【警報発令中】手足口病に注意しましょう
手足口病は、エンテロウイルス属のウイルスによって引き起こされる感染症で、乳幼児を中心に流行します。また、子どもだけでなく、大人も感染します。大人が感染する場合、子どもからの感染がほとんどで、小さいお子さんのいるご家庭や保育所などでは特に注意が必要です。
第29週(7月15日~7月21日)に山形県内の小児科定点医療機関からの手足口病の報告数が警報レベル基準値(定点当たり報告数5.0)に達したことから、県内全域に「手足口病の流行警報」が発令されています。その後も増加傾向にあり、23週連続で警報レベルが続いています。

症状について
主な症状は口の中、手のひら、足の裏などにできる水ぶくれのような発疹で、3~7日程度で消失します。発熱は約3分の1にみられますが、あまり高くならないことがほとんどで、高熱が続くことは通常ありません。ほとんどの方が数日間のうちに治る病気ですが、まれに合併症として髄膜炎や脳炎を起こすこともあります。
口の中にできる水ぶくれや、水ぶくれがやぶれた後の痛みで、食事や水分が摂りにくくなり、脱水症状を起こすこともあるので注意しましょう。
感染経路
主な感染経路は飛沫感染と接触感染です。
- 飛沫感染
感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染します。
- 接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。
感染対策について
一般的な感染対策は次のとおりです。



おむつなど排泄物を処理する際は、使い捨ての手袋を使用し、使用後はしっかり手を洗うなどの対策が必要です。

参考
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