令和5年9月28日 市長記者会見

ページ番号1012516  更新日 令和5年9月28日

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写真:記者会見をする市長

出席者

市長、総務部長、財政部長、企画調整部長、文化スポーツ推進監、福祉推進部長、まちづくり政策部長、消防長

内容

発表事項

1.9月市議会定例会 提出議案について
・令和4年度決算の概要
・令和5年度9月補正予算の概要
・令和5年9月市議会定例会提出議案の概要(事件決議及び条例)
2.山形市公民連携提案窓口(愛称:山ハブ)の開設について
3.ワークステップやまがたの開設について
4.デイタイム救急隊の新規運用について
5.ホワイトシャッタープロジェクト(消防支援プロジェクト)事業における企業ロゴの掲載決定について
6.山形市コミュニティサイクルの拡大について
7.霞城公園でのスケートボードの利用について
8.秋のイベントについて
・「山形国際ドキュメンタリー映画祭2023」の開催について
・第10回記念大会山形まるごとマラソン大会について
・山形城御城印の発売と及び山形城御城印出陣式について
・宝くじスポーツフェア ドリーム・ベースボールについて
・第16回山形市民スポーツフェスタについて
・街なか賑わいフェスティバル2023の開催について

資料のみ

なし

会見内容

映像

発表内容

市長

 それでは、9月市議会定例会の提出議案のうち一般会計、特別会計及び企業会計の決算認定に係る議案から申し上げます。

 

 まず、令和4年度一般会計の決算状況についてです。

 歳入につきまして、市税は、前年度比で約8億9,000万円、2.5%の増となりました。市税のうち、市民税では、法人市民税が、原材料費の高騰等による企業業績への影響等により、約4億2,500万円の減となった一方で、固定資産税は、土地の税額据置措置や中小事業者等に対する事業用家屋及び償却資産の特例措置の終了等により、約9億3,000万円の増となりました。

 地方交付税では、普通交付税が、令和3年度に新設された臨時財政対策債償還基金費の皆減等により、約9億6,100万円、8.6%の減となった一方で、特別交付税は、原油価格高騰対策に要する経費の増等により、約900万円の増となったことから、全体では約9億5,100万円、7.6%の減となりました。

 国庫支出金は、子育て世帯等臨時特別支援事業の減額分等により、約22億700万円、8.1%の減、県支出金は、新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金交付事業の終了等により、約8億7,600万円、9.8%の減となりました。

 ふるさと納税につきましては、関係人口拡大に向けた取組やポータルサイトの追加利用等により特産品の魅力発信に努め、前年度を約4億8,300万円上回る約43億円の寄附をいただきました。

 こうした状況から、歳入総額は、約1,200億2,200万円となり、前年度比で2.8%の減となりました。

 歳出につきましては、「山形市発展計画2025」に基づく各種事業の推進を図るとともに、効率的な行財政運営に努めたことにより、一般会計の歳出総額は、前年度比で1.7%の減の約1,164億5,200万円となり、令和5年度への純繰越額は、約24億6,500万円となっております。

 また、企業会計におきましては、水道事業会計で約5億2,400万円、公共下水道事業会計で約1億2,700万円、市立病院済生館事業会計で約9億1,300万円の純利益となりました。

 

 次に、補正予算について申し上げます。

 まず、一般会計の補正予算についてです。

 このたびの補正は、山形市発展計画の推進を図る事業や、国・県の補助内示に基づく事業、及び本年度の実施状況により対応が必要な事業などについて、所要の予算措置を講ずるものです。

 その主な内容について申し上げます。

 はじめに、健康の保持・増進に係る予算についてです。

 現在は入院療養のみを対象としている中学校卒業後から18歳までの方に対する医療費の無料化について、令和6年4月から外来療養等に拡大するために必要なシステムの改修及び医療証の交付に係る所要の予算措置を行います。

 また、国交付金の内示を踏まえ、食肉衛生検査の実施に必要な機器等の更新を行います。

 次に、健やかな子どもの育成に係る予算につきましては、防犯対策の強化に必要な小中学校の施設整備について、令和5年度から7年度までに国が集中的な支援を行うことから、国交付金の内示を踏まえ、オートロックの整備及び防犯カメラの設置を行います。

