未来をひらく人と企業
たくさんある山形市の企業の魅力を、そこで働く若手社員が生き生きと活躍する様子を通じて、広くご紹介します。
■問 男女共同参画センター(電話023-645-8077)
山形酸素株式会社
石山 典宏(いしやまのりひろ)さん
山形酸素株式会社は、昭和31年創業のエネルギー総合商社です。家庭用の他、酸素など産業・医療用のガス供給、ガス設備工事など、エネルギー関連事業を幅広く手がけ、地域の暮らしを支えています。
新規事業にも注力しており、サクランボの鮮度保持に効果のある独自の「特定ガス組成」技術の開発と、他業種企業との連携で、サクランボの海外への販路拡大も目指しています。
今回は、山形大学出身でエンジニアリング本部 供給技術課(兼)事業戦略企画室 研究・開発チームで働く入社6年目の石山典宏さんにお話を伺いました。
―入社のきっかけは
大学の研究室で弊社のガスを使用していたこともあり、当時から身近に感じていた会社でした。もともと、社会基盤を支える仕事に興味があり、LPガスだけでなく、産業ガスや医療ガスなど幅広い分野で、社会の生活基盤を支えている点に大きな魅力を感じました。合同説明会に参加した際、採用担当者から丁寧に接していただいたことも入社の決め手の一つです。
―仕事の内容を教えてください
工場や病院などのガス設備の点検・管理を担当しています。
さらに、近年新たに会社が立ち上げた事業戦略企画室で、弊社の強みであるガスと関連商材の新たな活用や、ガスの新たな可能性拡大に向けた研究・開発にも取り組んでいます。ガスの効果や特性に焦点を当て、外部研究機関との共同研究などを通して技術開発を行っており、詳細はまだお話しできませんが、現在はサクランボの品質保持に関する研究を進めています。
―この会社で働いて良かったと感じることは
若手でも、新商材の開発に関われることに大きなやりがいを感じています。現場では、ベテラン社員と若手社員が「どう課題を解決するか」について意見を出し合うことが多く、お互いに学び合える貴重な機会がたくさんあります。こうした、日々のインプットとアウトプットの積み重ねが新しい価値の創出につながり、前向きに新しいことに取り組むことができていると感じています。
弊社では、入社1~2年目の社員を対象にメンター制度があり、3年目以降の若手社員がサポート役を担当しています。社員同士のコミュニケーションが活発で、みんなが同じ目標に向かって良いチームワークの中で仕事ができています。
理系出身者が多いと思われがちですが、実は8割以上が文系出身です。国家資格や各種資格の取得にかかる費用を全額補助する制度があり、文系出身でもこの制度や周りのサポートを受けて業務に関わる資格を取得しています。資格手当も支給されるので、自分の努力が給与に反映されることも魅力です。
―今後の目標は
ガスは今、生活に欠かせない存在となっています。そのガスの新たな可能性を広げる新規事業の企画立案、会社に利益をもたらす事業展開に、より深く寄与できる人材となり、商品の提供をとおして地域社会に貢献していきたいです。
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