市長のやまがた自慢「重粒子線がん治療施設本格稼働」

ページ番号1010289  更新日 令和5年9月11日

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重粒子線がん治療施設本格稼働

回転ガントリー照射室
▲ 回転ガントリー照射室

 10月3日、がんに対して重粒子(炭素の原子核)を照射して治療する、山形大学医学部の重粒子線がん治療施設「東日本重粒子センター」が本格稼働を開始しました。同センターは令和2年に開所し、前立腺がんや頭頸部のがん治療を既に行っていましたが、このたび膵臓、肝臓、食道、肺など、全15種類のがんに対応できることとなりました。

 重粒子線がん治療施設は東北・北海道では山形市にしかありません。治療期間も短く、痛みもなく副作用も少ないなど、患者にとって大きなメリットがあります。大学病院直結なので、合併症がある場合等でも安心です。山形県内はもちろん県外から治療に来る方もおり、将来的には医療ツーリズムの核としての位置付けも期待できます。

 山形市が掲げる長期ビジョン「健康医療先進都市」にふさわしい施設と言えるでしょう。何よりも、地元で世界最先端のがん治療が受けられることが最大の安心材料ではないかと思います。

 もちろん、病気にならないに越したことはありませんが、日本人の死因1位は依然としてがんというのが実態です。健康診断の受診やSUKSK生活の実践で健康維持を目指すとともに、いざというときのためにこうした施設があるということを覚えておいていただきたいと思います。

(広報やまがた令和4年11月1日号掲載)

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