 また、冬期間の使用に備え、小中学校の故障しているFF暖房機の交換工事を実施するほか、第九(だいく)中学校に通学する生徒の下校時の安全を確保するため、照度が不足している通学路に防犯灯を設置します。

 次に、地域共生社会の実現に係る予算についてです。

 原油価格に加え、様々な物価の高騰等が続き、生活環境の厳しさが継続していることから、低所得世帯の冬期間における経済負担を軽減するため、灯油購入費等に係る給付金を支給します。なお、給付額については、前年度よりも増額して支給した昨年度と同額とします。

 また、介護サービス利用者等の安全・安心を確保するため、施設の老朽化に伴う大規模修繕及び防災改修を行う事業所に対し補助を行います。

 次に、地域経済の活性化に係る予算としまして、世界かんがい施設遺産登録を申請し国内審査を通過した山形五堰(せき)について、登録の見込みが高いことから、インドで開催される国際かんがい排水委員会国際執行理事会への参加及び登録後のPR活動等に係る負担金を計上します。

 また、旧千歳館エリア・リノベーション事業のうち、公園の整備に必要な部分の基本設計が10月に完了する予定であることから、(仮称)花小路公園の整備に係る実施設計を行います。

 次に、山形ブランドの浸透と交流の拡大に係る予算としまして、国と共同で整備している道の駅「やまがた蔵王」について、12月から供用を開始するための運営・維持管理経費を計上するとともに、国と市の区域の確定に伴う土地の交換により生ずる差益を、割賦払いとしている用地購入費の繰上償還に充当します。

 また、蔵王温泉スキー場の更なる活性化を図るため、令和4年度に実施した蔵王温泉スキー場DX推進及び市民利用促進事業の検証を踏まえ、蔵王索道協会と連携し、若者を対象に同スキー場のリフト代の割引きを実施します。

 さらに、国庫補助金を活用し、インバウンドの誘客及び消費拡大を図るため、宝珠山立石寺の冬季特別拝観を含む山寺の特別ツアーの造成・販売や、山形市の文化や伝統工芸を活用した体験型モニターツアーや販売を行うとともに、日本遺産及び日本農業遺産である最上紅花を活用した商品の造成を行います。

 そのほか、国際交流の推進を図るため、台南市政施行400周年を記念して開催される台南市のランタン祭りに花笠舞踊団等を派遣するとともに、仙台市も共同で参加することから、仙山交流の促進を図ります。

 次に、都市の活動を支える基盤整備に係る予算としまして、火災により損傷した市営あずま町住宅の原状回復に向け、階段室の改修工事を行うとともに、市民の生活環境の更なる向上を図るため、舗装道や側溝等の補修及び水路等の改修に係る所要額を増額します。

 また、サイカチ玉虫線及び前明石須刈田(まえあかしすがりだ)線の道路法面について、土砂の流出や落石の発生を防止するため、勾配が急峻な箇所の法面保護工事を行います。

 さらに、東消防署蔵王温泉出張所の移転建替予定地について地質調査を行った結果、当初の想定よりも地盤が軟弱で基礎杭の設置が必要となったことに加え、室の増設や機能強化による工事費の増が見込まれることから、所要額を増額します。

 次に、前年度決算に伴う繰越金について、地方財政法の規定に基づき財政調整基金への積立てを行うとともに、PFI等により実施した事業等に伴う将来負担の増加等に対応するため、後ほど説明します議第68号の条例改正により新たに設置する基金及び土地開発基金への積立て等を行うなど、基金の利活用を図ります。

 そのほか、前年度中に中間申告で納付された法人市民税等の還付金が当初を上回ると見込まれることから、所要額を追加計上します。

 また、県道山形白鷹線に面している旧双葉小学校敷地の法面の経年劣化が進んでいるため、改修に向けた実施設計を行います。

 さらに、令和6年1月から稼働する新基幹システムの導入に伴い必要となる令和5年度分の構築運用経費や現行の基幹システムから抽出した業務データの移行経費、市民課の窓口カウンター等の改修経費について、所要の予算措置を行います。

