山形国際ドキュメンタリー映画祭2025

ページ番号1017026  更新日 令和7年9月25日

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2023年のドキュメンタリー映画祭の様子

 

開催期間 10月9日(木曜)~10月16日(木曜)

 

1989年に山形市制100周年事業としてスタートして以来、2年に一度開催されるアジア最大級のドキュメンタリー映画祭。世界中から集まる多様なドキュメンタリー映画の上映に加え、監督によるトークやお酒を片手に映画談義に花を咲かす「新香味庵クラブ」など、人との出会いが生まれるイベントも多数実施します。
 映画、そして映画祭に集う人々との交流を、「映画の街」山形でぜひお楽しみください!

■問 文化創造都市課 電話内線769

マップ

国際ドキュメンタリー映画祭2025パンフレット
ポスターデザイン 東北芸術工科大学 戸島楓子さん

インターナショナル・コンペティション International Competition

世界各国から応募された1,318本から選ばれた珠玉の長編作品15本! 初回映画祭から続く映画祭のメインプログラム

日泰食堂(香港)

日泰食堂

今も漁村の香りを残す香港の離島・長洲にある食堂を舞台に、時代のうねりの中にある市井の日常を描く。生まれ故郷の島に戻り、家族のように店に集う常連客の心情に寄り添った、監督の長編デビュー作。

標的までの時間(ウクライナ)

日泰食堂

前線から離れた後方地域にもロシアのミサイルは襲来する。『東部戦線』(YIDFF 2023)監督のビタリー・マンスキーが1年半に渡って故郷リビウを記録した鎮魂歌的大作。

A Window of Memories(日本)

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監督自身の父方・母方それぞれの祖母の話をテキストにし、2人の女性が朗読する。2人の祖母という異なる家族の記憶を、他者を通して共有する映画の試み。

季節(ポルトガル)

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巨石墓が遺る野原や平原で 羊飼いや農業を営みながら自然のサイクルと共に生きてきたポルトガル・アレンテージョの人々。考古学的視点と伝承が、朗らかな音楽と共に円環する。

アジア千波万波 New Asian Currents

アジア・中東地域に関連する1,358本から選ばれたキラリと光る20作品。作り手の思いが交錯する自由な世界へ、いざ!
 

サイクルマヘーシュ(インド)

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コロナロックダウン中、故郷に戻るために2,000キロを自転車で走破したマヘーシュ。
映画を作る監督と青年の現実と夢が織りなす奇想天外ロードムービー。

ダンシング・パレスティナ(パレスティナ)

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住む土地を奪われ、アイデンティティの消滅の危機に瀕しているパレスティナの人々。民族舞踊「ダブケ」のステップで歴史と文化を身体に宿し、現代に生き続ける。

ルオルオの未来(中国)

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監督のルオルオがカメラを預けた7歳の孫娘マンマンの目を借りれば、小さな家の中もまるできらめく宝箱のよう。世界の無限の楽しみ方を教えてもらおう。
 

ハワの手習い(アフガニスタン)

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幼少期に結婚を強いられてから40年、読み書きを習得し、自立して小さな織物業を始めた母ハワの物語のはずだったが、タリバン政権が復活し、女性たちの未来が引き裂かれてゆく。

ほか16作品
 

やまがたと映画

山形にまつわる映像文化を紹介するプログラム

映画の都2025 プロジェクト

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1989年の初回本映画祭の準備・開催を記録したドキュメンタリー『映画の都』や、その関連映像を上映し、映画祭開催を盛り立てようと立ち上がった地元山形の市民ボランティア活動にあらためて焦点を当てる。
七日町の旧吉池医院でも関連展示やイベントを開催。
このほか、山形発のテレビ・ドキュメンタリーをスクリーンで鑑賞する「山形から生まれたテレビ・ドキュメンタリーが観たい! YIDFF出張版」や、「台湾&日本ホームムービー特集 小さな映画、大きな宇宙」も開催。さらに、佐藤広一監督の最新作『マダム・ソワ・セヴェンヌ』を世界初上映。

日本プログラム

日本の最新ドキュメンタリー5作品を上映!

春、阿賀の岸辺にて

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阿賀野川流域に刻まれた新潟水俣病の記憶。次世代にその記憶を伝承する営みを記録しながら、土地に生き語り継ぐことの意味をたどる。『空に聞く』 『ラジオ下神白』の小森はるか監督最新作。

対話のゆくえ 京都大学吉田寮

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百年の自治の記憶を宿す日本最古の学生寮。老朽化を理由に退去を迫る大学に対し、場所の存続をかけ、寮生たちは「対話」を軸にその未来を問いかける。

ほか3作品

街を見つめる人を見つめる ――ユネスコ創造都市の世界

ユネスコ創造都市ネットワーク「映画」分野加盟都市から公募した作品&山形を映した作品
 

シエスタ

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父を亡くした姉弟のもとに、せわしなく集まってくる葬儀の参列者たち。現実を受け止めきれない二人は、家を抜け出して、街へと向かうも……。本プログラム唯一のフィクション。

内なる家

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作家フィオナ・キッドマンによる自身の半生についての語り。彼女の主観、記憶だけでイメージを喚起させ、その人生の光と影、感情の揺れ、機微を丹念に写し撮る。

過ぎゆく日

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ネパール・カトマンズの空き地で二頭の牛のために熱心に草を刈る二人の女性。バルコニーから彼女たちを見つめる監督のカメラが映し出すある夏の日の風景。

 映像で山形ルネッサンス

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山形市の文化をテーマに制作された4作品も上映!

チケット発売中!

前売り券取り扱い

市内プレイガイド、フォーラム山形、ソラリス、山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー など

前売券 1回券1,300円 3枚つづり3,000円
フリーパス(公式カタログ引換券付き)13,000円
当日券 1回券 1,500円[シニア(60歳以上) 1,300円]
高校生以下無料[要学生証提示]

■問 山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局
〒990-0044 木の実町9-52 木の実マンション201
電話666-4480 Eメール: info@yidff.jp

イベントも盛りだくさん!

新香味庵クラブ

映画祭ゲストとファンの交流の場!どなたも歓迎!

■時 10月10日[金]~13日[月・祝]午後9時~午前0時
■所 三十三間堂(七日町ワシントンホテル2階)
■費 500円(ドリンク1杯、おつまみ付き)

わがまちの映画資料
―ユネスコ世界視聴覚遺産の日を祝して

映画資料収集・保存分野で活躍する専門家を国内外から招きパネルディスカッションを開催。地域に残る大切な映画資料を守り、残し、生かし、そして次世代へと手渡すための知恵や工夫を分かち合います。

■時 10月11日[土] 午後2時~4時
■所 やまがたクリエティブシティセンターQ1 2-C

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このページに関するお問い合わせ

文化スポーツ部文化創造都市課
〒990-8540 山形市旅篭町二丁目3番25号
電話番号:023-641-1212(代表)
ファクス番号:023-624-9618
bunka@city.yamagata-yamagata.lg.jp