戦後80年山形市の平和の取り組み
■問 広報課 電話内線229
山形市平和都市宣言
世界の恒久平和は、人類共通の念願である。
しかるに、核兵器拡大競争は依然として行われており、人類の生存に深刻な脅威を与えている。我が国は、唯一の核被爆国として、率先しあらゆる機会を通じて、核兵器廃絶を訴えなければならない。
ここに、山形市は、非核三原則の堅持とすべての国の核兵器廃絶を求め、人類の恒久平和を希求し、平和都市の宣言をする。
(昭和59(1984)年3月22日市議会議決)
仙台空襲と戦争を考える
あの頃の自分にとって戦争は日常だった。だから、ドラマチックな再会も震えるような恐怖もない。
ただ、しみじみと「戦争なんてやって得なことはないよ」と思う。
田嶋 稜威雄さん 1936(昭和11)年生
(情報誌りらく「蒼空の月」より)

仙台市戦災復興記念館の仙台空襲に関するパネルや、山形市遺族連合会関係者の遺品、戦中戦後の暮らしを物語る物品などを展示します。
■時 8月12日~18日 午前9時~午後5時(土曜・日曜日も開催)
■所 市役所1階エントランスホール


長崎被爆 家族証言講話
過去の戦争や、今起きている戦争・紛争のニュースを見たり聞いたりした時、あなたは何を思いますか?
(中村さんの講話より)

■時 8月12日
午前10時30分~11時30分、午後2時~3時
■所 道の駅やまがた蔵王
■申 申し込みフォームで(当日参加も可)
会場では、被爆の実相や仙台空襲に関するパネルなどの展示も行います
講師 中村 慎吾さん
爆心地から約3.5キロメートル離れた自宅で被爆した大叔母、森清子さん(被爆当時11歳)の被爆体験を話す。
自宅にいた家族は無事だったが、爆心地から700mの長崎医科大学付属医院で守衛として働いていた父は帰ってこず、遺体も見つからなかった。つらかった当時の生活を忘れたいとずっと願っていたが、「つらい生活ほど忘れられない」と今も嘆いている。平和祈念像の建立から今まで、平和公園には一度も足を運べていない。
広島の記憶を継ぐ被爆ピアノ
原爆でひどく傷ついたピアノの音色を、子どもにも大人にもきいてもらいたい。
音楽を楽しむことができる平和な世の中について、あらためて考えるきっかけにもなるはずです。
(矢川光則著「海をわたる被爆ピアノ」より)
被爆ピアノランチタイムコンサートin山形市役所
■時 10月24日午後0時5分~0時50分
被爆2世で広島市在住の矢川光則さんはミサコさんとの出会いをきっかけに「被爆ピアノ」を譲り受け、修復し、平和の大切さを伝える平和コンサートを全国各地で開催しています。

千年和鐘打鐘式
戦没者の慰霊のため、核兵器廃絶と平和を祈念し、毎年原爆投下の日と終戦記念日に千年和鐘打鐘式を行っています。
■時 8月6日午前11時55分~
8月9日午前10時55分~
8月15日午前11時50分~
■所 市役所東側千年和鐘前

山形市平和都市宣言事業
今年で41回を数える平和都市宣言事業は、ボランティアや市民団体が実行委員会を組織し、主体的に活躍していることに特色があります。
核兵器廃絶と平和への願いを広く市民の皆さんと共有するとともに、次代を担う子どもたちの未来の平和を願い、毎年7月には平和コンサートや平和劇場、8月には原爆展や市立図書館の戦争と平和に関する展示を実施しています。




8月の平和都市宣言事業
原爆展
原爆投下後の写真パネルやポスター、関連書籍などの展示とDVDを上映します。
■時 8月5日~10日 午前9時~午後5時
(5日~7日は午後9時、10日は正午まで)
■所 市役所1階エントランスホール
市立図書館 戦争と平和の資料展
戦前~戦後の山形の暮らしを知る写真や書籍を展示します。
■時 7月26日~8月28日
■所 市立図書館本館
■問 電話023-624-0822
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山形市役所
〒990-8540 山形県山形市旅篭町二丁目3番25号
電話番号:023-641-1212(代表)