 加えて、国外への転出により利用不可となるマイナンバーカードについて、継続して利用が可能になるよう、本人確認情報を住民票から戸籍の附票に変更する住民基本台帳法の改正が行われたことから、これに対応するための戸籍情報システムの改修を行います。

 そのほか、犯罪を未然に防止し市民の安全・安心を確保するため、県警察本部と協調した取組として、山形駅前大通りに防犯カメラを設置します。

 続いて、債務負担行為につきましては、令和11年度の開館を目指す新たな市民会館の整備運営事業や図書館情報システムの更新・運用、東消防署蔵王温泉出張所整備事業の工事等に係る経費につきまして、所要の予算措置を行うものです。

 以上が一般会計の補正の概要ですが、補正に必要な財源としましては、地方交付税、国・県支出金及び前年度繰越金などを計上したものであり、補正総額は、28億609万9千円となったものです。

 

 次に、事件決議及び条例関係について申し上げます。

 議第65号の議案は、道の駅「(仮称)蔵王」整備事業設計建設工事について、請負金額を変更しようとするものです。

 議第66号の議案は、「道の駅やまがた蔵王」の管理を指定管理者に行わせるため、地方自治法の規定により、議決を求めようとするものです。

 議第67号の議案は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正に伴い、規定の整備をしようとするものです。

 議第68号の議案は、公共施設等の整備や改修等に活用するための基金を新たに設置するとともに、公共施設維持補修基金を廃止しようとするものです。

 議第69号の議案は、外来療養等に係るこども医療給付金の支給対象者の範囲を18歳までに拡大しようとするものです。

 議第70号の議案は、旅館業法の改正に伴い、旅館業の譲渡に係る旅館業許可承継承認申請手数料を定めようとするものです。

 議第71号の議案は、旅館業法の改正に伴い、旅館業の譲渡により営業者の地位が承継される場合における基準等について規定の整備をしようとするものです。

 議第72号の議案は、総務省令の改正に伴い、蓄電池設備、固体燃料を使用する火気設備等に係る火災予防上必要な措置について所要の改正を行おうとするものです。

 9月議会に提出する議案につきまして、私からの発表は以上でございます。

 

 それでは、定例の発表に移らせていただきます。

 初めに、山形市公民連携提案窓口の開設について発表いたします。

 これまで山形市では、PFI、包括連携協定、サウンディング型市場調査など、豊富なノウハウを持つ民間事業者からの提案を踏まえ、施設整備やリノベーションなど各種事業に取り組み、多くの成果を得てまいりました。

 具体例としては、「誰もが分け隔てなく楽しく遊べる施設」としてオープンし、優れた建築としても注目を集めている「シェルターインクルーシブプレイスコパル」でありますとか、第一小学校旧校舎をリノベーションした文化創造都市の拠点施設「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」、また女性活躍の先進的な取組を行う企業との連携による女性人材育成事業「まち、わたし、きらめくWomen’sCampus山形」などが挙げられます。これらの事業は、行政のみの発想では得られない、新たな視点での取組が高い効果を挙げており、市の内外から注目を集めております。

 この度、山形市が抱える地域課題の解決に向けて、より幅広く民間のノウハウや提案を施策に反映させ、公民連携の取組を更に深化させるため、山形市公民連携提案窓口、愛称「山ハブ」を開設いたします。これにより、民間からの事業提案やアイデア募集、公民連携の取組について提案者の発意により自由に提案いただくなどの窓口を一元化し常設をするものです。

 「山ハブ」では、山形市が設定した課題に対して、公民が連携して効果的に事業を行うための提案をいただく「課題設定型」、提案者の発意による公民連携の取組について自由に提案いただく「自由提案型」で提案を募集します。その後、提案内容について、提案者との対話を行い事業化の可能性を探っていきます。こうした検討の結果、地域課題の解決に有効かつ実現性の高い提案については、関係部課にて事業化に向けた協議を深めてまいります。

 また、これらに加えて、これまで取り組んできた「サウンディング型市場調査」や「公募型プロポーザル」など、様々な公民連携に関する情報も「山ハブ」に集約して掲載し、提案を募集いたします。

