山形市景観計画について
山形市は城下町より発展してきた歴史・文化の豊かなまち、緑豊かな山々に囲まれた自然あふれるまちです。この良好な景観を守るとともに、誇りと愛着の持てる景観を創り出し、美しい景観を未来へ引き継いでいくことを目指して、『山形市景観計画』を策定しました。
景観計画とは?
景観法に基づいて、景観行政団体※が良好な景観の形成を図るため、その区域や基本的な方針、行為の制限に関する事項などを定める計画です。
なお、山形市は平成31年4月の中核市移行に併せて、同日付けで景観行政団体となりました。
※景観法に基づく景観行政を担う自治体。都道府県のほか、政令市と中核市は景観法上、景観行政団体とされている。
計画策定の経緯
山形市では、景観法の施行に先駆けて、平成6年12月に山形市の自主的な景観施策として「山形市都市景観計画(山形市都市景観ガイドプラン)」を策定し、その実現に向け、平成8年6月には「山形市景観条例」を制定し、独自の景観形成に取り組んできました。
しかしながら、「山形市都市景観計画」の策定から20年以上を経過する中で、人々の景観に対する価値観の変化や意識の高まりがみられ、また、平成16年には、国が景観そのものの整備・保全を目的とした「景観法」を制定するなど、景観を取り巻く情勢は大きく変化しています。
このような現状を受け、山形市では、平成31年4月の中核市移行の契機を捉え、同日付けで景観行政団体に移行し、より一層特色ある景観施策を推進するとともに、市民・事業者・行政の協働で景観まちづくりに取り組むため、景観法に基づく新たな「山形市景観計画」を策定しました。
基本理念
歴史と文化を育み 人とまちをつなぐ 景観を未来へ
市内に分布する伝統的建造物や城下町の痕跡を残す歴史的な地割、地域に脈々と受け継がれる伝統的なお祭りや山形市を特徴づける新たな文化などを山形市の景観資産として守り・育てるとともに、市民一人ひとりが景観まちづくりに参加するよう、人づくりの取り組みを進めることで、県都としての先進性や賑わい、風格のあるまちの創出につなげ、誇りと愛着の持てる景観が未来の子どもたちへ受け継がれていくことを目指します。
山形市景観計画【本編】
表紙-目次
序章 山形市景観計画とは
- 景観計画策定の背景
- 景観計画の目的
- 景観計画の位置づけ
- 景観計画の期間
- 景観計画の構成
第1章 山形市の景観
- 山形市の景観
- 景観類型
第2章 景観まちづくりの方針
- 景観計画区域
- 景観形成の基本方針
- 景観類型別の方針
第3章 景観まちづくりの誘導の取り組み
- 良好な景観の形成のための行為の制限に関する事項
- 屋外広告物の行為の制限に関する事項
- 景観重要建造物及び景観重要樹木の指定の方針
- 景観重要公共施設の整備に関する方針
第4章 景観まちづくりに向けた協働の取り組み
- 景観推進方策の考え方
- 景観づくりの取り組み
- 人づくりの取り組み
第5章 景観まちづくりの推進に向けて
- 市民と事業者の役割
- 行政の役割
- 市民・事業者・行政の協働
参考資料-裏表紙
山形市景観計画【概要版】
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このページに関するお問い合わせ
まちづくり政策部まちなみデザイン課景観係
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