市長のやまがた自慢「鳥海月山両所宮」

ページ番号1010460  更新日 令和5年9月11日

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鳥海月山両所宮

鳥海月山両所宮
▲ 鳥海月山両所宮

 山形市旧市街地北部、宮町に位置する神社が鳥海月山両所宮です。町名の由来であり、地元では「お宮様」といえばここを指します。

 「前九年の役」に際し、乱の平定の命を受けた源頼義が、鳥海山、月山の神に向けて戦勝祈願を行い、勝利の暁には新たに神廟を建立すると誓いました。実際に戦に勝利した頼義は、康平6年(1063年)、山形の地に両所宮を創建したと社伝にあります。

 こうした縁起から、以来、吉事の宮とも呼ばれ、歴代の山形城主や地域の人々からあつく信仰されました。正面にはシンボルである随神門(山形県指定有形文化財)がそびえ立ち、拝殿は一つの建物に鳥海、月山の2柱の神が並んで祭られ、本殿はそれぞれ別個の建物になっています。

 また、穀様し(山形市指定無形民俗文化財)という行事が現在も続けられています。米や野菜を土に埋めておき、一年後に掘り起こしてその腐敗の状態を見て農作物の作況を占うというものですが、全国的にも類例が無く、大変貴重なものです。

 春の桜や秋の紅葉、弁天池に飛来する鴨、そして初詣や8月の例大祭をはじめとした季節ごとのさまざまな行事など、市街地にありながらも季節感を感じられる神社です。

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