 本記者会見に合わせ、山形市公式ホームページに専用ページを公開し、アイデアの募集を開始いたしますので、市内外問わず、幅広い民間の皆様より積極的にご提案いただきますようお願いいたします。

 

 次に、ワークステップやまがたの開設について発表いたします。

 生活困窮者などに対して、就労の支援を行う常設窓口「ワークステップやまがた」を、10月2日より、山形市役所内に開設いたします。

 この窓口は、ハローワークが行う無料職業紹介と、地方公共団体が行う、生活にお困りの方を対象とした就労相談を、一体的に実施できる制度を活用したものです。山形市においても、生活面と雇用面の支援を迅速かつ効果的に行う必要があることから、令和元年度より、国に対し市庁舎内へのハローワーク常設窓口の設置を要望してまいりました。ようやく今年4月に開設が承認されたことから、8月30日には山形労働局との連携協定を締結するなどして準備を進めてまいりました。

 「ワークステップやまがた」という名称につきましては、相談者本人が、就労を一つの足掛かりとして自立に向けてステップアップしていく姿をイメージして、山形労働局と協議のうえ名付けたものです。

 設置場所は、山形市役所の1階、生活サポート相談窓口の隣になり、生活保護を受けている方や児童扶養手当を受けている方、そのほか生活にお困りの方のご相談をお受けいたします。

 開所日時は、平日の8時30分から12時まで、13時から17時15分までとなります。

 申込は原則予約制となり、実施体制としては、ハローワークやまがたの就職支援ナビゲーター2名が相談に対応するほか、求人情報提供端末2台を配置し、求人検索に使用できるようにしております。

 生活にお困りで仕事を探されている方は、お電話でも予約ができますので、お気軽にご相談ください。

 

 次に、山形県内で初となる「デイタイム救急隊」の新規運用について発表いたします。

 今回新設する「デイタイム救急隊」とは、救急需要が高い、平日の午前8時30分から午後5時15分までの時間帯に専任として活動する救急隊です。令和5年10月2日より、まずは東消防署本署に新設し、運用を開始いたします。

 救急需要は、高齢化の一層の進展等を理由に年々増加し、山形市においても令和4年には、過去最多となる12,042件の救急出動件数を記録しております。

 現在、8隊ある救急隊のうち、3隊は消防隊を兼任しており、火災等で消防隊として出動が必要になった際は、出動できる救急隊が減ってしまうという課題がありました。

 救急体制のさらなる充実強化を図るため、東消防署本署及び西消防署本署に配置している兼任の救急隊2隊を令和8年度には専任化いたします。

 この専任化に向けた増員を図っていく過程において、まずは需要の多い日中の救急需要対策を優先し、「デイタイム救急隊」を運用することといたします。令和8年度の専任化後は、24時間対応してまいります。

 今後も社会情勢の変化に的確に対応し、消防の責務を果たすため消防力の充実強化を着実に進めてまいりますので、市民の皆様にはぜひご安心いただきたいと思います。

 

 次に、ホワイトシャッタープロジェクト事業における新たな企業ロゴの掲載が決定いたしましたので、発表いたします。

 山形市は令和2年10月より、市民の安全・安心を守る消防機能の充実を図るため、一般社団法人PFI開発支援機構が実施している、企業の連携により自治体の消防活動を支援する「ホワイトシャッタープロジェクト」に参画しております。

 このたび、株式会社ヤマコン様、株式会社サニックス様がこのプロジェクトに賛同され、協賛してくださることが決定いたしました。このプロジェクトによる協賛企業の決定は、山形市として2例目で、全国では5例目となります。

 今回、東消防署本署に配備してあります、はしご付消防ポンプ自動車のシャッター部分の左(ひだり)側面(そくめん)にヤマコン様、右(みぎ)側面(そくめん)にサニックス様の企業ロゴを1年間掲載するとともに、PFI開発支援機構から消防活動の資機材として、火災現場における活動環境の把握や効果的な人命検索、火元の検索を行う消防士をサポートする装備として大変有効な「熱画像直視装置」をご提供いただくこととなりました。

