市長のやまがた自慢「旧町名(職人町)」

ページ番号1010863  更新日 令和5年9月11日

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ろうそく町の標示柱

 山形市は延文元(1356)年に羽州探題として斯波兼頼が入部し、城下町としての発展が始まりました。その後、最上義光によって近世城下町として整備され、今もその名残が多くあります。

 その一つが旧町名で、中でも特徴的なのが職人町です。最上義光をはじめ歴代山形城主は職人を大切にしてきました。材木町、銀町、蝋燭町、塗師町、檜物町、桶町、鍛冶町、銅町など、町の名前を見ればそのまま生産物の品目が分かる状況でした。

 山形市には今も鋳物、仏壇、打刃物など、多様な伝統工芸が残っていますが、江戸時代にはもっと多様な職人の方々が腕を競っていたことが推測できます。また、火気を使う鍛冶町、銅町は馬見ケ崎川(最上義光時代は現在の文翔館あたりを流れていました)の対岸に設置されるなど、歴史的経緯を知れば「なるほど」と思わされる部分があり、非常に興味深いです。

 今は使われていない町名についても、町内会の名称として残っているものはたくさんあります。また、市制施行100周年記念事業の中で、旧町名標示保存事業が行われました。市内47カ所に標示柱が建っておりますので、ぜひ散歩がてらに見つけてみてください。

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