令和5年4月25日 市長記者会見

ページ番号1011503  更新日 令和5年4月26日

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写真:記者会見をする市長

出席者

市長、総務部長、文化スポーツ推進監、健康医療部長、商工観光部長、消防長

内容

発表事項

  1. 山形市新型コロナウイルス感染症対策等について
  2. 楽天イーグルス1軍公式戦の開催について
  3. 春のイベントについて
    ・「第42回スプリングフェスティバル」
    ・令和5年度 薬師祭植木市について
  4. 高機能消防指令センターの更新について

資料のみ

  • 令和5年度 エコ・サマーアクションの実施について
  • 令和5年4月1日現在の保育所等利用待機児童数について
  • 山形市立病院済生館の5月連休中における臨時開院について

会見内容

映像

発表内容

市長

 初めに、感染症法上の位置づけ変更後の山形市の感染対策等の考え方について発表いたします。

 5月8日以降の基本的感染対策に関する考え方について、国の基本的対処方針や業種別ガイドラインが廃止されることなどを踏まえ、5月8日以降の山形市の感染対策等についての考え方について申し上げます。

 基本的感染対策につきましては、マスク着用の取り扱いと同様、主体的な選択を尊重し、個人や事業者の判断に委ねることになります。このため、これまでのように一律に感染対策を求めることはなくなり、個人や事業者の皆様からは、自主的な感染対策に取り組んでいただくことになります。

 こうした状況を踏まえ、山形市といたしましては、国・県から提供される、個人や事業者の感染対策等に関して、判断に資する情報の周知に努めてまいります。

特に、感染対策が求められる医療機関や高齢者施設等につきましては、国・県から提供される感染対策に関する情報に十分留意し、対応してまいります。

 いま申し上げました、感染対策の考え方に基づいた山形市の対応として、職員のマスク着用及び各市有施設等におけるパーティション、検温、消毒液等の設置については、来客数、訪れる方の年齢層、取り扱う業務、施設の規模等の状況を勘案し、各課、各施設所管課等において判断することといたします。

 あわせて、山形市主催のイベント等については、国の基本的対処方針に基づくイベントの開催制限が廃止されることを受け、山形市としてイベントの開催制限は設けないことといたします。

 次に、山形市の新型コロナウイルス感染症対策本部について申し上げます。

 国では、国の新型コロナウイルス感染症対策本部、及び新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針を、5月7日をもって廃止することとしております。

 また、山形県においても4月20日に新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議を開催し、山形県の対策本部の廃止を決定しております。

 山形市においても、国及び県の対応を踏まえ、5月7日をもって山形市の新型コロナウイルス感染症対策本部を廃止することといたします。

 なお、対策本部の廃止後においても、感染状況の変化や新たな変異株の発生等に迅速かつ的確に対応するため、必要に応じて「仮称・新型インフルエンザ等対策連絡会議」を開催することといたします。

 次に、新型コロナPCR検査センターについて申し上げます。山形県で実施している県民無料検査は5月7日をもって終了となりますが、山形市が木下グループと共同設置している、新型コロナPCR検査センター山形市十日町三の丸前店については、令和5年6月30日まで設置を継続し、5月8日から6月30日までの間、山形市民の検査費用は無償といたします。

 続いて、3月10日付でお知らせしておりました、「市有施設の利用制限の見直しについて」申し上げます。

 3月10日の時点で対応時期、内容等を調整中としていた、べにっこひろば、コパルの両児童遊戯施設、第一小学校の屋内プールならびに市立学校の特別教室について、その後、制限の見直しを行いました。最新の見直し状況一覧表をお配りしておりますので、ご確認いただければと思います。

 新型コロナウイルス感染症が感染拡大してから3年余りが経ち、この間、外出機会の減少による心身機能の低下や、地域行事の開催自粛などによる交流の減少など、コロナ禍は、地域社会に多大なる影響を及ぼしました。こうした状況の中、新型コロナウイルスがオミクロン株になってからは、発生初期と比較して重症度が低下していることから、ハイリスク者を守る対策に重点を置くことを目的に、5月8日に新型コロナウイルス感染症の5類移行という大きな節目を迎えることとなります。

 山形市では、これを契機にアフターコロナを見据えた出口戦略として、データの収集・分析・実施・評価というサイクルを基本とした事業の推進や、健康医療福祉分野におけるDXの推進などに取り組み、「健康医療先進都市」の実現に向けた再始動を強力に進めていきたいと考えております。

 

 続きましては、楽天イーグルスの1軍公式戦開催について、発表いたします。5月17日水曜日午後6時から、きらやかスタジアムで「東北楽天ゴールデンイーグルス対福岡ソフトバンクホークス」戦が開催されます。山形市では4年ぶりとなるパ・リーグ公式戦となりますが、先の、WBCで日本代表の「侍ジャパン」が優勝し、プロ野球全体が盛り上がりを見せている中、まさに最高のタイミングでの開催となります。また、8月27日にはイースタンリーグ公式戦も予定されています。今シーズン、楽天イーグルスの1軍公式戦とファーム公式戦の両方を開催する球場は、全国でも山形市のきらやかスタジアムが唯一と伺っております。

 1軍公式戦開催に合わせましては、楽天イーグルスのマスコットによる小学校やこども園の訪問、市内小学生の無料招待、子ども達にキャッシュレスを体験してもらえる子ども向け楽天Edyカードの配付など、さまざまな関連イベントも行われる予定です。また、楽天モバイルパーク宮城と同規模の飲食店の出店もあり、コロナ禍前のようなビールを片手に野球観戦ができる形が戻っております。