 この装置は、熱を感知できる携行型の赤外線装置で、煙が充満し視界がほぼゼロに近い建物内において可視化することができる優れた装置でございます。現場で活動する消防士が、より戦略的により迅速な消防活動につながり消防力が向上されることから、大変有難く思っております。

 この感謝を込めまして、ヤマコン様のコンクリート圧送車とはしご車がコラボレーションした車両のお披露目式と、ご協賛いただきました株式会社ヤマコン様、株式会社サニックス様への感謝状贈呈式を、10月18日水曜日午後2時45分から、山形市消防本部西消防署訓練場にて行いますので、報道各社の皆様には、ぜひ取材いただきますようお願いいたします。

 

 次に、令和4年10月3日よりサービスを開始し、好評を得ております、山形市コミュニティサイクルの拡充について発表いたします。

 山形市コミュニティサイクルは、サービス開始以来、市民の通勤・通学やお出かけ、来訪者の観光利用など、様々な場面で多くの方々からご利用いただいております。

 このたび、このような移動需要へ更に対応するとともに、利便性向上を図るため、サイクルポートを増設、自転車の台数を増台いたします。

 サイクルポートにつきましては40か所から80か所へ増設、自転車につきましては180台から280台へ増台し、令和5年10月1日から順次拡大いたします。

 なお、拡大後の車両数280台については、東北地方で同様の事業を行っている仙台市や福島市などの車両数と比較し、人口一人当たりの割合が「東北一」となります。

 サイクルポートを拡大するエリアについては、別添「サイクルポート設置箇所図」をご覧ください。

 中心市街地については、ポート空白地域の解消を図るため、JA山形市本店様といった民間施設や市立病院済生館などに設置いたします。中心市街地周辺地域については、市民に身近な街区公園をはじめ、株式会社ヤマコー本社様やこまつ書店西田店様といった民間施設などにも設置いたします。更に、交通結節点となる箇所へ戦略的に設置することで、回遊性の向上による利用促進を図ってまいります。

 また、民間企業の力をお借りしながら、コミュニティサイクルの利用環境を更に充実させるため、自転車やポート等の寄附や自転車のドレスガード広告を募集しております。現在、山形パナソニック株式会社様より車両とポートの寄附、山形市農業協同組合様や日本地下水開発株式会社様などより広告の掲載をいただく予定となっております。寄附や広告につきましては、随時募集を行っておりますので、ご応募をお待ちしております。

 通勤・通学や買い物などのお出かけの際はぜひ「山形市コミュニティサイクル」をご活用いただきたいと思います。

 

 それでは、霞城公園でのスケートボードの利用について発表いたします。

 スケートボード競技は、東京2020オリンピックでも正式種目に採用されるなど若者を中心に盛り上がりを見せています。

 一方で、山形市内の街なかには決められた練習場が無く、スケートボードの練習をしたいという要望もあったことから、このたび、暫定的な措置ではありますが霞城公園内の駐車場スペースを活用してスケートボード利用のために開放することといたしました。また、当面の措置として、平日は17時から22時まで、土日・祝日は朝の7時から22時まで無料で利用いただけます。

 今後は、競技団体や利用者などと、ルール作りなども、検討してまいります。

 是非、市内外の皆様から使っていただき、心身の健康づくり、仲間づくりの場にしていただければと思います。

 

 続きまして、秋のイベントについて発表いたします。

 はじめに、「山形国際ドキュメンタリー映画祭2023」が、コロナ禍を乗り越え4年ぶりの通常開催として、国内外から多くの皆様をお迎えし、10月5日から12日までの8日間に渡って、中央公民館や市民会館、やまがたクリエイティブシティセンターQ1など市内の会場で開催されます。

 今回も、インターナショナル・コンペティション部門の15作品や、アジア千波万波(せんぱばんぱ)部門の19作品の上映のほか、多彩なプログラム・企画を予定しております。

 オープニングでは、今年3月に亡くなられました音楽家坂本龍一さんの最後のソロコンサートを記録した映画「Ryuichi Sakamoto-Opus」を上映するほか、今回初めての試みとして、山形市と同じ「ユネスコ創造都市ネットワーク」に加盟している世界の映画都市の作品を集めたプログラム「街を見つめる人を見つめる-ユネスコ創造都市の世界」を、やまがたクリエイティブシティセンターQ1などで上映いたします。

