、正確でスピーディな仕事を心掛けています。
―職場の雰囲気やチームの魅力を教えてください。
私が勤務する店舗には27人のスタッフがいて、明るく、何でも話しやすい雰囲気です。休日にバーベキューをするなど、仕事以外でも交流があります。そうした関係性があるから、整備職と営業職が互いに協力し合い連携して働くことができます。
―これからの目標は。
次の目標は、国家1級自動車整備士と自動車検査員の資格取得です。車は年々電子化が進み、整備士も常に学び続けなければいけません。資格を取ることで自信がつき、お客様にもより安心してお車を任せていただけると思います。整備士は車を直すだけではなく、お客様の安心安全を支える仕事なので、これからも一台一台に誠実に向き合っていきたいです。
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