 こうした1軍公式戦やイベントの実現は、昨年10月、官民挙げて楽天イーグルスを応援し、野球の力で地域を盛り上げていくために設立した「楽天イーグルス山形市支援協議会」の活動の成果であります。引き続き、街なかフラッグの設置や交流イベントの開催などを通じて楽天イーグルスを応援し、1軍公式戦の開催にとどまらず、地域振興とスポーツ活動の推進を図ってまいります。

 なお、山形市は公共交通の利用を推奨しております。スタジアムに来場される際は、環境への負荷軽減のためにも、できるだけ公共交通機関をご利用いただきたいと思います。JRをご利用の場合、最寄り駅は羽前千歳駅となりますが、当日、駅にはコミュニティサイクルの台数を臨時に拡大し、スタジアムにも臨時のポートを設けますので、ぜひご利用いただければと思います。また、中心商店街の活性化を図る観点から、市役所、山形駅ときらやかスタジアムを結ぶシャトルバスも運行する予定です。今回の1軍公式戦は、SUKSKポイント事業の対象となっています。歩く機会が増え健康にも役立つ公共交通の利用をぜひご検討ください。

 来る5月17日の一軍公式戦のチケットは、現在約9割程度の売れ行きとなっています。スタジアムを満員の観客で埋め尽くして両チームをお迎えできるよう、ぜひ多くの市民の皆様のご来場をお待ちしております。

 

 続きまして、春に開催されるイベントについて発表いたします。

 まず、第42回スプリングフェスティバルについてです。

 本イベントは、5月5日のこどもの日に、「はたらく車」・「がんばる車」の展示・体験などを通じて、街なかを歩きながら楽しんでいただくものです。5月8日には新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類に引き下げられることを見据え、今年度は4年ぶりにナナビーンズから十日町角までの「ほっとなる通り」を歩行者天国化しての開催となります。

 ナナビーンズから東北電力までのエリアには、「ちびっこあつまれ!はたらく車大集合」と題し、日ごろ子どもたちが見かける機会の多い、はしご車や救急車、パトカーに高所作業車といった車両約30台が展示されます。この展示車両は、見るだけではなく、子どもたちが直接触れて楽しんでいただける内容となっております。

 また、東北電力から十日町角までのエリアでは東日本大震災で活躍した車両などを展示した「がんばる車大集合」を開催するほか、「Q1」の前庭ではキッチンカーが集合しての「Q1キッチンカーマルシェ」も開催されるなど、子どもはもちろん、ご家族でも楽しめる趣向を凝らしたイベントが多数開催される予定です。

 そして、そのあとの5月8日から10日までの3日間にわたりましては、「薬師(やくし)祭(さい)植木市」が開催されます。最上義光公が、大火で焼失した城下に緑を取り戻そうと住民に呼びかけたのが始まりとされ、400年以上の歴史を持つ、日本三大植木市の一つです。

 昨年は、感染症対策を講じた上で、会場を薬師公園の一部に限定した縮小開催でしたが、今年は、コロナからの再起動を図ります。山形市の伝統文化を後世に引き継いでいくためにも、コロナ禍前と同じ形での通常開催とし、植木約19店、露店約291店が、4年ぶりに薬師公園及びその周辺の道路に一斉に軒を連ねます。様々な植木、花きが揃い、庭木や、お部屋に飾る観葉植物などのほか、母の日にプレゼントする花、鉢植えなどを選ぶに当たっても、これ以上ないお祭りです。また、グルメについても、山形のソウルフードであるどんどん焼きをはじめ、串焼きやクレープなど、今年は特に制限なく、存分に食べ歩きが楽しめます。

 5月5日のスプリングフェスティバル、そして薬師(やくし)祭(さい)植木市と、今年の春のイベントはアフターコロナを実感できるような形になると思いますので、ぜひご家族で街なかへと足を運んでいただき、満喫していただければと思います。

 

 高機能消防指令センターの運用開始について発表いたします。

 このたび、平成26年2月から運用しておりました、高機能消防指令センターの機能を更新し、4月1日から、新しい情報通信技術の運用を開始いたしました。

 新たに導入した主な機能として、1つ目が映像通報システム「ライブ119」、2つ目が「指揮支援システム」、3つ目が「地図検索装置とGoogleマップとの連携」となります。

 この3つの機能について、動画を用意しておりますのでまずはこちらをご覧ください。

 <動画放映>

 今ご覧いただきましたとおり、今回の更新により、電話での聞き取りが不十分な場合には、119番通報された方のスマートフォンのカメラ機能を活用し、言葉だけでは伝えられない通報現場の正確な情報把握や、救命措置が正しく行われているかなどを判断することが可能となりました。

 これら最新鋭の情報通信技術の導入により、これまで以上に119番通報への迅速かつ確実な対応をとることが可能となりました。今後も引き続き市民の皆様の安全・安心を守るため、通信指令体制の強化を図ってまいります。

 なお、一部報道でも取り上げられておりますが、消防隊員の火災への対応力向上を図るため、実火災体験型訓練施設としまして西消防署にコンテナを利用した施設を配備し、6月から正式運用を開始するため準備を進めております。こちらについては、また後日発表させていただく予定でおりますので、その際にはまた取材いただくようお願いいたします。

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