 また、今回は、経済産業省連携企画として、「野外スクリーンで!東北を魅る」が開催されます。東北における芸術と地域の文化や魅力を考えるための野外上映と、福島をはじめ東北地域の復興やネットワーク構築に映画を通して携わる人々のトークセッションが予定されております。

 さらに、映画祭のゲストと観客、市民の交流の場として多くの人々に愛されてきた「香味庵クラブ」が、このたび山形七日町ワシントンホテルのホテル内、三十三間堂に舞台を移し、「新・香味庵クラブ」として復活することも大きな話題です。

 なお、皆様にプログラムをお渡ししておりますが、内容が変更になる場合もございますので、最新のタイムスケジュールは山形国際ドキュメンタリー映画祭の公式ホームページをご確認ください。

 本映画祭は、映画の街としてのやまがたを体感していただける絶好の機会でありますので、多くの市民の皆様、国内外の映画ファンの皆様に楽しんでいただきたいと思っております。

 

 次に、第10回の山形まるごとマラソン大会について発表いたします。

 今年で10回目を迎える山形まるごとマラソンは、記念大会として、4年ぶりにコロナ前の規模に戻した通常大会として10月1日、日曜日に開催いたします。

 参加者数は、合計で5,438人がエントリーし、募集人数を上回るお申し込みをいただいております。

 記念大会を飾るゲストランナーには、北京オリンピック5000mに出場された小林祐梨子(こばやしゆりこ)さん、箱根駅伝5区で4年連続区間賞を受賞された「二代目・山の神」柏原竜二(かしわばらりゅうじ)さんをお招きし、大会を盛り上げていただくことになっております。

 また、今年の箱根駅伝優勝校である駒澤大学をはじめ、箱根駅伝出場校の選手の皆様も大会に参加されますので、全国トップレベルの選手と一緒に走れるまたとない機会となります。そして、お城マラソン認定大会を盛り上げるご城印の販売イベントや、芋煮の振る舞いなど、ほかにも様々なイベントを用意しております。

 大会当日は、市民の皆様からも、沿道からランナーの皆様に温かい声援を送っていただきたいと思いますので、ぜひご協力をお願い申し上げます。

 また、お手元の資料の通り、市内中心部を含む交通規制が実施されます。市民の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

 

 次に、山形城御城印の発売及び出陣式について発表いたします。

 山形城御城印を、最上義光歴史館にて、10月1日、日曜日から発売いたします。

 最上義光公が長谷堂合戦において上杉軍を追撃した日が10月1日であったことから、山形城御城印も10月1日から販売します。御城印は通常版と5,000枚限定の特別版があり、特別版のイラスト制作は、SNSで注目を集めている山形市在住の色鉛筆画家の「音海(おとみ)はる」さんに手掛けていただきました。また、同日開催の「まるごとマラソン」でゴール地点となる山形市総合スポーツセンターでも通常版を販売いたします。

 発売を記念し、10月1日午前10時から、最上義光歴史館前において「音海(おとみ)はる」さんをお迎えし、御城印出陣式を開催いたします。特別版御城印のデザインについては、出陣式の場でお披露目いたしますので、楽しみにしていただきたいと思います。またフォトスポットとしてお楽しみいただけるよう特別版御城印の特大パネルを設置しますので、是非お立ち寄りいただきたいと思います。また、やまがた愛の武将隊による演武の披露や、ファミリー層も楽しめる馬とのふれあい、縁日など様々なイベントを準備しており、霞城公園内では御城印を購入した方限定で、発掘調査現場ツアーも行います。

 ぜひ、市内外の皆様からご参加いただき、山形市の歴史に興味を持っていただきたいと思います。

 

 次に、宝くじスポーツフェアドリーム・ベースボールについて発表いたします。

 プロ野球OB選手による山形市選抜チームとの親善試合や小・中学生を対象とした野球教室を行う「宝くじスポーツフェアドリーム・ベースボール」を10月29日、日曜日にきらやかスタジアムで開催いたします。

 「宝くじスポーツフェア」は宝くじの社会貢献広報事業として全国各地で行われ、青少年の健全育成や明るいまちづくりなどコミュニティ活動の充実、強化を図ることにより、地域社会の健全な発展と住民福祉の向上に寄与することを目的としております。

 参加選手は、元中日の谷沢健一(やざわけんいち)さん、元巨人の堀内恒夫(ほりうちつねお)さんなどを予定しており、ドリームゲームとしてプロ野球OBチーム対山形市選抜チームによるエキシビジョンマッチが行なわれ往年の名選手の好プレーや山形市選抜選手の熱いプレーをお楽しみいただけます。

 また、小・中学生野球チームを対象としたふれあい野球教室やアトラクションとして、地元投手対プロ野球OB打者、また、プロ野球OB投手対地元打者の対決やホームラン競争が行われます。

 さらに、来場者全員を対象としたプロ野球OB選手のサイン入りグローブやバットなどが当たるドリーム抽選会も開催されます。

 入場は無料でありますが、入場整理券が必要となります。整理券はスポーツ課をはじめ、きらやかスタジアム、山形市各公民館、各コミュニティセンターで10月6日、金曜日から配布予定であります。

 幅広い年齢層が楽しめるスポーツイベントとなっておりますので、多くの皆さまのご来場をお待ちしております。

 

 次に、第16回山形市民スポーツフェスタについて発表いたします。

 「山形市民スポーツフェスタ」を、10月8日、日曜日に山形市総合スポーツセンターで開催いたします。子供から高齢者の方まで、幅広い年齢層がトップアスリートと共に楽しめる多彩なプログラムをご用意しております。

 今年の主なプログラムは、東京オリンピックから正式種目となったスケートボードやボルダリングなどの、アーバンスポーツを体験できるプログラムを準備しております。また、トップアスリートによる競技の実演や指導を受ける機会もございます。講師陣には、リオオリンピック柔道100kg級銅メダリストの羽賀龍之介(はがりゅうのすけ)選手、北京・リオオリンピック柔道52kg級銅メダリストの中村美里(なかむらみさと)選手、ボルダリングの世界ユース選手権日本代表で山形市出身の工藤花(くどうはな)選手をお迎えします。

 さらに、プロスポーツチームの指導として、楽天イーグルスのアカデミーコーチによる野球教室、モンテディオ山形スクールコーチによる親子サッカー教室、パスラボ山形ワイヴァンズによるバスケットボール教室も開催いたします。その他のプログラムについては、お手元のチラシでご確認いただきたいと思います。

 全てのプログラムは無料でご参加いただけます。事前申込が必要なプログラムのほか、当日受付を行い、気軽に楽しむことができるプログラムもご用意いたします。さらに、会場には多数のキッチンカーも出店し、山形の美味しいグルメを楽しむ企画もご用意しております。

 スポーツの秋と食欲の秋を満喫できる大変良い機会でありますので。多くの市民の皆様のご参加をお待ちしております。

 

 最後に、「街なか賑わいフェスティバル2023(にせんにじゅうさん)」について発表いたします。

 中心市街地を多くの方々に訪れていただき、山形市の良さを実感してもらい、街なかの賑わいを創出するとともに、山形らしさを市内外に発信することを目的に開催します。

 13回目となる今回は、10月14日土曜日、午前10時から、昨年度に引き続き、コロナ前と同様の形で開催いたします。

 ナナビーンズから東北電力までの区間、一番街商店街通り、シネマ通りを歩行者天国にし、マルシェやキッチンカーによるご当地グルメやクラフト商品などの販売、ベニちゃんとのふれあいや山形を学べる体験型イベントのほか、ワインバルやクラフトビールまつりも開催されます。

 ほかにも、山形まるごと館紅の蔵での玉こんにゃくの振る舞いや、文翔館でのワークショップの開催など、子供も大人も楽しめる多彩なイベントが目白押しとなっておりますので、ぜひ山形市の中心市街地に、ご家族そろってお越しいただければと思います。

 私からの発表は、以上でございます。

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